周遊券の種類とルートが決定してから予約・発券プロセス、実際の金額、そして旅行中の感想をまとめてみました。 下記の内容はOneWorld世界一周チケットを利用した場合のオハナシで他のアライアンス航空券には当てはまらない場合もあります。(料金は2018年8月時点の料金・レートになります)
予約について
予約のタイミング
私たちの世界一周航空券利用でのスタートは2018年10月28日からの出発でスケジュールを立てました。 ネット上でのシュミレーションは半年前から準備していましたが実際に予約したタイミグは8月中旬でした。
航空券の手配にあたっては出発前にすべての便の日時を確定する必要があますが、予約できる先の日程は約11ケ月先までとなっています。 アライアンス系の世界一周航空券は1年以内に旅行を終えなければいけませんが1年間フルで旅に出ようとした場合、出発直前に予約しても11ケ月先までのチケットしか予約できず途中で日程変更して期間を延ばす必要があります。
出発ギリギリまで予約を待っていられればいいのですが、そうすると直近分の座席が取れない可能性がでてきてしまうので私たちは2018年10月30日スタートのチケットを8月14日に予約確定させました。


予約先について
申込み先として考えらるのは下記の通り
- OneWorldのホームページ上から路線と日時を選択しそのままオンライン決済で予約
- JALにて予約 OneWorldの場合JALの電話受付にて可能 ※カンタスでもOKです
- 世界一周堂やH.I.Sといた旅行代理店で申し込む(代理店手数料がさらに必要)
この中で私たちは1. のOneWorldのホームページ上からコース・日時を決めてそのままオンライン決済しました。
本当は2. のJAL予約窓口で申込みたかったのですが、問い合わせたトコロ、OneWorldのサイト上では予約可と表示されるサンチアゴ~イースター区間予約(予半年先の予約希望)がJALのシステムからは空席表示がなく、予約することができないと言われた為です。 他の区間は問題なかったのですがイースター区間だけはJALのシステムからはいくら日程を調整しても空席がありませんでした。 (Why?)

ポイント(OneWorldの場合)
- 日程変更はキホン無料だが再発行手数料が必要
- ルート変更は手数料(125USドル)+運賃・空港税金の差額+再発行手数料
- JALで予約した場合、変更手続きが安心してできる。(海外支店があり日本語もOK)
- 旅行代理店で予約した場合、変更手続きは代理店経由となり二重に手数料が掛かる
- ネット予約の場合 最初に搭乗する航空会社が変更受付窓口となる

支払い方法は?
私たちはOneWorldのサイトからそのまま予約したので支払方法はカード支払いの一択のみでした。 JALの予約窓口に電話して予約する場合も他航空会社便を含む旅程となるので必ずカードが必要になります。 代理店経由の場合は振込も可になるかと思いますが個人的にはJALでの電話予約 がいいと思います。
支払額が大きくなる場合があるので、利用可能額が心配な場合は事前に確認しておきましょう♪
チケットについて
チケットのお値段

今回利用したOneWorldの世界周遊チケットの内容は下記の通りです
- 大陸はアジア大陸を除く5大陸
- 区間数:16、途中降機:12 (全て直通便線にて、陸路分は1区間)
- 予約時の旅行期間は250日間 (旅行開始前55日に予約)
- 終盤の7フライトを 10/28以降に変更する必要あり (330日予約ルールの為)
- 始点シドニーより東回りにて (スタート地点はモチロン日本ですが・・・)
- 対応先窓口 カンタス航空
- 料金 エアー代AUD4,099+諸税他AUD1706.90×2人分 計AUD1,1611.80 ≒ 950,740円(1AUD=81.87円)

