フライト欠航とロストバケージのお陰で予定日程の半分とテンションが消えてしまったアイスランド観光 駆け足でリングロードを回るハメになってしまい気づけばアイスランド滞在も残すところ2日… 今回はリングロード最終回とアイスランド出国までのオハナシ 2日分なのは観光らしい観光をしていない為ネタがないから 写真も少な目なので軽く読み捨てて下さい
(2019.06.24~2019.06.25)
リングロード3日目 アークラネースへ
アクセスマップ
6/24のルートマップはこんな感じ アークレイリから1号線で宿泊予定のアークラネースへ 翌日の25日はもうアイスランド出国となるので前泊地の宿泊先を空港からそれ程遠くなく、レイキャビク以外でという理由でアークラネースとしました
道中の立ち寄りは1号線から外れたバイキングハウスのみ、時間的には西の半島に足を延ばしても良かったのですが天気もイマイチ(アイスランド的にはフツーの天気)だったので早めに宿に到着してゆっくりすることに
09:00 朝食を済ませアークレイリの宿泊先を出発 近くのガソリンスタンドにて5,000Kr(約4,320円)給油してから1号線ドライブ開始
街を出発するとあっという間にこんな感じの景色に 北海道と四国を合せた面積に40万に満たない人が暮らしているので町を出ればこんな感じ(ここは家が点在しているほう)
少ない牧草地では冬の飼料用の牧草が集められていました バイキングが入植する前は国土の1/4が森林だったそうですが建材用・牧草地の開拓と伐採され現在は森林面積が国土の僅か0.5%という世界的にも木々の少ない国となってしまいました 言われてみれば森らしい森がありません
1年で一番陽の高い時期とは思えない景色 天候的には曇りか雨の天気の方が圧倒的に多く、昨日までの晴れの2日間はアイスランドらしくない天気だったと言えたかもしれません
道中特に立ち寄りする事もなく1号線と60号線の分岐に到着 (かなり手前586号線から入った方が無駄がなかった)
荒涼とした土地に建つ家 周りに他の家がありませんが代々の土地なのでしょうか? 救急車はどこから来るのでしょうか?
アイスランドの人口密度は3.3人/km2(世界189番) 日本の人口密度が335人/km2(世界24位)なので人口密度は日本の100分の1!! ※2019年データ
Eiriksstadir – バイキングログハウス
13:10 Eiriksstadirと呼ばれるバイキングログハウスに到着 見学料1人500Kr(約430円)を駐車場脇の建物で支払います (最新の料金・営業時間は公式サイト を確認の上)
その後、受付の人が一緒に付い来てくれて簡単な説明をしてくれます(説明後はフリーで適当に見学)
営業時間: 10:00~16:00 (6月~9月まで営業)
Eiriksstadirは10世紀にこの地に入植したバイキングの復元住居史跡
グリーンランドを発見したエリック・ザ・レッド(Erik the Red)がこの住居で暮らし、彼の息子であるレイフ・エリクソン(Leifur Eiríksson)はここで生まれたとされます レイフ・エリクソンはコロンブスがアメリカを発見するより遥か昔にアメリカを発見した最初のヨーロッパ人として考えられている人物
1号線で見たターフハウスとはまた違った造りで土壁に芝生の屋根が特徴
土壁はエスキーモーのカマクラのように土のブロックを積み重ねた感じ 厚みがあり断熱効果は高そうです
ログハウス内 囲炉裏が中央に配置され両側にベッドがしつられてあります 火を焚いたまま寝てしまうと酸欠になってしまうため実際は立って寝ていたという話もあります
当時のバイキング用具を再現したコーナー 置かているモノはお触りOKです 兜を被り、盾と剣を手にして写真を撮りましょう
バイキングは角で水入れ等は作ったものの「小さなバイキング ビッケ」に描かれているような角付の兜は決して作られなかったそうです(お土産に角付兜が売られていますが史実とは違う誇張)
そもそも鉄・鋼自体が貴重で高価だった為、兜を被ることができるバイキングは稀だったそうです
採光口を兼ねた排煙口と干し魚等が吊るされたパントリー 白夜の夏はいいですが真っ暗な極夜の暮らしはどんなものだったのでしょう 日照不足となる北欧諸国では冬の間体に必要なビタミンDをサプリから摂取しますがその昔はどうしていたのでしょうか??
エリック・ザ・レッドの息子でアメリカ大陸を発見した最初のヨーロッパ人とされるレイフ・エリクソンの銅像
バイキングやポリネシア人の航海術はコロンブス時代の先を行っていたのですね
30分程の見学でもと来た道を逆戻り (写真は60号線から入った586号線) 道路は未舗装でEiriksstadirから東へ抜ける場合はコンディションが悪くなるので4×4道路指定 ※私たちは4×4だったので東からアクセスしても問題なかった…
1号線に戻り アークラネースを目指します
時間的にはスナイフェルスネス半島まで足を延ばしてキルキュフェットルの滝も見学可能でしたが滝はお腹一杯でテンションも乗り切れておらず西アイスランドは殆ど見学せずに南下
因みにキルキュフェットルの滝はこんな感じ アイルランドに数ある滝の中でも五指に入る滝ですが今回はNo見学
15:15 アークラネースのBonusに到着、食べ損ねているお昼のネタを6.58Kr(約580円)ホド購入 駐車場のOrkanで給油3,000Kr(約2,595円)
一番安上がりなメニューがスパゲティですがシーチキンやソースになりそうな食材が案外高い…
アークラネースの宿泊先(Airbnb)
15:50 アークラネースの宿泊先は市内のAirbnbにて宿泊 1泊4,177円×1泊 前泊のアークレイリより競争が激しいのか良質な物件にも関わらずお値打ち価格でした
こちらも投資型物件のようでオーナーとは顔を合わせることなくチェックIN&OUT
リビング、キッチン、バスルームと広々&清潔で使い勝手は良し とても居心地が良かったので観光するズク(やる気)が無くなってしまった私たちにはとても良い宿泊先となりました
19:30 夕食はアイスランドで鉄板となってしまったサブウェイで1,399Kr(約1,210円) アメリカで約100万も使ってしまったので一番コスパの高い12インチサンドイッチを半分ずつ食べるいつものスタイル
アイスランド出国(6/25) ヘルシンキへ向けて
あっという間のアイスランド出国を迎えてしまった6/25 ロストバゲージのお陰で予定が狂い、キャンプ(車中泊)も叶わないのに無駄に大きなレンタカーとどうにも上手くいかなかったアイスランドも今日でお終い
アメリカでお世話になったAirbnbホストによると荷物は24日に到着予定との事 空港に行けば荷物が届いてるハズ!!
荷物が復活すればテンションも復活するだろうとこの日はアークラーネスから真っ直ぐ空港へ向かい荷物を確保することが最大のミッション
ケプラビーク国際空港へ
アークラネースから空港までは約90km 1時間ちょっとで行けてしまうのでAirbnbはチェックアウトギリギリまでゆっくりして10:50に出発
12:10 ケプラビーク国際空港に滞りなく到着、荷物を受け取るべくバゲージクレームカウンターへ
係員を呼び出し、書類を見せ荷物を要求したところ
「この荷物はまだ届いていません」 と無情の一言
とホストから送られてきた対応履歴画像を見せるも「ないものはない!!」の一言
チクチョーーーー またかよ 今度こそ受け取れると思っていただけにショックが大きい
シナシナのシナが更にシナシナに…
14:30 意気消沈の中、レンタカーの返却時間が近づいてきたのでサブウェイへ夕食用のサンドイッチを買いに行く 1,519Kr(1,310円)
15:00 レンタカーセンター近くのGSでガソリンを満タン 6,568Kr(約5,650円)にして、レンタカーを返却 その後シャトルバスにて空港へ向かいます
アイスランド到着から出国まで結局手荷物のみ この先どうしよう?
出国の様子
出国手続きを済ませ2Fの出発階へ この空港にはプライオリティパスが使えるラウンジがないので夕食はサブウェイで購入済み フフフ
食事が取れそうな店舗は2軒ほど 参考までにメニューと値段まで (2019.06現在)
カフェテリアエリアにあった寿司パックは当然街中より高く、驚きの値段(もう驚かないケド) ハンバーガーは質と値段が合致しない…
搭乗口へ向かいます アメリカ出国時は荷物はフツーにあると思っての出国でしたがアイスランド出国は完全に荷物がない状態での出国
この先も寒くて高そうな国に行く予定なのだが… シナシナシナ
19:30 17:50分発予定のフライトが1時間以上遅れて離陸 眼下にはアイスランド最大の氷河が良く見える
綺麗だな・・・
約3時間のフライトにてフィンランド ヘルシンキ着は01:30の予定
到着後は空港乗継にてノルウェーのベルゲンの予定
荷物が無ければムリだね ポッキン 心が折れる
[php_everywhere]
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- アークレイリからレイキャビクまでの1号線沿いは見どころ少な目で工夫が必要
- キルキュフェットルの滝は西アイスランドのハイライト的存在なので次は訪れたい
- レンタカー返却時のガソリンは空港近くで入れないこと BonusがあるGSで給油
- ケプラヴィーク空港にはプライオリティパスが使えるラウンジはないので注意
- アイスランド一周はゆっくり1週間は欲しかった…
- アイスランドの景色は骨太絶景 冬の凍てつく大地とオーロラのシーズンにまた行きたい
- 荷物がなくても死にはしない
関連リンク集
- VisitIceland アイスランド観光局公式サイト(日本語)
- Guide to Iceland アイスランドでのツアー・レンタカー・宿泊予約サービスを提供
- ケプラヴィーク国際空港 ケプラヴィーク国際空港
- West Iceland 西アイスランド公式観光サイト
- Visit reykjanes 南西アイスランド公式観光サイト
- Icelandream アイスランド観光局登録の予約代行業者のサイト
- eiriksstadir バイキングログハウスの公式観光サイト
- Blue Lagoon Iceland 巨大露天風呂ブルーラグーンの公式サイト