初日はペスト地区中心に観光したので2日目はお城があるブダ地区へ ふたつ合せてブダペスト観光完了となる2日目の様子です この日も変な時間に雨が降るという天気でしたが一時的だったのでOK牧場 最終日の夜もドナウの美しい夜景に酔いしれたブダペスト 想像以上に素敵な街でした
(2019.07.27現在)

 

ブダ城周辺

 

寅吉
寅吉
この日はブダ城からスタート 昨日購入した24時間券が有効な内に出掛けました~

 

ケーブルカー

ケーブルカー乗り場

09:15 2日目はブダ城見学からスタート ブダ城ケーブル 1870年に建設され1920年から市の所有物になったケーブルカー、麓から王宮の丘までの約100mの斜面を結びます 料金は片道1400HUF、往復で2000HUF

 

0起点

乗り場のスグ近くには日本橋の道路起点と同じハンガリー版道路起点がありました(タダそれだけですが…)

 

1880年壁画

脇にある擁壁には1880年の文字 ケーブルカーの長さは95m程なので歩いて王宮の丘を登りました 歩いて登る場合はこの城壁を左手方向に少し進み、遊歩道を登ります

 

ケーブルカー

途中、路線の上に架かる陸橋歩道からケーブルカー車両を撮影 24人乗りの可愛らしい車両

 

ドナウ川とペスト地区を眺める

同じく陸橋から眺めるドナウ川に架かる鎖橋と聖イシュトヴァーン大聖堂 ゆっくり景色が楽しめたね と嫁サマのご機嫌を取りながら登ります

 

ブダ城

歩いて約10分、ケーブルカーを使わずに丘から登ってくるとこちらに到着します

 

トゥルル像があるフェンス

ブダ城内に到着 ケーブルカーでアクセスした場合 この上段に駅舎があります(オレンジ色の屋根が大統領官邸)

右の柱の上にはハンガリーに欠かせない伝説の鳥トゥルルの銅像 1905年に作られたもので両翼を広げると12mにもなるというビッグサイズ 上から何やら音楽が聞こえてくるのでので行ってみます

 

大統領官邸脇の衛兵交代式 大統領官邸脇の衛兵交代式

09:30 大領領官邸横の広場で楽隊も出動しての衛兵の出動式(?)が行われていました ヨーロッパでは珍しくない式ですがやっぱりアーリントン墓地で見た無名兵士の墓地の交代式がマイベスト

 

ブダ城

ブダ城 ブダ城(ブダ王宮)の歴史は13世紀の木造建築からスタート、モンゴルからの攻撃を受けて石造りに その後歴代の王によって増改築がなされていきます

16世紀にはオスマン帝国との戦いで壊滅 17世紀にバロック様式の宮殿として新築されるも、火災・世界大戦によって損傷 現在の城は1950年代に修復されたもので1987年に世界遺産登録に 1949年廃墟時の写真

寅吉
寅吉
お城は美術館、歴史博物館、国立図書館として利用 今回は外観のみの見学

 

 

ドナウ川とペスト地区を望む

騎馬像付近からペスト地区を眺める 議事堂、聖イシュトヴァーン大聖堂が一際目立ちます 共に96mの高さで市内で一番高い建物になるそうです (それ以上高い高層ビルはない)

 

ライオンの中庭

ぐるっと回りライオンの中庭に

 

ライオンの中庭に通じる門 ライオン像

こちらの門の脇に鎮座する力強い2頭のライオン像からライオンの中庭と呼ばれるようになりました

門にあしらわれた彫刻装飾もナカナカのもの

 

ブダペスト歴史博物館

その中庭からアクセスする歴史博物館 王宮の地下にもアクセスできるそうですがパス (入館料は1人2400HUF)

 

博物館前の銅像

入口の天使像だけでもかなり立派 何という作品なのでしょう?

 

マティアス噴水

ライオンが鎮座する門をくぐった先 ドナウ川から見ると王宮の裏側にある 狩りをするマティアス国王の噴水 1904年の作品だそうです お城に置かれている銅像はどれもこれも立派

 

聖ジョルジ通り  カラス?

鉄門をくぐり大統領官邸方向へ 上にいる鳥もトゥルルでしょうか? カラスにしか見えませんが…

立ち並ぶ旗の脇には城跡の遺跡があります かつては他にも建物があったのでしょう

 

王宮の西側エリア

王宮の丘の西側のエリア フツーの住宅街でドナウ川側のペスト地区に比べるとパッとしません やっぱり王様、貴族といったお金持ちは昔から庶民を見下ろすのが好きなんですね

 

大領島官邸

ぐるっとお城を一回りして大統領官邸の正面に到着 1806年に建てられた元宮殿で2003年から大統領の公邸として利用

 

マーチャーシュ聖堂周辺

 

王宮を後にしてゆる~い傾斜道をマーチャーシュ聖堂方面へ歩いて向かいます 大統領官邸のあたりから三位一体広場までは0.5kmほどの距離

 

お洒落なレストラン

小洒落たカフェがありました♪ でもGoogleレビューは2.4 と微妙な感じ…

 

