前回に引き続きページからカナーブのビジターセンターに赴きザ・ウェーブ現地抽選にチャレンジする2日目の様子をまとめてみました。 1日にザ・ウェーブにアクセスできるのは全世界75億人中たった20人。 2019年は1年間で7,300人の許可枠に対して実に200,589人が申し込み。 果たして選ばれし者になれるか?
(2019.05.06現在)

2019年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

ザ・ウェーブ現地抽選(2日目)

 

ページからカナーブまで

5/6 抽選2回目。 2回目なので申し込み書を新たに書く必要はなし、カナーブまでのドライブの時間配分も把握済みということで前日より1時間遅い6時に起床。06:30にページのキャンプ場を出発しました。(ユタ州時間では7:30)

寅吉
寅吉
2回目以降は前回の申込書を流用できるので8:30以降に到着しても間に合います

BLM-UT GSENM_Kanab Visitor Center

08:30 カナーブ(BLM)ビジターセンターに到着。 ちょうど抽選にあたっての諸注意の説明が始まったところでした。 2回目以降は余裕を持って臨めます。 この日は日本人グループが他に2組いました。

 

08:40 説明をした後、カウンター奥のレクチャールームに入室。 外れた人は申し込み用紙を貰う代わりに自分の名前と昨日の割り振り番号を伝えます。

寅吉
寅吉
寅吉と申します 昨日の番号は○○でごぜーやした

 

職員: 寅吉、○○番だな どれどれ…   ん? ないぞ

 

職員: お前、昨日当選してたじゃないか? どうして帰ってしまったんだ?

 

寅吉
寅吉
マジで? 他のカップルが当たったと思ってたけど

 

職員: あー 彼らは自分の番号を勘違いしていたんだ。 君たちが当選だ。 許可証は用意してあるぞ。

 

寅吉
寅吉
い 行けるの?

 

職員: 有効期限は今日いっぱいだ。 手数料(7ドル)さえ払えば行けるけどどうする?

 

寅吉
寅吉
もちろん 行きます!! 今すぐ秒で払います!!!!

 

というワケで、初回抽選で1発当選していたというオチでした!!(抽選会場の様子は初日で当選するとは思ってなかったので写真を一切撮っておらず、この日も嬉しさのあまり写真を撮ることを忘れていました。)

 

パーミッション発行

抽選を待たずしてインフォメーションカウンターで手数料1人7ドル×2 と引き換えにパーミッションを受け取る。 嬉しさのあまり現金を渡す手が震えていました。(笑)

緑のパーミッションと当選者しか貰えないという行き方マップを貰い、簡単な説明を受けてお終い。

 

今日しか行けないから早めに行きなさい Enjoy!!

 

初日当選していたのに受付せず帰ってしまったにも関わらず許可証を頂けるとは夢にも思いませんでした。(棄権と取られても文句言えません)

行き違いがあったことを考慮して、当選を有効扱いとしてくれていたそうです。 神!! 感謝感激雨あられ!!!!

 

The Waveパーミッション

じゃじゃーーん こちらが許可証と当選者しかもらえない行き方パンフレット

 

突然ですがザ・ウェーブ行き決定!!

抽選時 ん? と思いながらネイティブの人が聞き間違える訳ないと勝手に思い込み、確かめることなく帰ってしまった自分を叱りました。(当事者がはしゃぐのはもちろん、周りの人も拍手して祝福してたので自分達が番号を間違えて覚えたと思っていました)

 

 

ザ・ウェーブ出発準備

 

09:00 突然行けることになったザ・ウェーブ。 当選組は既に向かっているだろう時間。 急いでトレッキングの準備をします。
幸い、ほとんどの荷物は車の中に積み込んだまま。(キャンプ場にあるのはテント・寝具類、クーラーボックス、調理用具ぐらい)

バックパックに雨具や万が一に備えた防寒着などを詰め込み、ビジターセンターを後にし、まずは食糧調達へ。

09:10 ビジターセンターにほど近いHoney’s Marketplaceにてお昼のサンドイッチ、スナック、水分(水とゲータレードを計5リットル位)を購入。 お会計は15.39ドル。 (早く行かねばと少々あわて気味)

