フィンランドから海を渡り南下してきたバルト三国とも今日でお別れ ビリニュスの次の目的地はヨッローパ最後の独裁国家として知られる国 ベラルーシ ビリニュスからバスで安く、簡単にアクセスできるのでこの機会にレッツゴー♪ と思っていたところで落とし穴がありました 今回はリトアニアからベラルーシの首都ミンスクまでの失敗談のお話
(2019.07.06現在)
ベラルーシ行きの朝
7/6は移動日、バルト三国を南下して次に向かう国は2018年7月からビザが不要となったベラルーシ アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が1994年より四半世紀以上に渡り君臨する今なおロシアの影響力が強いミステリアスな国
ビリニュスから簡単にアクセスでき、滞在中の物価も安いだろうと到着日にEurolinesのチケットを購入してスタンバイしていました
バスの出発はお昼前、滞在先からバスターミナルは5分も掛からないので朝食後はゆっくりネットサーフィンで下調べしていたところ
日本人のベラルーシのビザなし渡航は空港入国に限る という重大事実が判明
バスで入国する場合はフツーにビザが必要でした そうと分かっていればビリニュス滞在中にビザを取ったのに… 中途半端な知識のおかげで大失敗を犯しました
ビザなしで渡航するには空路しかない!! ということで慌ててSkyscanner に駆け込む 幸いなことに夕方18:40発の空席があったので速攻予約してなんとかルートを確保 (´▽`) ホッ
バスから飛行機利用へ
バスターミナルから出発すると思っていたところ空港になってしまったので慌ててビリニュス空港をチェック
ビリニュス国際空港は駅の南僅か3kmに位置し電車・バスで簡単にアクセスできることが判明 なんだ楽勝じゃん 二度目の(´▽`) ホッ
10:00 夕方18時過ぎの便なので時間が十分あったのですがチェックアウトの時間となり滞在先を後にして空港へ
空港行のバス停はビリニュスの駅前の飛行機の絵が描かれているJ乗り場から1人1€
電車でアクセスする場合は駅からLTG Linkの電車で1人0.7€「ORO UOSTAS」駅で下車 空港はビリニュス駅から約3kmの距離なので所要時間に大差はナシ
ビリニュス国際空港
10:40 ビルニュス国際空港のバス停に到着 ※市内からのバスは出発階に到着するのでこの建物前ではなく裏手の2階に到着します
電車駅はこの写真を撮影している裏手方向、歩いて300m弱の距離にあります 歩く距離から考えたらバスの方が楽かもしれません
正面入り口(到着口)から入ると空港というよりは駅のような雰囲気 電車で到着した場合は2階の出国フロアーへ進みます
バスで到着した場合は出発階の入口近くに到着するのでアクセスは楽チン 自動ドアを入ればチェックインカウンターが並んでいます
ミンスク行の飛行機は18:40発なので出発まで6時間以上 チェックインするにはまだ早い う~ん 慌ててしまい早く来すぎた
チェックインカウンター先の出国手続きへの入口 チェックイン受付が始まる16:40までこの近くの待合イスで延々時間を潰して待っていました お昼は何かテキトーに食べたハズですが記憶にありません 小説は半分以上読み終えてしまいました
18:40 ベラルーシ航空にて定刻通りにビリニュス発 チケット代は2人分で14,408円でした ビリニュス到着時に安いと喜んで購入したミンスク行バスチケット 1人14€(約1,700円)は利用する事なくゴミとなりました
ミンスク到着
空港の様子
19:15 ビリニュス~らミンスク間は約200km 離陸から僅か30分程であっというまにミンスク国際空港に到着♪ 40分のフライトで7,000円のチケットが安いか高いかは不明でしたが無事にベラルーシ入りできて一安心
滑走路から見た空港はUFOを連想させる形でスターウォーズに登場するミレニアムファルコンみたい♪
入国審査を経て税関申請なしで出発ロビーへ ミンスク国際空港は1982年に開港ですがアチコチに中国語が記載 開港時はまだ中国の力が弱かったと思いますが何れかのタイミングで中国資本が入った模様
出発ロビーのATM 中国UnionPayがあるので中国との関係は良好のモヨウ せっかくなので香港銀行のキャッシュカードで150Br(約8,000円)引出
バス乗り場に向かう途中にあったMTC携帯ショップでデータのみ2GのSIMカード購入 15Br(約800円) カード払いもOKだったのですが何故かカードエラーで現金払い お釣りが乏しく50紙幣では受け付けて貰えず両替に手間取る
空港から市内へ
空港の外にでてバス乗り場へ 乗り場はバスのアイコンマークを辿れば迷わず到着できます 20時を回っていますがまだまだ外は明るい
ミンスク国際空港はミンスクの中心地の東約30kmに位置し、空港~市内間は45km、バスで1時間程で到着します
20:20 市内行の黄色いバスにて空港出発 市内までは1人4Br(約210円) チケットは乗り場の端末で簡単に購入できます
ベラルーシ到着
21:10 ミンスク市内に到着 道中の道路脇の芝生は手入れが行き届き、ゴミも全く落ちておらず古くて汚いイメージとは正反対 駅前のミンスクゲートのツインタワーもメチャメチャかっこいい
乗って来たバスがこちら 黄色いバス 300番ルート 駅前に停車後、少し先のバスターミナルまで行き終点となります
ミンスク駅 こちらも大きくて立派~ ミンスクの人口はビリニュスの約4倍 200万の人口を抱える街 パリより20万人少ないくらい
大都会じゃん
駅の東側には2013年オープンの立派なショッピングモールGalileo Mall マック、シネマコンプレックスもあり西側諸国のモールとまるで遜色なし
薄暗くどこか怖い東欧独裁国のイメージは一変 百聞は一見にしかずだね~
ライトアップに照らされるミンスクゲート
いい意味で裏切られたミンスク 来て見て初めて分かるその場の雰囲気
これまでにない街の雰囲気がとても新鮮で明日からの散策が楽しみ♪
ベラルーシの宿泊先Airbnb
ミンスクの宿泊先は駅前に立つミンスクゲート内のアパートの1室利用タイプのAirbnbにて まさに駅の正面という場所なので立地は抜群 (建物の1Fにはマックもあるし)1泊3,088円×4泊利用
利用した部屋は昭和の懐かしさが感じられるような部屋でしたが十分な広さで申し分なし Wi-Fiも標準的なスピードで快適でした
シャワーとトイレは別 少し狭いもののお湯がしっかり出続ける点は南米クオリティより上でした キッチンはお国柄なのか分かりませんがとても質素 洗面台を一回り大きくしたものがシンク 作業台、4つ口ガスコンロ&オーブンでお終い 後は食器棚があるのですが食器の数が本当に最小限しかなく驚きました
ダイニングテーブルセットというモノはなく長いソファーが置かれちょっとした机があるだけ ある程度の人数が集まることに制限があり、集まる場合には当局に届ける必要があると聞いたのでその影響で人が集まる広いリビング、ダイニングがないのでしょうか?
バックパックの受取について
最後にアメリカダラスににて見つかったバックパックですが受取空港をキエフのボルィースピリ国際空港に送ってもらう事にしました キエフ市内から少し距離はありますが電車一本で簡単に空港にアクセスできるので滞在期間中いつ届いてもアクセスが楽そうだったから デス
キエフ滞在予定は7/11~7/15までの予定、受取損ねないよう7/15までには要必着と念を押してアメリカン航空へ連絡しました
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ベラルーシのビザ無し入国は空路INのみ適応
- ビリニュス国際空港はバス(駅前 J乗り場)、電車でアクセス バスで行った方が空港で歩かない
- ビリニュス空港のプアイオリティラウンジは3F Narbutas Business Loungeデス
- ミンスク国際空港~市内は黄色いバスでアクセス 乗り場もチケット購入も問題なく分かるハズ
- ミンスクゲートのライトアップは夜の帳が降りはじめた頃がイイ感じ♪
関連リンク集
- VisitLithuania リトアニア政府観光局公式サイト
- Visit Vilnius ビリニュス観光局公式サイト
- LTG Link 電車で空港に行く場合はこちらで
- ビリニュス国際空港 ビリニュス国際空港公式サイト
- Belarus Travel ベラルーシ政府 観光情報ページ
- Visit Belarus 民営のベラルーシ観光情報ページ
- Minsk Tourist ミンスク市公式観光サイト
- ミンスク第2空港 ミンスク第2空港観光サイト
- Minsktrans ミンスク市バスの公式サイト
- Belarusian Railways ベラルーシ鉄道の公式サイト
- Galileo Mall ベラルーシ駅横にあるガリレオモールの公式サイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト