ヨーロッパ大陸もいよいよ大詰めとなり、最後の訪問国スペインへ。 夜行バスでマルセイユから到着したのは、芸術とガウディ建築で有名なバルセロナ。 バスターミナルに荷物を預け出かけた初日の街歩き編です。
(2019.8.20現在)
バスターミナルと地下鉄
北バスターミナル
06:50 バルセロナ北バスターミナルに到着。 バルセロナには北バスターミナルとサンツ駅に隣接するサンツバスターミナルがありますが、バルセロナ発着のバスは、たぶんほとんどこちらで用が足りるはず。 アンドラ公国へ行く場合はサンツ?
早朝の到着でしたが、バルセロナでの宿泊先(Airbnb)は前泊のゲストがいたため、午後までチェックインできないという理由でバスターミナルのロッカーに荷物を預け(5€ 大 ※小は3.5€)、先に次の目的地サラゴサ行のALSAバスのチケットを購入。(チケット代は2人分で32.28€)
北バスターミナル。 1Fはインフォメーション、売店、パン屋、両替所(コインロッカーはバス乗り場に)があり、2Fに各バス会社のチケット売り場があります。 何か変なバスターミナルだと思ったら、比較的最近まで営業していた鉄道駅舎をそのまま転用したんだとか。
建物の南西側のすぐ近くに地下鉄 M1 Arc de Triomf駅と接続しているので移動は楽チン。(Googleストリートビューをぐるぐるしたら地下鉄入口が見えます)
バルセロナ地下鉄
08:30 バスターミナルで買ってあったパンを食べ、時間を調整した後、行動開始。
地下鉄チケットは1回券(2.2€)よりコスパが良いT-10券(複数人で使える10回券)を購入(10.2€×2枚)して、目抜き通りがあるカタルーニャ広場へ出かけます。 ※2020でT-10券は廃止。
バルセロナの地下鉄はTMB(バルセロナ交通局)とFGC(カタルーニャ鉄道)などが運行しています。バルセロナ市内の観光では、どちらもゾーン1として利用できます。
地下鉄内の様子。 世界中どこでもそうですが、隙を見せない限り特に問題はありません。
2021年現在のチケットは1回券2.4€の他にこんな感じのチケットがあります。(ゾーン1の料金)
- T-casual 1人専用10回券 11.35€ 日数制限なし
- T-familiar 複数人で使える8回券 10€ 最初の利用から8日有効
- T-dia 1人専用1日乗り放題 10.5€
- T-usual 1人専用30日乗り放題 40€
- T-grup 複数人で使える70回券 79.45€ 最初の利用から30日有効
- 2日/48時間券 1人専用2日乗り放題 16.3€ ネット事前購入で10%OFF
- 3日/72時間券 1人専用3日乗り放題 23.7€ ネット事前購入で10%OFF
- 4日/96時間券 1人専用4日乗り放題 30.8€ ネット事前購入で10%OFF
- 5日/120時間券 1人専用5日乗り放題 38.8€ ネット事前購入で10%OFF
バルセロナは料金が値上がりしやすいので必ず公式サイト で最新料金を確認して下さい
バルセロナ観光(ランブラス通り・ゴシック地区)
カタルーニャ駅近くのマックでコーヒーを飲みつつフリーWi-Fiで周辺情報をチェック。(事前にやっとけって話) コーヒー代5€
ランブラス通り
コーヒータイムと情報収集を終え、超有名なランブラス通りから歩き始めます。 ランブラス通りはカタルーニャ広場から港まで続く約1.2kmの並木通り。
通りにある古い噴水は、この水を飲めば再びバルセロナを訪れることができるとされるカナレテス噴水。 サラエボの水と違い、あまり人気がありませんでした。
オーバーツーリズムの地と言われるだけあって何かイベントがあるの? と思ってしまうほどのすごい人出。 観光客で9割以上いるんジャマイカ? 特に何があるわけではありませんが、人が人を呼ぶ恐ろしい通り。
ベツレヘム教会。 バルセロナでは珍しいバロック様式の教会だそう。 建物外観の石材模様が、これまでに見たことのないタイプの教会でした。
ボケリア市場
ボケリア市場。 ランブラス通りから少し入ったところにある市場。 13世紀から歴史に登場するバルセロナでも伝統ある市場。 観光客で溢れ返る人気観光スポットの1つ。
La BoqueriaはGoogleマップではブケリア市場と表記されますが、ボケリア市場が現地の発音に近くてたぶん正解。
市場の中には軽く200店はある感じですが、生ハムの店多し!! 本場は足の塊から肉をそぎ落とすスタイル。 これ絶対うまいやつ。(笑)
海まで数百mなので海産物もたくさん扱われていました。
フルーツやフルーツを使った生ジュースはカラフルに並べられ、購買意欲をそそります。 絶対インスタ映えを狙っているハズ。 アジアと違って汚さの微塵もありません。
スパイス、ナッツ等を売るお店 普通に写真を撮るだけでイイ感じに見えてしまいます。 今回の旅行中最も活気があり綺麗だったのがこの市場。 この日だけでなく、滞在中にリピートしてしまいました。
せっかくなので生ハム3€を食べてみたら激ウマー。 普段お酒を飲む方ではないですが生ハムにチーズを合わせたら絶対お酒が進むハズ。 ベジタリアン以外は全員食べなさいと言いたい。
グエル邸
グエル邸。 ご存じ、スペインを代表する建築家アントニオ・ガウディが手掛けた建物の1つで、ガウディのパトロンだったグエルの住居として建てられた邸宅。
1886~1890年に建てられ、初期のガウディ建築として歴史的価値の高い建物で、世界遺産に登録された建築群の1つ。
見学料は12€ スペインだけの旅行なら絶対見学してましたが、今回は他も控えてるので見送り。 ヨーロッパを旅行するにはお金を用意しないとだめだ~
内観はいつもの強力助っ人Googleさんにて。 時代を考えたら斬新過ぎるガウディのデザイン。 くぅーーー
フレデリック・ソレル記念碑 全然存じ上げない人ですが、カタロニアの劇作家・詩人らしい。 見学料は無料ですが、10秒で見学終了。
一緒に写真を撮ってお金を稼ぐ系の大道芸人もいました。 衣装チョイスがバルセロナですね~ これだけ人が歩いてれば商売になります。
コロンブス記念碑
海の近くまで歩くと現れるコロンブス記念碑。 高さ60mの立派な記念碑は高すぎて上に立つコロンブス像がよく見えないぞ。
ズームイン。 コロンブス像だけでも約7mというかなりのシロモノ。 ヨーロッパから大西洋を横断し、アメリカ大陸への航路を開いた人物で、誰しもが知る人物。(なので説明省略)
台座部にも立派な像がたくさん。 塔は展望台になっており、登ることができると後に知りました…
こちらの立派な建物は軍関連の建物(陸軍らしい) 建物内にはちょっとした軍事博物館があるようです。
もう一方の歴史を感じられた建物は税務署。 屋上には羽の生えた獅子(?)が鎮座するすごい建物でした。 お金をキッチリ取られそうな雰囲気でした。
バルセロナ海洋博物館
バルセロナ海洋博物館。 ポルトガルと並び、大航海時代の先駆者スペインの海洋博物館なのでそれなりに楽しめそうですが、この手の博物館はそこまで興味がないので寄り道にてお終い。 入館料は10€
お嬢さんはおいくつなのかな?
まだまだ絶好調のランブラス通りに戻り、レイアル広場へ向かいます。 土産店やテラスカフェが出店され、本当にドル箱通り。 「儲かってまっかー?」、「そりゃウハウハでんがな」 って感じでした。
レイアル広場。 バルセロナで一番有名な広場で、四方を13世紀~15世紀に建てられた建物が取り囲む歴史ある広場。
レイアル広場にやって来た理由がこちらのLes Quinze Nitsというレストラン(ガイド本の請け売りにて) スペインに来たならば食べなきゃイカンと奮発してパエリアを食べました。 お会計額は32.3€(約3,900円)
各メディアで紹介されていたのでどれほどのモノかと楽しみにしていましたが、個人的にはそこまで響きませんでした。(全く好みの問題) 期待が大きすぎたのか、はたまたファミレスの安いパエリアしか食べていないせいかは不明。(笑)
食事を終えてウロウロ再開。 こちらの建物は市庁舎で、なかなか歴史のありそうな建物ですが、裏手に近代的な建物(別館)もあったりします。 カタルーニャが独立したらやっぱりバルセロナが首都になるのかな?
