南極旅行の次の訪問地はこれまた楽しみにしていたパイネ国立公園トレッキング 玄関口となるプエルト・ナタレスに1泊した翌朝、いよいよバスに乗り込みパイネを目指します
半年以上前からキャンプサイトを予約し準備万端・期待度モリモリ120%で臨むパイネ国立公園Wコース4泊5日 初日の様子をまとめてみました 風の国パタゴニアの天候はやはり強烈だった?
(2018年11月19日現在 最新の料金・現地事情と異なる場合があります)
パイネ国立公園へ
プエルト・ナタレス発~アマルガ公園入口
パイネ行のバスは朝7:00発 Bus-Surをはじめ複数のバス会社が運行しており、朝のバスターミナルは大勢のトレッカーで賑わいます (午後は14時台にあり)

同じ会社のバスでも7:00発、7:15発とあり結構な混雑ぶりでしたがシーズン初めなのでまだ少ない方
8:50 プエルト・ナタレスから約2時間ほどでアマルガ公園入口の管理事務所に到着 全員バスを降りて管理事務所へ
建物内で入園チェックイン(要パスポート) 事前ネット予約してない場合は所定用紙に入園者情報等を書いて入園料を支払います 21,000チリペソ(2018.11現在)
合せて短い注意事項のビデオも見ます 上質な紙質のトレイルマップもこちらでGetできます

アマルガ公園入口から園内へ
手続きが終わるといよいよパイネ国立公園内への入園となります
アマルガ公園の事務所からは園内へは主に2パターンアクセス
- セントラル(CENTRAL)へ ※ラス・トーレス最寄 約7km歩くorバスで(3,000チリペソ)
- プデート(PUDETO)へ ※Paine Grandeへフェリー乗り場 遠いのでバス
日帰り弾丸ラス・トーレスに行く場合は1.のセントラルへ 私たちはPaine Grande(フェリー利用)へ向かうので手続き後、再びバスに乗り込みました(バスは終点プデート行きで予約)
本来ならパイネの名峰がドカンと望めているハズなのですが到着時は厚い雲の中…
プデートからパイネグランデへ
手続き終了後、乗ってきたバスに乗り終点のプデートへ
日帰りの場合、ラス・トレースが厳しい方はプデート周辺をトレックするorフェリー遊覧する とパイネらしい絶景風景が楽しめます
9:50 プデートのフェリー乗り場到着 フェリー代は片道1人 20,000チリペソ(30USD) 何気に高くない?
運行時間は看板にある通りシーズンによって便数が変ります
フェリー乗り場の近くの建物が切符売り場かと思いきやコーヒーショップ フェリー料金は船内で支払い
ペオエ湖半にてフェリーを待つ人の列 寒い中、出発時間まで結構待ちます
バスが止まっている場所がプデートのバス乗降車場所(共同トイレもその近く)
何処からともなくパイネ・グランデ行のフェリー カタマラン船が到着 遊覧の場合は往復料金30,000チリペソ
10:40出港 11時予定が何故か早めに出港 船内は満員御礼状態 パイネ・グランデまでは約30分の乗船
乗船中にフェリー代をペソか米ドルにて支払います(現金のみ)

フェリーを含むペオエ湖周辺はパイネ・グランデ&パイネの角の美しい山岳風景が楽しめるパイネ屈指の絶景撮影ポイント
天気が良ければフェリーのデッキからパイネの名峰がキレイに見えるのですが生憎の天気で景色は何一つ見えず 本来なら人で溢れるデッキには誰も行きませんでした
11:30 パイネ・グランデのフェリー乗り場に到着 位置関係はGoogleマップの通り
小雨降る中 キャンプ場のチェックインの為、建物内の受付へ
受付にてチェックイン 暖房が効いていてポカポカ♪ 建物は想像以上に綺麗でした
ロッジ内のトイレは山小屋とは思えないクオリティの高さ (夜はここで寝たい位でした)
付随する売店の品揃え 一通り売っていますが値段は山価格 水500ml 2,500ペソ カップラーメン2,000ペソ
フロント脇の掲示板 天気予報はとても重要です 予想気温が軒並み5度以下って・・・
チェックインを済ませキャンプサイトへ 共同棟の裏手に広がる野っ原の好きなところに設営して良いとのコト (お揃いのテントはテントセットで予約した人用)
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パイネ・グランデにて
風の中のテント設営
当初の予定ではテントを設営して時間の許す範囲でグレイ氷河へのトレッキングをする予定でしたがチェックイン後から更に風が強くなり暴風雨のコンディションに
テントを張るにも支障をきたすほどの強風だったのでしばらく建物内で様子を見ていましたが一向に収まる気配がないので雨具を着てなんとか設営しました (雨だったので写真がありません)

共同棟の中はこんな感じ お昼位のいい時間ですが悪天候で皆さんグダグダ
炊事棟にて
共同棟の奥がキッチンルーム 炊事場はここパイネ・グランデが一番広々して綺麗でした
窓の外に見えるのが男女別トイレ棟(シャワー有)

大荒れの午後~夜
その後、風雨は収まるどころか台風のような状態に・・・
建物内で退避していたもののポールが折れるかと思うほどにテントが歪む強風が続き、ペグが外れ転がってしまうのでは? と心配になり、テントに戻りテント内で重石になることにしました(実際 敷地内で風に飛ばされ転がるテントがありました)
風上から物凄い勢いで押されるようになるのでテント内で風上に寄り掛かるようにして座っていました

これまでに経験したことのないキャンプ体験に衝撃な一言が飛び出しました


パイネ初日 予定していたグレイ湖トレッキングは悪天候の為、取り止め・・・
どうなるパイネ? 次回へ続きます
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- アマルガ公園入口からWコース時計回り時はセントラルへ、反時計回り時はプデートへアクセス
- フェリー代は20,000ペソ(30USD)と高額、しかも現金オンリーなので事前に用意を
- ペオエ湖周辺からのパイネの景色は超絶景 (見られなかったので宝くじ当選時にリベンジ)
- 風の国パタゴニア 風が吹く時はパネエェ
- 悪天候時に備えてテントはちゃんとしたモノを用意(レンタル品は注意)
関連リンク集
- CONAF 国立公園管理オフィシャルサイト
- FANTÁSTICO SUR 公園内民間宿泊施設運営会社
- VERTICE PATAGONIA 公園内民間宿泊施設運営会社
- AccuWether パイネの天気予報 過去データも参照可