金の鷲薬局博物館

その先にあった金の鷲薬局博物館 ハンガリー初の薬局だったという建物 現在は小さな博物館として公開され18世紀に薬の調合に使われた器具などが展示されているそう

 

聖三位一体柱(ペスト記念柱)

聖三位一体柱

10:30 三位一体広場到着 プラハから数えて3本目となる聖三位一体柱 石灰岩で作られた六角形のオベリスクで高さ15mの記念柱 台座に聖人像、柱には天使像、塔の上には王笏を持った父親と十字架を持つ息子の像が置かれる彫刻像てんこ盛りの柱

台座の聖人の中には子供のキリストを担いでいる聖クリストファーも登場します リガの川辺にいた大男ですね

 

マーチャーシュ聖堂

マーチャーシュ聖堂

聖三位一体柱の右手には高さ88mの尖塔が特徴的なマーチャーシュ聖堂

ブダ城の建設と同時に建てられた教会でハンガリー国王ペーラ4世の命により13世紀半ばに建てれた教会

15世紀にマーチャーシュ王により大規模な増改築が行われ、マーチャーシュ教会と呼ばれるようになったそうです

 

マーチャーシュ聖堂

歴代の王の戴冠式が行われた教会で歴史と格式に溢れるハンガリーを代表する教会

お鈴
お鈴
これが初となるモザイク画の屋根がとても素敵 全体のデザインも私好みでした

 

チケット売り場 チケット料金

聖堂内見学は有料、入場チケットは漁夫の塔近くのチケットセンターにて購入 (どちらも未入場。。。)

料金は教会内1800HUF、塔へのアクセス1800HUF、漁夫の砦が1000HUF  最新の料金はこちら(教会分) こちら(漁夫の砦)

 

入らなかった内観はGoogleストリートビューで ここは入った方が良かったかも?

ステンドグラスが必見との事ですが内観も屋根と同じく特徴的で良さげ

 

聖イシュトヴァーンの騎馬像

聖イシュトバーン像と漁夫の砦

漁夫の砦近くにある聖イシュトヴァーンの騎馬像 アチコチで耳にするあの初代ハンガリー国王イシュトヴァーン1世!!

とんがり屋根の砦周辺には沢山の人出でなんだか遊園地の一角のようでした

 

聖イシュトバーン像

手にする二重の十字架は国をキリスト教国として発展させたことと国内の大司教を決める権限をローマ法王から与えられたことを表しているそうです ご加護が2倍ありそうですね

 

聖イシュトバーン像とマーチャーシュ聖堂

マーチャーシュ聖堂と聖イシュトヴァーン騎馬像 かっけぇー

台座にも二重十字のマークが二重十字架はハンガリーの国章にもあり、12世紀ごろから使われているようです

空の彼方には又しても雨雲が・・・

 

漁夫の砦

漁夫の砦

とんがり屋根が印象的な観光名所漁夫の砦 もともとあった史跡ではなく1895~1902年にかけてハンガリー建国1000年を記念して造られたもの

896年にマジャール人(ハンガリー人のご先祖)のカルパチア盆地への征服定住が完了 1000年後にあたる1896年は征服定住千年祭というお祭りが国を挙げて行われました そう言えば勝利広場も1000年を記念しての建築

7つの塔を持つ砦には1000HUFの有料エリアと無料エリアがありますが有料エリアは未入場なのでよく分かりません…

寅吉
寅吉
7塔は入植したマジャール人の7部族を表したもの 勝利広場の騎馬像も7体でしたね

漁夫の砦から眺める国会議事堂

ドナウ川対岸の国会議事堂を眺める 96mの高さ、96段の大階段に登場する96の数字は896年の96から起因するもの 高さ896m 896段は流石に無理なので

 

マジャール人の彫刻

階段にあった戦士の彫像 この地を征服したマジャール人でしょうか? 人類の歴史は結局戦争の歴史…

 

漁夫の砦とマーチャーシュ聖堂

漁夫の砦を下から望む 道路が濡れているのは雨が降ったから 真ん中のドーム内で20分程雨宿りしてブダ地区見学終了

 

バッチャーニ広場から見る国会議事堂

11:20 漁夫の砦から地下Batthyany ter駅まで歩いてきてバッチャーニ広場から望んだ国会議事堂 この時も雨が降ったり止んだりとイケずな天気

お鈴
お鈴
ブダ地区はここでサヨナラ 地下鉄で花より団子のスィーツタイムへ

 

ペスト地区にて

 

カフェ・ジェルボー

Vorosmarty ter駅 古い地下鉄車両

地下鉄2号線から世界で3番目に古い地下鉄1号線に乗り換えてブタペスト中央広場駅(Vorosmarty ter)へ

1号線のメトロ車両は日本では絶対引退しているであろうレトロ車両 つり革が本物の革!! だからつり革って言うんだ~ おじさんでも初めて見ました

 

