ブダペスト観光を終えて次に向かう目的地はセルビアの首都ベオグラード 選んだ理由は将来的に考えて行く機会が少ない、西に行くより物価が安いだろうという理由から 今回はブダペスト最終日、ハンガリーからセルビアの首都ベオグラードまでの道のりのオハナシです
(2019.07.28現在)
アンドラーシ通り
ブダペスト最終日でセルビアへの移動日 バスの出発時間はお昼過ぎでしたが朝からスッキリ晴れていたので朝食を食べに行くついでにアンドラーシ通りを散歩することにしました
08:40 アンドラーシ通りと大環状通りの交差点にあるBite Bakery cafe (スタバの横)というカフェで朝食 覗いた感じ小綺麗でパンの種類が豊富だったで入りましたが正解でした 朝食にぴったりのクロワッサン、ロールどれも美味しくて 2,330HUF(870円)!!
環状線通り沿いに3店舗あるようですがGoogleレビューもそこそこなので見かけたら是非に
恐怖の館
恐怖の館 アンドラーシ通り沿いにある負の遺産系博物館 旧ソ連支配国でみられる元KGBの悪行を伝えるようなハンガリー版博物館 KGBではないもののそれに近い組織の諜報・抑圧活動資料などを展示
見学こそしませんでいたがまず見落とすことはないであろうインパクトのある建物 入館料は1人3,000HUF 営業時間は10:00~18:00 人気施設で日中はかなり混雑するようです
近くにあった鉄のカーテン(見たまんま!!) 若い世代は知らないであろう冷戦時代のヨーロッパにおいてソ連に従わされた東側国家とイギリス・フランスなど自由主義陣営の西側国家の緊張状態を揶揄した表現が鉄のカーテンでこの作品はその鉄のカーテンを見える化したモノ
ゴルバチョフ ペレストロイカ ベルリンの崩壊 冷戦終結!! 激動の歴史の象徴 ベルリンの壁の一部が置かれていました
大学生だったのでニュース等の記憶がはっきりとあり当時の様子が思い出されました 崩壊前は壁の近くでデビッド・ボーイが東に向けてのコンサートを行ったり、鉄の女サッチャーさんも居ましたね
世界遺産のブダペスト地下鉄
ブダペスト地下鉄1号線(M1) ロンドン・イスターンブールに次いで世界で3番目に古いブダペストの地下鉄1号線 アンドラーシ通りが世界遺産登録されており、その地下を走る地下鉄も含まれる為、世界で唯一の世界遺産登録地下鉄
地下鉄構内の様子 ハンガリー建国1,000年記念に合わせて1896年5月に開通した建国ミレニアム事業の1つ
11駅ある駅の内8駅が開業当時のものだそうです(黄色い車両は昔使われていた車両の復刻版とのコト)
当時の切符売り場もそのままで残されていました 100年以上前のものなのでレトロなのは当たり前ですね
この地下鉄は地上からメチャメチャ浅いのが特徴 昔は地中を掘る技術がなく、地面を掘り下げレールを敷いた後でフタをした為にその深さは約3mという極浅の地下鉄となっています
キエフの地下鉄 アルセナーリナ駅は世界最深駅で地下105mだったので100mも違います
そんなこんなで通りを適当に散歩して10時前に宿泊先へ戻りました
ブダペストからべラグラードへ
ネープリゲトバスターミナル
10:30 バスターミナルへ向けてAirbnbをチェックアウト ネープリゲトバスターミナルはペスト区の中心から南西約4kmに位置し地下鉄3号線 Nepliget駅と直結しており難なく行けます
但し、この年は春からの地下鉄の改修工事が行われていてバスターミナル手前のNagyvarad ter駅以降が運休 到着時に分かっていたので少し早目に出たのですがこの日は日曜日の為か分かりませんが中心地から地下鉄が運休でした…
トイレは有料で1回200HUF 両替所もあるのでハンガリーを出国する方はターミナル内で余ったお金を両替できます
12:00 バスターミナル内の売店てお昼ご飯を買いブダペスト発 今回利用したバスはFUDEKSバスというバス会社で料金はベオグラードまで1人30€でした
国境にて
14:30 セルビア入国審査 ハンガリー出国は難なく終えたのですが入国が全然進まない。。。 道端に居るのは暇を弄ぶ他のバスの乗客達
久しぶりに見る南米ライクの国境越え風景でした
