ラパスの次は日本でもすっかり名前が知れ渡った鏡張り絶景地 ウユニ塩湖 死ぬまでに一度は行きたい絶景として雑誌・TVなどのメディアで多く取り上げられ、今では言わずと知れた有名観光地
私たちが2007年に南米旅行に出かけたきっかけが実はウユニ塩湖 2006年7月にテレビ東京で放送された「地球街道(鶴田真由出演)」を見たのがコトの始まり 初めて訪れたウユニは正に天空の絶景!! あのウユニを再度味わいたく2度目の訪問をキメました♪ 今回はツアー参加までのイントロ篇になります
(2019.02.05~2019.02.07現在)

 

ラパスからウユニへ

 

ラパス~ウユニ

ラパス夜景

18:30 ラパスのバスターミナル発 利用したバス会社はTrans Turístico Omarというバス会社にて セミカマクラスで1人130Bs(約2130円)
下調べしたところ todo turismo が安全・サービス面で人気が高いと評判だったのですがバスターミナル前のオフィスがもぬけの殻状態だったのでこちらにしました ウユニ行のツーリスト利用者も多く、安全性に関しては全く問題ありませんでした ※バス乗車の際には2.5Bsのターミナル利用料が別途必要
 

ウユニバスターミナル

ウユニバスターミナル バス会社が並ぶ

05:30 まだ夜が明ける前にウユニ到着 ウユニのバスターミナルは青空ターミナル 各バス会社の事務所が集まる街角沿いでバスが発着するので箱物タイプのものは存在しません なので当然バス待ちスペースはナシ (各バス会社事務所内のプラスチック椅子に座れればマシ)

寅吉
寅吉
到着時は生憎の雨、雨宿りする場所もなく急ぎ足で予約先のホテルへ向かいました

 

オルーロからウユニへの車窓から

お鈴
お鈴
2007年時は直通バスは一般的でなく バスでオルーロへ行きそこから電車でウユニへ
道中の景色が千と千尋のワンシーンのようでとても幻想的でした

 

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ウユニでの宿泊先と街の様子

 

Reina del Salar

Reina del Salar Reina del Salar

宿泊先ホテルはReina Del Salar 宿泊代は1泊朝食付で189Bs(約3010円)
ホテル内は天井がプラ板の吹き抜け構造 部屋は個室でベッド+ちょっとした机がある質素なものでトイレとシャワーは各階にある共同の設備を利用
内容が良ければ連泊しようと思っていたのですが、提供内容に対しての値段が高すぎると感じて1泊で引き払いました

 

Residencial La Cabana

RESIDENCIAL LA CABANA RESIDENCIAL LA CABANA

上記ホテルがイマイチだったので翌日移動したホテルRediencial La Cabana 2段ベッドが置かれた手狭な部屋でバス・トイレは共同 1泊112Bs(約1800円) ※朝早くチェックアウトしたので朝食を食べていないですがたぶん1泊朝食付
クオリティは1泊目より劣りましたが値段相応なので1泊目より納得できるプライス設定

田舎町なのでクオリティが低いことは許せるのですがウユニ塩湖人気にあぐらをかいているように見受けられウユニは物価が高いと感じました

 

Palacio de Sal

余談ですが2007年利用時のホテルは塩のホテルPalacio De Salで宿泊 今でこそ4つ星ホテルで高級リゾート化してますが当時は塩で出来ているというだけでそこまで凄くありませんでした(当時のウユニとしては高い部類でしたが) 現在のオフィシャルサイトを見てあまりの変貌ぶりに驚いたのでビフォーアフターを紹介(現在のホテル画像は全て公式サイト より )

ホテル パラシオ・デ・サル  ホテル パラシオ・デ・サル ホテル パラシオ・デ・サル ホテル パラシオ・デ・サル

ホテル パラシオ・デ・サル ホテル パラシオ・デ・サル ホテル パラシオ・デ・サル ホテル パラシオ・デ・サル

寅吉
寅吉
うーん メチャクチャ綺麗になってました!! 興味のある方は公式サイト で♪

 

ウユニ街歩き

 

ウユニは人口約3万人(2012国勢) の小さな街、訪れる観光客のほとんどがウユニ塩湖目当てで街中にこれといった見所はありません 鉄道駅前の通りにウユニ塩湖ツアーを扱う旅行業者が軒を連ね、アルセ通り周辺が一番賑わうエリアになるかと思います

 

ウユニの次は?

ウユニ観光の後の予定はウユニ塩湖の先の荒野をサファリツアーでアタカマまで抜ける予定でいました ウユニ塩湖は一度訪れていたので実は塩湖よりも先のフラミンゴが生息するカニャパ湖、ラグーナ・コロラダ、ラグーナ・ベルデなどアタカマに至るまでの絶景が今回の目玉(のハズでした)

 

ツアー会社 ツアー会社

アタカマ抜けツアーは人気なので到着早々ウユニ塩湖ツアーに申し込む前にアタカマ行ツアー探しを優先

ところが、どこのツアー業者へ行っても答えは皆同じ

先日の悪天候で道路が不通状態、ツアーがいつ出るか分からない(当然逆コースも)

寅吉
寅吉
ペ ぺルドン? (何ですと?)

どうも年明けから天候がおかしいと思っていたらウユニ周辺も今年は天気がおかしいとのコト 到着時も結構な雨だったしウユニも温暖化の影響で異常気象?

 

モーニングセット

アタカマに抜けられないショックと空腹を癒すため、今後の予定の作戦会議を兼ねてアルセ道り沿いのレストランで朝食を取りました

写真のモーニングセットで1人前30Bs(約500円) 又しても質の割にクソ高い内容  良店を見つける能力が低いのか、これがウユニクオリティなのか?

お鈴
お鈴
夕食もレストラン(食堂?)で食べましたが内容の割にとても高く感じました
観光客が押し寄せるから強気料金設定なのか宿・食事共に全体的に割高感あり
寅吉
寅吉

 

Cruz Del Norteバス

せっかく楽しみにしていた荒野のアタカマ抜けができない&ここウユニの天気も怪しそうなので早々にウユニ脱出を決断 ノーマルルートでチリのカラマへ行き、そこからアタカマに行くことに

青空バスターミナルに戻り2日後のカラマ行のバスのチケットを早々にGet
利用バス会社はCruz Del Norteというバス会社にてカラマまで1人170Bs(約2700円) ウユニ発は5:30と早朝発

 

ウユニの町の様子

前回訪問時は塩のホテルに泊まったので鉄道駅以外ウユニの町中はホボ初体験 なのでウユニの町は新鮮♪

 

駅前大通り 駅前大通り

駅前の大きな通りFerroviaria通り Ferroviariaはイタリア語で「鉄道」なので駅前通りでいいと思います
この通りにHodaka Mountainをはじめとしたウユニ塩湖ツアーを扱う代理店が多く並んでいます

 

ウユニ駅

ウユニ駅 駅舎は建て替えられていたようで2007年の面影はなし

 

ウユニ駅 時刻表と料金表

プラットホームとウユニ駅からの時刻&料金表(2019年版) プラットホームは当時のままで記憶が蘇りました

 

駅前電車ホテル

駅の敷地内には車両を客室利用したホテルがありました 調べてみたら鉄製なので暑い時はより暑く、寒い時はより寒いと辛辣な評価が・・・(笑)

 

繁華街 繁華街

アルセ通り 中央が緑地整備されている通りで両脇に飲食店・土産屋が多く並んでいます

 

ウユニ市内 時計塔 塩でできたオブジェ

アルセ通りの先にある時計台とウユニ塩湖の塩で作られたオブジェ (特筆するようなモノではありませんが)

 

大聖堂

時計台からワンブロック進んだ大聖堂 閉ざされていたので「なんも言えねぇ~」 ←北島康介風

 

大聖堂脇のショップ街

大聖堂脇のアントファガスタ市場 小さな個人商店が並んでおり路地の先が青空バスターミナルとなります

 

Mercantil Santa Cruz ATM

ATMは少し外れますがMercantil Santa Cruz銀行ATMがお勧め 引き出す際は背後に注意
USDの引出しOK

 

ウユニ公園 少し外れるとこんな感じ

至って普通(?)のウユニ広場 そして少し外れるともう何もなし こんな感じなのでメインはやっぱりウユニ塩湖

 

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ウユニツアーの申込み方

 

日本人の場合 駅前通り沿いにあるHodaka Mountain Expeditionが利用しやすく鉄板なのでHodakaでのツアー内容、申込み手順について記載しておきます どのツアー会社でもツアー内容・料金に大差はないのでHodaka以外でも基本的には同じかと思います

ツアー参加は2パターンあり1つはHodakaで用意されている定番ツアーに申し込む、もう1つはオリジナルツアーを立てるorそのオリジナルツアーに参加する の2パターン

 

Hodakaでの基本ツアーに申し込む

Hodakaでは人気の基本ツアーが5つ+ 宿泊を伴うアタカマコースが1つ設定されているので好きなコースを選びます コースと料金は以下の通り 開始時間は時間通りですが終りは行き先により前後する場合があります

ツアー代は1台の車に乗車できる人数=7人乗車時の料金が基準(7人揃うのが最安値) 6人の場合は少し割高(7人時130Bs → 6人時150Bs)になりますが鏡張りシーズンの1~3月はうまく定員に収まるのでそれほど心配はいりません

 