Cafe Gerbeaud

お目当ては超有名老舗カフェ Cafe Gerbeaud!! (ジェルボー) ハンガリーの至宝と称賛され多くの文化人・芸術家・著名人が訪れた160年の歴史を誇る名店(青山にお店あり )

 

Cafe Gerbeaudでティータイム

11:40 ガイドブックに必ずといって良いほど登場するお店でティータイム

お値段は7,624HUF(約2,850円) マーチャーシュ聖堂、漁夫の砦を見学しなかった分をこちらに投下(お陰で昼は1個 700HUFの屋台ケバブでしたが)

 

 

ピアニストであり作曲家のフランツ・リストやハプスブルクハンガリー王妃となったエリザベートが常連だった本場カフェの様子はGoogleでぐーるぐるして下さい

 

聖イシュトヴァーン大聖堂

聖イシュトヴァーン大聖堂

13:20 初日に来て内観を見ていなかった聖イシュトヴァーン大聖堂に到着 1851年着工、1905年に完成と完成までに54年を要した大聖堂

ハンガリーに欠かせない人物 イシュトヴァーン1世の右手が聖遺物として保管されているどえらい聖堂

入場は基本無料ですが寄付という形で200HUFを支払います 塔のアクセス、ガイドツアーは別途料金で可能 料金はこちら

 

聖遺物

聖堂に入ってすぐ右手の祭壇の前にイシュトヴァーンの聖遺物とされる右手のミイラがあります

何も知らないとまるで気が付かないので要注意 お金を投入するとライトが点いて良く見えるそうですがそんなの知らないし… 何だろう? 思って見たのですが後になって遺物だったと気付きシッパイしました。。。

 

聖イシュトヴァーン大聖堂内

天井ドーム イシュトヴァーン大聖堂は建国1000年を記念する1896年の完成を目指して工事が始まりましたが途中嵐で天井ドームが崩落して完成が遅れてしまったそうです

 

聖イシュトヴァーン大聖堂内

国会議事堂のキューポラ(円蓋・ドーム)の柱は確か16本 こちらのドーム画も16に区分けされ、16人の聖人が描かれています 聖人のようですが歴代国王なのかな?

 

聖イシュトヴァーン大聖堂内

中央祭壇 普通はキリスト像が祀られていますがこちらに祀られているのはもちろん聖イシュトヴァーン像 ハンガリーのThe King of kingsですね

 

聖イシュトヴァーン大聖堂内

説法台 教会の中で個人的に一番好きなのが何故か説法台だったりします

イシュトヴァーン1世 ハンガリーで困ったことがあったらこの名を叫びましょう

寅吉
寅吉
聖イシュトヴァーン大聖堂見学の後は一度宿泊先に戻り昼寝と洗濯デス♪

 

夜景見学

 

夕食先

7/28夕食

夕食に合わせて再び街へ この日出かけたのは国立歌劇場近くのIMAZS というアジア料理のお店

フォアグラが少しだけ入った焼きそばとラーメンで5,480HUF(約2030円) グーグルレビュー4.3&久しぶりのアジアの味で美味しい夕食となりました (珍しく夕食写真があるのはキッチンがロクに使えず自炊できなかったから)

 

国会議事堂の夜景

国会議事堂夜景

夕食を取った後は国会議事堂の夜景見学 金ピカ内装の議事堂は夜になると外観も金ピカになりました ハンガリー国会議事堂は夜景も含め本当にゴージャス

 

国会議事堂夜景 国会議事堂夜景

四方八方からライトアップされてどこから見ても美しい議事堂

 

国会議事堂夜景

ドナウ川側は正にGOLDでした デートに最高ですね

 

夜景その他 

マーチャーシュ聖堂 ブダ城の夜景

この日見学した対岸のマーチャーシュ聖堂&ブダ城もやっぱり綺麗 ブダペストの夜景がこんなに美しいとは知りませんでした

夜景が綺麗だったので初日の夜に出かけた鎖橋まで歩いてしまいました

 

太っちょ警官の像

どちら様? コックさんと思いきや太っちょ警官でした

 

聖イシュトヴァーン大聖堂

そしてまた聖イシュトヴァーン大聖堂… イシュトヴァーンさん 初日の夜はよく分からない人でしたがハンガリーの歴史に欠かせない人物ということがよく分かりました

やっぱりヨーロッパはちゃんと勉強し行かないとダメですね…

 

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 95mのケーブルカーは乗らなくてもOK 歩いて登っても大したことなし
  • 王宮内は博物館、美術館、図書館なのでAs You Likeで見学
  • マーチャーシュ聖堂はお金を払っても内観を見学すべき 後で後悔。。。
  • 漁夫の砦は史跡ではなく建国1000年を記念したモノ 個人的には漁夫の砦より漁夫の利がイイ
  • イシュトヴァーン (1)896年はハンガリーにおいて外せないキーワード
  • おのぼりさんなら老舗カフェジェルボーに行こう♪ 東京青山店より安いよ
  • イシュトヴァーンの遺骨は大聖堂に入ってすぐの右祭壇の前
  • 国会議事堂は外観、内観に加えて夜景もMust See