今回はキャッスルロック・キャンプ場から日帰りで遠征したブライスキャニオン国立公園見学のお話 寒さ逃れのモーテル籠城明けキャンプ旅再開でしたが依然気温は低め、出かけてしまったブライスキャニオンは連休初日で大混雑と今一つテンションに欠ける内容となってしまい、ブライスキャニオンは尻切れトンボ状態で終わってマス
(2019.05.25現在)
ブライスキャニオン国立公園
アクセスマップ
07:45 ブライスキャニオンへ向けてキャンプ場を出発 ブライスキャニオンまではI-70号線をサビーまで行きUS-89号線を南下、12号線を経て片道約150km 約1時間45分の道のり
09:15 レッド・キャニオンを過ぎた20号線にある岩をくり抜いたアーチ(アーチを潜ってから撮影) ここまで来ればブライスキャニオンはもうすぐ
09:30 その昔、ブライスキャニオンに訪れた際に宿泊したBest Western Plus Ruby’s Innに立ち寄り、朝食とホテル内をちょっとだけ見学 昔のままのイメージで懐かしく思うと同時に今回こういう宿が利用できない財力を嘆く・・・ (´つω・`)シュン
利用したのは10年以上も前の話ですがホテル代はやっぱり当時の2倍になっていました
10:25 人気の高い国立公園の証 重厚な石積み看板 料金所の手前にありますが記念撮影用の駐車場が完備されているプチ観光スポットにて一応記念撮影
10:45 料金所に到着 アーチーズ程で無かったものの支払い渋滞が生じていて入園まで15分程かかりました 入園料は車1台に付 35ドル/または国立公園年間パスにて
![寅吉](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator01.jpg)
ブライスキャニオンビジターセンター 連休と重なり駐車場がいっぱいで停められる雰囲気がなかったのでスルー
他の国立公園のビジターセンター同様にインフォメーションカウンター、資料展示室、ショップ、フリーWi-Fiあり
営業時間:08:00~20:00 ※冬季は時短になるので確認
シャトルバスについて
ハイシーズン時は園内道路の渋滞緩和、駐車場不足に対応する為無料のシャトルバスサービスがあります 公園外のBest Western Plus Ruby’s Innのはす向かいにシャトルバスセンター(無料駐車場もあり)がありそこから園内の主要スポットを約15分間隔でループ運行しています (園内で乗ることもモチロン可能)
バス停は下記の通り
- シャトルステーション(推奨駐車場)
- オールドブライスタウン
- ベストウエスタン+グランドホテル
- ベストウエスタン+ルビーズイン
- ルビーズキャンプ場
- ブライスキャニオンビジターセンター
- サンセットキャンプ場(南行き、キャンプ場には入らない)
- ブライスポイント
- インスピレーションポイント
- サンセットキャンプ場(北行き、キャンプ場には入らない)
- サンセットポイント
- ブライスキャニオンロッジ
- サンライズポイント(公園内雑貨店が近くにあり)
- ブライスキャニオンビジターセンター
- ルビーズキャンプ場(北行き、キャンプ場には入らない)
![寅吉](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator01.jpg)
![お鈴](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator02.jpg)
公園内見学の様子
公園内のハイライトスポットはサンライズ・ポイントからブライス・ポイントまで 崖の縁沿いにリム・トレイルが整備されているのでリム・トレイルを歩くだけで主要ポイントを抑えられます
時間の無い場合は最低でもサンライズ~インスピレーションポイント間のポイントを抑えればOK 時間に余裕があればナバホ・ループ、クィーンズ・ガーデントレイルを歩けばカンペキです
こちらのナチュラルブリッジはビジターセンターから18kmほど公園の奥に入った場所になりフリーシャトルバス圏外なので車でのアクセスが基本となります ※今回は行かず終い
ブライス・キャニオンロッジ周辺の駐車場に車を停めてサンライズ・ポイント(2,444m)から見学開始 サンライズと名前がありますが谷全体が東方向に開けているのでリム・トレイル場の展望スポットならどこでも朝焼けが楽しめるかと思います
グランドサークルの絶景地の中でも特に美しいとされるブライスキャニオン 色鮮やかな尖塔岩が円形状の谷を満たす独特な景観が広がります
サンライズポイント近くからスタートするクィーンズ・ガーデン・トレイルへ その昔ナバホ・トレイルを歩いてとても感動したので今回は未踏のこちらのコースを選択
尖塔群(Hoodoo)と呼ばれるニョキニョキ岩 オレンジ色っぽかったりピンクぽかったり、所々白っぽかったりととにかく色鮮やか
アジアのお寺のような はたまたスペインのサグラダ・ファミリアのような不思議な形
トレッキング道の様子 乱立する尖塔群の中、綺麗な遊歩道が整備されています 上から見下ろす風景が有名ですが下から見上げても壮観
岩千本!! この辺がQueen’s Garden 女王の庭という名前が付けられたエリアですがその理由はここにQueen Victoriafontに似た形の岩があるから (写っていませんが写真左部、一番手前の高い一番奥手の岩)
回り込んで見た一番左の岩がQueen Victoria(左を向く膨らんだスカート姿の女王に見える)
Queen’s Gardenを後にしてナバホトレイルに合流すべくサウス・ホールへ向かいます 谷を下がるにつれ針葉樹の木々が多くなります
![お鈴](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator02.jpg)
同じ道を引き返しましたが視点が変わると景色も変わるので同じ道でも飽きることはあきません
道中よりサンセット・ポイントを望みます 白い岩盤層が横に走っているのがよく分かります 先ほどのQueen Victoriaの岩も白い岩盤でした
スタート地点まで戻りサンセット・ポイントへ向かう道中の景色(北東方向) 雲がイイ感じですが風が強く雲の流れが速い 遠くの3000m級の山には最近降った雪が白く輝いていました この日はお天気は良いもののダウンが必要 2019年西部寒波の影響が今回も・・・
公園内にあるブライスキャニオン・ロッジで一休み トレイルの先まで行くと人は少なくなりますがこの日はどこへ行っても人がいっぱい ホテル内も人で溢れ返っていました
サンセット・ポイントの直下にあるナバホ・ループ ブライスキャニオンで一番人気のトレイルですが今回はコース整備の為Close
サンライズ・ポイントから約1.6km程で到着するサンセット・ポイント(2,438m) サンライズ~サンセット間のリムトレイルはアップダウンが殆どなく、道も舗装となっている一番歩きやすいトレイル
ポイント名がサンセットとなっていますが太陽が沈むのは写真左方向なので沈む夕陽は見られません
インスピレーション・ポイント方向を望みます ナバホループ上では土砂崩れがあったのか復旧整備中でした
ナバホループはそびえ立つ尖塔の間を縫うようにして進む周遊2.2km、高低差168mの周遊コース
上から眺めるだけでも絶景のブライスキャニオンですがこのコースは本当にお勧めなので是非チャレンジして下さい
コース途中にある陽も入らない程狭いWall Streetと呼ばれる激セマ箇所がハイライトです(写真は前回時)
Two Bridgesという2重の岩の橋があるポイントもあります
Thors Hammer アベンジャーズメンバーの一員 雷の神ソーのハンマーもこのコースに見られます(サンセットポイントの少し下)
![お鈴](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator02.jpg)
![寅吉](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator01.jpg)
インスピレーション・ポイント・ルックアップ(2,469m) 駐車場に近い展望スポットがインスピレーションポイント そこからリムトレイルを400m程歩いた場所がルックアップポイント
ルックアップポイントの方が突き出ており自然の円形劇場に乱立する尖塔石柱群を一望することが出来ます
