今回はミンスクから次の目的地ウクライナ・キエフに向かう際にやらかした失敗談のオハナシ 入国時に陸路INで痛い目を見たハズなのに出国時にも同じミスを繰り返してしまい全く過去の過ちを活かさなかったという間抜け話デス 単純にこういう輩もいるのね と笑ってやってください
(2019.07.10&2019.07.11)
ミンスク発からキエフ行(未遂)
何もしない7/10
ミンスク最終日 ベラルーシからお隣ウクライナ・キエフまでの移動日となりますが夜行列車利用の為、終日フリー
朝から天気が冴えないので宿の人のご厚意で昼過ぎまで部屋を使わせてもらい休息に当てました 最終日(移動日)になるとあまり動きたくなくってしまう傾向があるようデス
14:00過ぎ ホストにお礼を述べ駅に向かいます 荷物は少ないけどボストンバッグが邪魔なので駅地下1階の荷物預室に預けることにしました 場所は荷物のアイコンに従えばOKですが・・・
入口がちょっと地味です… 有人対応の預け所ですが24時間営業なので時間を気にすることなく利用できます
有人窓口で料金支払い 私たちの荷物はさほど大きくないボストンバック1個で1.5Br(約80円)と格安、しかもカード払いもOKでした
料金を払った後、預け所の係に荷物を預け控え札を貰います 24時間対応で常に2人体制 100円前後の預かり料を集めて給料はいくら貰えるのか気になる。。。
街中もそうですが至る所に監視カメラがあり治安は西側ヨーロッパ以上に良い印象が最後まで続きましたが監視の厳しさもあったのかもしれません
ひたすら時間潰し
荷物を預けた後はあまり動きたくなかったのでガリレオモールでひたすら時間潰し
モール内のファミレスで粘ってみたり、シネコンで映画鑑賞しました
ミンスク駅発
ガリレオモールの他さらに独立広場地下のショッピングモールで時間を潰し21:30に荷物をピックアップして駅2Fの待合スペースへ 待合所にはバーガーキングがありちょっと意外な組み合わせ (ケンタ・マック・バーガーキングは街のアチコチにあります)
22:20 出発ホームへ向かいます ホーム案内は英語表記があり分かるのですが切符の内容は出発時間以外まるで読めません・・・
チケット代はミンスク→キエフまで寝台夜行にて 代金は2人分で203.92Br(1人約5,400円)でした
青い車体のキエフ行の寝台列車 陽が沈んで暗くなりきらない空が旅情を誘います どの車両に乗ったら良いのか全く分からいので駅員さんに尋ねて言われるがままに乗り込みます
車内の様子 列車に乗り込んだら今度は自分の席が分からない(笑) 言葉は通じませんがチケットを見せると皆親切に教えてくれベッドメイキングのやり方も教えてくれました 個室ではなかったので3等なのかな??
謎の車内販売 列車は定刻通り22:40ミンスク中央駅を出発 ゴトゴト揺られながらウクライナを目指します
ミンスク発からキエフ行(やり直し)
国境検問でアウト(7/11)
03:45 国境近くの駅でパスポートコントロール 気持ちよく寝ていたところ電気が付けられて2人組の国境職員が乗客のIDチェックに乗り込んできました
私たちの番になったのでパスポートとチケットを渡したところパスポートを隅々までチェックして2人で何やら密談(何を言っているのか分からない)
英語が喋れる若い職員が説明してくれました
「ビザなし空路入国の場合、出国も空路でなければいけません」
「ミンスクに戻って飛行機で出国して下さい 列車はここで降りてもらいます」
(+。+)アチャー やってしまいました・・・ 入国時の失敗に何を学んだのでしょう?
ということで他の乗客に注目されながら強制下車 ※降ろされたのはホメリの南、テリュハという駅
あまりにも荷物が少なかったので「本当にそれだけか?」 と言われてしまいました (´∀`)
連行された部屋がこちら 特に話を聞かれるワケでもなく8時のミンスク行の列車が来たらそれに乗せるのでここで待機して下さいと簡単に説明されて終わり
明け方でとても寒かったのですが暖房も入れられることなく8時までプチ軟禁状態(トイレは申し出て外にある厠に連れていってもらえますが監視下体制は崩れません)
08:08 ミンスク行の列車が到着して寒い部屋からの軟禁状態から解放 言われるがままに乗り込みます
車掌さんに案内された席は個室のボックス席 年季が入った車両でしたが昨晩の列車より豪華♪ ミンスクまで5時間また揺られるので再び(-ω-` )…zzZZZ
因みにパスポートはパスポートチェック時に取り上げられ、ミンスク駅に到着する少し前、列車代の精算時に返却されました
トイレと洗面 昔の列車を彷彿させる懐かしい仕様 水は出ましたがお湯は出ませんでした(期待してないケド)
市内~ミンスク国際空港へ
13:45 ミンスク中央駅に再度到着♪ 丸一日かけて何してるのやら・・・(ループしたみたいだ) 到着後はそのままバスターミナルに向かい空港行14:35のバスチケットを購入 1人4Br(約210円)
朝からロクな物を食べていなかったので出発時間までガリレオモール内のマックで食事 16.4Br(約880円)
食事中、見知らぬ番号から着信 恐る恐る電話に出てみるとこれから向かうキエフの空港から 荷物が無事届いたのでいつでも受取り可とのことでした♪
15:30 ミンスク国際空港到着 18:30発のフライトでチェックインは16:20から
チェックイン時に初めて買ったチケットがビジネスクラスと気づきました
どーりで高かったワケです 1人35,000円ナリ
パスポート検問でちょっとした軟禁状態となりプチパニック状態で残り2席しかなかった座席をポチッた結果です…
ビジネスラウンジ
セキュリティチェック後の空港でのお楽しみ ラウンジ利用 プライオリティパス利用可能ラウンジですが今回はビジネスクラスだったのでボーディングパスで利用できました♪
ラウンジの様子 一通りの飲食可能 ラウンジのデザインは一昔に近未来をイメージしてデザインしたような不思議な雰囲気のラウンジでした
入出国共にやからしてしてしまったベラルーシは1日遅れの18:30に完全出国
機内食 ビジネスクラスなので機内食が出ました♪ ただ、フライト時間が1時間だったので水平飛行になったら即提供、30分も経たずに即撤収と慌ただしいことこの上ない せっかくの陶器のお皿で提供された料理も味わうと言うよりは詰め込むだけでした… あぁ 無情
ボルィースピリ国際空港から市内へ
19:30 ミンスクから1時間でキエフのボリースピリ国際空港に到着 そしてついにバゲージクレームにてマイバックパックと再会!!
(o’д’)ノ☆゚*。Congratu★lations。*゚☆ヽ(‘д’o)
一時はどうなるかと思いましたがロストバゲージ騒動に遂に終止符を打つことができました 長かった~ 物が手元に戻った安堵で空港の記憶がまるで残ってません
空港から市内までは2018年10月に開通した特急電車を利用 キエフ旅客駅までは1人80UAH(約340円)
20:12 真新しいピカピカの車両で空港駅を出発
車窓から眺めるキエフの夕陽 キレイだなー 長い一日で疲れたヨ
本来なら午前中にはキエフに到着していたのに何というコトでしょう 無駄なお金と時間を費やして夜行列車時の到着予定より12時間遅れて20:50にキエフ旅客駅に到着しましたとさ
[php_everywhere]
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ベラルーシビザ無しは入国も出国も空路で!! ビザ情報はキチンと把握
- 鉄道切符は何が書いてあるか全く読めないが皆親切に教えてくれるので問題なし
- ベラルーシは街が綺麗、治安が良い、物価が安いと3拍子揃っていましたが不正選挙疑惑後は分かりません
- プチ軟禁も後になってみれば良い笑い話
- ミンスク~キエフのビジネスクラスはお金持ちでない限り乗る価値ナシ
- キエフの空港から市内はSkyBusと書かれたバスか特急電車でGO
- バックパックが手元に届いた頃はすっかり暖かく(暑く)、身軽が慣れた身には重かった
関連リンク集
- ベラルーシ観光局 ベラルーシ政府公認 日本向け観光サイト(日本語)
- Minsk Tourist ミンスク市公式観光サイト
- Minsktrans ミンスク市バスの公式サイト
- Belarusian Railways ベラルーシ鉄道の公式サイト
- Ukraine.ua ウクライナ政府公式サイトの観光ページ
- Travel to Ukraine ウクライナの観光サイト
- VisitUkraine.today ウクライナの観光サイト
- Kyiv City Travel キエフ公式観光サイト
- ボリースピリ国際空港 ボリースピリ国際空港の公式サイト
- Ukrzaliznytsia ウクライナの公共鉄道輸送の公式サイト