アフリカ旅行と言えば誰しも真っ先に思い浮かぶのがサバンナに生きるゾウやライオンを観察するサファリ!! ならば行かねばということでビクトリアフォールズ到着の翌日に出かけてしまったチョベ国立公園1日ツアーのオハナシ
(2019.08.31現在)

 

ビクトリアフォールズ発着1日サファリツアー

 

申込み先と料金

民間ツアー会社

チョベ国立公園の1日サファリツアーの申込み先はナミビア行のルート手配をお願いしたVictoria Falls Adventuresという代理店にて(ビジターセンターと同じ通りに案内所がありました サイトを確認したところ閉鎖されているようで現在は廃業の可能性あり)

販売価格1人150USD×2人=300USDを1割引きの270USDにて申込み(割引は恒常的だと思います)

50USDのデポジットを代理店で支払い、残金はボツワナのオペレーターに支払う

ツアー内容は往復送迎、公園入園料、ジープサファリ、ビュッフェランチ、ボートサファリで所要時間は約10時間ホド

チョベ国立公園はアフリカでもサファリが安いとのことでしたが1日ツアーの相場は140~170USDとそこまで安くはありません

安いツアーとしては近場のザンベジ川クルーズが30US~でありますがそちらは野生動物が見れたらラッキーという具合(カバは見る事ができるそうですが参加してないのでどんな感じかは分かりません)

寅吉
寅吉
必需品はパスポート、飲料水、虫よけ!! 後はカメラ、帽子・サングラス等必要に応じて

 

チョベ国立公園へ

07:30 宿泊先にてピックアップ 他の参加者もピックアップしてビクトリアフォールズを後にします

町からひたすら西へ走り1時間程度で国境となります

 

ジンバブエ出国

08:30 出国審査 チョベ国立公園行のラッシュ時のようで出国者の9割が外国人観光客で大行列 手続き自体は大したことがないので割とスムーズ

 

ジープに乗り換え

出国手続き後、乗って来たワンボックスとはお別れ ボツワナ側からやってきたサファリ車に乗り換えます

反対の入国列はカサネ(チョベ国立公園のベースタウン)に滞在する人が滝見物に向かうトコロ

 

サファリジープ

トラックを改造したサファリ車に乗り換えてチョベ国立公園へ ボツワナ側の入国はビザ不要なので問題ナシ(記憶がありません) 出入国の時間は08:30~09:10でした

お鈴
お鈴
ジンバブエ再入国の際はマルチビザでないと再度ビザが必要になるので注意!!

 

民家  民家

09:10 ボツワナ入国を終えサファリ車両でチョベ国立公園へ直行 公園ゲートまでは約17km 20分程のドライブです

 

国立公園入口

09:35 国立公園ゲートに到着 いよいよサファリスタートとなります

 

国立公園マツプ

訪れた場所はチョベ国立公園の北東部に位置するセロンデラ(The Serondela)というエリア ビクトリアの滝に近いことから広大なチョベ国立公園内でも最も観光客が多いエリア

 

サファリツアー開始

 

ジープサファリ

ヒヒ ヒヒ

9:40 入園ほどなくして野生動物とファーストコンタクト!! 最初にお出迎えしてくれたのはバブーンさんでした

日本的なカレンダーでいうと南半球なので冬が終わり春のイメージでしたが こちらは雨季か乾季の二択 今回は乾季の真っ只中ということで木々や下草は枯れ枯れ状態でまるで日本の冬枯れのような景色

 

マングース

落ち葉の上をカサカサと歩いてきたのはマングースさん

これまで枯れ野原と思っていなかったのでちょっとビックリでしが下草が緑々していたら見通しが効かないのでこれはこれで良かったのかな?

 

インパラ インパラ

川岸に近づき緑が増えたところでようやくサファリ感を実感できる動物が登場 その名はインパラさん 初めてのインパラは感動するのですがその後ウジャウジャ遭遇する動物なので慣れてくると またインパラ? と有難みが薄れてしまうちょっと可哀相な動物

 

ホロホロ鳥

ホロホロ鳥 アフリカ版ターキーですね 普通に食べて美味しい鳥なので市場でも売られてます(日本でも養殖されているそうです)

 

インパラ群れ

チョベ川の川岸に到達 水の近くは緑も多くインパラがどっさり

緑があって水があって動物がいる 小さい頃によく観たTV番組「野生の王国」の世界が目の前に♪

 

