アテネ到着翌日の夕方は飛行機にてドブロブニクに出発なのでアテネ観光は短い時間での要所のみの観光 出かける先はもちろんアテネが世界に誇る超有名スポット パルテノン神殿!! ということでパルテノン神殿見学とドブロブニクまでの道中まとめデス
(2019.08.07現在)
パルテノン見物へ
最寄駅&チケット売り場
08:40 半日だけのアテネ観光はこれ以外にないというお約束の観光名所パルテノン神殿へ Metaxourgeio駅からパルテノン神殿のAkropoli駅を目指します
アテネの公共交通は地下鉄・バス・トラム共通チケットで距離に関係なく時間制 時間内なら電車+バス等 乗りホーダイチケットは下記の通り
- 90分間:1.40€
- 24時間: 4.50€
- 5日間: 9€
長距離・長時間の乗車だと得した気分 短い距離の移動だと損した気になってしまうのは時間制チケットに慣れていないから? ※2021.05現在 上記料金より安くなっているようです ソース
地下鉄には落書きペイントがないノーマル車両(ないのが普通だよね?) 地下鉄M3ラインはスリが多いことで有名らしいのでラッシュ時には注意が必要カモ
パルテノン神殿の最寄駅は地下鉄M2 Acropoli駅 駅からチケット売り場までは歩いて数百m シーズン中なら人の流れが出来ているので迷わず行けると思います
08:55 チケット売り場に到着するものの凄い行列 マジですか? 購入できたのは並び始めてから25分後の09:20でした(日本なら即改善だろうに…) 入場料は1人20€ アクロポリス周辺の遺跡も見学できる共通券は30€
営業時間: 08:00~19:00 (季節に応じ終了時間が異なり冬で最短17:00まで) 夏の日中は暑いのでできるだけお昼を外した方が吉です
パルテノン神殿
いよいよパルテノン神殿に向かいます 古代ギリシャ文明の栄光を象徴する神殿 キリストが誕生するよりも前、紀元前438年に完成したギリシャを代表する世界遺産 祀られたのは聖人でもなければキリストでもない オリンポスの神々 アテネにきてここに来ないなんてあり得ません
嫁サマは今回が初ギリシャでしたがσ(´・д・`)は2回目、そしてパルテノン神殿も2回目だったりします
ディオニューソス劇場 石造りの劇場で紀元前325年には建設されたらしい 時空を超えて2000年…(空は超えてないか)
イロド・アティコス音楽堂 パルテノン神殿の麓にある大きな野外音楽堂 161年にアテネの政治家であり大富豪だったイロディス・アティコスが死んだ妻の思い出として建てて市に寄贈したモノ 1950年に観客席と舞台が整備され今でも現役バリバリで使用される音楽堂
良く考えたらこの角度から見たことしかなく正面を見たことがない
プロピレア門 いよいよパルテノン神殿ですが入り口前は沢山の人で大渋滞 9時にチケット売り場では初動が遅いのかな
こちらは1869年バージョンのプロピレア門 荒れ放題って感じ
エンタシスの柱に支えられたプロピレア門をくぐり場内へ 古い写真と比べると補修具合が歴然
パルテノン神殿さん こんぬづはー 場内も既にこの人出 パルテンノン神殿朝から満員御礼
入場して左手にある神殿エレクティオン アテナとポセイドンに捧げられた神殿でカリアティードと呼ばれる女性像の柱が有名
1869年バージョン 撮影方向が違いますがここも壁を中心に修復されています
ポーチの屋根を支える像、本物は麓にある新アクロポリス博物館にあるそうです言われなければ本物かどうか分かりません そう言えばメキシコの遺跡でも本物は博物館、遺跡にはレプリカでした
1869年バージョン カリアティード この頃の女性像はまだ博物館に嫁入り前
もともとは紀元前492~406年にかけて建てられたもので1977~1988年にかけて復元作業が行われたのことですがこの古そうな天井は地面に落ちていたパーツを戻したオリジナルの石でしょうか?
パルテノン神殿 北側の柱 (ー`´ー)うーん 何かが違う・・・
パルテノン神殿 北東方向より・・ 青空の下、エンタシスの柱が立ち並ぶ巨大な神殿が美しい
そう、20年前に訪れた時は柱が歯欠け状態でしたが南側を除き柱が全て修復されていました!! なんかスゴイ感動
1869年バージョンのパルテノン神殿 歯欠けならぬ柱欠け状態 1687年に火薬庫として使用されていた際にヴェネチア軍の砲撃を受け屋根、柱と大きく破損してしまったそうです
巨大なギリシャ国旗がはためくビューポイント (旗の大きさは南米には敵いません)
アクロポリスの北側の町並み
そして南側 青い空に青い海 ギリシャだね~
東側から見るパルテノン神殿 入場した入口側が正面と思いきや実は東側が正面口 パルテノン神殿が建てられた当時のギリシャは東に領土拡大を図ろうとしていた為、東向きに建てられたそうです
かつての神殿内には金と象牙で作られた高さ12mもの勝利の女神アテナ像が置かれていたそうで、像に使われた金の重さは1トンを超えたとか!
庇の彫刻 一部しか残っていませんがオリジナルでは庇の下に数々の彫刻があり、色も付けられていたそうです
アチコチみると数十年に渡る修繕の後が見られました どこまで修復したら完成なのでしょうか??? サグラダファミリアは間もなく完成ですがこちらはまだまだ先になりそうです
ローマとアウグストゥスの神殿 原型を留めていない小さな神殿跡 残された碑文からローマとアウグストゥスに捧げられた神殿ということが分かっています
それにしても暑い… アクロポリスの丘は日影がなく天気が良い日には陽射しがキョーレツ サングラスや帽子などの暑さ対策は必須です
11:00 パルテノン神殿を後にしますがお昼近くになって人は更に増えてる ギリシャのドル箱スポットですがこれはもう完全にオーバーツーリズム
ローマン・アゴラ アクアポリスの丘を降りてきたプラカ地区にある遺跡 紀元前1世紀~紀元後2世紀のアゴラ(市場) 中に入るには別途料金が必要ですが覗き見できたので十分 見学するのならパルテノン遺跡とセットになった30€のアクアポリス遺跡共通券を買うのが正解
更にその近く ハドリアヌス図書館のテトラコンク教会の遺跡 5世紀ごろに建てられた教会跡だそうです 街中も遺跡がゴロゴロですがパルテノンと比べてしまうと富士山とそれ以外の山のような感じ(乱暴表現) こちらも中に入るには別途料金(もしくは共通券)が必要ですがチラ見で十分(想像力が追い付かず)
可愛らしい教会はカプニカレア教会 アテネで最も古いとも言われるビザンチン建築のギリシャ正教会の1つで1050年頃に建てられたもの 周囲は近代ビルに置き換わりましたがこの教会の場所だけ1000年前の空間 素敵過ぎ
入口には聖母マリア(?)のモザイク画 パルテノン神殿は神話の神々が闊歩する紀元前の遺跡、下界の教会はキリスト誕生後の教会 ギリシャ神話の神々からしたらキリストはひよっこですね
沢山のお土産店が並ぶ通り ギリシャとは全く関係なさそうなエロネタ土産が沢山売られていました コレがギリシャ土産だったら泣きますね お金・食・性は人間が一番喜ぶ万国共通ネタ
落書きだらけのアテネの街 落書きは昔から変わらないような気がします アテネの街に住む人は落書きに慣れてしまい何とも思わないのでしょうか?
シンタグマ広場前にあるギリシャ議会議事堂 国王の王宮として1843年に建てられた建物で1934年から議会として使われるようになった建物
建物前は無名戦士の墓があり衛兵が警備 時間で交代式が見られるということでしたが暑くて近づくのも面倒なので見学はナシ、お昼を適当に食べた後、地下鉄に乗ってAirbnbへ戻りました
アテネからドゥブロブニクへ
Airbnbに戻り、チケット有効90分範囲内で一休みした後、出国に向けて移動開始 次の目的地ドブロブニクへは飛行機移動の為アテネ国際空港に向かいます(途中のアルバニア・モンテネグロを陸路移動するズクがありませんでした)
空港行き方
アテネ国際空港は中心地から東に20kmほどの所に位置し、少し距離があります 市内からは地下鉄M3でアクセスできますが空港行の場合は通常チケットではなく10€と特別料金チケット
しかし、シンタグマ広場から空港行バスを利用すれば6€でOK 時間は電車より多少かかりますが安い・スリのリスクが低い・始発なので大きな荷物でも座って乗れる(可能性がある) ということでバスをチョイス
チケットはバス停近くの小型ブースで購入可能 乗り場はシンタグマ広場の南東 道路を渡ったトコロ 空港行はX95バスとなります
地下鉄同様ICカードなのでカードをリーダーにかざします♪ 空港行は2車両連結の大きなバス 広場から乗車すれば座れる可能性大
アテネ国際空港
14:50 アテネ国際空港着 暑さに疲れたのか空港関連の写真を一枚も撮ってなーーい!! そして空港の記憶もあまりありません…
アテネ~ドブロブニクの飛行機はお馴染みSkyscannerにて予約 飛行機代は1人81.2€(約9,400円)でした
カウンターチェックインは15:30より 出国手続き後はお約束のプリティラウンジで久しぶりのタダ飯♪
17:45 ギリシャを後にしてクロアチアのドル箱観光地 ドブロブニクに向けてFly away
ドブロブニク