雨具、食糧、飲料水などの最終荷物チェック。 何か忘れ物はないかと確認していたら、10:30にアンテロープキャニオン(ロウアー)のツアーを予約していたことを思い出し、慌ててキャンセルの電話。

 

寅吉
寅吉
予約してる寅吉ですが車の調子が悪くて今日はページに着けそうにありませんずら~(嘘)

車のトラブルを装って予約を翌日(5/7)の10時スタートのツアーに振り替えてもらいました。 拙い英語ですがこういう時はなんとかなるものデス。

 

 

The Waveトレッキング

 

スタート地点まで

 

アクセスマップ

09:30 スーパーで食料品等を調達した後、トレッキングのスタート地点となる駐車場を目指します。 スタート地点まではビジターセンターから約74km US-89号線をページ方面へ進み、途中から未舗装道を13.5kmほど走った荒野になります。

 

ビジターセンターからページに向かう途中でUS-89号線から右に外れ、未舗装ダート道に入ります。

 

オフロード道

途中の道はこんな感じ。 雨が降った後でなければ、当時は2WDでも問題なく通行できました。

 

駐車場チェックインBOX 記帳台でチェックイン

10:30 カナーブのスーパーを出発して約1時間。スタート地点の駐車場に到着。(Wire Pass To Buckskin Gulchという場所) 駐車場に登山届のようなチェックイン台帳があるので、記入します。

発行してもらった許可証の駐車証部分を車内の見やすい場所に置き、半分は持ち歩きます

 

トイレ

駐車場にはポットン式ですがトイレ完備。 トイレットペーパーもしっかりありました。 これより先の往復約10km間はトイレがないので用を足す場合はこちらで。

 

トレッキング開始

スタート地点 駐車場から道路を渡ってトレッキングスタートとなります。

 

駐車場

11:00 いよいよザ・ウェーブに向けてトレッキング開始。 陽射しはきついですが気温は低めでちょうどいい感じ。 多少雲がありますが、上々のコンディションです。

※写真はトレッキング口から見た駐車場です。 他にもコースがあり、ザ・ウェーブ以外のトレッカーも訪れています。

 

道中の様子

最初のしばらくは雨が降ったら水が流れるであろう砂漠の川跡(?)のような道を歩きます。

 

道中の様子

しばらく進んだ先で右手方向に登り加減で分岐。

当選した人のみが周辺風景の入った地図を貰えますがGoogle MapsやMaps.meなどでルートが表示されることもありますが、これは公式のルート案内ではありません。(もちろん、当時も推奨される方法ではありません)

 

道中の様子

少し登った先にはただただ荒野が広がるばかり

 

お花畑

春の季節でここでも花がいっぱいでした♪

 

道中の様子

乾燥性のブッシュが茂る中、オレンジ色の砂地の道を歩きます。 この辺りはまだトレッキング道と認識できますが・・・

 

地層むき出し

赤茶けた岩場の大地がとなり、

 

岩場のトレッキング道

標識がある所以外どこが道なのか分からなくなります。(貰った地図には次はこの地形を目指せとかStep by Stepで記載されています)

 

道中の様子

適当に登ります。 方向が合ってれば次の道しるべがあります。 宝の地図を読み解くような感じでなかなか面白い♪

 

道中の様子

次はTwin Buttes(正面の2つの小高い岩山)を目指せとあり、指示通りに進みます。 この双子岩山は道中のアイコニックな道しるべで、行き帰りともよく分かります。 ※このポイントでは、目的地となるザ・ウェーブ周辺がすでに見えています。

寅吉
寅吉
おっぱいの形に見えたのでひたすらおっぱい岩と言っていました(笑)

 

道中の様子

もう 何この絶景!! 私たち以外は前後に誰もおらず、絶景を独り占めです。

 

道中の様子

おっぱいの谷間を通ります。 良き日ナリ♪

 

道中の様子

11:35 Twin  Buttes(オッパイ岩)地点。 良き形ナリ♪

 

道中の様子

おっぱい岩を超えてさらに道は続きます。 この地点で残り半分くらい。 砂地の場所は足跡が残っているので迷うことはありません。(たまに外れて歩いている人もいる感じですが、大勢歩いている道を歩きましょう)

 

道中の様子

東方向の景色。 見渡す限り人工物は一切見えません。 その上、無音。 自分たち以外で人間が生み出す音は全くありません。 道中トレッキング道も分からなくなるような大自然の只中に2人だけ 普通なら不安に思うかもしれませんが不安は一切なし。

ただただ目の前の風景に圧倒されるばかり。

 

道中の様子

もうなんという場所でしょう!! 別の惑星に居るようです

 

The Wave目前

12:05 いよいよ目的のザ・ウェーブが目前となりました。 テレビではあの有名な場所しか映されませんが、こうアプローチするのかと感心。 現地に訪れないと分からない雰囲気・空気感に喜びを覚えます。

 

道中の様子

ラストスパート。 トレッキング道(?)の様子。 道であって道でない。 岩場はどこがコースなのかよく分からないのですが、そこがまた冒険気分が高まり、最高の一言。

 

道中の様子

不思議な岩山(ビュート?) 岩の層が大地に対して斜め、頭は帽子を被っているようでなんだかエリンギみたい。

 

道中の様子

砂礫の堆積層の層が美しいサンドストーン(砂岩)の岩肌が行く手に現れ…

 

The Wave

道中の様子 The Wave周辺

美しい曲線を描きだします。 これまでの岩肌と違い表面が実になめらか

 

The Wave周辺

そこだけ時空が歪んでしまったかのような景色。

 

The Wave

12:25  現地抽選 初日当選 2日目にしてThe Wave到着!!

 

The Wave

1日20人(現在は64人)しかアクセスできないことから、絶景地の横綱とも称されるザ・ウェーブで一番紹介されている場所がココ。

標高約1,600mにあるザ・ウェーブは、約1億8,000万~1億9,000万年前のジュラ紀に形成されたナバホ砂岩。 かつての巨大な砂丘が固まってできた砂岩が、その後の長い年月の侵食によって削られ、現在の美しい波状の地形が生まれました。 特にザ・ウェーブ特有の滑らかな曲線には、風による砂の研磨作用が大きく関わっていると考えられています。

 

The Wave周辺

御託を並べる以前に地層の湾曲のクセが凄い!! どうしたらこうなる?

 

The Wave周辺  The Wave周辺

地層ってフツー水平だよね? 斜めになるのも分かる。 だけど何故ぐにゃぐにゃ? 目の錯覚?

岩だよね? 固いよね? どうしちゃったのよ この大地は・・・ 本当に異空間でした。

 

The Wave

到着時は2人組×3組、1人+犬2匹の先客がいましたがその後、1組去り、また1組去り… というコトでザ・ウェーブ独占状態。

絶景な上に、独占感ハンパない!!

 

The Wave周辺

ヘンテコな岩の芸術品どっさり

 

The Wave周辺

色のグラデーション マーブル模様が芸術品 言葉がありません。

 

ナバホサンドストーン

年輪のような砂礫層 表面は滑らか

 

ナバホサンドストーン

どうしてココだけそうなった?

 

ナバホサンドストーン

地球の心電図が見える!!

 

 

The wave周辺

セドナではボルテックスパワーで木がぐるりん棒だったけどコッチは岩山がぐるりん棒!! 何て世界だーーッ

しかも周りには人影はナシ。 何て世界だーーー!!

 

The wave周辺

14:25 2時間余り過ごした後、駐車場へ戻ります。 あっという間の2時間 もっと居たかったですが後ろ髪引かれる思いで出発。

 

サボテン

サボテンの花を愛でながら同じ道を戻りますが、視点が変ってまた景色が異なります。

 

帰り道

帰り道。 行きは途中からザ・ウェーブが見えていましたが、帰りはどこへ向かうか一瞬迷う場面も。(おっぱい岩は迷いません)

 

帰りの道中

帰りの道中。 ザ・ウェーブに劣らない絶景。 こんな風景(大地)初めて見ました!!