チョベ川

チョベ川のビクトリアの滝方向を望みます 乾季でも水の心配がない為、飲み水を求めゾウやアフリカスイギュウが多く集まり、ゾウの生息数ではアフリカ随一を誇ります

ゾウの存在感は特別なものがあり広大な大自然にあってもその存在は遠くからも一目で分かります 動物園のゾウと何ら変わらないのですが人工物のない世界で見るゾウは全く別物かと思う程

 

カバ

水辺にカバ発見!! 水の心配がないのでカバも多く観察できるのがこのエリアの良いトコロ♪

 

キリン

そしてキリンさん!! 大物が続きます

 

インパラ

数が多すぎて逆に徐々にありふれた感がでてきてしまうインパラさん カワイイのにかわいそう…

 

ゾウ

そしてゾウさん こんぬづは~ まだまだ若そうなゾウは小僧の小象デスね

 

クーズー

シシガミ様の登場だ~!? と思ったらクーズーでした

 

クーズー

枝木が角に絡んだ状態で登場した立派なオスのクーズー 悠々とサファリ路を横切ります

お前さんは枝が気にらないのか?

 

キリン

その先にはキリン!! しかもどっさり スゴイじゃないかチョベ

 

キリン

木のフォルムと首のフォルムがマッチ!! これぞ進化適応? 自然って本当にすごい

 

アカハシコサイチョウ

水辺があるので鳥も沢山 こちらはアカハシコサイチョウという鳥 鳥は恐竜から進化!! と思わせる顔つきです

運転手はかなり遠くからこの鳥を見つけていましたがどういう視力なんでしょう? アフリカの人は目がイイのはもちろんですが夜目も効いて驚きの身体能力です

 

 

アンティロープ

アンティロープ 近くまで来てくれませんでしたがオスはナカナカの存在感 どの程度のレア度か分かりませんが遭遇はこの一回のみ

 

サファリの様子

こんな感じで園内を走り回ります ここまで肉食動物の遭遇はナシ 何かいないかな?

 

ゾウ

肉食動物は居なくともここにはゾウがいる!! かなり近くで観察できますが〇〇サファリパークとは違い迫力というか緊張感が違います

 

ゾウ  ゾウ

乾いた土埃の匂いと枝がパキパキと折れる音、そしてゾウの咀嚼音 リアルです 生デス!!

 

ゾウ

小象カワイイ お腹の下をくぐれる大きさのゾウはまだ1歳未満の赤ちゃんゾウだそうです

 

死んだゾウゾウ ハゲタカ

詳しい説明は無かったですが死んだゾウさんと近くに群がるハゲタカ これも自然のサイクルのひとつでいいのかな? なんか焼けていたけど…

残念ながら大型肉食獣との遭遇がないまま午前の部終了 現実はそんなもんだよね…

 

ランチビュッフェ

Chobe Safari Lodge

12:30 ランチタイム♪ お昼場所はChobe Safari Lodge というホテルで ルームチャージ200USD~のいわゆるサファリリゾートですがランチで立ち寄るのが精一杯

 

昼ビュッフェ

昼食はビュッフェ形式 1人100USD以上支払っているので可能な限り頂きましたー

席は車両ごとのテーブルなのでブラジルから来たおじさん3人組みと同席 ポルトガル語メインであまり意思疎通はできず…

 

プール

庭にはプールがありホテル内はもはやアフリカじゃない

 

チョベ川

チョベ川のテラス席 靄がかかったような空模様でこの日はそこまで暑くなくちょうどいい感じでした

ホテルサイトの料金表を確認したらドライブサファリ3h 42USD、ボートサファリ3h 38USD、ランチビュッフェ 28USDでした

国立公園の入園料が120BWPなので18USD位 正規料金だと合計126USDなので料金的には高いというよりオトクでした

 

ボートサファリ

ボートサファリ

14:00 中食タイムは約1時間、その後ツアー残金の支払いを済ませLodgeから少し離れたボート乗り場からボートサファリ開始となります

支払はクレカOKとの事でしたが端末がいうことを聞かず現金払いに… アフリカではUSDが最強!! 困った際に備えて現ナマ(綺麗なお札)を必ず用意しておきましょう

 

カワウ

ボートサファリファーストコンタクトはアフリカカワウ(この手の鳥はカワウで間違いないハズ) 世界的にいるのでまぁふつう…

 

ワニ

続いてワニ たぶんナイルワニですがまだ小さめサイズ ゴロゴロはいませんがアチコチにいました

 

ワシ

鳥類ピラミッドに君臨するワシ ちゃんと観察するには望遠鏡が欲しいトコロ アフリカ旅行でサファリをするなら必需品!!

