ベトナム到着から続いた体調不良はフエでピークを迎え、10年以上ぶりとなる高熱を発症しました。 あまりの具合の悪さに「ひょっとしてマラリア?」と不安が爆発。 フエ滞在をぶっちぎって、日本人医師がいるハノイの病院ファミリーメディカルプラクティスに駆け込んだ結果報告です。
(2019.10.04現在)

2019年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

ベトナム医療診療体験

 

Family Medical Practiceの場所

14:40 ホテルチェックイン後、タクシーにてファミリーメディカルプラクティスに到着。 ファミリーメディカルプラクティスはバーディン区(Vincom Center Metropolis近く)にあるインターナショナル病院。 日系クリニックではありませんが、日本人医師が常駐する他、日本語対応するスタッフがいるので言葉の心配は全くありません。

ハノイには日本語対応の医療関係がいくつかありましたが、立地が良さそうなバーディン区にあるファミリーメディカルかベトナム初の日系クリニック、ロータスクリニックのどちらかで診てもらうことにし、近場のホテルを予約。

寅吉
寅吉
選んだ理由はファミリーメディカルの方がよりホテルに近かったという単純な理由

 

病院詳細情報

2019年に訪れたファミリーメディカルの詳細情報は下記の通りです。

  • 所在地: 298 I Kim Ma Street, Ba Dinh District, Hanoi
  • URL:https://www.vietnammedicalpractice.com/hanoi/jp
  • 診療時間:24時間可。月~金曜8:30~17:30、土曜8:30~12:30は診察予約が可能
  • 日本語対応:日本人医師1名(Dr. Chiba)、日本人看護師1名、日本人受付兼通訳2名
  • 診療科:一般診療、小児科、皮膚科、整形外科、婦人科、循環器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科、理学療法、心理療法

総合的な外来医療センターで24時間対応ですが、緊急時以外は予約診察が基本。 フエの空港から電話で、「3時から3時半には伺います」と予約を入れました。

予約は代表番号にかけて「Japanese, please」でOK。

日本の海外旅行保険のキャッシュレス診療にも対応しているので、加入している場合はかなり楽です。(予約時に「海外旅行保険診療ですか?」と聞かれました。)

 

受診時の様子

Family Medical Practice

病院の外観。 入ってすぐ受付カウンターと待合スペースがありますが、病院というよりは大きめのクリニックといった感じ。

受付で予約してある旨を伝え、渡された問診票に記入します。 対応してくれた人は現地の方でしたが、全て日本語で対応してくれました。 神

受付後の流れは日本の病院とほぼ同じで、指定の診療室前で待ちます。

日本の病院ほど混んでいるイメージはなく、受付してから20分ほどで診療開始。 見ていただいたのは日本人医師のDr. Chibaでした。

8月の終わりから約1か月間アフリカを旅行していたこと、ホーチミンから発熱が繰り返されたことを説明すると「念のために血液検査を」 ということで、最初に採血。

テスト内容

マラリア検査代だけで149.20USDと、全体の半分以上を占めています。

の後は診療室で診察を受け、一連の診察は終了。 血液検査の結果が出るまで、待合所で待ちます。

 

気になる診察結果とお値段

採血から40分ほどで検査結果が判明。 再び診療室内へ。

診断の結果

 

先生が開口一番 「大丈夫ですね マラリアの心配はないでしょう」

 

(´∇`) ホッ

 

診療結果はマラリアの心配はなく、医師からはいわゆる「普通の風邪」と説明されました。 旅の疲れも重なり今回の症状になったのではないかとのことでした。

血液検査以外に注射をすることもなく、薬の処方(アセトアミノフェンとフェキソフェナジン)のみ、体調が改善せず悪くなるようならまた来てくださいと言われ、診察は終了。 受付に戻り、会計を済ませます。

 

請求書

16:10 お会計タイム。 現地でいったん自己負担する海外での診療、一体いくらになるか想像もできませんでしたが、請求金額は、血液検査・診察・薬代すべてを含めて219.36USDでした。 クレジットカードで支払いを済ませ、無事任務完了。(渡された明細や領収書などの原本は、帰国後に保険請求のため保険会社へ送付しました)

 

お鈴
お鈴
待ち時間が少なく日本の病院に比べたら驚くほどスムーズに終わりました

 

マラリアでないと分かっただけで少し元気になった気がした寅吉でした。(完全復活は日本に帰ってからですが…)

 

 

ASSETS ASSURANCESへ保険請求

 

最後は帰国後の保険金請求と入金額のお話。

 

補償内容

補償内容

参照: ASSETS ASSURANCES より。

今回の世界一周旅行で加入したASSETS ASSURANCESさんの補償内容はこんな感じで、補償限度額の範囲内で、医療費・救援費用は実費100%補償、掛け金が安いにも関わらず充実の補償内容です。 日本の海外旅行保険にあるような医療機関の紹介やキャッシュレス診療はありません。

受けた診察費はその場で支払い、後日、必要書類をそろえて保険金を請求します。

 

請求に必要なもの

保険金を請求する際に必要な書類は代理店サイトに日本語で詳しく書かれているので該当する書類と医療費請求用紙(サイトからダウンロード)を、フランスの代理店宛てに郵送します。

寅吉
寅吉
赤字の書類と請求用紙を10/16頃に郵送 送料は国際書留(追跡あり)で800円ちょっと
  • 医師・病院の請求書原本(領収印が押してあったので領収書も兼ねる)
  • 領収書原本および振込証明書
    医療機関からの請求書に領収印がある場合は提出不要。オンライン振込の場合は振込結果画面や明細など
  • 処方箋原本 薬を出してもらう際に貰ったもの
  • 薬局等の領収書原本
  • パスポートの顔写真のあるページのコピー
  • 日本を出国したときの出国スタンプのあるページのコピー
  • 渡航先に入国したときの入国スタンプのあるページのコピー

参照: ASSETS ASSURANCES より

 

支払い・受取り口座の注意点

医療費の補償は100%なので、問題がなければ全額支払われるとはいえ、海外の保険会社なので、送金はフランスとなり、手数料が発生します。

しかし、その手数料(送金手数料・着金手数料)は保険会社(代理店)側の負担ではなく、請求者の負担となり、支払金額から差し引かれての入金となります。

 

日本の銀行の高い手数料を考慮して香港の銀行を入金先に指定して請求したところ、代理店から香港の住所と電話番号が必要と言われ、結果的に日本の口座へ変更することになりました。(11/8に連絡あり)

仕方がないのでメールにて日本の銀行口座を連絡し、11/13には担当から振り込み手続きに入ると連絡がありました。

その後、入金連絡もその後の進展もないまま11月が終わり、いい加減どうなっているのか問い合わせしようとした矢先の12/2に銀行から着金連絡がありました。

すんなり入金されるのかと思いきや、マネーロンダリング防止のため、どういった趣旨の入金なのか、関連書類を見せてほしいとのことで、保険金請求のコピーを持って銀行に出向いて、やっと入金処理が完結。

 

結果 219.36USDを請求したところ、入金額は15,501円でした!!  手数料高すぎじゃね? (入金日は12/6でした)

 

 

まとめると

多少時間はかかりますが、ちゃんと入金されます!!

送金にかかる手数料は受取人負担で着金額から差し引かれる。

2019年当時、香港の口座を指定したところ、香港の住所・電話番号が必要と言われ、結果的に日本の口座へ変更しました。

 

少額請求の場合、入金時の手数料が高く、ちょっと損した気分になりましたが、そもそも保険料自体が圧倒的に安かったので良しとします。

 

寅吉
寅吉
初めての保険金請求が国外の保険会社 色々勉強になりました!!

 

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • ハノイは日本語対応の医療機関が選び放題 安心して病院に行けます
  • かかる時間は、日本の病院より全然短いかも?
  • ファミリーメディカルは受付から精算まで日本語でOKでした(予約も)
  • ASSETS ASSURANCESの保険は時間がかかりましたがちゃんと支払われました
  • 請求から入金までは1ヶ月以上要しました(居住国以外の口座を指定したせいもあり)
  • 入金に必要な手数料は全て受取人負担なので受取金額は少なくなります
  • 面倒なやり取りが嫌いな人は高くとも日本の海外旅行保険を選びましょう
  • 日本の銀行、手数料高すぎ!!

 

 

ここが変わったよ 2026年考察

 

1. Family Medical Practiceは今も安心の診療先

FMPは1994年に設立され、1997年にハノイで最初のクリニックを開院しました。 「患者第一」を理念に掲げ、現在ではホーチミン、ハノイ、ダナンで複数の医療拠点を運営しています。
設立以来、ベトナムの国際医療をリードしてきた歴史があり、現在でも在住外国人や旅行者、企業・大使館など、国際的な患者・組織に利用されています。

FMP最大の特徴は何といっても安心の日本語サポート。 各主要クリニックには日本語で問い合わせできる窓口が用意されており、

  • 日本語で予約・受付OK
  • 通訳サポートあり
  • 日本語による医療相談

などが可能。 特に旅行者には次のようなメリットがあります。

  • 日本語サポート
  • クレジットカード利用可
  • 海外旅行保険のダイレクトビリング(提携保険会社の場合)
  • 院内で検査・レントゲン・超音波などに対応
  • 必要に応じて高次医療機関への紹介
  • ホーチミン・ハノイでは24時間救急対応(対象施設)

ホームページはこちら から

 

2. Assets Assurancesは現在も世界一周旅行者の定番のひとつ

なぜACS(Assets Assurances)は安いのか?
日本の保険会社(損保ジャパン・東京海上・AIGなど)の多くは短期旅行、日本人向け、手厚いサポートを前提にしているため

  • 保険金額
  • 日本語サポート
  • 携行品補償
  • キャンセル補償

が充実している反面、1年間だと数十万円になることも珍しくありません。(年齢、渡航先により変動)

一方、ACSは長期旅行者や留学生など、長期滞在者にも利用しやすい設計になっており、「本当に必要な補償」に絞ることで保険料を抑えています。

世界一周ならACS ・SafetyWing ・Genki など長期旅行向けの海外保険も選択肢になります。

補償が弱い部分についてはクレジットカード保険(ゴールド・プラチナクラス)と組み合わせることにより航空券遅延、ロストバゲージ、ショッピング保険などでカバーという手もあります。※カード付帯保険は補償条件・利用付帯条件・補償期間がカードごとに大きく異なるため、事前確認が必須です

ACSのメリットは何といっても1年間でも保険料が非常に安いということ、加えて

  • 世界中で有効
  • ワーホリ・留学にも対応
  • 日本出発後でも加入できるプランがある
  • 24時間アシスタンス付き

という条件から見ても長期旅行向けとしてはコストパフォーマンスが高く、多くのバックパッカーや留学生に選ばれています。

ちなみに2018年加入時の保険料は

対象地域は全世界コースで12ヶ月で936€×2人にて1872€≒244,034円。(決済時2018/08/22 レート 1€=130.36円)

2026年8月に公式サイトで確認したところ、私が選択した全世界コース・12か月の見積もりも同額の936€でした!! ※円換算すると高いですが…

 

寅吉
寅吉
アメリカなど高額医療国へ行くなら必ず医療補償限度額を確認しましょう