シウダード・デル・カルメンから逃げ出すように辿り着いた街カンペチェはメキシコ湾に面した古くからの港町でスペイン植民地時代に築かれた要塞建築物が評価され世界遺産登録地
国が認定する「魔法の村(Pueblos Mágicos)」の1つ 果たしてカルメンで解けた魔法の復活となるか? カンペチェ初日の様子です
(2019.03.16現在)

シウダード・デル・カルメンからカンペチェへ見出し

 

予定を切り上げてカンペチェへ

海が綺麗そうだと期待して3泊するつもりだったカルメンは宿の居心地が悪かったので1泊分キャンセルし、前倒しでカンペチェに行くことにしました

アウト日最後となる朝食を取りに行ったら、今日は土曜日なので10:30にならないと係がやって来ないと寝とぼけた事を言われてキレる (ダメなパターンは最後までダメなパターンの典型)

もうココはダメだ… 一刻も早く脱出したかったのでそのまま荷物をまとめタクシーを呼んで貰いバスターミナルへ タクシー代60ペソ(約350円)

シウダード・デル・カルメンのバスターミナルにて食べ損ねた朝食をサブウェイで取り、カンペチェ行のバスチケットを購入 10:30発のADOバスにてカンペチェまでは1人245ペソ(約1420円)

カンペチェでの宿泊先(Airbnb)を出発前夜に予約したのだが、普通なら来るはずのホストからの挨拶メールが未到着なのがいささか不安…

 

カルメン島を離れ180号線を海沿いを進む 道路沿いの海がメッチャ綺麗・・・ カルメンのビーチだけが綺麗じゃない?

 

13:35 カンペチェのバスターミナルに到着 カンペチェの見どころはスペイン植民地時代に築かれた擁壁を有する旧市街地 バスターミナルから旧市街地は4kmほど離れているのでタクシーで予約先のAirbnbへ向かいました 4km程の乗車で料金は45ペソ(約260円)

 

Airbnbに泊まれない

カルメンでは全然違う場所で降ろされてしまったけどカンペチェでは一発で該当物件の住所にたどり着きました

Airbnbサイトにある外観写真と同じ建物が目の前に鎮座 (今回はちゃんと来れた)

 

しかし、ドアには鍵が掛かっていて呼び鈴に対する応答もナシ

「今、着きました ドアの前に居ます」 とIMを送るも返事が来る気配なし… (スーパーホスト物件を予約したのに?)

 

近くの食堂で食事を取り、従業員の方にホストに電話を入れてもらうも呼び出しコールが続くだけで応答なし

到着して2時間近くになるというのに マジですか?

もうたくさん!! Airbnbは諦めて大人しくホテルに行きましょ
お鈴
お鈴

 

 

カンペチェの宿

 

Hotel Baluarte Santa Rosa


カンペチェでの宿泊先はホテル探しも面倒だったので近くのホテルどこ? と聞いて教えてもらったBaluarte Santa Rosaと言うホテルに宿泊 1泊 B/T付ダブルルームで400ペソ(約2350円)
ホテルとは名の付くもののなかなか曲者の宿、宿泊料金は1泊、休憩、時間制とあり、連れ込みホテルのような感じ

念のため部屋を見せてもらいそこまで酷くなかったので部屋を取ることにしたところ、水のポンプが故障・修理中なので夕方まで水が使えないとのコト (まーそれぐらいならOK?)

受付を済ませ鍵を貰おうとしたら「鍵は内側からポチを押せば鍵が掛かるから大丈夫」とワケの分からないことを笑顔で言われる (そんなシステムあり??

人の好さそうな顔の宿六オヤジ 出かけてる時はここで俺が見てるから大丈夫とニコニコして説明  (マジで?)

暑い中、また彷徨うのも面倒なので人の良さそうな宿六オヤジを信じてようやく寝床確保 (16時ごろ)

 

Airbnbホストから着信

18時前、夕食を兼ねて外に出ようとしたところにホストから初着信

「昨夜から郊外に出かけていて全く電波が入らなかった 今気づいて連絡を入れました あと1時間程でカンペチェに戻れるます それで間に合いますか?」 と・・・ (遅ーい!!)