18:10 ドブロブニク空港に到着 着陸前に窓から見えたアドリア海の真珠ドブロブニク 写真写りが悪いですが青い海にオレンジ屋根の城壁街にミーハー心をくすぐられます こちょこちょ
空港から市内へ
ドブロブニクの空港から市内までは20kmホド離れており移動はタクシーorシャトルバスが一般的 タクシーは人気観光地なので高め(250~270Kr)なので一番安いシャトルバスにて移動
シャトルバスは飛行機の到着に合わせて運行され、飛行機が到着してから30分後に空港を出発する感じで運行されます
シャトルバス代 1人55Kn(約900円)で購入したのですが2人分と言ったハズなのに握られていたチケットは3人分でした 何か高いと思ったけど気が付いたのが車内で後の祭りでした (||-д-)
夏のピーク時は人がいっぱいで乗れず次のバスまで待つこともあるそうです 荷物をピックアップしたら早々にチケット売り場に向かいましょう
ドブロブニクメインバスターミナル
19:45 空港から対極に位置するバスターミナルに到着 ※シャトルバスは空港-旧市街(プロチェ門)-バスターミナルに停まります
バスターミナルはちょっと外れの場所にあるのでAirbnbに向かう前に次の目的地サラエボ行きのチケットを購入 チケット代は2人分で370.6Kn(1人約3,000円)
ドブロブニクの宿 Airbnb
クロアチアでの宿はピレ門の先のグルージュというエリアのAirbnbに宿泊 ドブロブニクはクロアチアでも特に物価が高いエリア(夏のシーズンで更に高い)でようやく見つけた安めの物件 安いと言っても1泊9,500円とこれまでからしたらかなりの値段(大幅に予算オーバーですがここで2泊)
1軒の家を3ゲストでシェアするタイプの物件でキッチン、トイレは共有でしたが設備的には全く不満ナシ
ただ、予約後案内された地図が全然違う!! バスターミナルから歩いて案内された地図の場所に行ってみたら該当する建物はナシ
何人かの人に声を掛けて現地の方からホストに電話をしてもらいやっと正確な住所をGet 実際の住所と1kmも離れていたばかりか通り過ぎていた!!
その後も何度か人に聞きながら目的の家を探しだし21:10にようやくチェックインできました
チェックインしたら留守番のおばちゃん(Airbnbホストとは別の人物)にどうしてこんなに遅くなったのかと怒られる始末…
設備は悪くなかったのにソフト面で評価を台無しにしてしまう典型例でした 気を付けましょう
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- アテネの公共交通移動は時間制 90分チケットor24時間チケット 乗る回数を考えて選択
- パルテノン神殿は激混みスポット ハイシーズンはチケット購入に並び入場にも並ぶ
- 周囲の遺跡も見学するならアクロポリス共通チケット30€を購入
- アクロポリスの丘からは街を一望 アテネに来たらパルテノン神殿だけは行っておけ
- アテネ市内から空港へは電車利用より空港行バスの方が安くて安心♪
- 空港からドブロブニク市内へはシャトルバス 着陸から30分後位にバスが出る
- シャトルバスは飛行機の着陸ごとに出るので早朝でも深夜でも心配ナシ
- ドブロブニクはクロアチア内でも一番物価が高い観光地 覚悟おしっ!!
関連リンク集
- Visit Greece ギリシャ政府観光局公式サイト
- This is Athens アテネ観光局公式サイト
- アッティカ・メトロ運営会社 アッティカ・メトロ運営会社公式サイト
- ギリシャ政府文化省 アテネのアクロポリスなどの文化遺跡を紹介
- アテネ国際空港 アテネ国際空港の公式サイト
- CROATIA Full of life クロアチア観光局公式サイト
- Visit Dubrovnik ドブロブニク=ネレトヴァ郡の公式観光サイト
- ドブロブニク観光局 ドブロブニク公式観光サイト
- CROTABI 日本語のドゥブロブニク観光情報サイト(民営)
- ドゥブロブニク空港 ドゥブロニク空港公式サイト
- ドゥブロニク バスルート Dubrovnik-travel.net内のバス情報ページ
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト