クリスマスイブの12月24日はブエノスアイレスからフェリーで南米大陸3ヶ国目となるウルグアイの世界遺産コロニア・デル・サクラメントへ出かけてみました
簡単にアクセスできるのでブエノスアイレス観光スポットの1つと言えなくもない1日限りのコロニア・デル・サクラメント観光のお話です 滞在期間が短い国は訪問国リストに入れる? それとも入れない?
(2018.12.24現在)
フェリーで行く日帰りウルグアイ
フェリー会社について
ブエノスアイレスから簡単に日帰りできる隣国ウルグアイの観光地 コロニア・デル・サクラメント
陸路でのアクセスは6時間も掛かってしまいますが高速フェリーなら片道1時間(直線距離50Km)という手軽さで訪れることが可能
ブエノスアイレス観光の延長で訪れる人も多い世界遺産観光地に私たちもフェリーで出かけてみました
両都市間を結ぶフェリー会社は3つあります
- Buquebus (ブケブス)
- Seacat (シーキャット)
- Colonia Express (コロニアエクスプレス)
ColoniaExpressは全く違う場所からなので注意
BuquebusとSeacat Coloniaのターミナルは隣同士 最寄駅はBライン(赤)L.N.Alem駅かEライン(紫)Catalinas駅
ColoniaExpressはあまりアクセスがよくないので省略します (場所はココ )
Buquebusフェリーターミナル
私たちは分かりやすかったBuquebusのフェリーで行くことにしました 料金は往復2人分で5404.50ARS 往復で約8,000円/1人と結構な値段
チェックインカウンター 大きな荷物がある際はこちらでドロップ
チェックインを済ませたら2Fに上がり出国手続き 手軽に行けても国際航路 アルゼンチン、ウルグアイでの入出国審査が必要となるのでパスポートは必須
混雑する場合もあるので1時間前にはフェリー乗り場へ 待合室からは搭乗橋でフェリーへ乗船
08:15 出港 座席の一例 大型フェリーなのでアチコチに色々な席があるのでお好みで♪
乗船時間は1時間ですが船内にはドリンクカウンター 国際航路なので免税店ショップもあります
1時間ほどで広大なラ・プラタ川を渡り、約50km離れた対岸のフェリーターミナルへ到着
ウルグアイにつき通貨はウルグアイペソとなりますが、コロニア・デル・サクラメントではアルゼンチンペソや米ドルが使えるので日帰りの場合、現地で両替する必要はありません(もちろんクレジットも普通に普及しています)
世界遺産の街 コロニア・デル・サクラメント
歴史ある建物が石畳の道に並ぶ旧市街地
フェリーターミナルから半島先端の旧市街のまでは10分ほど プラタナスの緑美しい木漏れ日の中を進みます
最初に現れるのは旧市街へ通ずる石の城壁と門 一帯の旧市街地がウルグアイ初の世界遺産(1995年登録)
旧市街を守る城壁と砲台 城壁が残るのはゲートから川方向のこの箇所のみ
半島の先端ポイント 条件が良ければブエノスアイレスが見渡せるみたいですが靄の中 バカでかい国旗がはためいていましたが写真に納まりきれず…
旧市街の中心サンフランシスコ修道院(17世紀)の廃墟、と修道院跡に建てられた灯台(1857年)とがあります
灯台は登ることができ、上からは旧市街とラ・プラタ川を一望することができます 30ペソ
ウルグアイで2番目に古い街 コロニア・デル・サクラメントは情勢によりスペイン・ポルトガルの2国から植民地支配を受けた歴史を持ち、建物にもその特徴が現れポルトガル様式とスペイン様式が混在する珍しい街となっています
屋根が三角で瓦葺なのがポルトガル様式の家 アズレージョのタイルもポルトガルですね
平坦な屋根の建物はスペイン様式です
ため息通りと呼ばれる石畳の通り 石畳の真ん中を凹ませ雨水を流すポルトガル様式の作り (味わいのあるピンクの建物内はギャラリーでした)
こちらも歴史が感じられる石畳 小道具の馬車が違和感なく馴染み、昔にタイムスリップしたようです
こちらはポルトガル・スペイン両方の様式が混在しています それぞれに味があり街歩きが楽しいです
街の様子
その他 街の様子も
マトリス教会 ポルトガル様式とスペイン様式の特徴が混在する教会 暑いので涼むのにいい場所です
5月広場 博物館巡りをする場合は公園近くの市立博物館で最初に共通入場券を購入
州政府庁舎 旧市街からはちょっと外れます
プラタナス並木の緑が美しいヘネラル・フローレンス通り 夏は涼しく、冬は陽の光でポカポカ (この日は激暑)
歴史ある建物の他にも素敵な建物をあちこちに見ることができます
小さいながらもビーチもありました♪
フォトジェニック
クラシックカーの宝庫! なんて呼び声もありましたが殆どがオブジェだったような気がします ただ、アチコチに映える被写体があるので色々探してみて下さい
クラシックな乗り物 1つは完全に植木鉢代りです!
ポップなアートもりました
看板だけでも絵になります!!
レストラン
コロニア・デル・サクラメントの旧市街には、お洒落なカフェやレストランが沢山あります
ネラル・フローレンス通りの方まで行くと安い大衆店もあるのでお好みでどうぞ
博物館
規模は小さいですが旧市街地エリアに7つの博物館があります チケットは共通で5月広場近くの市立博物館で購入してから他を順次回ります
- Museo Municipal (Casa de Almirante Brown) : 市立博物館
- Museo Portugués : ポルトガル博物館
- Casa de Nacarello : ナカレリョの家
- Museo del Azulejo : アズレージョ(青いタイル)博物館
- Archivo Regional : 地域資料館
- Museo Indígena : インディヘナ博物館
- Museo Español :エスパニョール博物館
ブエノスアイレスへ
コロニア・デル・サクラメントからブエノスアイレスへ
晴天の中、朝から歩き回りいい加減暑かったので出発1時間半前にフェリー乗り場へ戻りました
17:00 コロニア・デル・サクラメント発 18時過ぎにブエノスアイレスのフェリー乗り場に戻りました
クリスマスイブのブエノスアイレス市内
戻ったブエノスアイレスの市内はクリスマスイブでゴーストタウン状態でした
クリスマスは日本と違いお店がみな閉まるとは聞いてはいましたがスーパーはもちろん、巨大なショッピングモールからマックに至るまで本当にみんな閉まってしまい、宿泊地周辺は人も少なくゴーストタウンのようでした
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- コロニア・デル・サクラメントはフェリー片道1時間で行けるウルグアイの世界遺産
- 簡単にウルグアイを入国リストに追加できるがフェリー代はちょっと高め?
- フェリー会社はBuquebusかSeacatの二択で ColoniaExpressは乗り場が違う
- 高速フェリーと普通フェリーがあるので注意 パスポートも忘れずに
- 旧市街地エリアは狭いので3時間もあれば見学可 夏場はかなり暑くなるので注意
- クリスマスイブのブエノスアイレス市内はどのお店も休みでゴーストタウンでした
関連リンク集
- ウルグアイ大使館 ウルグアイ大使館の街紹介ページ
- Wikitravel wikiトラベル コロニア・デル・サクラメント
- Welcom Urguay コロニア・デル・サクラメントの博物館
- Buquebus フェリー運航会社サイト
- Colonia Express フェリー運航会社サイト