メキシコシティ旧市街地エリア観光後編は国立宮殿、ディエゴ・リベラ壁画館、ベジャス・アルテス宮殿と巡る壁画コース
古代史も近代史も全く得意ではありませんがメキシコの博物館系がナカナカ面白いと思えるようになったのは歳を取ったせいでしょうか? 願わくばもっと学識が欲しかったと感じた旧市街地観光Part2です
(2019.04.07現在)
国立宮殿
行き方と料金
国立宮殿の最寄駅はメトロ線Linea2(青ライン) Zocalo駅 地上に出ればソカロに面して1辺が200mという立派なコロニアル建築物がどっしりと構えているのですぐソレと分かりますが問題は入口 入口は宮殿ブロックの北側にあり、他からは入れないので注意が必要
ソカロから見た国立宮殿 1523年にスペインの征服者コルテスが植民地の本拠となる住居として建てたのが始まり
敷地をホボ一周してやっとたどり着いた入口(日曜日なのでメチャクチャ人が並んでました) 入館料は無料ですが入り口でパスポートを預け、代わりに入場許可証を貰うシステムとなっています(なのでパスポートは必須) 水・帽子もNGです(預かり所に預ける) 営業時間は9:00~17:00 他の博物館同様に月曜日が休み
ベニート・フアレス博物館
行列でしたがそれほど待たずに入館するとアステカ帝国を上書きするように宮殿の下にも遺跡が… 先ずは26代大統領ベニート・フアレスの像があるベニート・フアレス博物館から見学スタート
当時のソカロの様子 宮殿に掲げられている旗がメキシコ国旗ではなくアメリカ国旗であることに注目 米墨戦争(1846~1848)にアメリカが勝利した際メキシコシティを占領した時の様子が描かれています
大統領にちなんだ展示の数々 フアレスは先住民族から選ばれた初の大統領で歴代大統領の中でもとても人気があるそうです そう言えばオアハカに生家がありました 12歳になるまで羊飼いとして働き、スペイン語も話せなかった少年が大統領になるストーリーからして好まれそうです
フアレス大統領政権時に作られた大統領椅子 でも、誇示を嫌ったフアレスが利用することはなかったそうです フアレス大統領が逝去してから約40年後のメキシコ革命時にその大統領椅子に座るパンチョ・ビリャとエミリアーノ・サパタ(右)
歴代メキシコ大統領のコレクションフィギア 男子はこういう類のモノが好き
再現されたプレイルームにはフアレスや家族が使っていた品が飾れています 寝室はフアレス大統領が1872年7月18日午後11時30分に心臓発作で亡くなった部屋を再現
ディエゴ・リベラの大作壁画
フアレス博物館の後は国立宮殿で一番人気のディエゴ・リベラの壁画を見学
噴水を中心に据えた宮殿のパティオはやっぱりスペイン風 目指す壁画は噴水奥の2階に上がる正面階段に
階段部に描かれたディエゴ・リベラの代表作 「メキシコの歴史」 1521~1930年までメキシコの歴史を描いた超大作デス
正面のみならず側面にもびっしり描かれています 写真では伝わらない迫力は一見の価値あり
2階の壁に描かれた同じくディエゴ・リベラの壁画はシリーズもの アステカ建国から20世紀初めまでの歴史を5年以上費やして描かれました 馬にまたがる白装束の男がメキシコ人女性を孕ませた征服者コルテス
議会室 誰も居ないんだから電気消しなされ
回廊も美しかったです 建造されたのは1523年ですが、現存する建物は1692年に再建されたモノとのこと
メヒコと言えばカクタス 庭も素敵 タダで見れちゃうなんて太っ腹な宮殿でした
ディエゴ・リベラ壁画館
国立宮殿見学後はリベラ繋がりでメトロに乗ってディエゴ・リベラ壁画館へ
行き方と料金
国立宮殿からはメトロ線Linea2(青ライン) で3つ目の駅 Hidalgo駅が最寄駅
- 営業時間 10:00-18:00 月曜日休み
- 入館料 30ペソ(約180円) ※ 日曜日は観光客でも無料
- 撮影料 5ペソ(約30円) ←日曜日でも無料にならないので注意
ディエゴ・リベラ作 「アラメダセントラルでの日曜日の午後の夢」 1946-1947 横15.6m×縦4.7m
もともと、通りの向かいにあったホテルデルプラドのベルサイユレストランに描かれた作品でしたが1985年のメキシコ地震でホテルが被害を受け、取り壊されそうになった壁画をこの博物館に移し替え保存したもの
メキシコの歴史の中でも有名な人々やイベントを博物館すぐ近くのアラメンダセントラルパークを舞台してに描かれた作品 中央の骸骨女性カトリーナの左にはリベラの奥さんでもあり画家のフリーダ・カーロも描かれています(見学できる壁画はこの壁画のみ)
