ウシュアイアの2大観光と言えばビーグル水道ツアーと世界最南端の鉄道「世界の果て号」が有名 ビーグル水道は南極クルーズで通過するし、ペンギンもウジャウジャ見れちゃうだろうから今回はパス
なのでもう一つの観光目玉 世界最南端の鉄道に出かけてみました 当時はお天気も良かったので合わせてフエゴ国立公園内の海岸線トレッキングコース(約10km)も一緒に満喫 旅行は天気が良いのが一番ですね♪
というコトで今回はそんな最果ての地で過ごした一日のお話デス
(2018.11.04現在 アルゼンチンは経済が大変で料金が常に変動しているので注意して下さい)
次はもっと上手に旅します
行き方
世界の果て号が走るフエゴ国立公園へは、ウシュアイア市内の観光案内所近くのバスターミナルから民営のシャトルバスまたはタクシーでアクセスします

チケットはバスターミナルの一角にある運営会社のブースで購入できます
エスメラルダ湖のトレッキング等のシャトルもこちらで購入可しました
料金は1人往復AR$700≒約2205円 (2018.11 AR$1=3.15円)
10時発の列車に乗る為、9時発のシャトルバスで出かけました
私たちが利用したバンは列車発車時刻の1時間前に出発するスケジュールでした(1日3便)
帰り方
帰りは公園内の停留所で順次ピックアップとなり時間は
15:00、17:00と案内されました (11:30郵便局発もあると)
順次ピックアップなので各ピック場所の時間はアバウトになります
散策しなければそのまま乗って引き返せる感じ??? (帰りの列車を利用してないのでスミマセン)
駅舎とチケット
街内のバスターミナルから世界の果て駅までは約20分ほどで到着します
チケットは駅舎内ではなく別ブースで購入
列車は午前・正午・午後の1日3便の運行 (運行時間はオフィシャルサイト で確認の上)
世界の果て号(ツーリストクラス) 1人AR$1000≒約3150円 カード支払い可
途中から国立公園内に入るので入園料も一緒に購入
公園入園料 1人AR$420≒1323円 現金のみ (2018.11 AR$1=3.15円) でした
因みに2020.08時点でツーリストクラスの料金はAR$2500≒3650円 (AR$1=1.46円)
※アルゼンチンは為替レートも物価も動きが激しいので過去の料金はあまりアテになりません
チケットには「Andino」レストランの10%割引券付+「Laguna Negra」というチョコレート屋さんで使える無料ホットチョコレート引換券が貰えますので、無料ホットチョコレートは街に戻ったら忘れずに頂きましょう
世界の果て号の駅舎はとてもこじんまり
駅舎内には飲食スペース(カフェ)、売店があります
駅舎内にレール幅の狭さを示す展示物があります トロッコサイズですね
改札直前の行列 1日3便だけの運行 ハイシーズンは乗れないこともあるのでしょうか?
世界の果て号の様子
改札を終えていよいよ乗車 決まっているのは乗る号車だけの自由席 出発は10:00時(2018.11当時)
私たちが利用したツーリストクラスの車内の様子 (クラスに応じて異なります)
日本語のパンフレットが貰えるので鉄道の歴史や機関車について知ることができます
10分ほど走り、途中駅La Macarena駅に到着
約10分ちょっとの休憩タイムとなります 車掌と写真を撮ったり、近くの滝を見に行くことが可能
マカレナ滝(フツーの平凡な滝でした…) 特段コレと言った感想はありません。。。
乗車時には拝めなかった機関車をじっくり見ることができます

休憩を終えて再び出発 車窓からの景色 ピポ川と馬たち
囚人たちによって切り倒された切り株がアチコチに見られる木の墓地というエリア
お天気が良かったので道中は本当に綺麗な景色が楽しめました

出発から小1時間ほどで終点に到着します
駅舎等何もなくプラットホームがあるだけの最果てに相応しい駅でした(笑)
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トレッキングの様子
この日はお天気が良かったの列車+国立公園内トレッキングをすることに
まずは終着駅より砂利道を1.4㎞歩いて最果ての郵便局を目指します(案外遠い)
砂利道を湾に出るまで進むと世界最南端の郵便局に到着です
郵便局を見学して11:30のシャトルで帰ることも可能(実際は12時だったみたい)

郵便局脇の桟橋より 正面奥の山はチリ領土になるそうです
ココが最南端の郵便局とモテモテですがウシュアイアより南に位置するプエルトウィリアムス(チリ)という町に普通の郵便局 があるので実は最南端の郵便局ではありません…
11:35 湾のほとりからトレッキング開始♪
恐ろしく綺麗な海の水 波もほとんどなく湖のようですがしっかり海でした(しょっぱい)
キノコのような菌類によるものでしょうか? ココに限らずパタゴニアのあちこちで見かけました
ここにも馬がいました 放牧されているのでしょうか?
青空と雪を抱いた山、そして穏やかで綺麗な海、最高のトレッキング日和
途中で出会った植物 ジブリアニメに出てきそうな植物とサラサドウダンのような花
コースは木々の中を歩いては海岸に出てを繰り返し飽きが来ません
アップダウンも少なく距離を気にすることなく歩けます
12:52ビューポイント着 持参してきたバナナとおやつを食べます
海岸から遠ざかり辺りが開けて景色が変わると3号線の車道に合流します
3号線から分かれる砂利道を進むとAlakushビジターセンターに到着します
10㎞ほどのトレッキングを終えビジターセンター14:10分到着
午後になり風が強まり雲が多くなってきました 風が吹くとグッと寒く感じます
Alakushビジターセンター 最近の建物らしくピカピカ
インフォメーションセンター、展示コーナー、売店、カフェテリアが揃っています
ビジターセンター内のカフェテリア 何より暖かい
小腹が空いたのでおやつタイム 写真のセットでAR$230でした
3時のピックアップ予定のシャトルバスは3:15頃に現れフエゴ国立公園を後にしました
4時少し前、ウシュアイアの町に戻りました
埠頭の先には明日乗船予定のMVウシュアイア号が絶賛スタンバイ中でした 南極クルーズが楽しみです♪
後日、無料クーポン券で頂いたチョコレート店「Laguna Negra」のホットチョコレート
美味しく頂きました
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 世界の果て号は1日3便 最新の運行スケジュールは公式HPで確認
- 世界の果て駅まではバスターミナルから乗合バス運行あり(又はタクシー)
- 日曜日(週末) は郵便局が休みの模様 郵便局目的の人は気をつけて
- 天気が崩れた場合でも対応できる準備をして出かけるべし
関連リンク集
- trendelfindelmundo.com.ar 世界の果て号公式(英語)
- centroalakush.com.ar ビジターセンター公式(英語)
- ウシュアイア観光(公式) ウシュアイアの観光情報(英語)