すっかり夏陽気のビニャ・デル・マールとバルパライソを満喫して次に向かう先はチリ国境を抜けてのアルゼンチン・メンドーサへ決定
今回はビニャ・デル・マールからメンドーサまでの絶景の国境越え山岳ルートの様子のお話です 3800mを超える峠越えの景色をお楽しみ下さい
(2018.12.14現在)

 

 

メンドーサへの行き方

 
メンドーサに行かれるほどんどの方はサンティアゴから向かう人が多いと思いますが、ビニャ・デル・マール(バルパライソ)~メンドーサ直行便があったので今回はサンティアゴを通らずアクセスしました

ビニャ・デル・マールから直通バス

ビニャ・デル・マール バスターミナル

出発時間の1時間前に宿を出てバスターミナルに移動 予約したバスはANDESMARバス 他にもCATAバスなどのが運行してましたが景色が良いと聞いていたルートだったので2Fフロント席が取れる方で選びました

寅吉
寅吉
富士山より高い標高を走るこのルートは絶景なので2Fフロント席を予約しましょう!!

AndesMarバス

8:30 ANESMARバスにてビニャ・デル・マール発 都心部だけにパタゴニア地方よりバスのモデルが皆新しい♪

またあまり気にしてませんでしたがこの辺りからカマクラス・セミカマとバスクラスもチョイスできるようなりました 因みに違いは

  • カマ リクラニング角度が大きい(160~180度) 車内サービスが良い(毛布・食事等) 3列シート
  • セミカマ カマほどではないがそこそ倒れる 座席ピッチ・幅は十分広い
  • 標準 日本の一昔の夜行バスタイプ(ツーリストは基本治安面も含めセミかセミカマ推奨)

カマクラスはセミカマに比べ20%前後料金が高く設定されています また、会社によってサロンカマ、プレミアムといったらクラスもあったりします

お鈴
お鈴
後日カマクラスを利用しましたが、長距離夜行時の利用はやっぱり快適でしたね

 

絶景の山岳国境越えルート

バスは直行便なのでサンティアゴの北に位置する、ロス・アンデスを経由して峠を越えます

ロス・アンデスまではワインのブドウ畑が広がる景色を見ながらの道中、絶景ルートはロス・アンデス以降となります

ロス・アンデス以降はつづら折り道路の開始地点 エル・フンカルまで緑美しい50kmの森林浴ドライブ、そしてそこからは国境越え一気登りとなります

つづら折りの山道

貯水池のある谷底地点(2200m)から標高3800mの峠までを右に左にぐるりんぐるりんと登って行きます

お鈴
お鈴
車に酔いやすい人はモチロン酔い止め薬必須の連続カーブ山道

つづら折りの道

ひとカーブごと高度が上がり、視点も上がっていくので同じ山でも全然見え方が変わってきます

 

道中の様子

峠付近にはスキー場もありました(Portilloスキー場というみたいです)

寅吉
寅吉
スキーはいいですが、冬のスキー場までの運転は考えただけで怖そうデス

赤茶けたメンドーサ川

メンドーサ川(上流) 流れる川はワイン産地の源流のせいか独特な赤茶色の川でした

 

絶景の国境越えルート

峠を過ぎてもしばらくは3000m越えの山々を望みながのドライブが続きます そしてしばらく進むと・・・

 

アコンカグアポイント

 お天気が良い日はチリからアルゼンチン入りする場合、進行方向左手に南米大陸最高峰のアコンカグア(6,962m)の頂きが望めます!! (アルゼンチンの国境管理施設の手前)

山頂が見えるのはアコンカグア公園管理事務所の建物を過ぎた辺りです 見逃さないよう窓の外を見続けましょう♪
 

アルゼンチン入国 アルゼンチンイミグレ

アコンカグア眺望ポイント過ぎるとすぐにアルゼンチン入国審査 標高2800mにある巨大な建物で行います

 

アルゼンチンイミグレ アルゼンチンイミグレ

12:15 国境審査 個別ブースでパスポートチェックした後、右端で荷物検査 この時は全部で40分ぐらい掛かりました

このコースは2ヶ月後にも通りましたがその際、乗客1人の荷物がチェックで引っ掛かり、国境で2時間ぐらい足止めを喰らう羽目になりました 往来が激しい為か案外厳しいチェック体制のようです

寅吉
寅吉
チリ→アルゼンチンはチリのイミグレなし アルゼンチン→チリは共にイミグレあり 何故に?

 

道中の様子

その後も荒々しい山々の景色が続きます 途中小さなウスパジャタの町を過ぎてブドウ畑が現るまでメンドーサ川沿いにダイナミックな景色が楽します♪

 

メンドーサのブドウ畑

ワインのブドウ畑が広がり始めるとメンドーサまであと1時間ほど

 

メンドーサバスターミナル

15:40 メンドーサのバスターミナル到着

 

メンドーサバスターミナル

ビニャ・デル・マールの2倍以上の大きさのバスターミナル 拡張工事中でしたので今では乗り場が増えていると思います

宿まで1.6km離れていたのでタクシーで向かいましたが$55ARS(約170円)とかなりリーズナブルでした

 

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メンドーサにて

 

南米ワインの首都メンドーサ 市内は沢山の街路樹が植えられ緑が多く、とても住みやすそうな街(夏場の感想ですが)

お鈴
お鈴
夏は木々の葉が陽射しを遮り涼しく、冬は葉が落ちて陽が降り注いでポカポカね

 

緑眩しい初夏のメンドーサ

クリスマスイルミネーション

訪れた12月中旬はまだ暑さが厳しくなる前で緑は若々しく、爽やかな陽気で本当に過ごしやすかったです
新緑の緑に青々としたクリスマスツリーはちょっと不思議な感じでした

 

市内なのにここれだけの緑! 日中は陽射しがきついですが街路樹のお陰で快適に歩けます!!

 

サルミエント通りもシャレオツ メンドーサはカフェもあちこちに沢山あり本当にヨーロッパの雰囲気です

 

南米ワインの首都だけにスーパーのワインコーナーもご覧の通り (お酒は殆ど飲みませんが…)

 

メンドーサの花屋

通りの花屋一つとっても素敵な街がメンドーサです

ゆったりとした南欧風の街の作りは壊滅的な被害を受けた1861年の大地震の後に計画的に再建されため、意図的に広い道路・広い公園を整備したそうです 古い建物が少ないのも頷けました

 

寅吉
寅吉
素敵な街ですが一番の目的がアコンカグア!! 次回よりアコンカグアトレッキング編です

 

メンドーサのお宿その1

メンドーサAirbnb1軒目 メンドーサAirbnb1軒目

アパート貸しタイプのAirbnb リビングダイニング、ベッドルーム+水回りの広々とした物件で1泊2270円とかなりお買い得物件でした

12/15~12/19まで5泊滞在しましたが内2泊3日はアコンカグアへ(毛布を拝借していき非常に助かりました)

 

メンドーサのお宿その2

メンドーサAirbnb2軒目 メンドーサAirbnb2軒目

アコンカグア遠征後に延長で2泊したAirbnb こちらは個人アパートの一室間借りタイプ

1泊1840円とリーズナブル 部屋はNetflix見放題で日本の作品見まくり♪ なによりオーナーがとても親切!!
チェックアウト日の移動が夜行バスだと知ると旅行を予定していたオーナーは息子さんを留守番に呼び寄せ、時間まで滞在させてくれ「数あるリスティングの中からココを選んでくれてありがとう」とワインを1本お土産に持たせてくれるホスピタリティ
旅行中最も印象に残ったお宅の1つとなっています

お鈴
お鈴
旅の道中での人の親切・恩義は本当に印象に残ります 見習わないといけませんね

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • チリ~メンドーサ山岳越えルートは絶景ルート アコンカグアポイントを見逃すな
  • 車に酔いやすい人は酔い止めをお忘れなく
  • メンドーサはワイン好きには堪らないワイン天国♪ 併せて牛肉も激安&激ウマ
  • 緑・公園が多く、手頃な大きさそこそこ都会でとても過ごしやすい!!
  • アンデス山脈の生還映画 「生きてこそ」 は衝撃の実話でお勧め