いよいよ世界一周の旅の終わりとなる日本帰国話 十分な静養期間を過ごしようやく帰国の日を迎えるというタイミングで過去最強クラスの台風が日本を直撃 台風に振り回されながらハノイから家に辿り着くまでの様子まとめデス
(2019.10.12~2019.10.14現在)
帰国日まで in ベトナム
台風19号発生
日本のテレビ番組見放題のホテルで日本にいるのと変わらない情報を得ていましたが帰国日が近づくにつれ大きなニュースとなっていったものがありました 後に令和元年東日本台風と名付けられ国内自然災害史に名を残すことになった台風19号です
発生時から強い勢力と言われた19号ですが宜しくないことに進路が関東直撃コース!!
画像はhttps://tenki.jp/ より
帰国便は10月13日朝8:00成田着予定のVietjet Air 932便を予約済でしたがニュース画像を見てあらビックリ 成田空港到着と台風の通過タイミングが重なるではあ~りませんか?
ベトナム発は12日から13日に日付が変わっての00:30予定だったので当初12日にはアウト予定でしたが万が一の遅延、キャンセルに備えて事前に1泊延長としました(なので8泊予定が9泊に)
夜中の便なのでギリギリまでホテルでゆっくり過ごせ、遅延・キャンセルの場合は居場所に困らないや と軽い気持ちでした
フライト時刻の二転三転
最初はニュース警告を鵜呑みにせず「どうせ言うだけで上陸する頃には勢力が落ちるんじゃない?」と遠いベトナムで高見のテレビ見物を決めていましたが台風が弱まる気配はなくどんどんヤバい雰囲気に・・・
- 12日から13日にかけて、東日本を中心に、西日本から東北地方の広い範囲で猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなり、記録的な暴風となるでしょう
- 非常に発達した雨雲がかかるため、広い範囲で記録的な大雨となる見込みで、状況によっては、大雨特別警報を発表する可能性があります
- 昭和33年の狩野川(かのがわ)台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれもあります
気象庁発表より抜粋
そして12日には
- 7都県(静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県)の市町村に大雨特別警報を発表 特別警報を発表した市町村では、これまでに経験したことのないような大雨になっています
- 特に土砂災害警戒区域や浸水想定区域などでは、土砂崩れや浸水による何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高く、直ちに命を守るために最善を尽くす必要のある警戒レベル5に相当する状況
という具合に状況が悪化していきました これは飛行機が飛ばないかも? と思ったところ案の条、出発時間変更のメールが着信
VJ932便 10/13 00:30発 → 10/13 08:00発に
と思うのもつかの間、各地で氾濫しそうな川の映像が次々と報道されTVニュースから目が離せない状況に…(当時の状況については日本に居た人の方が詳しいハズ)
夕食を食べに出かけた後もひたすら台風のニュースばかり見て心配ていたところ再度、出発時間変更メールが届く
VJ932便 10/13 08:00発 → 10/13 12:30頃発に ※正確な時間は忘れました
ダハーーーッ!!
それでもキャンセルにならないだけマシ 昼の便になったことで早起きする必要はなくなったし、成田に着く頃は台風一過の青空だ~♪
と都合の良い具合に捉えて、その日は就寝 Zzzz
帰国日当日
ベトナム出発
一夜明けた翌日、カテゴリー5の猛威は凄まじく甚大な被害の様子が次々とニュースで放送されました
10月13日未明 地元 長野を流れる千曲川越水・及び決壊!!
画像は国土地理院サイトより
ダハーーーッ!! 家に帰る途中を流れる川なんですケド…
日本 台風に蹂躙されまくりだけど飛行機飛ぶの? 成田に着いても家まで帰れるの? 被害状況がよく分からないまま空港へ向かう時間に
お昼発になったという延期メール以降何の連絡もないので空港に行くしかありません チェックアウトし、タクシーを呼んでもらい09:00頃に空港へ向かいました ※長い1日となってしまったのでこれより先、正確な時間をまるで覚えていません…
空港に着くと空港は遅延を喰らった人達でごった返しており日本便を中心にチェックインカウンターはかなりの混雑ぶり
予定通りに離陸するか心配でしたがチェックイン手続きに時間が掛かったもの、ホボ定刻通りにハノイを飛び立つことができました
成田到着
18:50頃 ベトナムからのフライト自体は何の問題もなく、予定通り成田空港に到着(到着空港が変更されなくて良かった)
被害情報は出発時のニュース以降何一つつかめていませんでしたが到着後に長野北陸新幹線が不通らしいことが発覚
取りあえず無事帰国したことを家に連絡すると千曲川を中心に長野は大変な被害で長野市に向かう道路が軒並み水没しているとのコト 新幹線は運転見合わせ状態なので東京で1泊した方が良いと言われました
台風自体は昼には温帯低気圧に変わり、既に日本より遠く離れている状態 運休は一時的なものと思い無理せず東京で1泊しすることとし空港で東京のビジネスホテルを予約
20:00頃 減便となったものの運行されていたスカイライナーで東京へ向かいます 空港のJR窓口で駅員に新幹線の状況を聞くも把握できていないとことでした
被害は長野だけに留まらず各地で発生し日本中がバタバタ状態でした
東京から長野へ
21:00頃 東京駅に到着 疲れていたのでそのまま予約したビジネスホテルに向かおうかと思いましたが新幹線の状況を聞いてからにしようと新幹線乗り場へ
改札近くの駅員に訪ねたところ 特別臨時便が間もなく出るというではありませんか!! 明日の見通しを聞くと臨時便を出すのが精一杯で運行予定は分からないと言われました
高速バスは全て運休決定済み、新幹線もこの臨時便を逃したら次がいつになるか分からない
長野駅から先は千曲川の氾濫で周辺道路は絶賛交通止めという状況で家まで辿り着けるは不明でしたが長野に行けば帰れるチャンスがあると思い予約したホテルには向かわずに臨時便に飛び乗ることにしました
21:20頃 臨時新幹線で長野駅へ 切符売り場は台風の影響で長蛇の列、切符を買っていたら乗り遅れる勢いだったので入場証明を貰い車内精算 余裕は10分あるかないかのタイミングでした
23:00頃 道中真っ暗で被害状況がよく分からないままJR長野駅に到着 長野駅から家までは残り約30km 家に着くにはどこかで千曲川を渡る必要がある
タクシーの運転手に住所を告げて行けるか聞いたところ、千曲川は渡れるので何とかいけるかも知れないとの回答、行けるとこまで行って下さいとお願いし、最後のラストスパート 1年振りの我が家へ向かいます
※脳内で流れた曲です 本文とは全く関係ありません
千曲川を渡った先の道路はまだ水が引いておらずどこも通行止め、川から高い位置にある山際まで行き山際に沿って進むことでなんとかルートが確保できました 普段だなら絶対通らない道を進んだ結果・・・
通常40分のところ倍以上の時間を要し、お値段ビックリ17,000円越えで無事に到着
甚大な被害ぶりは周知の通り 翌日以降旅の話より台風の話でもちきりでしたとさ
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ベトナム編から帰国まで盛り上がらない内容となってしまいホントすみません
- 山っぺに家があるのでこの台風による被害は一切ありませんでした
- 災害は忘れた頃にやってくる 事前の備えと早めの避難がタイセツ
- 旅行は家に帰るまでが旅行 帰る家があっての旅行です
- There is nothing like home. やっぱり家が一番?
- No Trouble, No Life 人生イロイロあるさー
関連リンク集
- ノイバイ国際空港 ノイバイ国際空港の公式サイト
- 成田空港 成田国際空港の公式サイト
- 外務省海外安全ページ 外務省が提供する海外安全情報他を提供
- JR東日本 JR東日本の公式サイト
- 台風19号被災状況まとめ 国土交通省がまとめた台風19号による全国の被災状況レポート