長期旅行をする上で旅の準備に欠かせないものが予防接種。 予防接種が必要な病気は途上国・亜熱帯地方になるほどリスクが高く、病気になってしまうとハイダメージを受けるモノばかりなので予防接種はとても重要。

ということで、今回自分たちが旅行準備として接種した予防接種内容と金額を紹介。

 

予防接種の下調べと接種ワクチン

 

長期旅行のための予防接種について参考にしたサイトは 「厚生省免疫所/FORTH 」 というサイト。

その中でも 「海外渡航のためのワクチンページ 」 を参考に接種するワクチンをチョイス。

そして以下のワクチンが今回の旅に向けて出発前に受けた内容となります。(接種期間は2018年04~06月)

A型肝炎
感染リスクの国と地域が結構な範囲であり、不衛生な食べ物・飲み物から感染するとのことでチョイス。
輸入ワクチン Havrix 1440 1.0ml×1本

狂犬病
狂犬病ウイルスに感染し、いったん発病してしまうと治療不可&ほぼ100%死に至るという命に係わる恐ろしいモノ。 犬の他、キツネ・アライグマ・コウモリなどの野生動物からも感染することもある。
輸入ワクチン VERORAB 0.5ml×3本(初回、2週間後、4週間後のスケジュール)

破傷風
土壌中の菌が傷口から体内に入ることによって感染。 世界中の土に普通にある菌から感染する可能性があり、治療が遅れた場合には死に至ることもあるということでチョイス。
4種混合TdapBoostrixのTdap 0.5ml×1本 にて 破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオをカバー

お鈴
お鈴
私は過去接種が不明だったのでブーストで破傷風トキソイド TETAVAX 0.5ml×1本余計に追加

 

トラベルクリニック探し

 

打つ予防接種が決まったところで病院探し。 破傷風の注射はフツウに近場の病院で打てるだろうと油断していたら、怪我をした際に打つことはあっても渡航ワクチンとしては扱ってないということが発覚。 トラベルクリニックを探さがし始める。

ここでも厚生省免疫所/FORTH サイトの内の予防接種実施期間検索ページ  で病院探し。

日本渡航医学会の 「トラベルクリニックページ 」もありますがコチラは検索ソート機能がなくてザンネン。

予防接種は保険が利かない自由診療扱いなので金額は病院によってマチマチ。 コスパ重視でイクなら東京の三軒茶屋にある「ふたばクリニック 」がテッパンだと確信したのですが、私たちの住む所からは遠く、時間&交通費が掛かるので断念。

ということで今回選んだクリニックは当時住んでいたところから下道ドライブで約2時間ほどの「藤沢本町ファミリークリニック 」で打つことにしました。

 

予防接種の実費用

 

気になるお値段ですが下記の金額となりました。 ※値段は消費税8%時の2018年6月のものです

1回目 4種混合 Tdapワクチン 10,800円+初診料3,240円×2人 合計28,080円

2回目 A型肝炎 Havrix 13,500円+再診料1,080円×2人、破傷風トキソイド 5,940円×1人(嫁サマのみ追加) 合計35,100円

3~5回目 狂犬病 VeroRab 14,040円+再診料1,080円×2人 1回30,240円×3セットで 合計90,720円

国内接種ワクチンは2人で総額153,900円となりました。 結構な金額となってしまいましたがこれはヤムナシ。

 

ちなみに上記をすべて最安値(?)のふたばクリニックで受けた場合
1回目は 6000円×2人=12000円
2回目は 14000円×2人=28000円 2800円×1人=2800円 合計30800
3~5回目は 9200円×2人×3セット=55200円
総額にて98000円と十万円以内に収まる計算でした。

寅吉
寅吉
同じ接種内容でも2人で5万円の差が。。。 クリニック選びは重要ですね。

※地方の場合は接種可能クリニックが限られてしまい値段は都市部より高めになる傾向になります

黄熱病ワクチンについて

 

アフリカ方面、南米の熱帯・亜熱帯方面に行かれる場合は必須ワクチンですが約10年前に接種したことがあるので問題ナシ。
尚、黄熱病ワクチンについては接種にあたり下記の注意が必要です。

  • 接種はトラベルクリニックでなはく各地の検閲所で行われる。
  • 事前予約が必要で、接種日が決められている
  • 生ワクチンで接種後4週間は他の予防接種を受けることができない
  • 接種後10日後から有効となる。

ちなみに最近までワクチンの有効期間は接種有効後10年間でしたが、2016年7年11日より1回の接種で生涯有効と変更されました。
私たちが打った時の料金は当時1本8,530円でしたが2018年現在は1本11,180円。 チョッピリ得した気分。

 

予防接種のまとめ

 

黄熱病もからめて受ける場合は遅くとも出発前2ヶ月前から打ち始めるように計画するとベターです。
首都圏の方は多少交通費が掛かっても三軒茶屋のふたばクリニックで受けるのが一番安いと思います。(都会ほど需要が多く競争原理が働きます)
タイのスネークファームで黄熱病+他ワクチンを受ける場合は、4週間ルール・接種間隔も考えて計画しましょう。
不衛生な場所、感染症のリスクがある地域に行く場合は必ず接種してから出かけましょう。

寅吉
寅吉
タイのスネークファームでの予防接種の様子と内容はまた別の機会にて♪