紺碧の海と城壁に囲まれたオレンジ屋根の家並みがとにかく美しいドブロブニク。 期待して来たもののその物価の高さにおったまげ~ 夏の暑さと物価高で中途半端に終わったドブロブニク観光の様子です。
(2019.08.08現在)
2023年1月1日にクロアチアは正式にユーロ圏へ加盟し、通貨はクーナ(HRK)からユーロ(EUR)へ完全移行していますのでご注意ください。
ドブロブニクカード購入
ドブロブニクカードとは
とにかく物価の高いドブロブニク。 少しでも節約したい人のための味方となるのがドブロブニクカード(1日・3日・7日)は、バスチケットと観光名所数か所の入場券がセットになったおトクな観光パス。 ドブロブニクで誰しもが歩く城壁への入場も含まれるので、買って損はありません!!
購入した1日券は250HRK(ネット購入だと10%引きで225HRK) 城壁入場が200HRK バス乗車が1回12HRKまたは15HRKなので城壁とバス1往復で元が取れます♪ ※バスに乗らずともフランシスコ会修道院などを見れば元が取れます。
1日券で入場できる施設は下記の通り
- 海洋博物館
- 自然史博物館
- マリン・ドルジッチの家
- 城壁
- 現代美術館
- 旧総督邸(レクター宮殿)
- ルペ民族学博物館
- ドゥルチッチ・マスレ・プリティカギャラリー
- フランシスコ会修道院
詳しい解説は「ドブロブニクカードとは 」でググると、たくさんの解説ページが出てくるので、そちらを参照してください。
ネットで購入すると10%OFFとなりますが、受け取りは指定された観光案内所となるので注意。
手っ取り早く購入するなら割引にはなりませんが、観光案内所とTISAKと呼ばれるキオスクで購入可能です。(ホテルによっては取り扱っているところもあり) 現地購入場所については公式ページ にて。
ドブロブニクカード1日券に付属するバス24時間乗車券。最初の乗車から24時間、市バスが乗り放題です。 因みにバス代はキヨスクで事前購入の場合12HRK、乗車時に運転手から購入した場合は15HRK。
ドブロブニクカードをピックアップしたグルージュ港の観光案内所。 早めに行動しようと8:20にAirbnbを出ましたが案内所は9時からで早く出た意味がありませんでした… 早く行動したい人は直接購入がイイかも(Time is money)
ネット予約時、カードを受け取れる案内所は下記の5か所となっています。
- ピレ門の観光案内所
- グルージュ港の観光案内所
- ラパッド地区の観光案内所
- ツァヴタットの観光案内所
- ジュパの観光案内所
グルージュ港の観光案内所近くのバス停から旧市街地へ。 バスに乗り、打刻機で乗車時刻を打刻します。
グルージュ港からピレ門までは3km位ですがバスはもう既に満員。 日中のバスはいつでも混んでいる印象がありました。
ドブロブニク観光
ドブロブニクケーブルカー
最初に向かうのはスルジ山の展望所。 歩いても登れるのですが、もう朝から暑いので文明の利器ケーブルカーで駆け上がります。
料金は片道90HRK、往復で170HRK。 事前にネットで予習していた過去の料金より値上がりしていました。 ドブロブニクはいとも簡単に値上がりするようなので、物価上昇はアルゼンチン並みかも知れません。
往復チケット2人分で340Kn、ドブロブニクカード2人分で450Kn。合わせて790Kn、すでに13,000円ほどの出費 ダハーーーッ
09:50 そこまで待つことなくケーブルカーに乗車。 スルジ山の展望台までの約780mを結びます。
ケーブルカーから見たドブロブニクの城壁。 (∩´∀`)∩オォ♪ コレコレ 是非とも海方向の窓側をゲットしましょう。
展望台より見下ろすドブロブニク。 テレビや雑誌でおなじみの景色を眼下に見下ろせます。 青空とアドリア海の青い海と城壁に囲まれたオレンジ色の建物がメチャメチャ綺麗。 正にアドリア海の真珠。
バルト三国をはじめ、多くの城壁街は一部の城壁しかありませんでしたが、ここは絵に描いたような城壁街が楽しめます。 しかもこの海の色!! 世界中から観光客が詰めかけるのもナットク。
山の上にあった十字架。 日影がなくて暑いぃぃぃ なので子供も日影に退避。
パノラマ風景。 青い海と青い空があってのドブロブニク。 雨の日に来ていたらショックで立ち直れないかも。 やっぱり旅行は天気が一番。
10:50 一時間後に麓に下りてきたらケーブルカー乗り場は長蛇の列。 早い時間帯に登って良かった~。 待っているだけで汗だくになります。 繰り返しますが夏のドブロブニク 暑いです。
城壁内へ
展望台からの景色を楽しんだあとはいよいよ本丸へ突入。
北にあるブジェ門より城内へ ブジェ門はドブロブニクの門の中でも一番新しい門で、1908年に城壁をくり抜いて作られた門。 オーストリア・ハンガリー帝国統治時代に帝国軍の将校たちが近くにあったテニスコートにアクセスしやすいという理由で作られたそうです。 そんな理由で?
城壁内。 趣のある狭い路地が沢山。 城壁内は決して広くはないですが、迷子になりそう… 日中は人のいない路地はほとんどなく、たくさんの観光客がいます。
城壁とドミニコ会修道院。 ドミニコ会修道院はドブロブニクカードを購入すれば無料で入れる施設。 城壁歩きを楽しんだ後に入ってみましたが、暑さと人の多さで疲れてしまい、中庭のアーチが連なる回廊も、暑さと人の多さで特に響かず。 なので写真はナシ。
東側のハーバーに浮かぶ小型ボート。 う~ん 磯の香りとお金持ちの香り♪
城壁Walk
そしてメインイベント、ドブロブニクで一番人気の観光アトラクション(?)ともいえる城壁巡り。 入場料は1人200HRK(約3,200円) 事前下調べの料金は150HRKだったのに、ここも値上げされてました。
ここを歩かないとドブロブニクに来たことにならないので、当然歩きます。(ドブロブニクカードに含まれているので) 現場での支払いはユーロNG。 クーナかクレジットカードで支払います。
城壁の上から見るドミニコ会修道会。 城壁の高さは最高で25m。 高さが変わると景色が変わります。
パノラマ どーん 旧市街を囲む城壁は全長約2km。 城壁の厚さは6m!! 反時計周りの一方通行で歩き、写真を撮りながらの平均所要時間はおよそ1時間。
城壁から見下ろす路地。 路地裏フェチには堪らない街ですね。
映画「魔女の宅急便」の舞台モデルにもなったといわれるオレンジ屋根で統一された街並み。 その向こうには紺碧のアドリア海。 美しすぎます。
ありがとう お天道様。 良い天気にしてくれて。
この写真に映っているだけでざっと20万円の売り上げ!! 押し寄せる観光客を規制する意味での値上げも効果なし。 凄いですね~ 仕入れも、光熱費も、人件費もいらない。 掛かるのは修繕費ぐらい?
その先にあるさらに高いところはミンチェタ要塞。 塔に登るとさらに高い位置からの景色が楽しめます。
こちらがミンチェタ要塞の塔からの景色。 一番高いところだけあって超・絶景。
中でも一番人気がこの見張り窓から眺める景色。 一番人気だけあって撮影順番待ちの列が絶えません。(さらにお金が取れるレベル)
西の門。 ピレ門近くの城壁の上から見下ろす旧市街にはやっぱり人がたくさーん。 暑いので日影に人が多く集まるのがお分かりでしょうか?
夏は暑いのデス。 そして城壁の上には日影がありません!!
夏のドブロブニクは暑さ対策が必須です。
狭い旧市街を東西に貫く大通りはドブロブニクのメインストリート ストラドゥン(プラツァ通り)、手前のドーム屋根はオノフリオの噴水と呼ばれる巨大な水飲み場。
ピレ門の外側。 やっぱり人がウジャウジャ。 この人たちが城壁巡りしたら40万円位かな? ドブロブニクの税収はかなり安泰とみます。
ピレ門近くのKolorina湾。 海の水が綺麗♪ カヤック遊びも素敵ですが、とても手がでません。
城壁巡り後半戦に突入。 オレンジ屋根の町並みとスルジ山方面が望め、右側には紺碧のアドリア海が望めます。
城壁 海側バージョン。 海面まで結構な高さがあり、防衛的に一番よい場所に街を築いたことが伺えます。
洗濯物が干された生活臭ある風景。 素敵な街並みですが、車は入れないので、実際暮らすとなると大変そうですが、城壁内で商売ができたら稼げそうです。
先ほどのKolorina湾 青のグラデーションが堪りません。 エーゲ海・アドリア海の海の色はどうしてこんなに綺麗なのでしょう?
左の岩上にあるのはロヴリイェナツ要塞(行ってないケド)
城壁のあった小さな門には1834年とありました。 街を取り囲む現在の城壁は13世紀~17世紀に整備され、1979年に旧市街全体が世界遺産に登録されました。
その後、クロアチア紛争による被害と復興を経て、2000年代以降は観光客が大きく増加。 現在では世界有数のドル箱観光地に発展。
城壁の上のカフェ。 京都の一等地で商売することと同じ。 儲からないハズがありません。
城壁の下の岩場にはまた違うカフェ(?)らしき場所もありました。 チンケな私たちは到底行けそうにありません。
ケーブルカーで登ったスルジ山 どこもかしこも絵になります。
ドブロブニクカード対象施設の海洋博物館。 見学内容が思い出せませんが、暑さから逃れられたということは覚えています。
ドブロブニクカードで入場できる施設のうち、海洋博物館、旧総督邸、フランシスコ会修道院の3か所を見学しましたが、城壁巡りだけで満足したのか暑さに参ったのかどれも記憶が薄かったりします。
磯の香りとお金持ちの香りがする港を望む。 港側には港に通じる小さな門、ペスカリア門とポンテ門があります。(写真には写らず)
城壁歩きを終えて旧市街の大通りストラドゥン(プラツァ通り) 時間的に日影がなーい!! ルジャ広場のローランド像の柱は幕に覆われ、修繕中でした。
アイスランドに匹敵しそうな物価でこの日のお昼はコンビニ飯でした。 ドブロブニクは貧乏旅行で訪れる場所ではありません。 (ノД`)シクシク
聖ヴラホ教会 18世紀に建てられたバロック様式教会。 ファサードのてっぺんに立っている人が聖ヴラホさんで、ドブロブニクの守護聖人だそうな…
皆さん、暑くて階段の日陰で休憩中。
ドブロブニク大聖堂。 もともとの大聖堂が1667年に地震で全壊したため、1671~1713年かけて建てられた大聖堂。
ここでも建物の日影には沢山の人が… それだけこの日は暑かったのDeath。
その証拠に、日陰で腰かけているマリン・ドルジッチ像も暑さにうなだれていました。 マリン・ドルジッチはドブロブニク出身の劇作家で、像の鼻を触ると幸運が訪れるそうです。(ドブロブニクカードでピレ門近くのマリン・ドルジッチの家を無料で見学できます)
暑さと人ごみにすっかり疲れてしまい、13:40にノックアウト。 ピレ門から退場し、バスに乗り宿泊先へ帰ってしまいました。
ピレ門の上の像もドブロブニクの守護聖人、聖ヴラホさんです。
暑い時間はクーラーで涼しんで日暮れに合わせて夕食を食べにグルージュ港をウロウロ。
旧市街は人が溢れていましたが、この辺りはちょうどいい賑わい加減でなんだかホッとしました。
ドブロブニクはとても美しく素敵な街でしたが、それ以上に凄い人出でした。 宿代含めこの日は軽く25,000円を超え貧乏旅行には高価な観光地となってしまいました。
次に行く時はそれなりの予算で、人の少ないシーズン(暑くない季節)に出掛けたいと思います。
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ドブロブニクカードは購入推奨 オンライン購入なら10%OFF
- オンライン購入のカードの受け取りは指定ビジターセンターにて(5か所)