15:30 何がどうしてこんなに時間が掛かったのか不明ですが1時間位費やしてようやく入国 ハンガリーの出国時間を含め国境付近だけで1時間半費やしました
17:30 国境地点から約120km ノービサードという町のバスターミナルにて乗客の入れ替りあり(写真はノービサード駅) ここからベオグラードまで残り約95km
ベオグラード中央バスターミナル
18:40 380kmの道のり7時間近く掛かりようやくべオグラードのバスターミナルに到着 バスターミナルは中心部の南に位置し、ベオグラード駅(2018.06.30で閉鎖され中央駅に集約)の近くにあります
中心部までの距離はそれほどでもありませんが少し坂となっているので注意 場所にも寄りますがダウンタウンに行くなら2番トラムを利用した方が良いかも
ベオグラードのバスターミナル到着時は雨… バスの荷物預け代として1個につき1€請求されたのでやぱっり南米ライクのバス旅でした
※バスターミナルから出る分には問題ないですがバスターミナル入場の際はにはコイン(切符購入時に渡されるそうです)を改札に入れて通る必要があります
ベオグラードでの宿
Guesthouse Propido
19:15 ベオグラードの宿はBooking.comで予約したGuesthouse Propidoという宿に宿泊(現在は取扱いなし tripadvisorに写真あり) 宿泊施設というかアパートの各部屋をゲストに割り当てるAirbnb物件のようなモノ
複数のゲスト(私たち含め3組は居ました)でキッチン、バスルーム、リビングをシェアするタイプ 部屋はマズマズでしたがキッチン・バスルームは清潔感があるとは言えず文句を言いたくなるような宿でしたが料金が1泊16€と安かったので値段相応と言えば相応でここで2泊
ゲストで利用していたインド人2人組がキョーレツでした (そのインド人のせいでキッチン・シャワーが汚かったという説もあり)
ビジネスで訪れており、インドで作っているスリッパの販路を開拓中との事で、私たちが日本から来たと知ると日本のフランチャイズ店にならないかと猛アタック
曰く 「2ドルで卸すスリッパを4ドルで売るだけ それだけで大金持ち♪」 とインド人もびっくりの商売人魂を見せつけられました
世界中に販路を求めて飛び回り、今回はセルビア開拓中とのことでした
スリッパは買いませんでしたが世界中に売り込むその熱意は買いました 見習いたいスピリッツ
20:00 暗くなり始めてきてどこで何を食べたらいいのか分からず近くのマックで夕食 870RSD(約900円)
世界のマック ドリンクの味は共通でしたがハンバーガーはなんかビミョー。。。
10歳ぐらいのストリートチルドランが物乞いに入店し、店員さんに追い出されていたのが衝撃的でした(何もしてあげませんでしたが…)
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ブダペストの地下鉄1号線は世界唯一の世界遺産登録された地下鉄
- ハンガリーのバスターミナルトイレは有料 200HUF 両替所もあり
- ハンガリー/セルビア国境が時間が掛かることで有名らしい 1時間以上かかるのはザラ
- ベオグラードのバスターミナル 乗車時の入場にはコインが必要
- バスターミナルからベオグラードの中心地へは登り調子なので注意
関連リンク集
- VisitHungary ハンガリー政府観光局公式サイト
- Budapest info ブダペスト市公式観光サイト
- BKK ブダペスト交通局の公式サイト チケット料金
- 恐怖の館 ハンガリー版負の遺産伝達博物館 恐怖の館公式サイト
- Fudeks Fudeksバスの公式サイト
- Visit Serbia セルビア政府観光局公式サイト
- ServianWalker セルビアの旅行情報発信する日本のサイト
- Beograd.rs ベオグラード市の観光情報ページ
- ベオグラードバスターミナル 発着情報を調べられます
- gsp.rs ベオグラード交通局のサイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト