ウシュアイアを出発して4日目にようやくサウス・シェットランド諸島に初上陸となった翌日の11月9日は午前中は雲が多かったものの次第に天気は回復し快晴の南極日和となりました。
今回はついに南極大陸初上陸を果たした絶景づくしの南極ツアー5日目のオハナシです。 コーフンした為ちょっと画像が多いですがご容赦下さい。
(2018.11.05~2018.11.14現在)

2018年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

いよいよ南極大陸初上陸へ

 

乗船5日目スケジュール

予定掲示板

毎日の予定表は毎朝メインラウンジ入口に貼り出されます。

 

7:00~ 朝食スタート ここれまでで一番の好天 乗客の表情も自然と明るくなります

9:00~ ツアー2回目の船外活動スタート GroupA・B 時間差で実施

11:20~ 次の上陸ポイントに向けて移動開始

12:00~ ランチ メニューはベジタブルスープ、サーモンのムニエル、コーヒーのケーキ

お昼のデザート

本日のデザート

17:00~ ツアー3回目の船外活動スタート GroupA・B 時間差で
GroupAは先に湾内ツアー・GroupBは先にブラウン基地

19:30~ 船外活動を終え船に戻る

20:00~ 夕食  サラダ・BBQ(牛・チキン・Tボーン・ソーセージ)、桃の生クリームデザート

 

 

当日の様子

 

The Hydrurga Rocks(ハイドルガ・ロック)

朝6:00の風景 朝霞の雪山

朝6時極地なので陽はとっくに上がり切っています。 雲は残っているもののお日様パワーが感じられる。

 

ゾディアックに乗り込む

9時より船外活動開始 ゾディアック往復に時間が掛かる為、2グループにて時間差スタート。

 

海面を飛びながら及ぶペンギン

時折、海面をジャンプしながら泳ぐヒゲペンギンの姿を見ながら上陸ポイントへ。

 

上陸ポイントは海抜25mホドの小さな島Hydrurga Rocks(ハイドルガ・ロック) というポイント。
今シーズンでは私たちが初上陸の為、スタッフが事前に雪壁へ階段を作りスタンバイ。

上陸の様子

スタッフは寒い中ドライスーツを着て海に入り上陸をサポートしてくれます。

 

ペンギンとウミウ

ヒゲペンギンナンキョクウ(サウス・ポーラー・スクア)の2ショット。 なんだか配色が似てますね。

 

上陸地からの風景

寅吉
寅吉
ここまで来た甲斐がありました やっぱり南極の景色は別格!!

 

氷山とペンギン

海に浮かぶ氷山とペンギンの群れはいかにも南極らしい風景♪

 

サヤハシチドリ

まっ白でふんわか姿のサヤハシチドリ 。(和名は南極鳩)

お鈴
お鈴
やっぱりつがいが基本なのでしょうか? 冬の雷鳥に似た感じでした

 

ナンキョクウの巣

岩場の上にはナンキョクウが巣を作っていました。 もう卵を暖めているのでしょうか?

 

上陸中の様子 夏になると全て岩場になる場所ですがまだ数mの雪がありました。

ツアーの様子

全員にとって夢の地である南極はみんな自然と幸せな顔になってしまう場所のようです。

 

ツアーの様子

お鈴
お鈴
足元に注意いして歩かないと滑り落ちてしまうわ

 

ハイドルガ・ロックのペンギン達(お好みでクリックして下さい)

ヒゲペンギン ペンギンのアップ かゆいの

ハイドルガ・ロックは狭いエリアなのであまり移動せずじっとペンギンを観察するスタイルでした。

お鈴
お鈴
お陰でペンギンの方から触れるほど近くに来てくれました!!

 

penguin on the move penguin on the move penguin on the move penguin on the move

penguin on the move penguin on the move penguin on the move penguin on the move

またしてもペンギンばかりの写真でごめんなさい。 お好みでクリックして下さい。

 

お昼寝中!!

初めてのアザラシ(カニクイ? ウェッデル?)に遭遇。 ここでは1頭しか見られませんでしたがやはり野生動物を生で見ると嬉しくなります。

 

リームリーダーパブロ(左)とツアーガイド

今回の上陸ではアザラシ、サヤハシチドリ、ナンキョクウという新たな仲間にも出会うことができました。

 

移動途中の氷山

1回目の船外活動を終え、ウシュアイア号は次の上陸ポイントへGerlache海峡を移動し始めました。

パラダイスベイへ 晴れ渡る航路

空に広がっていた雲は次第に晴れ、お昼ぐらいからは待望の青空となりました!!

寅吉
寅吉
ここから次の上陸地までは正に絶景!! 圧巻の景色でした

極地の風景

Gerlache海峡移動中は絶景に次ぐ

 

極地の風景

絶景でした!!

 

氷山に乗ったアザラシ

氷の上のアザラシ 氷の上のアザラシ 氷の上のアザラシ

上の3枚の氷山にはそれぞれアザラシが1頭ずつ乗っています。

お鈴
お鈴
行き先は気にしないのでしょうか? 天気が良いせいか気持ち良さそうに寝ていました

 

海面下の氷山の色は尋常ではないほどに綺麗です。 まるで海中の中からライトアップしているようでした。

氷山 氷山

氷山 海の中は青く輝く

 

とにかく海面下の氷山の青白さは神秘的なほどに美しいです。 ひょっとしたら氷山はUFOかもしれないです。

 

強大な氷山

寅吉
寅吉
もう絶対 海の中で光ってるでしょ これは

 

また一方で・・・

クジラを探せ

クジラ出現との情報を得て、必死にクジラを探す嫁サマ…

 

潮吹き クジラのヒレ

観察できたのはクジラが吹く潮と尾びれ。 それでも 初クジラ、いただきました!!

 

 

デッキより 流れる氷山

最上デッキから航路を振り返って見てもやっぱり絶景♪

 

 

極地の風景

 

 

極地の風景

 

もはや言葉は不要。 ただただ雄大な南極の景色を眺めるのみ。 我、至福の至り!

 

パラダイスベイ到着

17:00 パラダイス湾到着 (ハイドルガ・ロックから約110㎞移動)

時間が押してしまっているので急いで2回目の船外活動へ出かけます。(A・Bのグループ別にて)

目的地はアルゼンチンのブラウン基地が建つ場所

ブラウン基地がある場所は南極点から地続きという紛れもない南極大陸の一部 !(超端っこですが)

 

南極大陸初上陸 ブラウン基地

パラダイス湾での船外活動もGroupA・Bに分かれて行われました。

GroupAがゾディアックでの湾内ツアー中、私たちGroupBが先にブラウン基地探索の交代制。

ブラウン基地

17:30 アルゼンチンのブラウン基地を目指してゾディアックに乗り込み出発。 ワクワク。

 

南極大陸初上陸

寅吉
寅吉
17:40 ついに念願の地、南極大陸の大地に上陸しましたー!!

 

ブラウン基地 方位距離標識

アルゼンチンの観測所ブラウン基地 茶色だからブラウン基地? 答え:名前の由来は「ブラウン提督」で、色とは関係ありません。(笑)
シーズン前で無人状態。 (というか私たちが今季初上陸者のようでした)

 

ブラウン基地のペンギン

無人の基地脇で地球温暖化について語り合うペンギン達。 (笑)

 

パラダイスベイ

寅吉
寅吉
小高い場所から望む湾の眺望はまさにパラダイス♪

 

パラダイスベイの氷棚

迫力の氷塊 氷山となって海に流れ出す源。 こいう所から大海へ旅立っていくのですね。

 

圧倒的な風景

圧倒的な景色を前に人間はただただちっぽけな存在。 何という世界でしょう!