 

カバ

カバ 泳ぐバージョン(川の中を歩いているだけ?) 河の馬 と書くので水の中にいるのがほとんどでなかんか全身を見せてくれません 動物園では簡単に姿を見れるのにサファリでは全身を見る事が難しいのがカバさん

 

ボートサファリの様子

こんな感じのボートでチョベ川にある大きな中州にいる動物たちを川の上から見学(だからボートサファリ)

 

水牛とワニ

アフリカスイギュウワニ このワニはでかい!! 乾季に水を求めて大移動する動物たちの映像をよく目にしますがここは乾季でも水が豊富なので動物たちにとっては通年を通した楽園

デスロールの派手な捕食シーンが有名ですが四六時中食べているワケではないのでワニ達のドラマチックな弱肉強食シーンもナシ

 

オオトカゲ

オオトカゲ 爬虫類は詳しくないので良く分かりませんが結構デカいサイズ

 

ワニ

またしてもワニ かなり近い!! 鼻息が聞こえてきそうな昼寝姿でした

 

ウォーターバック

ウォーターバック 初観察となるウォーターバック 真後ろから見るとお尻に便座のような白い輪があるのが特徴

 

水辺のゾウ

そしてサファリの主役 ゾウさん (残念ながら肉食捕食獣はハイエナすらも見られませんでした)

 

草を食べるゾウ

草を鼻で引っこ抜いて食べるのですが草の根についている土をしごき落として食べるんです!! 妙に感動しました

 

ゾウとの距離

こんな感じの距離で観察できます!! サファリパークで見る距離より離れているかも知れませんが大自然の中だととてつもなく近く感じます

 

陸地のゾウ

昼前に走った川岸にもたくさんのゾウ ゾウだけはどっさり居ました

 

カバ

水の中で会議中のカバ やっぱり水の中なのね・・・

 

カバ(レア)

と思ったらり遠くに1頭だけ陸に上がっているカバを見つけました 陸の上のカバはレア物!! 水辺から離れているカバは初めて見ました(望遠鏡が欲しい~)

 

野生の王国

ボートサファリは16時過ぎまで 残念ながら今回は大物の肉食獣キャラとの遭遇はありませんでしたがサファリ中は絶えず様々な動物を観察することができました(ゾウは一生分見たかも)

大自然の中で生きる動物をナマで見る迫力はやはり別格 頭の中で野生の王国のテーマ曲が何度も流れました

お鈴
お鈴
アフリカに来たら一度はサファリを 空気感がまるで違いますよ!!

 

帰路

 

国境審査

ボートツアーを終え再びサファリカーに乗りビクトリアフォールズへ戻ります

帰りの国境審査は2国間で16:40~17:20 ジンバブエ入国後は真っ直ぐビクトリアフォールズの町を目指します

寅吉
寅吉
ダブルビザはこの入国でお終い 出国してまた戻る場合は買い直しが必要になります

 

パンク

パンク発生

18:00 最後の最後 町まであと8kmという地点でパンク発生!! スペアタイヤもなく どうなるの? 状態(この時は位置情報が分からずどこまで来ているのか見当がつかず)

町から別の車が来るというので20分位ひたすら何もない道路脇で待機

 

赤い夕陽

沈む夕陽の赤さに心が震えました!! 妙なパワーを感じる不思議な大陸  Africa

 

赤い夕陽

パンクしたお陰で綺麗な夕陽を見る事ができました♪

お鈴
お鈴
大自然にたくさんの野生動物に大満足♪ 明日はいよいよビクトリアの滝へ出かけます

 

[php_everywhere]

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • ボツワナの入国はビザ不要だがジンバブエ再入国のビザに注意
  • チョベ日帰りサファリツアーはそこまで安くない 相場は140~170USドル
  • 安いのはザンベジ川のボートツアーで36~USドル (カバ位は見えるらしい)
  • サファリに出かけるなら望遠レンズと望遠鏡があると良い
  • アフリカに虫よけスプレーは必須
  • やっぱりUSドルは大切&最強
  • アフリカの夕陽はなぜか凄く赤い!!