4月15日にダラスに降り立ち、西へ移動してきたドライブ旅も終わりが近づき、いよいよ出国に向けて東へ移動を開始。 迷走したカリフォルニア州を後にしてアリゾナ州のキングマンへ向かいます。
今回はキングマンに向かう途中、未走行だった旧ルート66のモハベバレー~キングマンを走行。 途中で立ち寄った金鉱採掘で栄えたオールドタウンのオートマン見物のオハナシ。
(2019.06.09現在)

2019年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

キングマンへ

 

アクセスルート

宿泊地のゴールドレッジキャンプ場から宿泊予定のキングマンへのルートはこんな感じ。

178号線を東へ進み、395号線に合流した後、南下、I-40号線を東へ。 アリゾナ州に入り、旧ルート66で金鉱山で栄えたオートマンに立ち寄りながらキングマンに至ります。 距離にして約550kmと前日に続きかなり長めのドライブ。

 

キャンプ場出発

09:00 テントを撤収し、キャンプ場を後にします。 イザベル湖まで戻り、その後178号線を東へ。 寒さは微塵もなく、乾燥した暑さが戻り、時間と共に気温はグングン上昇。

 

US-395号線

11:00 US-395号線をクレイマー・ジャンクション(Kramer Junction)に向けて南下(北上するとマンザナー、モノレイク) 同じカリフォルニアだけど場所によって全然景色が違う。 全米で3番目に大きな州で、日本の約1.1倍の広さのカリフォルニア州。 海あり、山あり、砂漠ありで飽きることがありません。

 


12:00 ガソリンも減ってきたのでI-40号線沿いのガソリンスタンドで給油&ランチタイム。

まだカリフォルニア州内だったので、ガソリンは高く、1ガロン=4.39ドルと給油単価的にはこれまでで一番高い料金でした。 リッターだと127.6円(110円換算)、日本より安いがアメリカにしてはかなり高め。

スタンドの軒先にベンチがあったので拝借して12:40までランチ休憩して再び出発。

寅吉
寅吉
カリフォルニアでも一番暑いエリアなのでギンギンの暑さでした

 

 

オートマンへ

 

オートマン

14:50 I-40号線沿いのガソリンスタンドから約225km、2時間ちょっとのドライブにて旧ルート66沿いのオートマンに到着。 ※ラスベガスからアクセスした場合、約2時間のドライブ。

 

ゴールドラッシュで栄えた町オートマン

オートマンペイント

オートマンはアリゾナ州北西部のモハベ郡のブラックマウンテンズにある小さな集落。 ※最新の調査では人口は50人ほど。
20世紀初頭の1915年、United Eastern鉱山で大規模な金鉱床が発見されたことから、人口が急増し、ゴールドラッシュに沸く鉱山町へと発展しました。
1924年にUnited Eastern Minesが閉鎖されるまで、約10年間にわたってアメリカ西部有数の金鉱山として栄えました。 第二次世界大戦中の1942年には政府の命令により金鉱採掘が停止され、発掘初期から1951年までの期間中に約63.6トンの金が採掘されました。
その後、町を迂回する道路が整備されるなどして1960年代にはほぼゴーストタウンとなりました。
しかし、ルート66号線沿いにあったことから、旧ルート66の巡礼地巡りの主要な観光地の1つとして脚光を浴び、近年では多くの観光客を集める観光名所となりました。

 

鉱山博物館

炭鉱博物館

通りの南に位置する鉱山博物館(Mine Museum) 無料で見学できる鉱山採掘の現場風景を再現した場所。 博物館と名前がついていますが、そこまで立派なシロモノではないので期待しすぎないように…

 

炭鉱博物館 炭鉱博物館

採掘現場の様子と鉱山夫の部屋を再現した展示。 一攫千金のアメリカンドリームを追い求め、1920~30年代にかけては1万人近くの人口があったそうです。

寅吉
寅吉
モノレイクの北にあったボディも1万人でしたがこちらの方が少し後の時代

 

炭鉱博物館

見えづらいですが、採掘現場が崩れて生き埋めになった鉱山夫の様子を再現した展示。 ゴールドラッシュに沸いた多くの場所がそうだったように、大金を手にできたのはほんの一握りの人だけでした。

 

旧サロン

こういう場所でこういう建物だから味がありますが、普通にあったただのボロ小屋ですね。

 

オートマン・ホテル

オートマンホテル

オートマンのほぼ真ん中に建つオートマン・ホテル。 モハベ郡で唯一の歴史的な2階建てのアドビ(日干しレンガ)の建物で1983年に国家歴史登録財に登録されています。(登録時の名称はDurlin Hotel)

ホテルは1902年に建てられ、当時はDrulin Hotelという名前で営業され、その後1960年代にOATMAN HOTELに改名されました。

ホテルの看板はあるものの現在は宿泊することは出来ず1Fはレストラン・バー・お土産店 2Fは博物館として営業されています。

また、このホテルは1939年にクラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバードがハネムーンで宿泊したホテルとして知られ、利用したとされる部屋を扉越しに見学できます。

 

オートマン・ガンファイトショー

オートマンの街中で毎日13:30と15:30に開催される無料のガンファイトショーもMust Seeイベント(チップ歓迎) オートマンに出かけるならショーに合わせてお昼過ぎに訪れることをお勧めします。 ※15:30からのショーは、夏の暑い時期には中止される場合があります。

※訪れた際は14:30開催だったため、見ることができませんでした。 開催時間は事前にオフィシャルサイト で確認して下さい

 

その他街並み風景

オートマンの街並み

一度は完全なゴーストタウンになりかけたオートマン。 当時の建物は基本そのままで、アンティークな装飾品を加えて、どの店舗も上手にリメイクされています。

最新の国勢調査ではオートマンの人口は100人ほど。 住人のほとんどが観光業を営む人で従業員の多くは近くのモハベバレーからの通勤者だそうです。

 

オートマンの街並み

オートマンは距離にして200mほどの道路沿いの小さな集落なので通りを往復して見学するだけなら1時間程度、飲食やショー見学を加えても2時間ほどあれば楽しめます。

 

オートマンの街並み

Olive Oatman Restaurant キングマンにあるレトロな雰囲気のMr D’z Route 66 Dinerよりも更に古い雰囲気のレストラン。 食事はとりませんでしたが、内装はアンティークな調度品ばかりでなんともノスタルジック。

寅吉
寅吉
どのレストランも壁一面にチップ用の1ドル紙幣が貼られまくりで写真映えします

 

オートマンの街並み

元売春宿だったFast Fanny’s Place(右の建物)は、現在はアクセサリーや民芸品を扱うギフトショップになっています。

 

元シアター

建物の看板にはOATMAN THEATERの文字。 元は映画館だったのでしょうか? 現在のお店のほとんどがお土産店か飲食店ですが、昔ながらの看板が残されているので看板にも注目です。

 

鉱物のお土産

もと鉱山町だったので色々な鉱石も販売されていました。

 

オートマンの街並み

その一角には古い洗濯機や給湯器が無造作に置かれていました。 前回立ち寄ったルート66沿いのハックベリー雑貨店が1軒屋に対して、こちらは集落まるごとOld Daysの雰囲気が楽しめるリトルタウン。

残念ながら今回はガンショーを見ることはできませんでしたが、それでも楽しい時間を過ごすことはできました。 ラスベガスから片道2時間かかりますが、ガンファイトショーを含めて見学するなら往復して出かけても価値はあると思います。

寂れたハイウェイに突然現れるオートマンで、ゴールドラッシュ時代にタイムスリップできますよ。

 

野生化したロバ 野生化したロバ

最後にオートマンに欠かせないのが野生化したロバ お土産店などでエサ用の人参が売られているので人を見ると餌をねだりにロバから近づいてきます。

全く人を恐れないのでロバとの記念撮影しホーダイです。

 

旧ルート66

15:30 オートマンでのプチタイムスリップを終え、Sitgreaves Passを越えてキングマンを目指します。

 


Sitgreaves Passを超えたところの道沿いにあるCool Springs Stationは寄らずに素通りしちゃいましたが古いガススタンドがある1軒家のレトロスポットなので古き良きアメリカがお好きな方はお見逃しなく。

 

キングマンの宿

 

Ramblin Rose Motel

Ramblin Rose Motel

16:20 キングマンの宿、ルート66号線沿いのモーテル。 Ramblin Rose Motelにチェックイン。 Booking.comで探した範囲でキングマンエリアで一番安かったモーテルで1泊47.58ドル。

 

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外見は一昔前の雰囲気のモーテルでしたが、内装は綺麗にしてあり、レンジ・冷蔵庫付きと申し分のない部屋で、当たりのモーテルでした。

嬉しかったのは階段下にアイスマシンがあって氷を自由に好きなだけ持って行けたこと。 昔は当たり前でしたが、最近では少数派なのかな? 翌日のクーラーボックスの氷はこちらから頂いてしまいました。

 

19:10 西海岸を中心にチェーン展開するIN-N-OUTバーガーで夕食8.09ドル

In-N-Outバーガーはシンプルなメニュー(ハンバーガーの基本メニューはハンバーガー、チーズバーガー、ダブルダブルの3種のみ ※裏メニューの方が多い)、注文してから調理、新鮮な材料を使用、そして安いと人気のハンバーガー店。

ハンバーガーセット1つ(バーガー、フレンチフライ、ドリンク)とハンバーガー1つで8ドルちょっとアメリカとしてはかなり安く、しかも美味しい♪ フレンチフライに至っては生のじゃが芋もその場でカットして揚げているのでとても美味しい。

メニューはシンプルですが、個人的にはマックよりこっちがいいかも?

食事を済ませた後は近くのガソリンスタンドで20ドルの給油+タイヤ空気圧補充1.5ドルを済ませて、この日はおしまい。

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • オートマンはラスベガスから2時間、キングマンから小一時間で100年前の町にタイムスリップ
  • オートマンに出かけるなら1日2回開催されるガンショーに合わせて出かけること
  • ショーの開催時間は必ず事前に公式サイト で確認 猛暑日は2回目のショーが中止になることも
  • ガンショーが始まると約10分間ルート66は通行止めになります(ショーを見てれば問題ナシ)
  • オートマンホテル&鉱山博物館は忘れず立ち寄り ロバとの遭遇は必然
  • 西海岸でIN-N-OUTバーガー店を見かけたら一度は試してみて 安くて美味しいです
  • アメリカンドライブ この日の走行距離:約595km 累計走行距離:約11,924km

 

 

ここが変わったよ 2026年考察

 

2019年当時と変わらずロバが道路を塞いでいます。

お鈴
お鈴
オールドアメリカンの町 今後も変わらないことが最大の魅力です

 

1. カリフォルニア州のガソリンはなぜ高い?

ざっくり理由 3選

① 税金・環境関連費用 ← 最大の理由。
カリフォルニア州は全米でも燃料税が高い州の一つ。

② カリフォルニア独自のガソリン規格

カリフォルニアでは大気汚染対策のため、州独自の環境基準を満たしたガソリンが使用されています。

③ 製油所・供給網が限定的
州独自規格のため、製油所トラブルが起きると価格が跳ね上がりやすい。

 

2.  カリフォルニア州で特に高いエリアは?

特に高くなりやすいのが、

  • モノ・レイク周辺
  • マンモスレイクス
  • デスバレー周辺
  • ビッグサーなどの山岳・観光地・遠隔地。

供給拠点から離れているため、都市部よりガソリン価格が高くなる傾向があります。

 

3. テキサス州との比較

2026年の平均的なレギュラーガソリン価格は概ね

ガロン当たり

  • テキサス州 約2.7~3.0USD
  • カリフォルニア州 約4.6~5.0USD

となっており、差額は約1.8~2.0USD/ガロン

レンタカーでよく借りる Toyota RAV4 クラスなら満タン約14ガロンなので

  • テキサス満タン:約40USD
  • カリフォルニア満タン:約70USD

満タン1回で30ドル前後の差がつく計算です。

 

寅吉
寅吉
デスバレー内も高いです アクセス前に満タンに ネバダ州からならネバダで満タンに!