ホテルは依然断水中 フロントに行き、水がまだ出ないようならキャンセルする(Airbnbに行く)と伝えると

あと1時間で直りそうだから大丈V!  とまた人の良さそうな宿六の笑顔に押し切られれそのまま滞在することにしました(荷物も広げちゃったしね)

Airbnbの方にはもう既に宿を取ってしまった旨を伝え、キャンセル料の掛からないホスト都合のキャンセル処理をお願いしました

 

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夕暮れの街中へ

 

城壁に囲まれたカンペチェ旧市街

気を取り直して夕食を兼ねて夕暮れの街へ出かけました!! (鍵は貰ってないケド)

 

スペイン植民地の平屋建ての可愛らしい家並みが美しいカンペチェ なかなかいい感じ

 

綺麗にライトアップしている建物だなー と思ったらこちちは市庁舎のようでした

 

 

サンカルロス砦 砦の上には砲台が置おかれていました 現在は海が少し遠くなっていますがその昔はすぐ外が海で海賊の襲撃に対抗する重要な砦の一つでした

 

この砦内にはちょっとした展示物コーナーがありかつての要塞都市のジオラマが展示されていました 要塞ファンは全ての砦を回りたいところですがそこまで要塞ファンではないのでテキトーに見て回ろうと思います

 

 

メキシコ湾・カリブ海と言えば海賊 海賊関連のフィギュアや地下牢の様子を再現した展示物もありました 日本にサムライが居たようにここにはジャック・スパロウが居たんですね~

 

メキシコ版松平健&白馬の展示物もありました 特に特筆するような展示物があるわけではありませんがクーラーが効いているのでGoodです

 

 

残された要塞壁 ところどこは寸断されていますが頑固な要塞都市だったことが分かります

 

サンカルロス砦から見えていた教会 かと思いきや旧教会でした 中は民芸品ワークショップが入店していてちょっとした市のようでした ライトアップが綺麗だったので夜に訪れる分には損はないです こちらの尖塔もそれぞれ違うデザインで興味深い造りでした

 

夜のライトアップが綺麗なソカロ周辺 一番の中心地だけあって賑やか ソカロに面した建物、大聖堂の夜景がMágicoです

 

 

カンペチェ大聖堂 1540年に聖母マリアを祀るために建てられた教会で完成までに1世紀以上を要した教会 内装は白とゴールド、シルバーの3色で統一されていてシンプル&上品にまとめられていました

 

ソカロのまで行ったところで引き返して海門に通じる通りのFresh’n Greenというサラダ料理専門(?)のレストランで夕食

久しぶりに生野菜(サラダ)が食べたい!! という欲求に完璧に応えてくれたボリューミーで美味しいサラダに満足して宿に帰還

 

オイ 宿六!! 水はどうなった!?

夕食を済ませて宿に戻り水の修理状況を尋ねたら 今日はダメだった 明日の朝イチには直るよ 

 

オイ!! すぐに直るって言うから泊まることにしたんだぞ トイレはどうするんだ?

 

宿六オヤジ:「廊下の先に受水槽があるんでコレで汲んで流してください」と小さなバケツを渡される…

お鈴
お鈴
用を足した後にバケツ水で流すなんてエベレスト街道の山小屋以来だわ

 

ブチ切れてもおかしくない状況でしたが宿六オヤジの憎めない人柄で妙に許せた宿でした (笑)

 

暑くて汗をかいたにも関わらずシャワーを浴びることなく就寝Zzz (クーラーはバッチリ効きました!!)

 

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ 

  • 直前予約のAirbnb ホストから連絡が来ない時は要注意!!
  • 長く旅行すればいい宿もあればそうでない宿もある
  • Airbnbを多用する場合、なるべく現地SIMを用意(Wi-Fiなくても連絡がつく)
  • 海が近いカンペチェは潮風まじりべったりする暑さ
  • 旅行はトラベル≒トラブル 小さいことは(゚ε゚)キニシナイ!!