ミラノ観光最終日は外観見学に留まっていたドゥオーモの内部へ突入 壮大な歴史とスケールを秘めるミラノならずイタリアを代表する大聖堂の内観編です その他の観光については内容激薄ですみません
(2019.08.17現在)
ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)
チケット購入(現地)
特に予約をしていなかったのでチケットはドゥオーモの南に位置するチケットセンター(Duomo Shop)で当日購入
チケット売り場では対面販売か自動券売機のいずれかの方法でチケットを購入しますがどちらもかなり列が出来ていて順番待ちを強いられました
対面販売で購入する場合は最初に銀行にあるような整理券を発券 → オフィス内のモニターに整理券番号とカウンター番号が表示されるので自分の番号の番になったら指定のカウンターで購入
対面販売で購入しましたが整理券を発券してからチケット購入するまで約30分!! それぐらい混んでいるのでチケットは公式サイトで事前購入した方が正解です
チケット料金
チケットの種類と料金(2019年版) チケットはアクセスできるエリアに応じて料金が異なる他、優先入場が付加されたバージョンあり お好みに応じて購入できます ※ネット予約時には手数料として手数料が別途必要 (0.5€~1.5€)
料金は変動があるので最新料金については必ず公式ページ にて確認して下さい ※割高となりますがGet Your Guide でも購入可能
2019→2021では最低入場料金が値上げとなっています
- 大聖堂 3€ → 5€
- ドゥオーモ博物館+サン ゴッタルド教会 3€ → 5€
- 大聖堂+考古学エリア 7€ → 10€(大聖堂+考古学エリア+博物館のセットに)
- 屋上テラス(階段) 10€ → 10€ 変更なし
- 屋上テラス(エレベーター) 14€ → 14€ 変更なし
購入したチケットは最低アクセスの大聖堂内のみのチケットで1人3€ ※2021.10現在は5€となっています
入場できる時間帯が指定されその時間内に入場する必要があります(激混みで入場時にも少し並びました)
見学の様子
大聖堂の外装に施された彫刻像 昨日も見ているのですが何度見ても壮観 聖人、預言者などその数3,000体以上 雨水排水用のガーゴイルは約150体あるそうです
青銅で作られた巨大な中央扉 花や果物、動物をモチーフにして聖母マリアの生涯がストーリー形式で描かれています 1枚作るだけでどれだけかかったのでしょう?
中央扉は余程の人でないと通れないのでファザードの一番右端の入口から教会内へ入りますがその際も行列
チケット購入から入場まで小一時間かかりましたのでチケットはネットで事前購入を強く推奨
大聖堂内 ドーン 入口から後陣までの距離はゆうに100m以上 収容人員は最大4万人とも…
後方の主祭壇上の赤いランプ内にはキリストの磔刑に用いられた釘が聖遺物として納めれているんだとか マジ?
正面中央入口上部にあるステンドグラス 上は三位一体の場面、下に聖母マリアの被昇天の様子が描かれています とても落ち着いた雰囲気でイイ感じです
大聖堂を支える柱 柱は1年の週数と同じ52本あり、各柱の上部には聖人や殉教者たちの彫刻が置かれています 天井はゴシック建築でおなじみ交差リブ・ヴォールト天井 高さは50m近くありそう なるほどカトリック教会最大級というも伊達じゃありません
聖ジョヴァンニ・ボノの祭壇 7世紀のミラノ大司教だったそうな… 勉強不足で全く存じ上げません ゴメンナサイ
他にもいろいろ祭壇はありましたが・・・
名前が知られていなくてもこのドゥオーモで一番の有名人の方と言えばこの方 聖バルトロマイ 筋肉バキバキのクスリをキメた危ない人かと思っていましたが最後の晩餐でキリストと一緒にご飯を食べた12人の使徒の1人バルトマイさんだそうです
生きたまま皮を剥がされ殉教した聖人で体にかけているのは剥がされた自分の皮!! やっぱりクスリをキメてますョ
側廊部 全てがビックサイズ 巨大な柱はジャイアントセコイヤの森のよう
白の大理石に黒い大理石や赤い大理石をはめ込み花や貝の図柄を描いた床 制作開始から完成まで300年以上かかったそうです
パイプオルガンは主祭壇の後方に向き合う形で2つ 15,000本以上のパイプがありイタリアで最大のパイプオルガンだそうです かなりの大きさがありますがドゥオーモ自体が巨大なのでサイズ感がマヒしてしまいます
後陣のステンドグラスと聖カルロの地下聖堂にアクセスするための行列 最初の八角形の礼拝堂には、16世紀のミラノ大司教 カルロ・ボッロメーオの遺骸が収められた棺がありますが人が多すぎて大変…
その地下聖堂へ向かう入口上部の彫刻 どこもかしこも妥協のない作品ばかり
完成までに数百年、完成したら今度は修繕 と教会は永遠に仕事が終わらないインフラ事業のようです
後陣の見事なステンドグラス 巨大なステンドグラスが3枚あり(右側は映っていません) それぞれ旧約聖書、黙示録、新約聖書の物語が描かれているそうです
壁画やステンドグラスは字が読めない人の為のモノだそうですが聖書を知らないので絵を見ても良く分かりません 熱心な信者だと何人位の聖人が分かるのでしょうか?
