恥ずかしながらミャンマー行きを決めてから初めてその存在を知ったカックー遺跡 インレー湖半のニャウンシュエの町から75㎞離れた山中にあり簡単にはアクセスできない秘境の遺跡と言われるカックー遺跡へタクシーを貸し切って出かけみたお話です
静かな山村の一角に2000千以上の仏塔が林立する風景はまさに荘厳の絶景 今後ますます人気が高まること必死の絶景スポットでした
(2018年10月20日現在 ※ミャンマーの物価は大きく変動していると思いますので参考程度にして下さい)

 

カックー遺跡

 

カックー遺跡とは

インレー湖の南東側約25km、タウンジーの南54kmに位置し、少数民族“パオ族”の特別地区にある仏教遺跡

外国人旅行者に開放されたのは2000年、インレー湖からは1つ山を越える山中ということから秘境の遺跡とも言われています(周辺地域は1990年代まで紛争が続き、ミャンマーの人でも怖くてなかなか行けない地域だったそうでパオ族と政府の間で和平が結ばれた後、ツーリストに解放された歴史の浅い観光スポットです)

2400基以上の“ストゥーパ”と呼ばれる仏塔が林立する独特な風景と荘厳な雰囲気は2時間かけて訪れるに値する絶景スポットとして日本でも年々認知度が上がっています

正式名称はムエトー・カックー・パゴダと言い、その歴史は紀元前のアショカ王の時代にさかのぼるとされ、12世紀にパガン朝第4代王アラウンシードゥーの時代に多くの仏塔が建てられ、16世紀頃にさらに拡張され2000基を超える規模となりました
(1975年の大地震で殆どの仏塔が被害を受け、現在見れる仏塔の大半がその後修復されたものになります)

 

行き方

ニャウンシュエの町から約75km離れたインレー湖東側の山中にあり、公共交通機関がないためタクシーを貸し切って訪れるのが一般的

所要時間はニャウンシュエの町から片道2時間ぐらい

私たちはホテルのフロントで50000Kでタクシーを手配してもらいました

町のタクシーに直接交渉するともっと安いかもしれません ホテルで手配されたタクシーの運転手は英語が話せ、車も他のタクシーよりは良かったので総合的に満足でした
道中は一部未舗装の部分がありましたが順次改善されていくと思います

当日のスケジュール

  • 9:30 ホテルピックUP
  • 11:50 カックー遺跡 見学
  • 13:40 Mahar Myat Mu Ni Pagoda見学
  • 16:20 ホテルへ戻る(途中バス会社へ寄り道)

 

料金

  • 入域料 3USD チャットでの支払もOK (5000Kでした)
  • ガイド料 5USD (ガイド1人で5人まで)

入口の管理事務所にて支払います 遺跡内は下足NGなので裸足での見学となります

寅吉
寅吉
ガイド必要と聞いていましたが必須ではないようで私たちは無しで見学しました

 

カックー遺跡の様子

カックー遺跡

タクシーを降りてエントランスへ もの凄い数の仏塔に思わずテンションが上がります

 

カックー遺跡

ゲートを入って入園料を支払い、靴を脱いでの見学となります

 

カックー遺跡

整然と立ち並ぶ仏塔に圧倒されます 観光客もそれほど多くなく程よい人出感で良かったです

 

カックー遺跡

1975年の地震で殆どの仏塔が壊れてしまい、現在の仏塔はその後修復されたものがほとんど
塔に埋め込まれている白いプレートには元々の寄付者と修復費の寄付者の名前が刻まれています

 

カックー遺跡

寄付した人の地位や財力、部族の違い応じて仏塔のサイズや形が異なります

 

カックー遺跡

2016年の台風時も被害が大きく、多くの塔先端の飾りが折れたり曲がったりしたそうです

 

カックー遺跡

仏塔の装飾も見応えがあり、色々な個性が楽します

 

カックー遺跡

こちらはインドが関係しているのでしょうか? インドのレリーフが施されています

 

カックー遺跡 カックー遺跡

カックー遺跡

こちらは四角の仏塔(??) 説明があったようですが忘れてしまいました…

 

ミャンマー ソルジャー

ミャンマー軍の方々とお互いに記念撮影 日本から来た言うと歓迎されました

      

カックー遺跡

奥手にある一番高い白い仏塔が本院となるカックー・パゴダ(半分遺跡で半分現役?)

 

カックー遺跡 カックー遺跡

本院は比較的新しいようでピカピカでした(色々な意味で)

 

カックー・パゴダの徳は凄まじく仏塔までがお参りにやって来ていました

カックー遺跡 カックー遺跡

愛らしい象さんに乗った仏塔や船に乗った仏塔などユニークな仏塔の姿があります

 

田園風景

カックー・パゴダの先は長閑な風景が広がっていました

寅吉
寅吉
田舎育ちの初老にはノスタルジックを感じられる風景でほっこり癒されました♪

 

村人発見

裸足のまま降りて行き、釣りを楽しむ現地の人たちの様子を眺める
シャイなミヤンマー青年が微かに笑って釣った小魚を見せてくれました

 

カックー遺跡

アクセスが悪い為か観光客はインレー湖に比べとても静かでじっくり楽しむことできました♪
往復4時間かけての一点観光になりますがまだ観光地としてスレていなく本当におススメの場所
インレー湖にお出かけの際は是非×2足を延ばしてみて下さい!!

 

水盤の水面に写るカックー遺跡の仏塔群はインスタ映えしますのでお忘れなく♪

 

お鈴
お鈴
個人的にはバガン遺跡よりこちらのカックー遺跡の方がが印象に残りました

 

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Mahar Myat Mu Ni Pagoda

カックー遺跡の手前 Hang Si 地区にある金色のパゴダ
通りすがら見えたのでタクシーの運転手に立ち寄ってもらったパゴダです
こちらは歴史が新しいようでどの仏塔もピカピカでした

金ピカの仏塔が立ち並びカックー遺跡に向かう通り道からでも目立ちます

 

ひときわ大きな仏塔と本堂

 

 

立ち並ぶ様子はカックー遺跡と同じですが金ピカなだけで風情はあまり感じられません

 

 

新しい仏塔も絶賛建造中♪
カックー遺跡内ではこれ以上仏塔を増せないので仏塔を新たに建てたい人の為の寺院なのでしょうか??

 

 

次はもっと上手に旅します

 

ニャウンシェでのご飯 ニャウンシェでのご飯

遺跡近くで食べたお昼 麺モノは美味しかったですがもう一品は油がきつくてちょっとヘビー
お値段は1500Kでした

 

超まとめ

  • 貸切タクシーでアクセスする一般的 相場を確認の上、値段交渉する
  • 英語ガイド(5USD)は昔は必須でしたが今は付けなくてもOK
  • 裸足での観光となるので足を拭くものがあると良い
  • 水盤に写る仏塔群は撮影必須ポイント