フェラン通り。 もうどこを歩いてもス・テ・キ♪ この通りはある程度の道幅があり、まっすぐですが、左右に入った路地は狭くゴチャゴチャしていて迷子になりそう。 それもまた「良き」な都。
どこも趣があり、特に何があるわけでもないのに歩いていて楽しい町です。
そんな小路の途中にある見どころの一つ、ビショップの橋。 ゴシック地区の2つの建物を結ぶために造られたネオゴシック様式の屋根付き橋で、透かし彫りの石造りの装飾が見事。 さぞ歴史があるかと思えば通りに架かる橋自体は1929年に造られたものだとか。
左隣の建物はカタルーニャ大統領府でいいのかな? この辺りは本当に素敵な場所でした。
1809年の英雄記念碑。 ビショップの橋の先にあった記念碑。 スペイン独立戦争時、バルセロナ占領中にフランス軍に対する反乱を企て、後に処刑された5人の英雄の記念碑。 んー、ヨーロッパの歴史は難しすぎマス。
ビショップの橋の小路の先に現れる巨大なゴシック様式教会、サンタ エウラリア大聖堂。 威風堂々とした佇まいのこの教会は1298年に建設が始まり、完成までに150年以上を要した教会。 無料なのかと思ったら有料で、内観はスルー。 内観+屋上で9€。 渡る世間は有料ばかり…
見れなかった内観の様子はいつものGoogleさんで… なかなか良さげな内観でショック。
世界遺産にも登録されている超有名なカタルーニャ音楽堂。 1905~1908年に建設されたモデルニスモ様式(アール・ヌーボーのスペイン版)のコンサート劇場。 これまで見てきた東欧・中欧のコンサートホールとは一線を画し、とにかく装飾に力を注いだキョーレツな個性を放つ劇場。
ミケル・ブライ作 カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディ像。 ステンドグラス天井に彫刻装飾がどっさりな内観も見学したかったのですが、予算の都合上今回はスルー。 バルセロナは見どころ多すぎ ツーリストで溢れ返る理由が分かりました。 料金はセルフ見学で12€。レストランのパエリアよりこっちの方が良かったカモ。
他のホールと一線を画す内観はまたしてもGoogleさんより。 ここを見学しなかったのは大いに後悔…
チェックインに向けてバスターミナル方面へテクテク。 途中にあった近代アート作品はジャウメ・プレンサのカルメラという作品。 薄っぺらいオブジェですが、見る位置により立体的に見えるトリッキーな作品。
あと数百年生き延びたらバルセロナの有名観光スポットに昇格間違いなし?
バルセロナ凱旋門。 レンガ造りの凱旋門は1888年に開催されたバルセロナ万博に合わせて建設され、会場の入場門として使われました。 ムデハル様式の影響を受けた、イスラムとキリスト教文化が融合したスペインらしい建築様式。
高さはおよそ30mで、パリの凱旋門に比べると小ぶり(ブカレストの凱旋門と同じくらい?)ですが、メリハリが効いていてカッコ良かったです。 レンガ造りというのもいい味でした。
凱旋門の脇に建つポー・クラリス像(誰よ?) ポー・クラリスは17世紀のカタルーニャの政治指導者で、当時のカタルーニャ政府の長を務めた人物で反乱が始まった直後の1641年にスペインのフェリペ4世によって毒殺されたともいわれています。(だから胸を押さえてる?)
ここまで来ればバスターミナルは目と鼻の先。 ロッカーから荷物を取り、地下鉄で予約先のAirbnbに向かいます。
バルセロナの宿泊先へ
ヨーロッパの中でも人気の高い観光地なので、宿泊費は高め。 バルセロナでの宿泊先は安くてアクセスしやすさで探した結果、地下鉄L1のEspanya駅に最も近い大通り沿いのAirbnbに滞在。
スペイン広場
地下鉄駅から地上に出たところにあるスペイン広場。 バルセロナの西の玄関口と言われる交通網の拠点となる場所にある広場。 広場と言っても大通りにあるラウンドアバウトの中にある広場なので大きな噴水記念塔を眺めるのみ。
地下鉄はL1、L3、L8が利用できるのでアクセスは上々。
スペイン広場の海方向には高さ47mのベネチアンタワー。 道路の先にはマジカ噴水とカタルーニャ美術館。 バルセロナは見どころ多すぎ。 凄いな…
エスパーニャ駅近くのAirbnb
バルセロナでの宿泊先は、地下鉄エスパーニャ駅出口から500m歩いた大通り沿いのAirbnbにて宿泊。 宿泊料の高いバルセロナ、やっとみつけた安めの物件が、1泊 6300円のここ(3泊)。 老夫婦が住むアパートの1室に泊まるタイプで、私たちのほかにスイス人が留学のため長期利用していました。
シングルベッド×2で荷物を置いたらもういっぱいいっぱいという激セマの部屋。(レビューで部屋が狭いと不評だったので現在はシングル対応) なかなか安い物件がない中、値段重視で選んだのでまぁ仕方がないといえば仕方なし。
ホスト夫婦はほぼスペイン語オンリーでしたが、親切な方だったので、狭い以外は居心地はGoodでした。
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 人気の地下鉄T-10チケットは廃止になりました
- バルセロナの地下鉄は2社による運行ですが気にしないでOK
- 超人気観光地なので何をどう見るかはお好みでどうぞ
- しっかり観光するならゴシック地区だけでも1日必要な勢い
- パエリアを食べるならLes Quinze Nits以外の店もよく検討の上で
- ボケリア市場では生ハムをまず食べよ
- バルセロナの宿泊代は高め 覚悟おし! ビシッ
関連リンク集
- Espania スペイン政府観光局公式日本語サイト
- Visit Barcelona バルセロナ観光局公式サイト
- Barcelona Node バルセロナ北バスターミナルの公式サイト
- TMB バルセロナ交通局公式サイト
- ATM 都市輸送公社公式サイト
- ブケリア市場 ボケリア市場公式サイト
- グエル邸 グエル邸公式サイト
- バルセロナ海洋博物館 バルセロナ海洋博物館公式サイト
- Les Quinze Nits 王の広場にあるレストラン Les Quinze Nitsのサイト
- サンタ・エウラリア大聖堂 サンタ・エウラリア大聖堂公式サイト
- カタルーニャ音楽堂 カタルーニャ音楽堂公式サイト
- カタルーニャ美術館 カタルーニャ美術館公式サイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券を比較・検索できるサイト
ここが変わったよ 2026年考察
1. バルセロナ地下鉄・交通(2026年版)
2019年当時は旅行者の定番といえばT-10(10回券)でしたが、その後チケット制度が大きく変更されました。 現在は「T-mobilitat」という交通系ICシステムが中心となり、従来の磁気式チケットからICカード・スマートフォン等を利用する方式へ移行しています。
旅行者でも券売機で簡単に購入できますが、初回のみICカード(または紙製ICカード)の発行費用が必要になります。
現在の旅行者向けチケット(ゾーン1)
チケット内容と2026年現在の料金 詳細は公式サイト にて確認
- 1回券(Bitllet senzill) 1回乗車:2.90€
- T-casual 10回券(1人専用) 13.00€
- T-familiar 8回券(複数人利用可・30日有効) 11.50€
- T-dia 24時間乗り放題 12.00€
また空港を利用する場合、空港を含め地下鉄・バス・FGC・トラム・近郊鉄道が乗り放題になるHola Barcelona Travel Card もあります。
2026年現在の料金は事前購入割引料金 で次の通り。
- 24時間 11.25€
- 48時間 16.83€
- 72時間 24.57€
- 96時間 32.04€
- 120時間 39.24€
が用意され、空港地下鉄(L9 Sud)も利用できます。
2. ブログで触れた施設の入場料2026
| 施設 | 2019 | 2026 |
|---|---|---|
| グエル邸 | 約12€ | 15€(通常見学時) |
| サンタ・エウラリア大聖堂 | 9€ | 16€(夕暮れ時の屋上見学28€) |
| カタルーニャ音楽堂 | 12€ | 20€(日本語パンフレットあり) |
| 海洋博物館 | 10€ | 10€ |
| コロンブス展望台 | (未見学) | 約7.5€(オンライン事前割25%OFF) |
ほとんどが時間ごとの入場制限があるので事前オンライン購入が基本スタイルとなっています。
3. 話題の観光スポット 2026
2019年当時の定番観光スポット以外に新たに登場、再整備されたスポットの代表を紹介。
旧アグバルタワーを利用した展望施設が2022年にオープン。 高さ125mから360度のパノラマ風景を見渡せます。 展望台アクセスは公式事前予約 で18€~
世界遺産「カサ・バトリョ」の地下に2022年に完成した、6面すべてをLEDスクリーンで囲んだ没入型の体験施設。 カサ・バトリョの通常の見学ルート(一本道)の終盤に組み込まれているので公式サイトから見学予約をすればOK。
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2021年オープン。 バンクシー、草間彌生、KAWSなどの現代アートを展示し、若い旅行者に非常に人気の美術館。 入場料金についてはこちら でチェック


















































