ポップでカラフル… おもちゃ箱… 宝石を散りばめたよう… という具合に語られるグアナファト ディズニー映画「リメンバー・ミー」のヒットのお陰も手伝ってメキシコ観光地での知名度はバリ高!!
「古都グアナファトとその銀鉱群」として1988年に世界遺産に登録されたメキシコ一美しい街と言われる街の実力を確かめたく、”死者の国”に旅立つ前に出かけてみました
(2019.03.03~2019.03.06現在)
グアナファトへ
サン・ミゲル・アジェンデから
11:30 サン・ミゲル・デ・アジェンデのバスターミナル発 利用バスはPrimera Plusバス 1人117ペソ(約680円) グアナファトのバスターミナルまでは距離が短いので1時間ちょっと
12:50 グアナファトのバスターミナルに到着 サン・ミゲル・デ・アジェンデのバスターミナルより一回り大きく、旧市街の中心地までの距離は4倍
グアナファトバスターミナル内の様子 到着後 次の目的地プエブラへ行く為、ケタレロ行のチケットを購入 利用バスはPrimea Plusバスにて1人280ペソ×2(約1650円) ※グアナファト~プエブラ行のチケットが無かった(?)のでプエブラ行があるケタレロまでを予約 トイレ利用は有料で 1回5ペソ メキシコのトイレは有料制が多く殆どの場合5ペソです
因みにメキシコシティーからグアナファトまでは北バスターミナルからPrimera Plus、ETNバス等が運行され、約5時間位かかります 市内までのバスを含めると6時間位みておけばOK
グアナファト~サン・ミゲル・デ・アジェンデ間は距離が近いのでお互い日帰り観光も可能ですが、どちらも夕陽が美しい世界遺産の街 日帰り観光はもったいのでそれぞれで滞在しましょう
バスターミナルから市内へ
グアナファトのバスターミナルは、グアナファトの中心地から6km以上離れた場所にあるので公共のバスかタクシー(Uber)利用でアクセスします タクシーの場合にもよりますが大体 100ペソ前後 約15分ほど
中心地行きのバスはターミナル出口前から独特のバス(ボンネットバス)が出ているので簡単にアクセスできます(バスの前ガラスに「Centro」と書いてあるモノ) バス代は1人8ペソ(約90円)
街中からターミナルまでは青い看板のバス停で「Terminal」or「Terminal de Autobus」とフロントガラスに書かれているボンネットバスに乗ればOK Plaza de La Paz (HSBC銀行前)で待っていれば捕まると思います 細かい時刻表はありません
ダンジョン街 グアナファト
バスターミナルから中心地まではバスで20~30分 私たちが降りたバス停は上の写真、青いバスマーク看板の辺り
バスを降りて (。´д`) ン? どーなってんの? って言うぐらい道がぐちゃぐちゃでした
銀鉱山の街として発展したグアナファトは結構な山地にあます 近くを流れるグアナファト川の氾濫による洪水対策の為に掘ったトンネルを車道として利用しているのでとても複雑な街となっています
路地が曲がりくねっている上に、道路が上下にも入り組んでいるので街全体が巨大な迷路となっています バスによっては地下道のトンネル内で降ろされる場合もあるのでその場合は速やかに地上に出て場所を確認しましょう
地下の道は人も歩けますがあまり歩いている人がいないので治安的に良くなさそうだったので避けた方が無難です
路地は曲がりくねっており山手になると垂直的な移動も加わるので非常に分かりにくいです(宿泊したAirbnbがそうでした)
グアナファトの宿泊先
見晴らしの良い山手Airbnb物件
グアナファトでの宿泊先はAirbnb物件にて ドンキホーテ像から山手に向い、突き当たったら更に階段で垂直移動するという初見殺しの物件(笑)でした オーナーの別棟アパートの一室といった感じの1DK物件で最初のアクセスは大変でしたが山手の為、見晴らしが良くとても気持ちよく利用できました 1泊3622円×3泊
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ミイラ博物館とピピラの丘
ミイラ博物館への行き方
ミイラ博物館は中心より外れた場所にあるのでバスでアクセス 通り沿い「Momias」という標識があるので標識に沿って歩きます
写真の場所(Del Solデパート店近く)がバス停なのでこのバス停から「Momias」と書かれたバスに乗ればOK 料金は1人7ペソ
バスを降りた場所の様子とミイラ博物館への道のりは写真の通り、オフラインマップがあれば問題なくアクセスできます
ミイラ博物館に到着♪ 入場料は1人85ペソ(約480円 9:30~18:00 毎日営業) 写真(ビデオ)を撮る場合は更に30ペソ必要
グアナファトは乾燥した気候、酸素・湿気の循環の少ない土壌というミイラ化に最適な環境なんだそうです
土葬しても腐らずに自然とミイラができてしまう+墓地の管理費を滞らせてしまった場合は掘り返されお墓から追い出されてしまう そんな背景から誕生したのがこの世界的にも珍しいミイラ博物館
ミイラ博物館にて
入館後さっそくミイラとご対面 棺に入れられた状態のままで多くのミイラが腕を組んでいます それにしてもリアル(本物なので当たり前ですが・・・)
こちらの女性のミイラはかなりリアル 眼球までミイラ化? 足の爪も綺麗に残っています
展示されるミイラの中には「小さな天使たち」と呼ばれる赤ちゃんのミイラもあります
幼くして亡くなった赤ちゃんミイラ 生前の写真と共に展示されとても印象深い展示品の一つ
1870~1984年までに移動されたミイラ達なので生年月日が分かっていたり死因や生前のエピソードが分かる展示というのも古代ミイラの展示と一線を画します
中には疫病発生時に生き埋めにされミイラ化してしまったものや殺された傷が確認できるミイラも見ることができます
古代ミイラと違い比較的年代が近いリアルなミイラ どんな人たち(人生)だったのだろうと想像してしまいます
妊婦で亡くなった母親のミイラとその胎児ミイラ この胎児のミイラは世界で一番小さなミイラだそうです
棺に入っての記念撮影も可能 露店のお土産はミイラや骸骨キーホルダーがテッパンのようです
ミイラ博物館の裏は墓地(サンタパウラ公共墓地)となっています 流石に今は掘り起こさないかと思いますがこの墓地から掘り出された状態の良いミイラが展示されています(変に腐ってたら見せられないよね)
ピピラの丘への行き方
グアナファトの街並みを一望できる場所だけに中心地からは山の斜面を登らないと行けません 登る方法は・・・
- フニクラ(Funicular)と呼ばれるケーブルカーで登る
- 頑張って歩いて登る
のどちらか 楽して登りたい場合はモチロン前者 1人片道25ペソ(約145円 ちょっと高い? 今は30ペソのモヨウ)
距離にして100mも満たない斜面を小さな車両が往復 夕方等、時間帯によってはかなり混雑します
営業時間 月~金 8:00~21:50、土9:00~21:50、日10:00~20:50 曜日によって若干異なるので注意
ピピラの丘からの展望
ピピラの丘から眺めるグアナファトの街並み グアナファトを紹介する媒体では必ずと言って登場する景色です♪
おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルな街、宝石箱のような街と形容されるグアナファトきってのフォトジェニックポイント
日が暮れ始めたトワイライトタイム、夜の夜景、昼間と時間帯をかえて複数訪れるのがGoodです
ピピラの丘からの夕暮れ時のパノラマ風景 サン・ミゲル・デ・アジェンデでは沈む夕陽を眺めましたがこちらは沈む陽を浴びる街並みを楽しみます
黄色が鮮やかなグアナファト大聖堂・白く大きなグアナファト大学を始めカラフルな建物が並ぶコロニアル都市が目の前に広がります
ピピラ像 ピピラはメキシコ独立運動のグアナファトの英雄 スペイン軍との戦闘時アロンディガに立てこもったスペイン軍に対しピピラが先陣を切って入口の扉に火を放ち、アロンディガを制圧したというエピソードから手に松明を持っています
夕陽と夜景を見た後は歩いて中心街へ戻りました 夜でも丘から問題なく降りることができましたが治安的にはどうなんでしょう?
道中家屋の壁に不思議なステッカーが貼ってありました 「強くなれ」 そうなりたいものです
フアレス劇場前では大道芸人が多くの人を集め、通りには沢山の人が行き交っていました
グアナファトもアジェンデに続き楽しい街ナリ
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- バスターミナルから中心地は距離があるけどCentroと書かれたボンネットバスに乗ればOK
- グアナファトは迷宮ダンジョン街 トンネルの中で降ろされても慌てずまずは地上へ
- グアナファト治安が良くて安心して歩ける素敵な街
- ミイラ博物館は世界でも珍しい近代ミイラ(庶民ミイラ)を展示する博物館でお勧め
- ピピラの丘は夕暮れ時・夜景・日中と最低3回はアクセスすべし
- すっぴんグアナファトはフツーに綺麗だけどフォトショ加工が期待値上げてる罠
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- funicular.mx グアナファトのディープな観光情報はこちらでチェック
- amiga メキシコ情報サイトAmigaのグアナファト関連情報(日本語)
- guanajuatocapital.com グアナファト観光局サイト
- ミイラ博物館 ミイラ博物館の公式サイト
- Primera Plus バス会社 Primera Plusの公式サイト