ブライス・ポイント (2,529m)インスピレーションポイントから約2.5km南に離れたポイント 歩くには少し距離があるので車かシャトルバス移動が無難
インスプレーションからの景色をワイドにした感じですでそこまで変化がないのでここに来るなら頑張ってナバホ・ループを歩いた方が良いかも
帰る際にちょっとだけ覗いたノース・キャンプ場 連休につき満員御礼/Full状態でした 国立公園に訪れる際にはやっぱり園内宿泊がいいですね(ロッジなら尚良い)
相変わらず素晴らしい景色のブライスキャニオンでしたが三連休に来てしまったのはチョット日程調整ミスでした
レッド・キャニオン
アクセスマップ
15:30 ブライスキャニオンを早めに切り上げてしまったので12号線に道沿いのレッドキャニオンに寄り道して帰ることに
ブライスキャニオンからは20分程の距離 アーチ岩をくぐればスグです
レッドキャニオン
16:00 レッド・キャニオンに到着 その名の通り赤味の強い岩壁、尖塔石柱の景観が楽しめる渓谷 ブライスキャニオン程の絶景ではありませんが周囲に生えるマツの緑によく映える鮮やかな赤の岩山がこの渓谷の魅力
レッド・キャニオンはディクシー国有林の一部となっており入園料は不要 12号線沿いにあり無料&短時間で見学できるので寄らない手はありません
ビジターセンター
小ぶりながら駐車場に年中無休のビジターセンターがありますインフォメーションカウンターはもちろんオリジナルグッズを販売するショップもあります
営業時間: 09:00~10:00(金曜~月曜)、 10:00~15:00(火曜~木曜)
周辺には本格的トレッキングコースもありますがビジターセンターからサクッと回れる範囲でプチトレッキング (近くのコースでも枝分かれしているので数パターンのコース取りができます)
16:15 ショートトレッキング開始 ビジターセンターのすぐ裏手に赤岩の奇岩がお出迎え ブライスキャニオンには敵いませんがなかなかの造形
こちらの岩塊はヒンドゥー教のお寺みたい 岩の色はブライスキャニオンに比べ明らかに赤みが強く、なるほどRed Canyonだね
コースの一番奥手 赤いせんべいを積み上げたような岩肌、ブライスキャニオンともザイオンとも異なる岩塊 この辺の岩はユタ州で一番赤いらしいデス
まるでウルトラマンに登場する怪獣レッドキングのような岩 (レッドキングは名前に反して赤くないという罠)
歩いた限りブライスキャニオンのような尖塔群はありませんでしたが短時間でそれなりの景色が楽しめる良コースでした
16:50 駐車場に戻り小一時間ほどでレッド・キャニオン見学はお終い 宿泊地のキャッスル・キャンプ場に向けて出発
![お鈴](http://yikes.press/wp-content/uploads/2020/04/avator02.jpg)
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 国立公園はメモリアルデーを含む連休に訪れると激混み
- ブライスキャニオンのビューポイントはサンライズ・サンセット・インスピレーションポイントが必須
- トレッキング優先はナバホ・トレール、次にクィーンズ・ガーデン・コースの順
- ナバホ・ループではThors HammerとTwo Bridgesを見る (Wall Streetはコースに含む)
- クィーンズ・ガーデン・コースではQueen Victoria Rockを見るコト
- 駐車スペースに限りがあるので混雑時はシャトルバスを使った方が良いかも
- 12号線沿いのレッド・キャニオンは無料&短時間で楽しめるので立ち寄って損はなし
- アメリカンドライブ 5/25&26の走行距離:約405km 累計走行距離: 約7,149km
関連リンク集
- Go USA.jp アメリカのオフィシャルトラベルサイト
- VisitUtah ユタ州政府公式観光サイト
- ブライスキャニオン国立公園 ブライスキャニオン国立公園公式サイト
- Bryce Canyon Country Garfield County観光局提供のブライスキャニオン情報サイト
- ブライスキャニオン公園内キャンプ場 Recreation.gove内公園内キャンプ場予約先
- レッドキャニオンビジターセンター fs.usda.gov内のレッドキャニオン紹介サイト