タスコ、テポストランとちょっとゆったり過ごした日々を終えて向かう先はメキシコ最後の滞在地となる首都メキシコシティ CDMX!! テポストランから直通バスでメキシコシティまで1時間とスグ近 テポストラン~メキシコシティーのバス移動、到着後最初に訪れたメキシコ国立自治大学の壁画見物の様子をまとめてみました
(2019.04.05現在)
テポストランからメキシコシティへ
行き方と料金
テポストランのバスターミナルは町の中心地より離れているのでタクシーかバスでアクセス タクシーは40ペソ(約240円) バスなら8ペソ(約48円)です 私たちは中心地から少し遠かったのでタクシーで50ペソでした
10時頃に宿を出て10分ぐらいでバスターミナルに到着、丁度すぐ出るバスがありましたが慌ただしくなってしまうので11:30のバスを選択
コーヒーショップでお茶をを飲んで(計65ペソ 約410円) 11:30にADOバスの子会社OCCバスにてテポストラン発
メキシコシティまでは1人141ペソ(約830円) 所要時間は約1時間、12時30分過ぎに南ターミナルに到着しました
メキシコシティの宿
Nativitas駅近くのAirbnb
メキシコシティでの宿はメトロNativitas駅から徒歩数分のAirbnb物件に宿泊 ソカロがある旧市街地から少し離れますが南バスターミナル・ソカロに乗り換えなしでアクセス可、駅から歩いてすぐ、近くにWalmartスーパー(かなり重要)があるという好立地 1泊2650円×4泊にて
寝室(ベッドも)は少し狭めでしたが明るく清潔でWiFiもサクサク 値段と立地を考えたらとても好物件
ホストが普通に暮らしていたので生活感たっぷり(それはそれで楽しい) 演劇関係者(?)の家主(男2人暮らし)は夜にかけて活動的になるらしくあまり顔を合せずじまいでしたがとてもユニークで親切で方でした
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メキシコ国立自治大学(UNAM)へ
世界文化遺産 UNAMの壁画について
壁画大国であるメキシコの壁画 その歴史は古くメキシコ革命(1910~1917年)後に起きた「壁画運動」と呼ばれる芸術復興運動から始まっています
革命の意義やメキシコ人としてのアイデンティティーを民衆に伝えることを目的とし、個人所有でない誰でもいつでも見ることのできる壁画が媒体として選ばれ、公共施設の壁に芸術性の高い壁画を描く取り組みを国を挙げて推進 公共施設であるメキシコ国立自治大学にも多くの壁画作品が残されました
その壁画の完成度の高さからか、2007年に「メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス」として世界文化遺産に登録、誰でも鑑賞できる壁画は世界中のツーリストであっても例外ではなく自由に見学できることができます
行き方
UNAMの最寄駅はCopilco駅でOK 一つ先にUniversidad駅がありますがキャンパス内の壁画を見るならCopilco駅からの方が行きやすいのでメトロ3番線のCopilco駅を目指しましょう CDMXメトロ路線図
メキシコメトロは改札を出ない限り1回1律料金の5ペソ(現在はICカード方式になっています)
Zapata駅構内 乗換駅となったZapata駅の構内テーマは「カートゥーン」 通路の壁はもちろん、天井も一面コミック調でした
UNAM最寄駅となるCopilco駅構内 メキシコのメトロは駅ごとにテーマがある感じで駅の壁画アート巡りだけでも半日楽しめる勢いです
大学最の寄駅とあって駅周辺は学生向け飲食店が沢山あり若者ウケしそうな安くて今時のメニューが楽しめます 通りすがら思わずポテトフライスナックを摘まみ 20ペソ(約120円)
駅からは学生の流れが出来ているので週末以外なら難なく辿り着けると思います
キャンパス内の様子
UNAMキャンパス内壁画マップ メキシコ版の東大であるメキシコ国立自治大学の敷地はとても広いので事前にどこに何の壁画があるのかチェックしてから出かけましょう(予習をしていかなかったお陰でシケイロスによる立体壁画「El pueblo a la Universidad y la Universidad al pueblo」を見損ねました)
歯科学部校舎に描かれた壁画 フランシスコ・エッペンス・ヘルゲラ作の「LA SUPERACIÓN DEL HOMBRE POR MEDIO DE LA CULTURA」
医学部校舎にある同じくフランシスコ・エッペンス・ヘルゲラ作の「La vida, la muerte, el mestizaje y los cuatro elementos」はメンテナンス中(?)で見られず 残念・・・
解剖学部校舎の階段には臓器の絵がペイントされていました 何の学部校舎か一目瞭然
化学部校舎の窓は元素記号表になっています 水兵 リーベ ぼく の 船 七曲がる シップ ス クラーク か~♪ 昔の授業で習った歌を思い出します
コートでサッカーをする学生たち なんかキャンパスライフしてる~
講堂壁面にあるホセ・チャベス・モラド作の「La conquista de la energía」
キャンパス内は春爛漫で薄紫色のジャカランダの花が満開でした 日本の春と言えば桜のピンクですがメキシコの春の色はこの薄紫色になるのでしょうか? 市内のあちこちでも満開の花が見られました
UNAMの壁画と言えばコレ 中央図書館に描かれたフアン・オゴルマン作の超巨大壁画
建物全ての面がキャンバスとなっておりそれぞれの面にテーマがあり北面がアステカ文面、南面がスペイン植民地時代の制圧、東面は太陽と月・宇宙・化学・政治、西面はUNAMの校章が描かれています
建物全面総壁画というこちらの壁画は世界最大の壁画としても知られています 流石は壁画王国メヒコ♪
せっかくなのでちょっとだけ中を覗いてみたら皆さんしっかり勉強してました 図書館なので当たり前ですね
図書館前の広場(Copilco駅方向) こちらも青春真っ盛り という感じ キャンパスライフだw
キャンパスはホント広いので自転車が必要 薄曇りだったから良かったですが夏場の壁画巡りは暑くて大変そうでした
学長棟 この建物の南側の壁にシケイロスによる立体壁画「El pueblo a la Universidad y la Universidad al pueblo」があったのですが気づかずにここで引き返しちゃいました 事前予習はやっぱり大切です
小腹が空いたのでキャンパス内のちょっとしたフードコーナーでTORTASを食べました 1コ35ペソ(約205円)
Maruchanのカップラーメンも人気でした レンジでチンしてライムを添えるのがメキシコ流と知りました
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- テポストラン~メキシコシティはOCCバスにて 片道1時間 南バスターミナル到着
- 現在メキシコシティのメトロ・バスはICカード方式になっています
- メキシコ国立自治大学(UNAM)の最寄メトロ駅はUniversidad駅でなくCopilco駅
- UNAMはとても広~い 壁画場所は事前に確認して出かけましょう
- 大学見学するなら生徒が多い平日で 駅周辺の飲食店は安くてバラエティ豊か♪
- 開いてて良かったWalmart♪
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- Metro CDMX メキシコシティメトロの公式サイト
- ADOバス メキシコ最大手バス会社ADOバスの公式サイト
- メキシコ国立大学(UNAM) メキシコ国立自治大学公式サイト