後ろ髪引かれる思いで民宿小林を後にして目指すは世界三大瀑布のイグアスの滝。 まずはアルゼンチン側のイグアスの滝を訪れるため、拠点となるプエルト・イグアスを目指しました。
パラグアイからプエルト・イグアスまでは3国間を結ぶバスがあるのですが、炎天下で5kmも歩いてしまい、「素直にバスに乗っておけばよかった…」というお話です。
(2018.12.30現在 ブラジルは2019年6月17日より90日以内の滞在はビザフリーとなりました)

2018年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

民宿小林からイグアスへ

 

パラグアイからプエルト・イグアスへ向かうには、ブラジルの入国手続きをせずバスで走り抜けることが可能ですが、徒歩で国境を越えられる数少ない場所だったので今回は国境越えバスを利用せずに向かいました。

 

パラグアイ出国までの道のり

09:20 バス停にてバスを待つ 53km地点にはちゃんとバス停があります。(あったのはシウダッド・デル・エステ方面のみ)
時間はよく分かりませんが通るバスはほぼシウダッド・デル・エステに行くので手を挙げて乗り込みます。 ここはローカル・長距離どちらのバスも停まってくれる便利なポイントです。

 

ローカルバス

09:45 ローカルバスが来たので乗り込みました。 10,000グアラニー×2人 現金(約380円)
どのバスでも同じ料金のようですが長距離バスを捕まえた場合の相場は15,000グアラニーだそうです。

 

シウダッド・デル・エステ バスターミナル

10:40 シウダッド・デル・エステのバスターミナルに到着。
道中は激しい雨でしたが現地は雨が降った形跡もない晴天、地元の人曰く良くあるそうです。

このバスターミナルからフォス・ド・イグアスを経由して、プエルト・イグアス行のローカルバスがあります。
バスは複数の会社で運行されていますが料金の違いはありません。

 

国境への道

せっかくなので、今回はあえて歩いて国境を渡ることにしました。 出国イミグレまでは直進で1.2kmほどの距離。

 

パラグアイイミグレ

11:10 パラグアイのイミグレにて出国手続き。

ローカルバスで来た場合、ここで降りて必ず出国手続きが必要。 バスは手続きを待たず行ってしまうので荷物は全て持って降りましょう。
国境事務所まで徒歩で来て出国手続きを済ませた後、ここからプエルト・イグアス行のバスに乗るという方法でもOKです。

 

友情の橋を渡る パラナ川

出国手続きを終えそのまま直進、パラナ川に掛かる友情の橋を歩いて渡ります。

バス利用時ブラジルに滞在しない限り、ブラジルのイミグレはスルーしてアルゼンチンへ向かうことが可能だそうです。
パラグアイ出国→アルゼンチン入国という感じでブラジル入出国手続きをすることなくアクセスできるのでバスを利用した方が早くて楽です。

 

ブラジル出国まで

ブラジルイミグレ ブラジルイミグレ

橋を渡るとブラジル側の入国手続きとなります。 橋を渡ってきた場合、向かって右端の金網沿いに進みます。

 

ブラジルイミグレ

11:30 右端を通ってきたのに入国審査場所は車用審査レーンの一番左端でした。
※2019年6月17日からは日本人は90日間以内の滞在ならビザは不要に。

 

壊れたトイレ  壊れたトイレ

イミグレのトイレは、まるで漫画『北斗の拳』の世界のように荒れていて驚きました。
ブラジルってやっぱり怖いの? と少し不安になってしまいました。

 

ブラジルIN

イミグレを通過してアルゼンチンまでの通過だけの為に無駄なブラジル入国を果たしました。

寅吉
寅吉
ここまで歩いたんならバスステーションまで歩けるんじゃない?

この先、何を思ったのか、勢いで炎天下の中を10kg超の荷物を背負い歩き始めてしまいました。

(この軽い気持ちが、この日の苦行の始まりに…)

 

13:50 暑い中、ランチブレイクを挟み歩いてようやく市バスステーションに到着。

途中、車が目の前に停まり、笑顔のおばちゃんが大きな菓子パンを手渡してくれるという、思わぬ優しさに触れる場面もありました。

お鈴
お鈴
ちょっと驚きましたが、ほっこりする出来事でした やさしいおばちゃんに感謝♪

 

アルゼンチン行バスの乗り場は市バスステーション内ではなく敷地外の一角が乗り場となっています。 場所はコチラ

 

crucero del norte

ちょうど発車待ち中だったcrucero del norteというバスに乗車。 料金は6レアル×2人(約340円)

 

ブラジルイミグレ

14:20 ブラジル出国手続き 。 ブラジル滞在時間はわずか2時間ちょっと。人生最短クラスの滞在となりました。

 

出国手続きで乗客はバスを降ります。 ここでもバスは手続きを待たず行ってしまうので荷物は全部持って降ります。
手続き終了後、建物の先のバス停でバスを待ちます。
同じバス会社ならレシート提示でアルゼンチンのバスステーションまで行けるので新たに料金は不要。 なので基本は乗車してきたバスと同じ会社のバスを待ちます。

