バガン遺跡巡りの続き、タクシーを貸切り早朝から日没後まで1日で遺跡観光を済ませたバガン観光後半戦のお話です。お昼ぐらいから暑さが厳しくなり、タビニュ寺院以降は「やたら暑かった」という記憶の方が強い気がします…
1日で一気にパゴダ見学してしまうと、後で写真を見返してもこれは何という寺院だっけ? と記憶がゴチャゴチャになってしまうので一度に沢山見学しない方が吉かもしれません(←年のせい?)
(2018年10月22日現在 ※ミャンマーの物価は大きく変動していると思いますので参考程度にして下さい)
バガン遺跡巡りの様子(後半)

ダマヤージカ・パゴダ
1198年ナラパティシードゥー王によって建てられましたパゴダ
他のパゴダは基壇部が東西南北の四角形がキホンですがこちらは五角形と他と一線を画したパゴダ
どっしりした釣鐘状の仏塔本体を取り囲む形で礼拝堂が5つ建てられています
仏像は5体 4仏陀と弥勒菩薩が安置されています
中央の塔と塔柱は塗り直されたのかピカピカでした
ブーゲンビリアがとても映えてました
ダマヤージカ・パゴダ近くで突然出現したヤギの群れとヤギ追い青年
アーナンダ寺院
バガンの中で最も美しいと言われている11~12世紀にかけて建立された寺院
十字レイアウトの均衡のとれた美しい外観と金色に輝く尖塔が特徴
数年前まで白黒の汚れた外装でしたが立て替えたかの如くピカピカになっていました
水盤に映る姿は紛れもなくバガン最高傑作と言われる美しさでした
アーナンダ寺院でも他の寺院と同じく、東西南北それぞれの方向に仏像が安置されています
但し、こちらの仏像は座仏ではなく黄金に輝く立仏像(高さ9.5m)
東の「コーナガマナ」と西の「ゴーダマ」は焼失後再建されたもので…
南の「カッサパ」と北の「カクサンダ」は建立時オリジナルのシロモノとか
壁画と壁一面に置かれた仏像 黄金の尖塔にも仏像が置かれていて全部で1500体ほどあるそうです
タビニュ寺院
バガン寺院の中でも最大の高さ(61m ※65m説も)を誇るタビニュ寺院
12世紀半ばにアラウンスィードゥー王によって建立されたといいます
タビニュには「無限の知恵」という意味があるので頭が良くなるご利益がありそうですね
どっしりとした印象の建物 近くから見ると高さ感が分かりにくい…
数年前のアンダー寺院の外壁はこんな感じだったのでタビニュ寺院も綺麗になるのでしょうか?
ダビニュ寺院の中の仏像 (沢山見てきたので印象が薄い…)
ゴドーパリィン寺院
タビニュ寺院に次ぎ、55mの高さを誇る バガンで2番目に高い寺院です
外壁の印象かもしれませんが大きさの割に地味な印象…
(タビニュ寺院と外壁の汚れ具合が似ていて記憶が曖昧になります)
安置されていた仏像 一日で何体見たのでしょうか??? お腹いっぱいになってきます
ブーパヤー
エーヤワディー川に面して建ち3世紀に建立されたと言われているバガン最古のパゴダ
黄金に輝く独特な形の仏塔でエーヤワディー川の彼方に日が沈む夕景名所としても知られていています
「君の名は?」 と問いたい輩 (正式名はピッタインダウン)と狛犬のような獅子が鎮座していました
見晴らしのよい場所に立つブーパヤー 他の寺院の小塔部分だけが鎮座している感じでした
手入れ(手直し)が行き届いているようで最古のパゴダには見えませんが…
河岸から眺めるとこんな感じです それにしても暑い!! (汗
ボートに乗っても対岸に渡ることも可能みたい
マハーボーディ寺院
ヒンドゥー教寺院の特徴的な形状である四角錐形の塔を持つバガンでは珍しいデザインの寺院
ブッダが悟りを開いたと言われる仏教聖地 インド・ブッダガヤのマハーボディ寺院を模した外観が特徴
確かに本家マハーボーディ寺院の外観 に良く似ています
よく見ると塔の部分にも沢山の仏像が鎮座しています 残念ながら内部の記憶がありません…
ティーローミンロー寺院
13世紀ナラパティシートゥ王という王様が5人の息子から継承者を選ぶ際に、傘が指し示した者に王位を継がせたそうで傘のお陰で王位に着いたナンダウンミャー王がゆかりの地に立てた寺院
傘のエピソードから「ティーローミンロー(傘が選んだ王の)寺院」と呼ばれているそうです
正面の山道には土産店が立ち並びます
赤レンガのどっしりとした造り
こちらも4体の仏像が安置されていましたが必ず傘もセットになっていました
傘のお陰で王様になれたので当然と言えば当然ですね

夕陽タイムまでは一旦ホテルへ戻り休憩を取りました (15時~17時半位迄)
サンセット・ヒルからの陽鑑賞
17時30分ごろホテル再度ピックアップ(シャワーを浴びて一度リセットしました)
夕陽スポットは朝日の場所とほぼ同じ場所サンセット・ヒルという場所からから見学
遺跡には登れなくなってしまったので多くの人が集まっていました
バガンでは建造物以外に高台となる場所がなく、この丘は人口の丘とのコトでした
サンセット・ヒルからの夕陽 雲がありましたがそれでもいい色が出てきました
鮮やかな夕焼けに染まる空とダマヤンジー寺院のシルエット
そして夕陽を撮影する庶民の皆さん(自分も含め) お金が出せる人はViewing Towerへ?
時間と共に空の色が刻々と変化していきます
陽が沈んでしばらくは素人でもいい感じの写真が撮れるのが「マジックアワー」
夕霞に仏塔が林立する風景も幻想的で良かったです(周りは人だらけですが)

夕陽に染まる名も無きパゴダたち… ちょっぴり哀愁を感じます
シュエズィーゴン・パゴダ
アーナンダ寺院と並びパガン王朝を代表する建築物
「シュエ」が金を意味する通り、巨大な寺院全体が金ピカという豪華な出で立ちが特徴
サンセット鑑賞後まだ少し夕闇が残る時間に訪問
陽が暮れてライトアップされると更にゴージャス感UP
正直キンキラキンのイメージしか残ってません。。。
ヒヒ顔の獅子像?
取りあえずバガンは一通り見たと言い聞かせてホテルに戻りました

この内容で1日タクシー代 50000Kは安い? 高い?
夕食 Weather Spoon’s Restaurant and Bar
夕食はGoogleでも評価の高いWeather Spoon’s Restaurant and Bar で頂きました
地元メニューから洋食まで幅広い内容で味付け・サービスもGood 無料デザートははちみつバナナでした♪
登れなくなったパゴダに代わる絶景スポット
Bagan Viewing Tower
オーリアム パレス ホテル & リゾート バガン近くにある高さ60メートルの展望台から広大なバガンの景色を360°眺望することができます 遺跡に登れなってからますます人気となり、特に夕方時はとても混雑するようですが気球利用以外で一番高い場所から見ることが可能なので1度は足を延ばしても良いかもません
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詳細情報
- 名称:Nann Myint Viewing Tower(Bagan Viewing Tower)
- 住所: Bagan Close To Aureum Palace Hotel, Bagan, Myanmar
- 営業時間:5:30~22:00
- 料金:5 USD
次はもっと上手に旅します
広大な大地に数千の仏塔が立ち並ぶという謳い文句の通りバガンには沢山のパゴダがあり、短時間で一度に見学してしまうと記憶がごちゃまぜになり勿体ないです
昼過ぎの見学は暑くて写真を撮るだけ撮ったらクーラーの効いた車に退避という感じで見学先の記憶が定着してません(反省)
可能なら2日以上日中の暑い時間帯を避け、個々の寺院をゆっくり見て回るのがベターかと思いました
超まとめ
- 抜きうちで入域料チェックがあるのでパスは忘れずに持ち歩くこと
- 日中はかなり暑いので暑さ対策をとり、水分補給も忘れずに
- 1日に見学するパゴダは5~6ヶ所が理想かも (個人的に…)
- 靴を脱いで参拝するので着脱しやすい履物があると良い
- 登れるバガンはないので無駄な抵抗はしない方が良い
- 若くない方はe-bikeより貸切タクシー観光が無難 (料金は良く比較検討の上で)
バガンからヤンゴン移動
バガン2日目(10/23)
バガン初日でバガン観光はジブン的にはコンプリート
2日目(最終日)はポッパ山に行こうかとも思いましたが現地の暑さを考えるとチェックアウト後にシャワーも浴びれないまま夜行バス移動はご遠慮したいということでまたしてもお昼近くのチェックアウトまでのんびり、午後は適当にお茶してダラダラ過ごすという作戦に変更
ブログで紹介することは何もしてませんので詳細はすっ飛ばします

ヤンゴンまで夜行バス移動
ヤンゴン行のバスはVIPバスを確保 ※祝日の影響でこの日か2日後しか空きがなかったのでバガンは1泊としました
バスは20時発のBagan Min TharのVIPバスをネット予約、ヤンゴンまでUS30.22 (約3400円/2人分)でした
VIPバスだったのでニャウンウーのホテルまで無料ピックアップ付でしたが19時半を過ぎても一向に現れず
乗り遅れるのでは? とヤキモキ度が高まる中、ピックアップのトラックが来たのが出発時間を過ぎた20時過ぎ
結局20時発予定のバスが出発したは20時50分 乗り遅れなかったので許します
今回はちゃんとしたバスで安心 リクライニング可・毛布付・エアコン良しで快適でした♪

AH1号線手前に立ち寄ったMeiktilaという町のTha Gyi Eain Myanmar Traditional Restaurant
ヤンゴンには翌24日 朝6時40分頃に無事到着しました♪