1. FULLDAY + SUNSET (10:30~20:00前後 ランチ付で料金1人200Bs)
Hodakaで一番長いツアー日中と夕暮れ・日没のウユニ塩湖を体験できるランチ付コース 「列車の墓場」「塩のホテル」「鏡張りスポット」に訪れます ※インカワシ島に行けるかは基本乾季 水位次第なので要確認

2.STARLIGHT + SUNRISE (03:00 ~ 08:00 料金1人130Bs)
夜明け前に出発 ウユニ塩湖の日の出や朝焼け鑑賞がメイン 明け方前の星空も見ることができ、陽が出た後も暫くは楽しめる

3. SUNSET + STARLIGHT (16:00~22:00 料金1人130Bs)
夕方に出発、夕陽、夕暮れをメインに鑑賞 星空も長時間ではないが楽しめます

4. DAYTIME (10:00~16:00 料金1人130Bs)
日中のウユニ塩湖を楽しむツアー 移動範囲は狭く、昼間のトリック撮影を存分に楽しみたい人向け (ランチは付かない)

5.STARLIGHT (23:00~3:00 料金1人130Bs)
夜遅くに出発し星空を存分に楽しむ 360度の星空・天の川を楽しみたい人向け

6. 3days & 2Nights Tour (Atacama 10:30発)
アタカマに抜けるorウユニに戻ってくる で料金が異なるので要確認
 

※支払いはBsの他 USDで支払い可能(現金のみ) 長靴はウユニ塩湖に向かう途中無料で借りれます

お鈴
お鈴
日本人・韓国人利用者が多いのでスタッフが日本人慣れしています なので心配は無用

 

ランチ付のFullday+Sunsetツアーは事務所内のおばちゃんに申込み、それ以外のツアーはツアー名と日時が書かれている紙が貼り出されているので参加したいツアーの紙に自分の名前を書き込んで料金を支払えばOKです

一度お金を支払ったツアーはキャンセル不可 定員に満たない場合は差額を支払います 極端に少ない場合は参加者相談の上ツアーキャンセルになる場合もアリ

 

寅吉
寅吉
どれも7人定員なので空きがある用紙を見つけて名前を記入(ツアー日・時間はちゃんと確認)

 

プライベートツアーを立てる、他人のプライベートツアーに参加する

7人分の料金を支払えばツアー主になることが出来ます 開始時間・内容についてはある程度自由に設定できるので同じグループで行動したい人、もしくは2人だけで貸切りたいという人に向いています

プライベートツアーは通常ツアー申込と同じ要領で、スタート時間(内容)を書いた用紙を貼り出して募集を募りますが、 Privateという文字が加わっているのでHodakaのツアーと区別可能 他のツアー主が立てた用紙に空きがあれば自分の名前を書き足せばOKです(7人に満たない場合はワリカンなので1人当たりの支払い額は130BsよりUPするシステムは一緒)

 

事務所内の様子 貼り出された紙を一通り見れば様子が分かると思います スタッフは英語が堪能、時たま片言の日本語を織り交ぜて説明してくれます 「カガミバリ キレイヨ~」 とか
 

今回参加したツアー

初老の私たちは若者のテンションとは温度差があるのでなるべく落ち着いた雰囲気のツアーを選んで参加しました 天候がどうにも怪しかったシーズンだったので天候待ちはせず計3回参加でフィニッシュ

  1.  HodakaのDayTimeツアー 中国人夫婦、韓国人の女の子2人組、日本人1人と私たち 計7人なので1人130Bs
  2.  中年の方が立てたプライベートサンセット 日本人 計5人で1人26USD(ツアー主がUSDで支払った為)
  3.  2と同じ方が立てたプライベートスターライト 日本人 計6人で1人22USD

ツアーの作成主は40代の1人旅(男性)の方 10日ほどウユニに滞在して毎回プライベートツアーを作成して参加者を募っていました(事務所に店員が2人居るみたいでした) テンションがあまり高くならない人選で声を掛けていたので定員の7人が集まらずとも私たち的にはありがたかったです^^

7人集めれば好きな時間で車を出せるので若い世界一周トラベラーは店先で相談しあいプライベートツアーを立てていました

寅吉
寅吉
次回は実際のウユニ塩湖ツアーの様子をお伝えします

 

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • ウユニのバスターミナルは青空バスターミナル(統括的な建物はない)
  • クレジットカード途上なので現金の用意を!! ツアー代はUSドル支払も可(Hodaka)
  • ツアー申込先は日本人御用達Hodaka MountainでOK(日本人のニーズに合わせてます)
  • 料金は1日+サンセットツアーが200Bs 他のツアーは130Bs (7名で参加時 下回るとUP)
  • 申込み用紙に名前を記入し、料金を支払ったら基本キャンセル不可
  • 塩湖人気で需要に質が追い付いていない 宿・食事のコスパが良いとは言えない
  • 昔は良かったと言うのは年寄りの証