見学後はリベラの壁画の舞台となったアラメンダセントラルパークを歩いてベジャス・アルテス宮殿へ向かいます 途中に出くわしたのはソンブレロを被ったメキシカン騎馬警官 コスプレ衣装ではないマジメな正装
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ベジャス・アルテス宮殿
メキシコ独立記念100年を祝うプロジェクトの一環で建てられたオペラハウス 1901年にイタリアの建築家、アダモ・ボアリによって設計され、1934年に完成した宮殿のように美しいアールヌーボー様式のベジャス・アルテス宮殿はメキシコを代表する著名な文化施設の1つ
行き方と料金
国立宮殿からはメトロ線Linea2(青ライン) で2つ目の駅 Bellas Artes駅が最寄駅
- 営業時間 10:00-18:00 月曜日休み
- 入館料 60ペソ(約320円) ※ 日曜日は観光客でも無料
- 日曜は無料見学デーとなっていますが窓口でチケットを発券してもらう必要があります
エントランス部はアールデコ様式となり17点の常設壁画を見ることができる他、普通の絵画などを展示したコーナーもあります(ほとんど壁画目当てだと思いますが…) また最上階は国立建築博物館となっており建築物に関する展示があります
柱飾りには雨の神チャック神 国立人類学博物館で見た象さんのような神様
建築博物館にあったオペラハウス内のジオラマ展示 見学できるのはホール手前の吹き抜け構造のエントランス部のみ 因みに壁画や壁画を展示している美術館の正式名称はパレス・オブ・ファインアーツ美術館と言うみたい
天井のドームも美しい 天井までは42m ドームまでは53mの高さがある吹き抜けの空間
ベジャス・アルテス宮殿の壁画
先ずはシケイロスから David Alfaro Siqueiro作 “Victimas del fascismo” と “Las victims de la guerra”
こちらもシケイロス作品 “La nueva democracia”
続いてDiego Rivera作 “El hombre controlador del universo”
同じくリベラ作 “Carnaval de la vida mexicana”
José Clemente Orozco作 “La Katharsis”
Jorge González Camarena作 “Liberacion”
メトロ駅の入り口はパリに良く見られた1900年代初めのアールヌーヴォー時代のデザインのような入口 はす向かいの高いビルは展望台がありメキシコシティを一望することできる展望所を備えたTorre Latinoビル
夕刻~夜のソカロ
夕刻にまたソカロに戻って周辺ライトアップを見学して旧市街地エリアの締めとします
メトロポリタン大聖堂のライトアップ 白色灯メインのすっきりとしたライトアップ構成
テンプロ・マヨールは幻想的な色 アステカ帝国の首都と現代メキシコの首都が重なる不思議な雰囲気でした
国立宮殿(正面)の夜景 毎年9月15日の独立記念日の夜11時に大統領がバルコニーに現れ、ドロレスの叫びを再現するのが習わし
Viva la independencia nacional Viva Mexico! Viva Mexico! Viva México! 日本流で言うと万歳三唱ですね
周辺のコロニアル建物のライトアップも綺麗でした またしても10km以上歩いてFinishとなりました
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 国立宮殿の入口は北側なので注意 無料だけどパスポートは必須
- 国立宮殿はリベラの壁画が有名だけどベニート・ファレス博物館もおススメ
- ディエゴ・リベラ壁画館とべジャス・アルテス宮殿 日曜日は無料でオトク (混雑するけど)
- 1日で壁画を一度に見ちゃうと何がなんだか分からなくなってしまう罠
- メキシコシティ見所あり過ぎ 見学は計画的にネ
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- CDMXtraval メキシコシティ公式観光サイト
- Metro CDMX メキシコシティメトロの公式サイト
- 国立宮殿 国立宮殿mp公式サイト
- ベジャス・アルテス宮殿博物館 ベジャス・アルテス宮殿博物館の公式サイト
- ディエゴ・リベラ壁画館壁画館 inah.gob.mx によるディエゴ・リベラ壁画館壁画館の紹介
- Mirador Torre Latino Torre Latinoビル内にある展望台情報