チロエ島のケジョンに上陸した後はカラフルな高床式の水上家屋と世界遺産に登録されたサンフランシスコ教会があるカストロを訪れました。カストロは、カラフルな高床式の家(パラフィトス)が並ぶ、チリらしさ全開ののんびりした港町。
エル・カラファテから急ぎ足で北上してきたため休養日を取るつもりでカストロでは3泊滞在。 今回は独特の街並みが楽しめるカストロ滞在の様子をまとめてみました。
(2018.12.7~2018.12.10現在)
ケジョンからカストロへ
アクセス方法
ケジョンからカストロまでは約85km ケジョンの総合バスターミナルが分からなかったのでCruz Del Surのバスを利用してアクセスしました。
バスは一昔前のバス車両で、運行的にはローカル路線の延長といった感じで道中アチコチ停車しながら5号線を北上しました。
なのでバス代はケジョン~カストロ間 2人合わせて5,000チリペソ(約850円)と安かったです。
12:15 Cruz Del Surのバスターミナル発 バスは1時間に1本の割合ぐらいでありました。
14:00過ぎにカストロに到着。 予約していた宿に近そうなアルマス広場側のバス停で下車しました。
カストロでの宿 Airbnb
カストロでの宿はショッピングモールMall Paseo Chiloe近くのAirbnbに宿泊。立地が抜群に良くホストファミリーも親切で久しぶりに居心地のいい空間でした。
1泊約3500円×3泊 キッチンもしっかり使え、バス・トイレもGood。 Airbnb的には久しぶりに当たりの物件でした。
また、長い移動を終えて到着したカストロは、これまでのパタゴニアとは打って変わって雰囲気が一変、穏やかな空気が流れていました。 大陸北上と共に厳しい天候(寒さ含め)が確実に和らいだということが肌で感じられました。
世界遺産の木造教会
チロエ島にある16の世界登録遺産教会の1つがカストロに、1つが隣のネルソンにあったのでその2つだけを見学しました。
この地域の教会の特徴としては島という地理的要因から簡素である、木造である、塔が一つであるという特徴が挙げられ、重厚な石造りの教会とは違い、素朴でシンプルな味わいのある教会となっています。
サンフランシスコ教会

カストロの中心に位置する巨大なサンフランシスコ教会 世界遺産登録を受けている16ある教会の中でこの教会のみ塔が2つあります。

1912年に建てられた教会で塔の高さ42m、幅27m、奥行52m と木造教会としてはかなりのボリュームがあります。
重厚な石造りの教会を見てきましたが教会全体がしっかり木造という珍しいタイプの教会でした。
サンフランシスコ教会の正面にはアルマス広場があり、クリスマスに向けたデコレーションが施されていました。
またアルマス広場内にはツーリストセンターがあるので他の教会情報や行き方も教えてくれます。
ネルコン教会
もう一つの世界遺産登録教会。 カストロから少し南にあるネルコンという町にあるネルコン教会。 こちらは質素、木造、塔が一つというチロエ島教会の特徴通りの教会でした。
カストロからは少し距離があるのでバスでアクセス 片道400チリペソ
カストロの街の様子
カラフルな高床式住居

ガンボア川の河口を見下ろすビュースポットからみたカラフルな高床式住居群の満潮時(上)と干潮時(下)

ビュースポットとして地図にも載っているポイントなのですが、干潮だった為か干上がった海底に目が行ってしまい個人的感想はイマイチに終わりました。
なので出かけるときは満潮時の方が絶対良いと思います。
ウロコ状の外壁の家
チロエ島名物(?) ウロコ状の建物は街のあちこちで沢山見られました。 年季の入ったものは昔ながらの建物ですが綺麗な建物はカフェだったりホステルだったり商業目的が多い気がしました。
漁業とともに発展したこの地域ならではの建築で、今も実際に人が住んでいる渋いお宅にも出会うことができます。
街ブラで思いがけない所で見つけた建物が案外良かったりするのは街歩きあるあるでは?
カストロ市場