聖書を読んだことのないという人でも安心 パーツを説明する パネルも完備してありました♪
内観見学を終え、また外観を見学 一番安い大聖堂内見学のみでしたが十分堪能できましたがハイシーズンの大混雑swチケット購入から退場まで2時間以上かかってしまいました
次回はハイシーズンを外して屋根の上もアクセスしてみたいものです(考古学エリアはパスで)
その他街ブラ
ドゥオーモ見学以降は大した見学をしていないので内容が薄いです テキトーに見て下さい^^
遅めのお昼はドゥオーモの少し南で見つけたYuan Chinese Hot Potという中華店で 物価が高いミラノでも良心価格、日本人でもすんなり受け入れられる味付けで当たりでした 2人で23.5€(約2,800円)ナリ
ジュゼッペ・ミッソーリ像 この日の地下鉄は1日券でなく1回券の購入なので歩ける範囲でウロウロ作戦
モスクワ生まれのジュゼッペ・ミッソーリはミラノに移り住みイタリアに愛国を誓いイタリア統一の際の軍事指導者を務めた人物 統一後にはミラノ市議会員となり軍事・政治でミラノに貢献
近くの地下鉄の駅名にもなっているのでモスクワ生まれながらミラノっ子に認められ愛されたエライ人
サンタ・マリア・プレッソ・サン・サティロ教会 ジュゼッペ・ミッソーリ広場から歩いて来てみたら・・・
見事にサマーバケーション中!! 2日目なのでもはや驚きませんでしたがけっこう休館中の教会がありました
夏のバカンスシーズンは無駄歩きにならないように注意が必要かも 公式観光サイトに休館情報ページがあのかな?
先の通りには日本の無印良品 流石日本の企業だけあってこちらはバカンス知らず 思わず立ち寄ってしまいました♪
売っているモノは同じだけど流石に高い
ドゥオーモ広場方面へ戻ります 時計塔がある古い建物はPalazzo Giureconsulti 16世紀に建てられたマニエリスム様式の建物 歴史が古い街なのでどれを見たら正解か良く分からないZo
さらに北上 スカラ座前の公園にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの像 1872年と100年以上昔に建てれたダ・ヴィンチ像を4人の弟子が取り囲みます
モナリザの微笑、最後の晩餐と芸術家としての顔を持つばかりか建築・科学・航空力学・解剖学などあらゆる分野に精通した万能の天才 もやは列聖されてもいいレベル
スカラ座 イタリアオペラ界の最高峰として有名でしたが実際に訪れてみたらこれまでの訪れた国のオペラ座と比べ想像以上に地味な劇場でした(笑)
本の中身を装丁で判断するな という言葉があるように外観で判断するのは危険なので次は是非公演を鑑賞して判断したいものです
ホテルに戻り、隣にあったAmerica Graffitiというお店で夕食 夕食代は20.3€(約2,400円)
ミラノの次に向かう先はフランスのマルセイユ バスは21:25発でしたがバス停までの道のりがあまりひと気がなかったので19:30にホテルを出発してバス停に向かいました
ミラノからマルセイユへ
アクセスマップ
21:25 バスターミナルで1時間以上待ちマルセイユに向けて出発 マルセイユは訪れたいと思った街ではなかったのですがスペインに向かうにあたって一度に移動するのはシンドイので1泊 という感じでの立寄り訪問(次のスペイン行も夜行バス予定なので)
ミラノ~マルセイユ間は途中カンヌに立ち寄り約520kmの距離 利用バスはFlix Busバスで料金は2人分で105.96€ (1人約6,300円)でした
マルセイユバスターミナル
05:50 まだ夜が明けない時間にマルセイユに到着 マルセイユのバスターミナルはマルセイユ駅(サン・シャルル駅)に隣接しているので分かりやすく移動しやすいのでアクセス面は問題なし
駅構内から地下鉄M1、M2乗り場にアクセスできるので夜中・早朝の到着でも問題ありません(駅近くに浮浪者がいましたが…)
着いた時は真っ暗だったので明るくなるまでしばらく駅構内で待機 駅構内は人が居るのでフツーに安全デス
ヨーロッパらしい駅舎内から久しぶりに朝焼けに染まる空を見ました
マルセイユ・サン・シャルル駅 地中海に面した港町で駅は終着となりますが2001年にTGVが乗り入れたことからマルセイユの人口は710万(2000年)から15年で倍以上に膨れ上がったそうです
小高い丘にある駅舎から眺める朝焼けのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院 マルセイユって何があるの? 何も知らずに到着した街でした
駅から港までは歩いて1.2kmほど 海までは下りとなるので徒歩圏内ですが駅・港周辺の宿はみな高かったのでNG 地下鉄に乗り予約していたホテルへ移動
マルセイユの宿 Ibis Budgetホテル
マルセイユの宿はマルセイユ駅から地下鉄M1で4駅のMarseille-Blancarde駅が最寄りのIbis Budget Marseille Timoneに宿泊 マルセイユもミラノ同様ホテル代が高く、アクセスしやすく&なるべくお安くという条件で選んだホテル Airbnb含め探した中でも安かった部類ですが1泊6,484円とイイ値段
部屋はIbis Budget だけあって東京のビジネスホテルのようなコンパクトな造り 値段重視の結果なので止む無し…
唯一良かった点は40分ホド待ちましたが朝から部屋に入れたコト ミラノからの夜行バスでイマイチ眠れなかったのでアーリーチェックインは本当に助かりました
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ハイシーズンのドゥオーモは激混み チケットは事前にネット購入せよ
- 現地購入はドゥオーモの南側の建物で購入 先ずは整理券をGet
- 混雑を避けるなら割高だけど優先入場チケットを購入するのもテ
- 夏休みを楽しむのは観光客だけじゃない 教会もバカンス休暇となるので注意
- 8月のランプニャノバスターミナルは蚊が多い (3、4か所刺されました)
- マルセイユのバスターミナルは駅に隣接 周辺はホームレスがいるので治安に注意
- マルセイユの宿泊代もバリ高でした
関連リンク集
- イタリア政府観光局(日本語) イタリア政府観光局公式サイト
- Italia.it イタリア政府観光局国式サイト
- アーモイタリア 現地発信のイタリア観光情報サイト(日本語)
- Yes Milano ミラノ観光局公式サイト
- ミランフォ 現地発信のミラノ観光情報サイト(日本語)
- Lampugnano BUS ランプニャノバスターミナルの公式サイト
- ATM.it ミラノ交通公式サイト メトロ・バス・トラム
- ドゥオーモ ミラノ大聖堂公式サイト オンラインチケット購入も
- Explor France フランス観光局公式日本語サイト
- Marseille Tourisme マルセイユ観光局公式サイト(.com)
- Marseille Tourisme マルセイユ観光情報サイト(.fr)
- RTM マルセイユ地下鉄公式サイト
- Flix Bus ヨーロッパの各地を結ぶ大手バス会社Flix Bus公式サイト
- Ibis Budget Marseille Timone Ibisホテルを運営する会社の予約サイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト