今回の内容はズバリ「ウユニ塩湖」 2日間という短い滞在の中で昼・夕方・夜と3回のツアーに参加した模様をまとめてみました ウユニ塩湖の様子が十分伝わるかどうかは分かりませんがご笑読下さい
また後半はウユニ塩湖について思うコト・お勧めを個人的な意見としてまとめてあります 何を求めるかにより意見は違ってくると思いますが宜しければ参考までに <(_ _)>
(ツアー参加は2019.02.05&2019.02.06の2日間にて)
ツアー1 (穂高DayTime)
最初に参加したツアーはHodakaが主催するツアー商品の1つ DayTimeコースに参加 (11:00~16:00 料金1人130Bs ※7人参加時)
もうはしゃぐ歳ではないので中国人夫婦、 韓国人(女子)2人、日本人1人が参加予定の多国籍メンバーの表に記入して参加(10:00スタート分の増便的な感じでした) ツアー内容は「列車の墓場」 → 「ウユニ手前の土産店(買い物)」 → 「ウユニ塩湖の鏡張りポイント」 の内容でランチは含まれず
全てのツアーの共通事項
- 長靴はウユニ塩湖に向かう途中、別の建物に寄り無料で貸出し(そこで最終トイレを済ませる)
- 基本的に各ツアーはHodakaオフィス集合・解散
- 一度申し込んだツアーはキャンセル不可(返金されません)
列車の墓場
11:30 DayTimeツアーで最初に訪れたスポット 列車の墓場 2007年時は訪れていなかったので今回が初訪問
しかし、人が多ーい!! 列車も落書きだらけでちょっと荒らされちゃってる感じ 次から次へ人が来るので他人が映らないように写真を撮るのは至難のワザ
Hodakaから歩いて2.5kmほどなので頑張れば歩いてアクセス可(人の居ない時間帯狙いで 標高高いけど・・・)

人が来れば商売も成り立つ ということで露店もあり 列車の墓場には30分程滞在していよいよウユニ塩湖へ向かいます
ウユニ塩湖で撮影タイム
ウユニ塩湖手前のコルチャニという集落に民芸品店が集まる場所があり、立ち寄りがコースに含まれます 今回は参加者全員が立ち寄りしなくてOK だったのでお土産スポットはスルー
12:50 12年ぶりとなるウユニ塩湖♪ 当時は雨季の終わりで半分が鏡張り、半分が塩原状態でしたが今回はホボ全面が鏡張り(2019年は雨がいつもより多いシーズン)
ウユニ塩湖に入って少し進んだところで車は停まり、あとは各自自由に撮影タイム
ドライバーが小道具としてカラフルな椅子などを用意 (若者同士ならテンション高めの集合写真大会にハッテン)
韓国人女の子2人組は持参の派手な傘やコートを用いてひたすらセルフィー撮影に没頭
みんなでトリック写真を撮りましょう♪ という雰囲気にはならなかったので個人的には〇
最初に停まった場所から車は1ミリも動くことなくひたすら撮影タイム ドライバーが写真を撮ってくれますが基本フリーの撮影タイム (トリック撮影時はドライバーが監督・カメラマンを務めてくれます)
2019年は天候がおかしく例年より雨が多め 撮影中に雨に降られることはありませんでしたが見える範囲で所々雨が降っていました
街では雨が降っていてもウユニ塩湖では晴れという具合に天気は出たとこ勝負でした
15時少し前にウユニ塩湖を後にしてDayTimeツアーはおしまいとなりました

Hodakaのウユニツアーは日本人の大好きな鏡張りポイントで好きなだけ写真を撮るための単純送迎ツアーなの?
ツアー2 (Private 午後+サンセット)
2回目のツアーは到着翌日(2/6)、午後1時からのプライベートツアーに参加 ツアーの立て主はウユニに10日ほど滞在するという1人旅の御仁(40代) プライベートツアーなので出発時間はツアー主が13:00に設定 開始時間に事務所に集合し、日本人計5人で出発(プライベートツアー代130USDを5人で均等割り1人26USD ドル理由はツアー主がUSDでHodakaに支払った為)
午後のウユニ塩湖
14:00 鏡張りウユニ2回目 雲の加減で写真の印象が変わりますが撮影場所は昨日とホボ同じポイント
2日目は昨日見えなかった対岸のトゥヌパ火山(5,321m)がよく見えました ここからの距離は直線で約85km!!
現地で見る鏡張りの水平線(地平線?)風景は写真やテレビとは別物、本当に絶景です
ウユニでボッチ? 写真に写っていないだけで周りには何台もの車が来ており他グループの声が良く聞こえます(残念なポイント)
天空の合わせ鏡は摩訶不思議な世界 360度の鏡張り!! と言いたいところですが案外陸から近いので実際は180度位
ゴジラ人形を使ってのトリック撮影 ゴジラや他の小道具は車に常備されておりドライバーがいろいろ提案してくれます 私たちは遠近法トリックとプリングス動画だけ参加して後は他のグループの様子を眺めてました

ウエディングフォトのメッカにもなりつつあるウユニ 新婚さんが鋭意撮影中 裸足で水に浸かると塩でガビガビになるので裸足になりたい人はペットボトルに水を入れて持って行くと賢いデス
隣のグループはプリングスの入れ物を利用したトリック動画の撮影中 ドライバーが何百回と撮影しているので指示された通りに動けばOK (サザエさんの音源まで持ってました)
こちらは一列に並びその周りを車で周りながら撮影するトリック動画の撮影中 車が列の真横に来たタイミングでポーズを変えます
お約束(?)の鏡写しの人文字撮影 水面に映ったほうの文字を読みます(UYUNI、JAPAN)
17:20 トリック撮影を楽しんだ後、サンセットまで少し時間があるので元祖塩のホテルComedor De Salへ
近くには国旗が立ち並ぶスポット、ダカール記念モニュメントがあります (紹介されている写真ほど綺麗じゃないzo)
Comedor De Salは一時閉鎖になっていましたが現在は非公式(?)で営業中の模様 トイレ利用は有料で1回10Bs

こちらは2007年時のComedor De Sal 当時は閉鎖になって間もない頃だったと思います 周辺は当たり前ですが本当に綺麗でした
その証拠にComedor De Sal 周辺でガンガン塩を作ってました!! 今回は雨季の為か塩山はナシ(環境問題で移動している可能性大?)
サンセット撮影
18:50 Comedor De Salでトイレを済ませ夕陽を待ちます 東の空は雲がありませんが…
18:50 西の空はこんな感じで雲多し 地平線との間には隙間がありますが全体的に雲に覆われています
19:00 地平線と雲の隙間に見えた太陽 鏡張りなので太陽は2つ 眩しい!!
広角で撮った写真はこんな感じ 夕陽も当然鏡張りなのでなんとも不思議な感じ
隙間の部分だけオレンジに輝いてこの日の夕陽ショーはおしまい どんな空模様になるかは運次第

※Hodakaで設定されているサンセットツアーは16時~22時間 夕陽が沈んだ後もしばらくウユニに残り星空も少し楽しんで街に戻ります 今回はプライベートツアーだったので開始時間を早め、陽が沈んだ後は速やかに街に戻る形となりました
ツアー3 (Private StarLight)
3回目のツアーは夕陽ツアー終了後、いったん夕食タイムを挟んでから22時スタートのプライベートStarLitghtツアー(時間設定はHodakaと同じ) 夕陽ツアーと同じツアー主のプライベートツアーで合計6人で出発(プライベートツアー代130USDを6人で割り 料金は1人22USD) ペンライト撮影をワイワイするような若者メンバーでなかったので初老の私たちにはありがたいメンバー構成(だから参加したんだケド)
夕陽の時に結構雲が出ていたので星が綺麗に見えるか心配でしたが夜は大方雲が晴れ星空を見ることができました
星空撮影
StarLightツアーは辺りが暗くて何も見えないのでひたすら星を楽しむしかありません(星空観賞・星空撮影・ペンライト撮影等) 夜間は気温が1桁台になるので防寒対策は必須!!
車はエンジンを切っているので車内も寒いです(持ち物スペースに余裕がある場合ホッカイロがあると良いかも)
また、星空を撮影するにはそれなりの機材が必要なのでガチで星空を撮影したい人はしっかりした三脚・明るい広角レンズを用意して予行練習を十分行ってから撮影に臨みましょう
真夜中の撮影 天の川が上がってくるのは結構遅い時間帯になります またガチで星空を楽しみたい場合は月齢も計算して出かけるようにしましょう(満月に近いと明るくて台無しです)
湖面に満天の星が映る鏡張りの星空も期待していましたが風があった為、湖面が波立ってしまい鏡張り星空は残念ながら見れませんでした
撮影ポイントは昼間とほぼ同じ場所なので方向によって街の明かりが入ります(夜間は真っ暗になるのであまり遠出は出来ない様です)

星空撮影を終えて宿に戻ったのは日付が変わった2/7の午前3時頃 5:30にはカラマ行のバスに乗るので束の間の仮眠でチェックOutでした
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ウユニ観光を考える (がっかりしない為に)
ここが残念だったウユニ塩湖
ウユニ塩湖情報を調べるとネガティブな意見も聞こえてきます ウユニ塩湖 がっかり 、ウユニ塩湖 汚い のように実際に訪れてみて残念に思われた方も多いと思います 私たちも12年ぶりに訪れて正直残念に思ったことは多々ありました 例を挙げると
- 人が多い 特にアジア人(日本人・韓国人・中国人)が爆発的に増えていた
- ツアーで訪れる範囲が狭すぎて周囲に人が多すぎ せっかくの広大さを体験できない
- 塩湖への入り口周辺が茶色く汚い 塩のホテルのトイレ臭が酷く、周辺は汚い
- ウユニ塩湖ツアーは写真撮影(セルフィー)中心
- 街灯りが星空を邪魔する
- 宿・レストランの質と価格が合ってない(高い)
が正直ながっかりポイントです

