サンティアゴの観光スポットって何? そう聞かれてあまりピンとした答えがなかったチリの首都サンティアゴ 初夏の青空の中、アルマス広場を中心に1日半で観光したサンティアゴ市内観光のお話です
基本、見学費用の掛からないスポットが多いのでお財布には優しいのですがその分ガツンと来るものがなかったような気がします… とりあえずサンティアゴ観光の参考の一つとしてまとめてみました
(2018.10.30・31現在)
Day1 10.30 半日 旧市街地観光
空港から宿泊先にお昼頃到着、荷ほどきを済ませ旧市街地エリアへ出かけてきました
初夏の季節で朝晩は少しひんやり、日中は日差しが強く気温以上に暑く感じますがカラッとしているので気持ちよく過ごせます
南米入り初日ということでちょっとドキドキしながらサンティアゴ市内観光スタート
アルマス広場(Plaza de Armas)
南米の元スペイン領土地に来たらまずアルマス広場へ 市内の中心に位置しているので観光スポットの定番
サンティアゴの基盤を作ったスペイン人ペドロ・デ・バルディビアによって設計された広場
広場に面して大聖堂、サンチアゴ市庁舎、中央郵便局、レアル・アウディエンシア宮殿(現国立歴史博物館)など歴史的建物が並びます
中央には方位起点があり東京の日本橋のような役割を果たし、各地方への距離計測の基準点になっています
国立歴史博物館 (Museo Historico Nacional)
アルマス広場に面した 淡いイエローの旧レアル・アウデッエンシア宮殿だった建物を利用した博物館
植民地時代から現代に至るまでのチリの歴史を紹介しています 全てスペイン語表記ですが無料なので見学して損はありません
・時間:10:00~18:00
・休み:月曜
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.mhn.gob.cl/sitio/
大聖堂(Iglesia Catedral)
アルマス広場の西側に鎮座するチリ最古の教会でありチリ・カトリックの総本山である大聖堂
チリで最も古い建立ですが過去4度倒壊し、現在の建物は50年を掛けて1800年に完成した5代目
アジアのワットやパゴダを見てきたので本格的教会にコーフン!! (最初だけですが…)
続いてアルマス広場から北の方にある中央市場へ向かいます
プエンテ通り、アウマダ通りは歩行者専用道路となっていて旧市街地でもっとも人出の多い通り

中央市場(Mercado Central de Santiago)
約150年前に建てられ、1984年に歴史的建造物に指定された中央市場
海からは2時間ほど離れますが海産物を扱うサンティアゴ市民の重要な市場
市場内には海産物を扱ったレストランがあり、ウニなども食べれます 日本よりは安いようですが感覚的にはツーリスト価格
・時間:6:00~17:00頃
・休み:無休
・公式サイトURL:https://www.mercadocentral.cl/

再びアルマス広場方面へもどり
最高裁判所(Palacio de los Tribunales de Justicia)
こちらは観光スポットではありませんが風格があった最高裁判所
やたらカッコよかったのでついパチリ
モネダ宮殿(Palacio de la moneda)
1805年にイタリアの建築家よって建てられた左右対称の均整のとれた大統領官邸
元貨幣局で大統領官邸として使われるようになったのは1845年6月から 1973年の軍事クーデターの舞台にもなった場所

大統領官邸内は見学できませんが2006年に開設された地下の文化センターは見学可
・時間:9:30~19:30
・休み:土曜日
・料金:無料
・公式サイトURL:https://www.cclm.cl/
モネダ宮殿近くのバカデカいチリ国旗 本当にデカかった!!
サン・イグナシオ教会(Iglesia San Ignacio)
サン・フランシスコと勘違いして出かけてしまったサン・イグナシコ教会

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Day2 10.31 終日市内観光
2日目は宿泊先最寄駅Los HeroesからSanta Lucia駅に移動してサン・クリストバルの丘からスタート
前日に引き続き晴天で朝方で13℃とうすら寒く、日中は25℃位の気温(日差しが強くそれ以上に暑さを感じます)
本当はサンフランシスコ教会へ行きたかったのですが前日に勘違いしてサン・イグナシコ教会を見てしまい本物をスルー
サン・フランシスコ教会(Iglesia San Francisco)未観光
チリで現存する中で最も古く、歴史的意義の深い教会です

サン・タルシアの丘(Cerro de Santa Lucia)
Santa Lucia駅駅からすぐ、入り口の受付で来場名簿に名前を記入して入ります
入り口からすぐ 1900 年代初期に造られたネプチューン噴水
街のど真ん中にある小高い丘で 噴水あり、教会あり、砲台あり、砦あり、門あり、池あり何でもありの公園でした
反対側(北側)の出口から出てサン・クリストバルの丘方面へ向かいます
国立美術館(Museo Nacional de Bellas Artes)
マポチョ川手前にある国立美術館 1880年建設という南米最古の美術館とのこと

・時間:10:00~17:30
・休み:月曜日
・料金:無料
・公式サイトURL:http://mnba.gob.cl/
マポチョ川に掛かる橋を渡り サン・クリストバルの丘を目指します(結構遠い… 泣)
ケーブルカー乗り場(Funicular de Santiago)
最寄り駅は赤のL1 Baquedano駅から約1km
サン・クリストバルの丘は歩いても登れますがここまで結構歩いてきたのでケーブルカーを選択
ケーブカー駅舎建物の外まで並ぶ結構な待ち時間でした
駅舎近くのATMでお金を引き出そうとしましたがVISAはNGでした
チリではATMでVISAが拒否られたことが何度かありました 何故でしょう?
急な坂を一気に上ります 丘の一部は国立動物園となっており「動物園駅」が中間にあります
・時間:10:00~19:30 ※月曜は13:30~19:30
・休み:基本無休(動物園は月曜休み)
・料金:山頂まで片道1500ペソ/往復2000ペソ (週末・祝日は片道1950ペソ/往復2600ペソ)
・公式サイトURL:https://www.parquemet.cl/

サン・クリストバルの丘(Cerro de San Cristobal)title
ケーブルカーで標高880mのサン・クリストバルの丘の頂上へ (高尾山より高いデス)
丘の上に建つ高さ22mのマリア像
丘のに建つ教会 あちこちにアーティスティックな十字架が沢山ありました
頂上からはサンティアゴの街が一望できます
地理的にスモックがひどいと聞いていましたがこの日は案外遠くまで見渡せました
スモッグがなければ夕陽~夜景時かけて訪れるのもアリですね
繁華街ベラヴィスタ(Bellavista)
再びケーブルカーで降りてきて麓のベラヴィスタ地区で遅い昼を食べつつウロウロ
ストリート・アートが盛んなオサレな地区であちこちに壁画アートが施された建物があります
ナイスワークな女性の壁画アート
こちらも中々の力作
綺麗なアート作品より駄作の作品の方が多いのでホドホドにして切り上げましょう(笑)
新市街地
コスタネラ・センター(Costanera Center)
最後は新市街地へ ベラヴィスタ地区から赤のL1 Salvador駅へ歩き、メトロでTobalaba駅へ
サンクリストバルの丘から見えた一際高いビル コスタネラ・センターへ
南米最大級のショッピングモールが入る64階建て・高さ300m(南米一の高層ビル)
フードコートや日本食材も扱うスーパーなども入居しビルの中は旧市街と違い超先進国でした!!
南米一高い室内展望台「スカイ・コスタネラ」も併設されていますが880mのサンクリストバルの丘の1/3の高さなので遠慮しておきました
興味(予算に余裕)のある方は出かけてみては如何でしょうか?
・時間:10:00~22:00
・定休日:無休
・料金:15,000ペソ
・公式サイトURL:http://www.skycostanera.cl/
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 要注意 サンティアゴにケチャップ強盗は存在します アルマス広場等(私たちはバスターミナルでかけられましたァー)
- アチコチ観光するならメトロ・バスのICカード bip!カードを作りましょう
- サンティアゴの市内観光は2日もあれば十分かと…
関連リンク集
- 国立歴史博物館
- サンティアゴ中央市場
- 文化センター(モネダ宮殿)
- 国立美術館
- メトロポリタノ公園 サン・クリストバルの丘公園の情報