 

両国間を結ぶバス

15:50 1時間半待っても Crucero del Norte のバスが来ず、さすがに限界に…。 待っている間に3回は来たであろうRIO URUGUAY BUSに乗りました。
違うバス会社なので6レアル×2人(約340円)を支払います。 同じ払うなら1時間以上も待たなかったのに・・・

寅吉
寅吉
RIO URUGUAYバスが一番頻繁に走っていた気がします RIO URUGUAY BUSがおすすめ

 

アルゼンチンへ


アルゼンチン入国。 ブラジルイミグレから3kmしか離れていないのでバスであっという間に到着。

お鈴
お鈴
アルゼンチン入国の際、バスは手続きが済むまで待っていてくれました。
※待たない場合もあるかもしれませんので一応荷物は持って降りましょう

 

16:15 入国手続き後、再びバスに乗り10分ちょっとでプエルト・イグアスのバスセンターに到着。
民宿小林から始まった1日がかりの3国間移動がやっと終了しました。(プエルト・イグアスのバスターミナルはコチラ)

 

 

プエルト・イグアスの宿

 

Casa 24 Puerto Iguazu

Casa 24 Puerto Iguazu

プエルト・イグアスでの宿はCasa 24 Puerto Iguazu という宿に3泊しました。 部屋はメゾネットタイプのオシャレな造り。

場所はほぼバスターミナル正面という抜群の立地で1泊4,000円ほどでした。

 

Casa 24 Puerto Iguazu Casa 24 Puerto Iguazu

階下がキッチンとミニダイニング そして、突然現れたおばちゃんから頂いた菓子パン。(デカい)

 

 

たった数キロの道のりでも、国境を越える旅は予想外の連続。
でもその分だけ、人の優しさや土地の空気を強く感じられる一日でした
お鈴
お鈴

 

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 徒歩移動は約5km。暑さを考えると国際バス利用がおすすめ
  • ブラジルに滞在しない場合、パラグアイ~プエルト・イグアス間の移動時ブラジル入出国手続きは不要
  • イミグレでバスを降りる際は必ず全ての荷物を持って降りる(手続き中バスは待たないので)
  • バス会社によって運行間隔に差がある 本数が多いRIO URUGUAY BUSがおすすめ
  • イミグレで降りても同じバス会社ならレシートを見せて再び乗車可 違うバス会社に乗る場合また運賃を払う

 

 

ここが変わったよ 2026年考察

 

1. 53Kmの掘っ建て小屋だったバス停がアップデート

当時掘っ建て小屋のみだったバス停近くに立派なバス停ができました。 反対側車線にもあります!!

 

2. 「一国二役」の共同検問が稼働

ブラジルとアルゼンチン間の検問が「一箇所で両国のスタンプが完了する」統合管理エリア(ACI)へと移行したそうです。
これにより、以前のように「ブラジル側で降りてスタンプ、また乗ってアルゼンチン側で降りてスタンプ」という二度手間が解消とのこと。

 

3. シウダッド・デル・エステからプエルト・イグアスへのスマートな移動術

やっぱり「直通バス」が便利!

【最適解:国際直通バス(Rio Uruguay社など)を利用する】
シウダッド・デル・エステのバスターミナル(Terminal de Omnibus)から、アルゼンチンのプエルト・イグアスへ直接行く国際バスが出ており、これが最も便利で簡単。

  • ステップ1:バスの選択 「Puerto Iguazú (Argentina)」と表示されたバスに乗ります。
    ※パラグアイ国内用のローカルバスではなく、必ず「国際路線」を選ぶ。
  • ステップ2:パラグアイ出国(友情の橋の手前) パラグアイの検問所で一旦下車し、出国スタンプを貰う。
    ※この際、運転手に「スタンプが必要だ」と伝えると、バスは通常数分待ってくれるそうです。 もし置いていかれても、同じ会社の次のバスに同じチケットで乗れるシステムは2026年現在も有効。
  • ステップ3:ブラジル通過(フォス・ド・イグアス)
    重要: アルゼンチンへ直行する場合、ブラジルは「トランジット(通過)」扱いになるため、ブラジルの入出国手続きをスキップできる特別レーンをバスが走り、降車の必要がありません。
  • ステップ4:アルゼンチン入国(タンクレド・ネベス橋)
    アルゼンチン側の検問所で全員下車し入国スタンプを貰った後、同じバスに戻り、数分でプエルト・イグアスのバスターミナルに到着。 (ブログのようにバスが行ってしまう場合もあり)

 

寅吉
寅吉
料金は多少高くなりますがシウダー・デル・エステからプエルト・イグアスまで、一台の車で国境を越えてくれるクロスボーダーの「Uber」、「Cabify」利用という手もあるそうです。

※バスより当然割高となりますが、検問所で車が待っていてくれるため、大きな荷物がある場合はストレスフリーな方法かも。