今回の旅の最初の目的地は香港。 香港に立ち寄った理由は2つ。 旅のATM引出し資金として香港上海銀行にキャッシュをデポジットする。 そして、9月に発売されたiPhone 最新スマホのの購入が最大の目的でした。 今回は到着日初日に早速iPhoneを買い求めに行ったお話。(前にも似た話しましたが・・・)
香港版のiPhoneを求めてアップルストアへ
2018年10月11日、香港到着して直ぐに空港のHSBC支店にて旅の資金をデポジットしてしまった為、1つ目の目的はあっさりクリア。
空港を出発し、尖沙咀駅近くの宿にチェックインしてすぐに次なるミッションを達成すべく、新型iPhone(当時の)を求めて九龍公園近くのアップルストア(Apple Canton Road)へ出かけました。
↑ 購入したてのiPhone XS MaxでCanton Road店を撮影してみました♪
店頭での買い方

1. 店員に、iPhone(モデル・カラー・容量)を購入したいと伝え、「Cellphone only」と言い本体のみを購入
香港の公式オンラインストア で店舗の在庫確認ができます。
2. 型番・色・容量に間違いがないか確認してクレジットカードで決済 ※身分証提示は不要
3. 店員が端末にメールアドレスの入力を求めてくるので入力※Apple IDは不要
4. しばらくして販売内容明細がメールで届いて完了
5. 必要な場合 AppleCare+ に30日以内に加入。
無事買うことができました!! 言葉に自信がなければ型番・色・容量をメモして渡すだけでもOKです。
今回買ったモデルはiPhone XS MAX ホワイト 64GBモデルでお値段は9499香港ドル=138,637円 (決済時カードレート 14.595円)でした。
香港版iphoneをどうしても買いたかった理由
一言で言うと 物理SIM(nano SIM)を2枚使うことによりiPhoneでもFOAM回線が使えるから!!
物理nano SIM 2枚刺しiPhoneが買えるのは世界で香港、そして中国・マカオだけです!!
※割高ですがネットでもお取り寄せ可能です。Expansys Japan などにて可
2枚刺せると何が便利?
- 仕事用、プライベート用2台のSIMを1台に統合できる
- 海外では日本の番号をローミングサービスで活かしたまま、現地SIMも同時に利用できる
- FOMA(3G回線)でもiPhoneを使うことができる
安いFOMA回線契約を死守したい上に最新スマホに買い替えたかったのでiPhone初のデュアルSIMは旅行とは関係なく欲しかったアイテムでした。
13万と旅行中の出費としては高い買い物でしたが、iPhone初の物理デュアルSIMモデルを購入でき満足でした^^
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サイレントモードでシャッター音が消せるのが地味に嬉しい
日本がガラパゴス化しているとも言えますが中国・香港版に限らず海外のiPhone(に限らずスマホ)には強制シャッター音がありません。
iPhoneの場合、本体左のサイレントモード切替スイッチで簡単にシャッター音を切ることができ旅行中、教会内などの撮影時にシャッターオンを気にせず写真が撮れたのはとても良かったです。

合わせて読みたい
海外版iPhoneを買う問題点
オイシイ話には裏があります。問題点として
- 日本で技適マークのない通信機器を使うことは法律違反となる
- 充電器コンセントが外国仕様になる(香港版は三又仕様で一回りデカいです)
があります。 特に1. は問題ですね。。。
因みに香港で買ったiPhoneが壊れたらどうするの? と心配な方は海外で購入したiPhoneであっても延長保証サービス「AppleCare+」に加入することが可能なのでその点は問題ありません。
AppleCare+に加入するには購入後30日以内にApple(0120-27753-5)にクレジットカード片手に電話して、申し込むだけです。

日本で海外版iPhone(技適マークなしスマホ)を使うとどうなるのか?

技適マークって?
技適とは「電気通信事業法もしくは電波法に基づく技術適合認定」の略で、技適マークは日本の通信規格に沿った技術基準を満たしている製品という免許証のようなものです。 総務大臣の登録を受けた登録証明機関が審査します。
日本では公的機関が発行した免許証なしで車を運転すると違法になってしまうのと同じく、技適マークない製品を使用してしまうことは違法という事になってしまいます。
←香港で買ったiPhoneの法的に基づく情報及び認証
逮捕・処罰されるのか?
技適マークのない海外スマホを国内で使用すると電波法第110条により「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」という刑が定められているそうです。
無免許運転の道路交通法第64条による「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」より罰金上限が上です。。。


罰則を課せらるのは司法の場ですが、いきなりそこまで行く可能は通常使用の範囲では限りなく低いと思います。
国内利用は違法であって黒ではない?
違法なのは間違いないようですが世間の実情と照らし合わせると、海外で普通に流通している技適マーク無しスマホはそこまで厳しい取り締りの対象になってないようです。
- アマゾン ・イオシス 等ネットで簡単に購入できるし、ヤフオク・ラクマなどでも売買可能(メルカリはNGっぽい)
- 国内での流通は総務省も認識はしているが法的に流通の規制はできていない(コロナ対策の要請と同じレベル)
- 誰が取り締まるのか明確でない。 総務省管轄だが、取り締まり活動は行われていない
- 量刑判断(罰則有無)は司法の場になる、そこに至るには余程のコトをする必要がある
- 技適マークは外見からは分からない場合があり簡単に確認できない (スマホ内にある場合、個人情報の問題もあり開示にはそれなりの理由・手順が必要)

買っていいの? 使っていいの? 個人的見解
技適マークのない海外製スマホを日本国内で使うことは違法ですが… (小さい声)
フツー買って、フツーに使えばOK牧場!? (※あくまでも個人的な意見です)
以上。
だって便利なんだもん。
関連リンク集
- Apple Hong Kong 香港Apple 公式サイト
- イオシス 海外スマホも扱う中古携帯サイト
- Expansys Japan 香港の携帯通販サイト(日本語可)
- 総務省 電波利用ホームページ