ただ、ワンワールドからのWeb申し込みから1週間経ってもe-ticketが添付されたメールで届きませんでした。 カード請求には95万の請求が上がったのに。。。
申込みから1週間経過してもメールが届かなかったので心配してカンタスに電話してみたところ、LANAM航空分のイースター島区間フライトで若干の時間変更があったということでそのタイミングで処理が止まってしまっていたとのコトでした。
金額が一番高額なだけに心配でしたがカンタスに連絡後10分ホドで無事e-ticketメールが来ました。

e-ticketと諸経費はこんな感じ (運賃以外の諸経費は条件に応じて異なります)
日程変更について
前記で述べたように国際線フライト予約はキホン330日前からの受付となります。 私たちが予約した8月中旬の時点で予約可能な最終フライト日程は約11ヶ月先の7月旬までしか予約できないので後半のフライトスケジュールは前倒しで設定し、最後のフライトが予約OPENになるタイミングで該当する日程を変更をしました。
タイミング的には最後に利用するフライト希望が9月22日でしたので予約可能となる10月下旬を過ぎてから変更依頼しました。 私たちのe-ticketはカンタスでしたのでカンタスの予約窓口に電話して変更しました。 変更時は南米に居たのですが地元のカンタスコールセンターに英語で電話して複数の日程変更を依頼するのはちょっとハードルが高かったので日本にいる家族に変更内容をメールして、日本のカンタス予約窓口に代理連絡してもらうことで無事変更することができました。
本人以外でも全く問題なく変更でき、チケット再発行手数料の支払いも伝えたカード情報で行えたので心配していたよりスムーズにできて良かったです。
ちなみにカンタスの再発行手数料は4000円×2=計8000円(税込)でした。 ※JALの場合1回 5,500円(2020年4月現在)
JALで予約をした場合JALの予約窓口に電話をすればOKです。 しかも海外に支店があり、海外でも日本語で変更が可能なのでOneWorldの予約はJALで行うのがベターかもしれません。
こんな感じに一括日時変更
旅行代理店の場合、手数料が掛かる上に時間的にもワンテンポ遅れてしまう場合があるのでルート作成などを依頼しても予約はJALでする方が良いかもしれません。 (H.I.S.は世界各地に支店網があるので変更等の際に勝手がいいかも?)
旅を終えて
使用した感想
一度にケッコウな出費となるのでちょっと高く感じてしまいましたが1フライト当たり約32,000円という値段は運行距離、LCCにはない機内食・サービスを考えればかなりリーズナブルだったと思えます。
マイル数を調べたら約41,000マイル程ありました。 マイル加算率は落ちますが利用した路線分はちゃんと獲得できたし、総合的には満足の行く選択だったと思います。 (マイル会員になってない方は是非に!!)

残念な点はフルに1年旅行する場合、終盤のフライトについて日程変更を強いられたこと。 手続きはさほど大変とは感じませんでしたがOneWorld上のサイトから行えたら言うコトなしでした。
搭乗手続きですがセルフチェックイン端末を利用してチェックインしようとした際、予約は確認されますがその先がエラーになり完了することができず、必ずカウンターでチェックインする必要がありました。 チェックインは直接カウンターに行きましょう (笑)
便利なアプリ CheckMyTrip

旅全体としての使用頻度はあまり高くありませんがCheckMyTrip というアプリは入れておいて損はないアプリでした。
このアプリは予約管理システムを手掛けるアマデウス社「アルテア」を導入している航空会社の予約ステータスをまとめて表示してくれるアプリ。 予約参照番号を打ち込めば自動に予約データを取り込みフライトスケジュールを表示。 何かスケジュールに変更があった際に新しい内容をメールで知らせてくれる他に、スマホにプッシュ通知してくれます。(ゲート変更時もその都度連絡してくれます。) OneWorldに限らず「アマデウス アルテア」で予約管理を行っている航空会社の予約を簡単に取り込むことができますのでインストールしておきましょう。
※アルテア利用航空会社のアライアンスでのシェアは、ワンワールドが67%、スターアライアンスが65%、スカイチームが50% (2015年6月現在)

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