ナイアガラの滝・ビクトリアの滝と並び世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝。 壮大なスケールを誇るイグアスの滝は世界自然遺産にも登録されている南米屈指の観光スポットの一つ。特に11〜4月の雨季は水量が増し、迫力満点の景観が楽しめるベストシーズンです。
アルゼンチン・ブラジルの2カ国にまたがるイグアスの滝。 国ごとに異なる表情を見せるイグアスの滝をまずはアルゼンチン側から見学。 イグアスの滝見学(または観光)前半、アルゼンチン編のまとめです。
(2018.12.31大晦日現在 入場料等は最新のモノを確認して下さい)
世界遺産イグアスの滝へ(アルゼンチン側)
行き方
プエルト・イグアスのバスターミナルからは、20〜30分おきに RIO URUGUAY のバスが運行しています。
2018.12時は往復で1人260ARS(約760円) 私たちは7:30のバスでイグアスの滝へ向かいました。
市内のバスターミナルからイグアスの滝公園のエントランスまで約40分で到着します。
入場料
エントランス脇の窓口で入園チケットを購入。(VISA、MASTER、AMEX可) 入園料は 1人700ARS(約2,100円) 2018.12.31時 ※事前に必ず料金を確認 して下さい。
開園は8:30(当時) 年末年始だからなのか、いつものことなのか分かりませんが既に沢山の人が並んでおり、チケット購入から入園まで30分以上掛かりました。
ボートツアーやサファリツアーに行く人はトロッコ列車駅の手前にチケットブースがあるので必要に応じて申し込みましょう。
私たちは参加してないので料金は分かりませんがそれなりの料金だったと思います。
公園内の回り方
エントランスから真っ直ぐ進んだ小さなインフォメーションセンターの先がトロッコ列車駅です。
トロッコ列車を使わず徒歩でも回れますが、園内は広大で歩行距離も長いため、列車を利用した方が圧倒的に効率的です。
トロッコ列車駅 始発セントラル駅 → カタラタス(瀑布)駅 → 終点 悪魔の喉笛駅 を順次(30分間隔ぐらい)往復しています。
列車が混むので最初に悪魔の喉笛まで乗り切ってしまった方がいい と言われる場合がありますが、その場合はハイライトである悪魔の喉笛スタートになるかと思います。 ハイライトを最初に見るか、最後に取っておくかはお好みで。
コースの特徴はこんな感じ 回り方は特にないですが下の3コースは必須です!!
- 赤色 悪魔の喉笛コース 距離があるのでトロッコ列車を利用しましょう。 悪魔の喉笛は唯一無二です
- 青色 アッパートレイル アップダウンの少ない約1.75Kmのコース 滝と同じ位置・上から眺めるコース
- 黄色 ロウアートレイル アップダウンなどもある約1.7Kmのコース 滝を下から眺めるコース
アルゼンチン側の様子
トロッコ列車に乗り中間駅カタラタス(瀑布)駅までアクセス。 まずはアッパートレイルから見学です。
アッパートレイル
青色のアッパートレイルの入り口。 アップダウンがない平坦なコースで滝と同じ高さのコースを歩きます。 ぐるっと回って約1.7kmのコース。 ※オフィシャルサイトでの見学所要時間は2時間とのこと。
最初からイグアスの滝で遭遇率ほぼ100%といわれるハナグマの群れに遭遇。 下手に手を出すと大変な目に合う恐れがあるので注意が必要です。
私たちの故郷、長野の山猿と一緒かも知れません。
少し進むとジャングルの先に数々の滝が現れてきます。 ここで初イグアスの滝と対面となり思わず感嘆の声が上がります。
このコースは滝口とほぼ同じ高さか、上から眺める事ができるコースレイアウト。 幅広に流れ落ちる滝口の様子を存分に味わうことができます。
滝の本数は数えきれないほど。雨季に入っているため水量も豊富で、迫力は倍増です。 水煙を上げ凄い勢いで流れ落ち、マイナスイオンも飛びまくりです。
もっと水量が増えると赤茶けた濁流となるみたいですが今回は少なすぎず多すぎずちょうどよい感じの量でした。
滝上の川に掛かる遊歩道もあります。 落ちる前の川面は想像以上に平らで広大。 流れもそれほど速くなさそうに見えました。
滝口の上から見る景色。 雲のように水しぶきが沸きあがり、角度によっては滝にかかる虹も見えます。
このアッパートレイルからは悪魔の喉笛はまだ見ることができません。
ロウアートレイル
続いては黄色のロウアートレイルへ。 周遊距離はアッパートレイルとほぼ同じ約1.75kmのコースですが階段があったり斜度があったりとアップダウンがあります。 ※オフィシャルサイトでの見学所要時間は2時間とのこと。
Alvar Nunez滝 この滝は滝口と滝の中間部に見学スポットがあります。 日本ならこれだけで観光名所となることでしょう。
ここでは垂直な崖にとまるイワツバメの様子が観察できました。
コースの一番奥には悪魔の喉笛が見えるポイントがあります。 川を挟んで左側がブラジル、右側がアルゼンチンとなります。
ボートでしかアクセスできない島はサン・マルティン島。 ボートツアーに参加すると滝つぼの間近でイグアスの滝を観察することができます。
人気アトラクションとなっている滝壺ぶっ込みボートが次から次へ滝壺に向かうのが見えます。
参加しませんでしたがびしょ濡れ必至のアトラクションです。
