今回は南米の欧羅巴、ブエノスアイレス観光初日の様子をまとめてみました
普段の街がどれほどのものか分かりませんがクリスマスということもあり車・人はかなり少な目? 世界一幅の広い7月9日道路もガラガラの中の街中ぶらりぶらり
(2018.12.23現在)
ブエノスアイレス観光 その1
世界で2番目に美しい本屋
まず最初に向かったのは「世界の美しい本屋ランキング」で2位に輝いたという本屋 El Ateneo
宿の最寄駅Dライン(緑)BulnesからCallaoまで行き、駅から500mほど歩けば到着です
入口はフツーの本屋さんとあまり変わらず 最初のスペースは綺麗ですが普通? でも少し中へ入ると…
吹き抜けにシャンデリア! やっぱり普通の本屋ではありません さらに進むと…
どどーんと劇場でした 劇場で本屋さん
元の劇場名はGRAND SPLENDIDといい、1919年から利用されその後は映画館等を経て、2000年以降に現在の書店となったようです
当たり前ですが元劇場だったので建物内はスペーシャスでゴージャスな空間
あちこちの装飾が素晴らしくタダで見れてしまうのが申し訳ないくらいです

天井にはイタリアの画家Nazareno Orlandiによる見事な天井画が描かれています

パノラマで見ると劇場特融の馬蹄型の感じが良く分かるかと思います
かつて舞台だった場所は喫茶コーナーになっていました 料金はチョットお高めなので遠慮しておきました
最後までタダでごめんなさい
コロン劇場
見学後Callao駅から再びDライン(緑)で今度はTribunales – Teatro Colón駅へ向かい次の見学場所 コロン劇場へ
地上出口近くに建つ立派な建物はアルゼンチンの最高裁判所
パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並ぶ世界三大劇場の一つと言われるコロン劇場
1908年完成 ルネサンス様式で建てられ、3000人が収容できる7階建ての大ホールを有する劇場で世界で2番目に大きい歌劇場となっています

ツアー開始時間はこんな感じ 英語ツアーは1日6回ありました
世界三大劇場というだけあり内装はおったまげ 正面玄関の真上にある色彩豊かなステンドグラスに
ヨーロッパの宮殿かと思う程の内装に驚くばかり アーチにはモーツアルトなどの彫刻が誂えられています
フランスのベルサイユ宮殿を彷彿とさせる豪華で煌びやかなサロン
それぞれ色の違う3種類の大理石で造られた階段とヴィーナスとキューピッド像 殆どの材料がヨーロッパから運ばれたそうです
なんちゃってシャンデリアとは違う高貴なシャンデリアにも目が奪われます
ちょうど市民コンサートが開かれており少しだけ覗かせて貰えました こんな豪華な劇場で手頃に文化鑑賞できるなんて素敵ですね

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7月9日大通り
コロン劇場の前はかの有名な7月9日通りが走っているので見学しつつオベリスクへ この日はクリスマス前で交通量はご覧の通りのガラガラ状態でした
アルゼンチンの独立記念日1816年7月9日にちなんで名付けられた通りで道路幅は140mと世界一幅の広い道路
中央レーンはバス専用 沢山の乗り場が並んでいます
ブエノスアイレスのシンボル 1936年建造、高さ68mのオベリスク
オベリスクの先に立つ連邦政府庁舎ビルにはDon’t cry for me Argentinaのエビータの姿があります
Cafe Tortoni
その後はこれまた有名なブエノスアイレスのカフェ TORTONIへ
ブエノスアイレス最古のカフェと言われている1858年創業の老舗中の老舗 最寄駅はAライン(水色)のPiedras駅
到着時はご覧のようなお待ち状態で30分待って入店できました
店内の雰囲気はこんな感じ 観光名所だけに半分以上は観光客のようでした
カフェ自体は素敵な雰囲気でしたがコーヒー、食べ物はまぁー普通でした
5月広場周辺
その後はテクテク歩いて5月広場へ
ロケ・サエンス・ペーニャ大統領通りの先に見えるオベリスク (クリスマス前で本当に人が居ない・・・)
5月広場の一角に建つメトロポリタン大聖堂
メトロポリタン大聖堂は1827年に完成したネオ・クラシック様式の大聖堂
その中でもアルゼンチンの英雄 サン・マルティン将軍の霊廟がやたらカッコ良かったです
南アメリカ各国をスペインから独立させる為に活躍したアルゼンチンの軍人・政治家で1880年に遺骨がフランスから持ち込まれた際にこちらに安置されました
将軍によって解放された3つの地域であるアルゼンチン、チリ、ペルーを代表する3人の女性像に守られています
入口を守る衛兵の交代式は9時、11時、13時、15時とあるので時間を見計らって出かけましょう
5月広場の奥には大統領官邸 マドンナ主演 エビータのDon’t cry for me Argentinaの正にそのロケ地
通称カサ・ロサダ(ピンクの館)と呼ばれていますが思いのほか落ち着いている雰囲気の建物で無料見学ツアー もあります
5月広場 お上り観光客しかいませんでした
周辺路地では市が開かれていましたがやっぱりクリスマス前で人は少な目?
一番の繁華街エリア歩行者天国のフロリダ通りにはそれなりに人が居ました 首都だけあってやっぱり大都会です
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ウルグアイ行のフェリーチケットを買いに行く
プエルト・マデロ地区
最後は翌日のウルグアイ行きのフェリーチケットを買いにBUQUEBURSフェリー乗り場へ
近年再開発で人気のエリアとなっているプエルト・マデロ地区 私たちは暑くて行きませんでしたがラ・ムヘール橋も人気のスポットです
横浜同様、再開発された赤レンガ建物にレストラン等が入りオシャレに再生中 Google Argentinaもココにテナントとして入居してます
BUQUEBUSフェリー乗り場 ウルグアイの世界遺産 コロニア・デル・サクラメント 行きチケットをゲット 2人で往復$5404ARS 何気に高い・・・
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 主要ポイントは地下鉄利用で簡単にアクセス可 SUBEカードを買いましょう
- 世界で2番目に美しい本屋はメチャ綺麗 1番目のポルトガル レロ書店にも行かねば
- 宮殿・お城好きな人に限らずコロン劇場見学はお勧め
- 世界一幅の広い7月9日通りは圧巻の極太通り
- プエルト・マデロ地区は今後も発展が進むお勧め地区 ラ・ムヘール橋も渡りましょう
- 人も車も少なかったので治安は悪いと感じませんでしたが、やっぱり治安には注意
関連リンク集
- Metrovias ブエノスアイレス地下鉄公式サイト
- 公式観光サイト ブエノスアイレスの公式観光サイト(英語)
- buenosaires free walks 無料の市内ウォークツアー(英語)
- El Ateneo Grand Splendid El Ateneo本屋オフィシャル(スペイン語)
- Teatro Colon コロン劇場オフィシャルサイト(スペイン語)
- CAFÉ TORTONI カフェTORTONI公式サイト(スペイン語)
- メトロポリタン大聖堂 オフィシャルサイト(スペイン語)
- Casa Rosada 大統領府オフィシャルサイト(スペイン語) 無料ツアー有
- Buquebus ウルグアイ行のフェリー運航会社