- 夏の城壁ウォーク 日影がなくてとても暑い!! 暑さ対策必須です
- ハイシーズンのドブロブニクは人・人・人 そして人
- ドブロブニクの物価は総じて高い!! 貧乏旅行には厳しい観光地
- ハイシーズンのドブロブニク、リピートは個人的にNO THANK YOU
- 何だかんだ言ってもドブロブニクは魅力・見どころたっぷりでした
- 解説サイトが沢山あるので予習の上、お金をたくさん用意してお出かけください
関連リンク集
- CROATIA Full of life クロアチア観光局公式サイト
- Visit Dubrovnik ドブロブニク=ネレトヴァ郡の公式観光サイト
- ドブロブニク観光局 ドブロブニク公式観光サイト
- Libertas Dubrovnik ドブロブニク市バス公式サイト ローカルバスマップ
- Dubrovnik Travel Corner 荷物預かり バスチケット(1回、1日券)を発売
- DubrovnikCard バス+観光施設がセットになったドブロブニクカード公式サイト
- CROTABI 日本語のドブロブニク観光情報サイト(民営)
- ドブロブニク空港 ドブロブニク空港公式サイト
- ドブロブニク バスルート Dubrovnik-travel.net内のバス情報ページ
- ドブロブニクケーブルカー 山頂の展望台を結ぶケーブルカー公式サイト
- Dubrovnik Travel Corner 旅行代理店 荷物預かり・バスチケット(1回、1日券)をなど
- Walls of Dubrovnik ドブロブニク城壁入場チケットが購入できる
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券を比較・検索できるサイト
ここが変わったよ 2026年考察
2023年1月1日にクロアチアは正式にユーロ圏へ加盟し、通貨はクーナ(HRK)からユーロ(EUR)へ完全移行しました。
1. CardからDubrovnik Pass になったよ
相変わらず物価の高いドブロブニク。少しでも節約したい旅行者の強い味方が、現在のDubrovnik Passです。
以前は「Dubrovnik Card」という名称でしたが、現在はDubrovnik Passにリニューアル。 現在も城壁や博物館・ギャラリー、市内バスなどをまとめて利用できる観光パスになっています。
Dubrovnik Passとは?
市内バス乗り放題と主要観光施設の入場券がセットになった観光パス。 特に旅行者の最大の目的となるドブロブニク城壁(City Walls)の入場料が含まれているため、城壁を歩く予定ならまず購入を検討したいパスです。
2026年現在の料金
- 1日券 40€(20€)
- 3日券 50€(25€)
- 7日券 60€(30€)
※(カッコ内)は12月~2月料金
城壁だけでも元が取れる=「買い」です
2026年現在、ドブロブニク城壁の通常入場料は40€となっています。 つまり1日パス=城壁入場料 という価格設定。
他に含まれる主な対象施設は
- ドブロブニク城壁
- フランシスコ会修道院
- レクター宮殿(旧総督邸)
- 海洋博物館
- 民族学博物館(Rupe)
- 自然史博物館
- マリン・ドルジッチの家
- 現代美術館
- ギャラリー各館
- 市営バス乗り放題(有効期間中)
※対象施設は変更される場合があります。 スルジ山へ登るケーブルカーは含まれていません。
購入方法は公式サイト から購入するのが最も簡単で、購入後はスマートフォンに表示されるQRコードを提示するだけで利用できます。
2. スルジ山のケーブルカー
乗り方やハードは当時と殆ど変わりませんが2026年現在の料金は
- 往復 30€
- 片道 17€
となっています。 当日窓口購入の場合、繁忙日は30分以上待つこともあるので事前に公式サイトから購入しておくのがスマートです。
また、山頂には以前からあったPanorama Restaurantに加え
- サマーイベント
- 野外映画
- ライブ演奏
なども開催されるようになっています。



















































