プエブラを後にした次の訪問地は標高1500mに位置する美食の都、オアハカ。 スペイン統治時代の街並みが残る歴史地区と近くのモンテ・アルバン遺跡が世界遺産登録を受けている、またしても世界遺産の地!!
まずはオアハカ市内の旧市街地からオアハカ観光のスタートです。
(2019.03.08~2019.03.11現在)
オアハカへ
プエブラからのアクセス
プエブラの宿を8:45にチェックアウト。 ローカルバスでバスターミナルへ1人6ペソ。 ADOバスカウンターにて10:45発のオアハカ行チケットを購入 1人664ペソ(約3,800円)
10:45 ADO GLバスにてプエブラ発。 ADOバスはメキシコ最大手のバス会社でメキシコシティ以南の路線に強く、以降のバス利用は殆どこのバスでした。
因みにバスはクラス別にADO、ADO GL、ADO GL Premiumとあり、Premiumは1列3座席車。 南米のノーマル、セミカマ、カマクラスのような感じ。(OCCバスもありますがADOの傘下バス会社です)
オアハカのバスターミナル
15:30 ほぼ予定通りにオアハカのバスターミナルに到着。 ADO自前のバスターミナルで比較的新しく綺麗なターミナルでした。 ※他のバスターミナルは11月20日市場の南にあるようです。
オアハカでの宿泊先
旧市街地のAirbnbにて
オアハカでの宿泊はバスターミナルから南へ1kmほどのアパートメントタイプのAirbnb物件にて1泊2,700円×3泊。
チェックイン時にはホストが居ましたが、その後はホストは消えてチェックアウトまでは戻らず。 普通に生活している感じでしたがゲストが来るとホストが遠慮して何処かへ行くスタイルだったのでしょうか? いずれにせよ、キッチンやバスルーム周りを気兼ねなく使うことができ、快適でした。
夕暮れ時に自炊食材の買い物を兼ねて中心地にお出掛け。 メインストリートは石畳で趣があり、今までの街同様に非常にイイ感じ。
夕暮れ時はやっぱり魔法タイム♪ カラッと晴れるこの時期のメキシコ。 夜のとばりが降りるまでの空のグラデーションがたまりません。
オアハカ見物
オアハカの教会
世界遺産オアハカの歴史地区の中心に位置するサント・ドミンゴ教会。 1575年から1世紀以上の歳月をかけて造られたメキシコのバロック建築を代表する教会。
教会の佇まいも素敵ですが、教会内の目を見張る装飾が見応えがあります。 金箔をふんだんに用いて施された祭壇や天井の細やかで美しい装飾に目を奪われます。
主祭壇には9人の聖人。 ロザリオ礼拝堂にはイエスを抱くマリア像がありますが、壁や天井のあらゆる装飾がただただ見事。 入り口の天井一面に張り巡らされた金箔と木彫のレリーフ装飾「生命の樹」は必見です。
夕暮れ時はマジックアワー。 時間とともに変化する空のグラデーションと光の変化が本当に映え、魔法の村と呼びたくなるような雰囲気でした。
教会脇には博物館が併設されており、入館料は1人80ペソ。 モンテ・アルバンやミトラなどの遺跡からの出土品・財宝類が展示されています。
ソカロの北にどーんと鎮座するオアハカ大聖堂。 1535年に建設が始められ、奉献までに200年近くかかっています。 1521年8月にアステカ帝国が滅亡し、30年代にはメキシコ各地で教会が建てられ始めたということですね。 ちなみに、メキシコ最古の教会はクエルナバカ市の大聖堂 1529年より建設。
サントドミンゴ教会と違い教会内は控えめ、中央には十字架につけられたキリストが置かれた祭壇がありました。
1931年のオアハカ大地震で塔を中心に大きな被害を受けた後、修復されています。
行き損ねてしまった教会 ラ ソレダー教会。 バリバリのゴシック様式で聖人を据えたファザードが見事
聖母が現れたという奇跡の場所に建てられた教会として、この地域でかなり重要な教会とされています。
観光スポット
入場無料が嬉しい切手博物館。 場所はサントドミンゴ教会の裏手、営業10:00~20:00 基本無休
名前の通りメキシコを始め世界中の切手がコレクションされています。 日本代表はハローキティの切手でした!!
切手コレクターの方は必見ですが、パティオが写真映えしますのでいい撮影ポイントになるかと思います。 ※壁の大きな切手絵柄は定期的に変わるようです
元のデザインがカラフルなので壁にかけても絵になっちゃう。 焼き物のポストもカワイイ♪
同じく無料で見学できるテキスタイル博物館。 場所は大聖堂から東へ2ブロックの辺り 10:00~20:00(日曜は~18:00で基本無休)
テキスタイル専門の博物館でオアハカの織物だけではなく、メキシコ各地から集められた織物を紹介・展示されており、嫁サマに好評でした。
博物館の中庭にある赤レンガ壁がとても印象的。 周辺建物も歴史が感じられる建物が多く街並みをみるだけて楽しいです。
ニョキニョキと高く真っ直ぐ伸びるサボテンが有名なエトノボタニコ・デ・オアハカ庭園。 出かけてみたらガイド同伴ツアーじゃないと入れないとのコト
英語ツアーは曜日が決まっていて2時間のツアーが1日1回のみ、今回は日程が合わなかったので断念 街中で背の高いノッポサボテンを見つけて良しとしました。
ツアー参加料1人100ペソ 英語ツアーは火・木・土曜日の11:00~13:00(2時間ツアー)にて開催。
以前使われていた水道橋がそのまま残されているマヌエル・ガルシア・ビヒル通り。(Calle de Manuel Garcia Vigil)ローマ水道のようなレンガ積みの水道橋が結構な長さで保存されています。
また、近くの小路ソロトル通り(Calle de Xolotl)にはカラフルなショップが並び、とても写真映えするエリアとなっているのでお勧め。
マセドニオ・デ・アルカラ劇場。 外観がとても素敵だった1909年に建てられた元カジノ劇場。 現在も現役で636名収容できる劇場では音楽やダンスのコンサートが定期的に開かれています。 内部見学ツアー等はなし
昼夜問わず絶えず人が集まるソカロ。 北側に大聖堂が立ち、他の3辺の建物には沢山の飲食店が並び、市民と観光客の憩いの場所。 大きな木の木陰も暑い時期には助かります。
常に人が多い場所なのでパフォーマーやカラフルな土産物を売る露店も沢山。
市場や食べ物
ベニート・フアレス市場
美食の都と呼ばれるオアハカでは市場は欠かせない存在。 まずはソカロの1ブロック南にあるベニート・フアレス市場。 市場内には食料品や日常品を中心とした沢山のテナントがあります。
モーレやオアハカチーズもたくさん扱われていました。 モーレは日本の味噌と同じように色々な種類があるようです。 チーズなど名産品の味見もできてしまいます。
チャプリネスと呼ばれるローストしたバッタ。 バンコクでも食べましたが、長野の田舎でも佃煮にしてフツーに食べているので私たちから見たら普通の食材。
日本にも昔あったような編みかごが山積みで売られていました。 現地のおばちゃん達の愛用率も高く、昭和感というかレトロというかほっこりしました。
11月20日市場
11月20日市場 ベニート・フアレス市場のすぐ南にあるのでハシゴ見学可能。
民芸品、食料品、日用品と何でも揃っており、売っている物はベニート・フアレス市場と大差ありませんが、オアハカの食が楽しめるのがこの市場の魅力。
焼肉コーナー 好きな肉をオーダーして焼いてもらいます。 香ばしい焼肉の匂いと煙が立ち上るモクモクゾーン。
そんな中で頂いたのはメキシカンピザことトラユーダ(Tlayuda)。 焼いたトルティーヤにオアハカチーズ、アボカド、トマトetcをトッピングした料理。
やっぱりオアハカチーズが美味しい!! 具にチャプリネス(ローストしたバッタ)を加えるバージョンもあるそうです。
その他オアハカ名物
オアハカの飲み物と言えばテハーテ。 カカオの実、カカオの花、トウモロコシの粉、Mameyというナッツから作られる正にローカルドリンク。
紀元前からこの地に栄えたサポテカ文明の王族が宗教儀式を行う際に飲む特別な飲み物だった為、神々の飲み物と言われています。 ちなみに、浮いている白い物は混ぜる際に出てくる油脂分。
本来ならグァヘ(Guaje)と呼ばれるひょうたんの器で飲むのがスタイルらしいですが、屋台のプラカップで頂きました。 1杯10ペソ(約60円) 味は個人差によると思いますが1度飲めば十分という味。 一昔前の美味しくないプロテインみたい?
もう一つのオアハカ名物がMAYORDOMOのチョコラテ。 オアハカ発祥の飲むチョコレートです。
お店では試飲可。 美味しかったのでChoco Mioというシェイクのようなものを頂きました。 20ペソ(約120円) こちらは甘くて普通に美味しくリピートありデス!! テハテの倍の料金ですが飲むならやっぱりコッチかな? Choco Mioを家でも楽しめるパウダー品も売っているので、お土産にも最適。
ジェラートやシェイクも地元ブランドで頂け、現代でも美食の都の地位は健在。
雰囲気が良さげなカフェもアチコチにあり、オアハカもいい感じの街でした!!
サン・ミゲル・デ・アジェンデやグアナファトではあまり見られなかった聖獣のアレブリヘ(木彫り細工)もたくさんありました。 オアハカ州サポテカ族の民芸品の1つだそうです。
映画リメンバー・ミーに登場した独特の彩色を放つ聖獣フィギュアもいいお土産になりそう。
Barro Negro(バロ・ネグロ)と呼ばれる漆黒の陶器も近隣のサン・バルトロ・コヨテペック村から生まれたオアハカの特産品。
オアハカもかなり素敵な街でした!! 怖いイメージが先行していたメキシコ。 いい意味で裏切られて虜になりそうです
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- メキシコシティ以南のバスはADOバスが最強!!
- オアハカの教会はサント・ドミンゴ教会、大聖堂、ラ ソレダー教会が三大教会
- 食べ物はトラユーダ、テハテ、オアハカチーズを食べる メスカル、Mayordomo チョコラテはお好みで
- オアハカもやっぱり夕暮れがイイ感じ(メヒコの夕暮れがイイの?)
- 民族色が強い土地柄なのでオアハカのお祭りゲラゲッツァに合わせて出かけてみたい(暑そうだけど)
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- ADO メキシコ大手バス会社AOD公式サイト
- エトノボタニコ・デ・オアハカ庭園 ニョキニョキサボテンが有名な植物園公式サイト
- 切手博物館 無料で見学できる切手博物館公式サイト
- テキスタイル博物館 無料で見学できるテキスタイルに関する博物館サイト
- Mayordomo チョコレート店Mayordomo公式サイト
- サント ドミンゴ教会 サント・ドミンゴ教会公式サイト
- 11月20日市場 11月20日市場の公式サイト
ここが変わったよ 2026年考察
1. 旧市街地・周辺の観光スポットアップデート
- サント・ドミンゴ文化センターのARガイド
教会と併設の博物館は、2025年スマートフォンを使ったARガイドに対応し、展示内容をより分かりやすく楽しめるようになっています。 - ハルディン・エトノボタニコ(民族植物園)の予約制
現在は事前のオンライン予約が必須の少人数制ガイドツアーのみとなりました。 以前よりも庭園の管理が行き届き、オアハカ特有の植物をじっくり見学できる内容になっています。 - 新旧のアートスポット 旧市街北部の「Jalatlaco(ハラトラコ)地区」が、2026年現在、オアハカで人気が高まっているエリアの1つ。 かつての静かな住宅街にカラフルな壁画やギャラリー、カフェが集まるアート地区になりました。
2. オアハカで名物5選
- モレ・ネグロ(Mole Negro)
チョコレートと数種類のチリを使い、数日かけて作られる「黒いモレ」。 地元市場(Mercado 20 de Noviembre)でトルティーヤと共に食べるのがオアハカ流かも。 - トラユーダ(Tlayuda)
「オアハカ風ピザ」とも呼ばれる、クリスピーなトルティーヤ料理。 2026年現在は、トッピングの選択肢も増え、地元ではチーズをたっぷりのせたものも人気です。 - チャプリネス(Chapulines)
炒ったバッタのスパイス和え。 屋台食として定番ですが、最近ではレストランで前菜として提供される店も増えています。 タンパク質が豊富で食感はスナックのような感じです。 - メスカル(Mezcal)
オアハカを代表するお酒。 街中の「メスカレリア」では、テキーラとは一線を画す、アガベの種類ごとの繊細な風味を楽しめます。 - テハーテ(Tejate)
トウモロコシとカカオの実から作られる、古代から伝わる冷たい飲み物。 表面の白い泡が特徴で、街角の市場で見つけたらぜひ試してみてください。


























































