嵐のドレーク海峡を無事抜け、ウシュアイア号は予定より1日くビーグル水道域に到着 繰り上げて上陸するワケにも行かず最後は南極クルーズならぬ、南米大陸の南端クルーズとなりました

今回は楽しかった南極での日々も終わり、10日間過ごして愛着も沸いたウシュアイア号を降りるまでの最後の2日間のオハナシです 大したイベントはありませんのでサラッと読み終えて下さい
(2018.11.05~2018.11.14現在)

 

ウシュアイア号、ウシュアイアに戻る

 

11/13のスケジュール

ウシュアイア号ブリッジ

7:00~ 朝食 ウシュアイア号は既に陸地が見える所まで到達

 

9:00~ 本日の予定説明(ベイクルーズについて)と長靴の返却
上図辺りの南端半島の沿岸をクルーズしながら野生動物観察に勤しむ

 

甲板で野生動物を探す

9:30~ ベイクルーズ開始 (陸地沿いに航海するだけ)

やることがないので甲板にて景色を楽しみつつ動物探し、期待できるのはイルカ・クジラ・鳥類
風があるので寒く感じるが気温は8度と南極圏に比べるとずっと暖かい

 

南端半島の陸地

アルゼンチン南端の半島沿いに進むも、めぼしい成果はなく午前の部が終了…

寅吉
寅吉
ドラマチックなシーンにはそうは簡単に出会えないのが現実です

 

12:00~ ランチ シーチキンのエスパニャーダ、チキン揚げとフライドポテト・サラダ、エクレレ

 

南端半島の陸地

 折り返す形でウシュアイア方面へ向かう
午後のクルーズでも大きなイベントは発生せずラウンジでお茶を飲みながらダラダラ過ごす

 

証明書授与

16:30~ 最終ブリーフィング開始
Certificate授与式 1人1人名前を呼ばれ南極上陸日時を記された記念証をもらう
欧米人はみな自然とハグができて羨ましい・・・

 

食堂スタッフ・ホテルスタッフの紹介とスタッフからの挨拶
他に下船時の時間・手順の説明 チップを入れる封筒配布(後ほどチップを入れバーカウンターのボッスに入れる)

 

集合写真

船首で参加者全員揃っての記念撮影 今回A051118(ツアーコード)に参加した人の面々

 

シャンパンで乾杯

17:30~ 帰還パーティー、航海中のビデオ上映、スタッフ紹介、シャンパンでの乾杯

スタッフが毎日陰で撮影していた写真をプロモーション風にまとめたビデオを上映し、全員で鑑賞
オーラスに無事に航海を終えられることを祝してシャンペンで乾杯 サルー!!

寅吉
寅吉
プローションビデオはウシュアイア号の形をしたUSBに入れられ、全員に配られました

 

その後、イルカ発見とのことで最後にドルフィンウォッチ

船首にイルカ発見 イルカのジャンプ

船を先導するように泳ぎ何度も何度も海上ジャンプを披露してくれました

 

19:00~ ラストディナー シーフードスープ、牛肉ステーキ・ブロッコリー&ポテト添え、チョコレートムース

お鈴
お鈴
メニューはメモしていたけど写真は殆ど撮影してませんでした。。。

夜の集い等はなく22時にあっけなく寝就

 

11/14のスケジュール

 
6:30~ 起床のアナウンス すでに ビーグル水道内でウシュアイア港は目と鼻の先

7:00~ 朝食 (食堂に行く前に大きな荷物を廊下に出す)

ウシュアイアに寄港

 

8時過ぎ

接岸

ウシュアイア港に接岸 長いようであっという間の南極ツアーが終わってしまう瞬間

 

下船

スタッフに別れを告げ下船 10日ぶりの南米大陸
このまま空港に向かう人、ウシュアイアに泊まる人 バラバラに港から消えていきます

 

  港を出る

寅吉
寅吉
港の外に出て今回の南極への旅は終わりとなりました

その後 ウシュアイアの後半の宿泊先 Hotel Monacoへ行きチェックイン
(13時までは部屋に入れずロビーでネット活動)

チェックイン後、荷を解き昼寝 久しぶりの陸のベッドで5時過ぎまで寝てしまいました。。。

これから南極へ向かうと思われる人が沢山いて、帰った早々羨ましく思ってしまいました
お鈴
お鈴


 
 

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ウシュアイア号の仲間達とツアー感想

 

乗客者の内訳

集合写真

テキトーに思った範囲で書き留めておきます 今回の乗客者は定員数の84名

  • アジア人は9人(中国2、香港4、シンガポール1) 日本人は私たち2人だけ
  • 一番多いのはやっぱりアメリカ人、次いでヨーロッパ系
  • 1人参加が案外多く15人位(13人は確実)
  • 最高齢は84歳のおばぁちゃん 海に入った人では75歳位?
  • 旧ソ連圏の人が意外に多く15人位(独特のグループを形成していたのでノーコンタクト)
  • 初老(50)の私たちより確実に年上な方は22人位? 子供連れ家族は皆無
  • アメリカ人は結構な割合でクルーズ好き
  • 乗客84名に対しての船のクルー・スタッフは40名(チップの分け前は2.5マン以上?)
お鈴
お鈴
因みに11/14発の2回目のツアーは中国人による貸切ツアーとのコトでした

話をしたアメリカ人の方は年2回、2~3週間のバカンスを取るのは普通で、今回の旅も普段より少し高いだけのクルーズバカンスの一つだとか うらやましい限りでした
欧米人の旅行パターンでは南極旅行は金額は別として、無理なく行けるディスティネーションのようです

 

今回のツアーについて

船上生活についての感想

  • フレンドリーな人が多く、背伸びしないでいられる雰囲気がとても良かった
  • 加えて少人数な船は和気藹々になるのでキャパ的にはとても満足
  • ドレーク海峡以外は酔うこともなく快適に過ごせた
  • 残念ながら南極圏での滞在は短くなったが寒さと雪は南極らしくて悪くなかった
  • 食生活は1年の旅行中最もバラエティに富み、豊かで美味しい10日間だった(笑)
  • 事前に南極半島や動物達についての勉強をしておけば良かった(予習は大切)
  • 比較としてクルーズ船もチャンスがあれば試してみたい
  • リモート感たっぷりの南極の絶景はやはり格別でした

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 普通に働けて年2回、 2週間の休みが取れれば長期世界一周旅行はしなくてもいい
  • 南極は全旅行歴でも3指に入る絶景地でした (他はエベレスト街道・キリマンジャロ)
  • 宝くじが当たれば絶対リベンジします(その際はクルーズ船で!!)
  • 人生のバケツリストに入れている人は死ぬ前に絶対行くべき