いちばん大きな滝はサン・マルティン滝。 各地でお馴染みその名を聞いたアルゼンチンの英雄の名前が付けられています。
このコースではアッパートレイルで滝口近くを歩いたBossetti滝の滝壺近くまでアクセスすることが可能です。
もの凄い轟音と水しぶきは迫力満点。 これほどの滝、水量は見たことがありません。
日中とても暑くなるので滝壺近くのミストシャワーは丁度いい天然のクーラーとなります。
二つ仲良く並んだDos Hermanas滝。 滝壺は濃い緑で覆われており、まるで映画「アバター」の世界のようでした。
悪魔の喉笛
サービスステーションでお昼を食べた後、最後はハイライトとして残しておいた悪魔の喉笛へ向かいます。
歩いても行けますが道中見るところが殆どないのでトロッコ列車で向かいました。
昼過ぎは午前中ほどの混雑乗車とならず意外とスムーズに乗れましたのでこのコース順は正解だったかもしれません。
トロッコ列車駅からしばらくは川面の上の遊歩道を歩きます。
滝が見えないと別世界のように感じますが進むにつれ徐々に轟音が響き始め、水煙が見えてきます。
ゴゴゴゴォォと、まるで巨大な穴が開いてしまったかのような風景。
巨大な水盤の栓が抜けたごとく水が一気に流れ落ちていきます。
ド迫力で流れ落ちる水、水、水!! イグアスの中でも最大と言われるだけの大瀑布が手の届くほどの近くに現れました。
パノラマ写真はこんな感じ。 このポイントを最後に取っておいて良かった正に圧巻&絶景スポット「悪魔の喉笛」。
滝口付近にかかる歩道橋の上から滝壺を覗き込むことができます。
水しぶきで真っ白・・・
対岸の崖にも連なる滝! 滝廉太郎かよ

下流方向の風景はこちら。 地球が裂けてます!! 大丈夫ですか? 地球さん
園内の動植物たち
緑と水の豊かな園内では沢山の動植物を見ることができます。
ハナグマはほぼ100%見られます。 ピューマが見られたら神!! (その場合、コース閉鎖になることもあるそうです)
トカゲやカメもいました。
結構大きなナマズ。 紺と黄色の鳥はルリサンジャク。 残念ながらオオハシは見られませんでした。
園内で見かけた花々たち(名前はよく分かりません)
白い花はアチコチで沢山咲いていましたが何という花でしょう?
大晦日に見るイグアスの滝は、まさに自然が奏でる年越しの大舞台。
圧倒的な水の力に、ただただ心を奪われた一日でした。
プエルト・イグアスへ
帰りのバスもRIO URUGUAY のバスにて。 運行状況は写真の通りです。
手間がないように出発時に往復でチケットを購入しておきましょう。 一日たっぷり遊んで16時前に帰りました。
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- プエルト・イグアスからアクセスする場合はバスチケットは往復で買っておきましょう
- 世界遺産 イグアスの滝は必見 悪魔の喉笛は圧巻!!
- 午前中の入園は混み合うのでなるべく早い時間に到着すべし
- 園内の回り方はお好みで アルゼンチン側はたっぷり1日過ごす感じで
- 夏場は暑くなるので暑さ対策、水分補給をしっかりと
- ボートツアーに参加する場合は濡れてもいい格好と準備で
関連リンク集
- iguazuargentina.com イグアスの滝アルゼンチン側公式サイト チケット販売も
- Rio Uruguay イグアスの滝へのアクセスバス
- iguazufalls.com イグアスフォール観光情報
- puertoiguazu.net プエルト・イグアス観光情報
ここが変わったよ 2026年考察
1. 特筆すべき変更
- 完全デジタルチケット制の導入:窓口での当日券販売は終了 → 公式サイトでの事前予約(日時指定)が必須に。
入園時はスマホのQRコード提示のみで、かつてのようなチケット売り場の行列は解消されているそうです。 - 「悪魔の喉笛」遊歩道の強化:2023年末から2024年にかけての記録的増水で崩落した遊歩道は、2025年に最新の耐水・耐衝撃構造で再建。
- エコ列車の完全電動化:公園内を走る「Tren Ecológico de la Selva」は、環境負荷を抑えるため全車両が静音性の高い電気式へとアップデート。
2. 2026年現在の入園料
- 大人(外国人)45,000ARS ※アルゼンチンのインフレに伴い、料金は頻繁に改定されるので必ず確認。
アルゼンチン側イグアスの滝は「オンライン事前購入のみ」に変更されています。 入口で当日券は買えないため、必ず公式サイトでQRチケットを購入してから向かいましょう。入園後は悪魔の喉笛行きトロッコの無料乗車券を園内カウンターで発券し、アッパー → ロワー → 悪魔の喉笛の順で回るのが効率的です。
3. オーバーツーリズムについて
- 入場制限の厳格化:自然保護のため、1日の最大入場者数に上限が設けられました。 繁忙期は予約枠が埋まると入場不可になります。 ピークシーズン(1〜2月、イースター、7月)は数週間前から予約が埋まるため、ふらっと立ち寄ることは不可能です。
- トレイルの一部「一方通行」化:混雑緩和のため、アッパートレイルやロウワートレイル(下部遊歩道)の一部区間が完全一方通行に規制。 逆走や立ち止まっての長時間の撮影は、係員による指導の対象となることもあるそうです。

























