2007年時のウユニ塩湖のアクセス口 塩湖の縁は土と混ざり合って茶色の部分がありましたが塩湖自体は近場でも綺麗でした
今回訪れたツアー先の塩湖の大部分が茶色っぽくなっていました 車が多く侵入することにより土が広く拡散されたのが原因かと思いますが、この点については何らかの対策が必要かと思います
ウユニ塩湖は広い!! 広さを体験して
TV・メディア露出で爆発的に観光客が増え、規制や環境整備が追い付かない中、確かにウユニ塩湖は昔よりピュアではありません でもHodakaのほんの僅かのエリア内で終わってしまうツアーだけに参加してウユニを評価するのは一方的かと思います
今回参加した3回のツアーで訪れた場所はウユニ塩湖のほんの入り口にしか過ぎませんでした 広大な塩原が売りなのにもかかわらず振り返れば常に陸地が見える場所しか訪れず、やることは自撮り中心の撮影に勤しむだけの単なる送迎サービスと変わらない内容(撮影の手伝いはしますが…) 何の為に広大なウユニ塩湖に来ているのかちょっと不満でした
他の参加者も殆ど同じ範囲内にいるので人口密集度の高いこと!! あんなに広いウユニ塩湖が華やかな恰好の若者がワイワイ騒ぐ都会にしか感じられませんでした
ウユニはとにかく広いです、可能ならば他の人が見えない所まで、陸地が見えない所まで行ってくれとリクエストしてみて下さい

昔は良かった? 年寄りのボヤキ
2007年4月に初めてウユニを訪れた際は雨季の終わり、鏡張りのウユニも塩原のウユニも両方楽しめました 塩湖への入口は現在と同じ場所でしたが始まりに過ぎませんでした(今回はそこがメイン会場) そこから約80km離れたトゥヌパ火山まで延々塩原、時には鏡張りのウユニを走り「なんて広大は塩湖だろう」と感動したものです
2007年時 鏡張り&塩原のウユニをひたすら走る ひとたび広大なエリアに走り出せば他の車との距離もなくなりリモート感を存分に楽しめました(今回は えっ これ以上どこにも行かないの? という感じでした)
対岸のトゥヌパ山火山までひたすら走り、山中に安置されている生ミイラを見学(ドライバーに聞いたら今でも見れるとのコト)
その後はインカワシ島散策 (Hodakaではランチ付のFullDay+Sunsetツアーで訪れるようですが水位次第)
日が傾くころ塩湖の中にある塩のホテル Comedor De Salに立ち寄り夕方には宿に戻りました(現FullDay+Sunsetツアーより短い時間なのに内容がずっと濃かったです)
これからウユニへ出かける方へ
それでもやっぱりウユニ塩湖のどこまでも平らな鏡張りの風景は変わらず素晴らしかったです
なのでウユニ汚い 人多すぎ 写真ばかり撮る なんて心配な人 落ち着いた雰囲気でウユニ塩湖を楽しみたい人に提言します
- ツアーは貸し切りプライベートで!! 地球の裏側にワザワザ行くなら貸切130USDは安い
- ランチ付Fulldayツアーに参加する場合、行き先内容を確認
- 1~3月の雨季にアジア人が大挙するので少しずらしてみては? 火山にも行けるチャンス有
- 自撮りメインが苦手ならその旨をはっきり伝えるか Hodaka以外のツアー会社にあたってみる
絶景そのものよりも絶景地で自撮りをすることの方がメインという感じのツアーオペはHodakaだけでしょうか?(需要に応えてのことなんでしょうけど)

ワイワイ キャッキャッとグループ写真やトリック撮影を楽しむなら既存ツアーで安く上がるし、アジア人のニーズを良く理解しているHodakaはやっぱりおススメです♪
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 雨季シーズン1~3月はアジア人で大混雑 (あまりの多さに驚くな)
- ウユニ塩湖 サングラスと防寒着は忘れるな
- 星空をキチンと撮影するならそれなりのカメラと三脚を用意
- 星空を楽しみたいなのなら月齢も計算の上、出かけましょう
- 星空撮影の際、明け方前に町に戻るので宿への入り方を確認する(施錠される場合があるので)
- 自撮りメインならツアーで十分 落ち着いてウユニを楽しむなら貸切を検討
- 鏡張りだけがウユニ塩湖じゃない 是非、インカワシ島やトッヌパ火山も訪れて!!
- 7月でも鏡張りが見れる時は見れる シーズンを少しずらすのも検討してみては?
関連リンク集
- hodaka mountain expedition 日本人ご用達ウユニ塩湖ツアー会社
- Uyuni Wikivoyage ウユニトラベルガイド(WikiVooyage 英語)
- 夜空の星を取る(ソニーα) 星空の撮影方法解説(ソニーサイト)