 

南極上陸を祝う人

全員にとって最高の瞬間。 あちこちで自国の旗を持って記念撮影が行われました。

 

昼寝中のアザラシ

パラダイス・ベイでもアザラシを発見。 ここでもやっぱりお昼寝中でした。

 

ブラウン基地を陣取るペンギンはジェンツーペンギンでした。

ペンギンコロニー ジェンツーペンギン

ジェンツーペンギン ドヤ顔ペンギン

またしてもペンギンばかりの写真に。(笑) 気になる子がいたらお好みでクリックして下さい。

 

 

ゾディアックによる海上ツアー

ゾディアックツアー

18:30~ GroupAと交代でゾディアックに乗り込み、今度は湾内ツアーへ出かけます。

 

 

パラダイス湾の景色

船では近づけない距離まで大陸から押し出される氷塊に近づき観察します。

 

氷河

伝わりにくいですが氷塊はかなりの大きさでした。

 

氷河

時折、氷のきしむ音がします。

 

ゾディアックツアーの様子

 

一面の流氷

海上一面、砕けた氷で覆われたゾーンもありました。 静かな海面に浮かぶ無数の氷の中を静かに進むゾディアック。 非現実な世界にいるようでなんとも不思議な感覚でした。

 

帰還

19:30 まだまだ見足りりませんでしたがタイムアップ。 本日すべての船外活動を終え、ウシュアイア号に帰艦。

 

BBQ

南極上陸を果たした日はBBQ大会! というのがこの船の習わしのようで船上デッキではBBQの準備中でした。
美味しいアルゼンチン肉は20:00からのディナーで振る舞われました。 カルネー♪

 

南極に沈む夕日

21:30 夕食を終え、南極での夕陽鑑賞。 今日は本当にいい一日だったなぁ~ 太陽さん 明日もよろしく♪

 

パラダイスベイを後にする

陽が落ちると途端に気温は低下。 静かな南極の夜が始まります。

 

寅吉
寅吉
最高の南極日和の一日を終え、次の目的地へ向けて船は滑り出しました

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 青い空と海 そして白い雪に輝く南極の風景は圧倒的
  • 氷山の青さはこの上ない程に美しい
  • アルゼンチンの肉は船上でも旨い

 

 

南極考察 2026

 

1. 海に浮かぶ氷の秘密と温暖化

氷山の9割が海面下にあるのは密度差によるものですが、近年、この見えない部分の融解が加速しています。

  • 原因:海水温の上昇により、氷棚の底が削られる「底面融解」が進行。 これが氷河を支える「ストッパー」の役割を奪い、陸上の氷が海へ流れ出す速度を上げています。
  • 影響:特に西南極での氷の喪失が顕著で、2026年現在は海面上昇への直接的な影響がより深刻になっています。

 

2. マイクロプラスチック問題

「手つかずの自然」と思われていた南極ですが、現在は新雪やペンギンの排泄物からもマイクロプラスチックが検出されています。 観光船の塗料や衣類の繊維、海流に乗って運ばれたゴミが原因とされ、生態系への長期的な影響が懸念されています。 ペットボトル持ち込み制限もうなづけます。

 

3. コロナパンデミック時のツアー

2020年3月、パンデミックの勃発により南極ツアーは「最果てからの脱出劇」となりました。

  • 混乱:アルゼンチンが港を閉鎖したため、複数の船が数週間にわたり下船できず、ウルグアイのモンテビデオまで航行を余儀なくされたそうです。
  • 感染:ある船では乗客の約60%が陽性となる事態が発生。 2021年頃までツアーはほぼ全面中止となり、基地のスタッフも最小限に絞られるなど、南極は一時的に「真の孤立」状態となりました。
  • 上陸:コロナフリーだった最後の大陸にもウイルスが上陸。 最初の発生は2020年12月、チリのベルナルド・オヒギンズ基地で、観測員と軍関係者ら計36名が感染しました。(南極初の公式記録) その後、ベルギー基地、アメリカ基地でもクラスターが発生し南極でもコロナは猛威を振るいました。

 

寅吉
寅吉
私たちが旅を終えたのは2019年10月 パンデミック前だったので本当に良かったです