砂漠の荒野を往復10km歩くのはそれなりに大変と説明がありましたが道中が絶景すぎて疲労感は全くなし、復路もあっという間のトレッキングで駐車場には16時過ぎに戻りました。

 

The Wave

あの日、あの時間。 私たちは確かにあの空間に居ました。 それは本当に夢のような時間でした。

一生に一度は行きたい絶景 The Wave は期待のさらに上を行く超絶景地でした。

初回抽選で当選したこと、当選して手続きしなかったにも関わらず許可証を発行して貰えたこと、お天気に恵まれたこと。

1年を通じて一番の思い出がこの地となりました。

 

寅吉
寅吉
門戸は広くなりました 行きたいと思っている方は絶対行って下さい!! 幸運を祈ります
駐車場を後にしてワーウィープのキャンプ場には16:30(時差がある為)に戻りました
お鈴
お鈴

簡単に当たらないだろうと8泊予定のページでしたが、初日当選、翌日でミッション達成という結果になりました 。 めでたしめでたし♪  さて、残りの日程は何しよう?

 

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • 自分の割り振り番号を間違えないコト 聞き間違えたと思ったら必ず確認
  • 当選の譲渡、日程変更不可 一度当選すると2週間は参加できない
  • 当選した場合は7ドルその場で支払う(クレジットカード不可)
  • ザ・ウェーブに行く場合、道中日陰はほとんどないので十分な飲料水を用意
  • 貰ったパーミッションの半分は車の中に見えるように置き半分は携帯
  • トレッキングする際は写真付ID(パスポート)を必ず携帯
  • ザ・ウェーブの絶景度はハンパない 夢じゃなかったかと確かめにもう一度行きたいレベル
  • ザ・ウェーブトレッキングで歩いた距離11km 思い出 プライスレス
  • アメリカンドライブ この日の走行距離:約255km 累計走行距離: 約4,418km

 

 

抽選に外れちゃったよ どこ行く? 2026年考察

 

 

1. Wire Pass

特徴:Buckskin Gulchへ入る最も一般的な入口

  • 短い距離でスロットキャニオン体験ができる
  • 初心者向き
  • 幅が狭く写真映えする
  • 1〜2時間でも楽しめる

Trailhead:Wire Pass Trailhead 、House Rock Valley Road沿い
2WDでもOK ただし、雨の後・路面がぬかるんだ時は普通車では危険。
Wire Passのみ:約2〜3km
Buckskin合流まで:約2km

 

2. Buckskin Gulch

特徴 世界最長クラスのスロットキャニオンで長さ約34km。

  • 圧倒的な閉塞感
  • 数十mの岩壁
  • 光の差し込み

アンテロープキャニオンの巨大版」と表現されることもあります。

アクセス:上記のWire Pass Trailheadからさらに奥地へ。 場所はここ

2WDで通常はOK。 ただし、House Rock Valley Roadの状態次第。 雨予報時は危険なので避ける。(狭い谷なので鉄砲水のリスクあり)

 

3. White Pocket

特徴 「The Waveに外れても落ち込まなくていいレベル」の絶景で、The Waveより自由度が高い。

  • 波打つ岩
  • 白と赤の縞模様
  • 奇岩群

アクセス Paria Plateau内部  4WDアクセス必須。 特に最後の約8〜10マイルは深砂。(ハイクリアランス4WD必須

現実的な方法はツアー参加またはJeepツアーが無難。

 

4. Toadstool Hoodoos

特徴 カナブ周辺で最も手軽でアクセス可能。 キノコ岩群です。

アクセスはUS89沿い で駐車場あり。

2WDの普通車で全く問題なし。 歩行距離は往復約3km、1〜2時間程度。 日の出、日没前が写真映えします。

 

寅吉
寅吉
The Wave狙いと共にガチな4WDを借りて White Pocketを目指すのも面白そうですね