カストロ市場はアルマス広場からは1.2kmほど離れた内地に位置しています。
比較的新しい建物だったのでどこかから移転された市場と思われますが、場所が遠いせいかそこまで賑わっていない感じがしました。
1Fは海産物市場と農産物市場、2階には食堂があります。(殆どお客さんが居ませんでした)
海鮮モノが美味しいということでサーモンのセビーチェ(1,500ペソ)、ウニ(2,500ペソ) 計4,000チリペソ(約670円)を購入して食べてみました
日本では考えられない安さでウニが食べられて激ウマでしたー!! と言いたいところでしたが
その他いろいろ

特徴のあるウロコ状の外壁を模した板にCASTROと書かれた町看板。 記念撮影にはうってつけのポイント。

近代的なショッピングモールの近くでは露天商も健在。 悟空とポケモンは地球の裏でも人気のようです。 こういった道端ガヤガヤ露店は日本では見られない風景で楽しいですね。

ポップカラーでペイントされた個性豊かな建物。 カストロの街はアルマス広場周辺から海辺までは結構な坂道で案外街歩きが大変です。
強面のおじさんがやって来たと思ったら 「オレ様を撮りやがれ」 とピースサイン。 明るいチリおじさんでした。 こういうエンカウンターは大歓迎です。
バスターミナル
街には複数のバス会社の発着所となるバスターミナルとCruz Del Surのバスターミナルの2つがあります。 距離的にはあまり離れていないのでお好みに応じてチョイスしましょう。
ローカルバスターミナル
選んだバスは 12/11 17:00発 Queilen Busのサンティアゴ行夜行バス。 2人で33,000チリペソ(約5,550円) 夜行バスは移動費と宿泊代がセットになったようなもので何だかお得感があります。
Cruz Del Surバスターミナル
Cruz Del Surのバスターミナル チリ南部を拠点としペルーのCruz Del Surとは別物です。
長旅の途中でゆっくり過ごすにはちょうどいい場所でしたね。
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- カラフルな高床式家屋が並ぶスポットは満潮時の方が綺麗です
- フードコートもあるMall Paseo Chiloeショッピングモールはありがたい存在
- カストロ市場の今後の賑わいに期待 ウニの味は各自確かめて下さい
- 教会マニアの方には世界遺産登録の木造教会群の観光拠点としておすすめです
- 夏の避暑地として人気なので夏に訪れるのもいいかも
関連リンク集
- カストロ博物館 ちょっとした展示物があります
- Mall Paseo Chiloe カストロのショッピングモール(スペイン語)
- Cruz Del Sur チリ南部を拠点とするバス会社
- Queilen Bus チロエ島エリアに強いバス会社
ここが変わったよ 2026年考察
1. 新たな観光スポット・現地ツアー
- パルケ・タンタウコ:当時からありましたが、現在は「チリの秘境」として再注目され、カストロからの宿泊付きディープツアーが人気になっています。
- ペンギン・ウォッチング(プニウィル):カストロ発の定番ツアーとしてさらに定着。 現在は自然保護の観点からボートの数が制限されており、事前予約が推奨。
- ムエジェ・デル・ティエンポ(Muelle del Tiempo):2018年以降に人気となった「時間の桟橋」。 海岸線の崖に設置されたアート作品で、SNS映えする絶景スポットとして、ナタレスの「旧桟橋」のような象徴的な存在になっています。
2. 街の発展とモール開発
- あのモールの今:完成当時は景観論争も引き起こした「モール・パセオ・チロエ(Mall Paseo Chiloé)」は、街のインフラとして完全に定着。 外観も周囲に馴染むよう一部リニューアルされました。
- デジタル・ノマドの流入:街全体に光回線が普及、以前よりもコワーキングスペースや、現代的な内装のカフェが劇的に増えデジタルのノマド層からの支持も高まっています。
3. 2018年当時からの大きな変更点
- パラフィート(高床式の家)のリノベ:2018年はまだ「普通の民家」も多かったパラフィートですが、現在はその多くが高級ブティックホテル、アートギャラリー、美食レストランへとリノベーションされ商業化が進んでいるそうです。
- チャカオ海峡の橋(進行中):2018年当時はまだ計画・初期段階だった本土と島を繋ぐ「チャカオ海峡大橋」の建設が進んでいます。 完成すればフェリーを待つ必要がなくなり、経済活動も更に活発になると期待されています。
- キャッシュレス化:2018年当時は現金が必須でしたが、現在は小さな露店でもカードやスマホ決済が一般的になりました。

































