今回はブカレストからソフィア経由にてギリシャのテッサロニキまで移動話 ブカレスト~ソフィアへの行き方、ソフィア市内&バスターミナルの様子、ソフィア~テッサロニキの行き方まとめデス ソフィアの市内観光は半日もあれば十分かな??
(2019.08.03~2019.08.04現在)
ブカレストからソフィアへ(8/3)
ブカレストバスターミナル
ブカレストからブルガリアの首都ソフィアまではヨーロッパ大手長距離バスFLIX BUSを利用 バスターミナルはブカレストの西に位置するAutogara Militariより
バスターミナルは中心部から距離がありますが地下鉄M3ラインでアクセスできPacii駅から歩いてすぐなので問題なくアクセスできるかと思います
バスターミナルの様子 利用したFLIX BUSチケットは7/31にネット予約、料金は2人分で37.98€(1人約2,400円) すぐ近くにちょっとしたスーパーがあるのでお昼のパンを購入してスタンバイ ※ターミナルのトイレは有料で1回1LEI(26円)
10:00 ブカレストのバスターミナルを定刻出発
11:20~12:15 ブカレストを出発して1時間ちょっとで国境に到着しましたが、国境通過に約1時間ホドかかりました(混んでいたのか記憶がありません)
ブルガリアに入国後、少し走り12:45から30分ホドお昼休憩タイム(お昼は乗車前に購入したパン)
セルディカバスターミナル
17:15 ソフィアのバスターミナルに到着 ソフィアのバスターミナルは駅前に2つあり FLIX BUSが到着したのはソフィア駅に近いSofia Bus Station Serdika(セルディカバスターミナル)
セルディカバスターミナル(中央バスターミナル方面から撮影)の様子 新しい中央バスターミナルは道を挟んですぐアクセスできる位置関係
到着後バスターミナル脇に並ぶバス会社ブースで翌日のテッサロニキ行きのチケットを探しARDA TURバスというバス会社のチケットをゲット 料金は2人で80BGN(1人約2,500円)
どんなバスがあるか分からずバスターミナルで探すのは南米以来 なんだか新鮮な感じでした
ソフィアでの宿
Panorama Guesthouse
17:45 宿にチェックイン ソフィアでの宿泊先はバスターミナルから歩いて600mほど場所にあるPanorama Guesthouseというビル最上階のワンフロアーをホステル形式にした宿に宿泊 Booking.comを通じて予約、1泊137.8BGN(約2,300円)×1泊 ※現在Booking.comでは扱われていないようです
ビルのエレベーターはいつ止まってもおかしくないレベルの古いエレベーターでしたが最近リニューアルされたと思われる宿のフロアーはビルの古さに反比例して綺麗でした
客室はドミトリー、ツイン、ダブルと様々 バス・トイレ・キッチンは共同でしたが客室を含め快適に過ごすことができコスパ的に大満足の宿となりました
ソフィア街歩き
夕食に合わせて街へ
チェックイン後、中心地へ向かいます 歩き始めたもののどうにも街に活気がない・・・ ブルガリアの首都で100万以上の人口を抱える街なのにこの寂れた感 why?
聖ヨセフ大聖堂 ブルガリア最大のカトリック教会 真新しい教会だと思ったら2006年に再建されたものみたい
塔の高さは33mあり、備えられた鐘は電子操作という近代教会 入口にはヨハネ・パウロ二世の像がありました
聖ペトカ教会 セルディカ駅の近く半地下状態の小さな教会 13世紀に建てられたと考えられ、14世紀末オスマン帝国支配時に破壊され16世紀に再建された歴史ある教会
セルディカ遺跡 聖ペトカ教会の北にある地下鉄建設時に発見された遺跡で4世紀~6世紀頃の古代都市セルディカのものらしい… ここまで古いとあまり興味がなく退散・・・
その先に見えるのはバーニャバシ・ジャーミー モスク
女神ソフィア像 聖ネデリャ広場に立つ2000年に建てられたソフィアのシンボル像 かつてはレーニン像があったそうなので共産圏時代との決別記念碑
王冠までの高さは22m、ソフィア像は8mとかなりの力作 右手に花輪、左肩にフクロウ、頭には王冠があり、花輪=名声、フクロウ=知恵、王冠=権力を象徴しています
多分ここが中心かと思うのですがやっぱり100万人都市とは思えない雰囲気 18時を回っているからでしょうか?
街中風景 時間がないのでアレクサンドル・ネフスキー大聖堂を目指しますが観光客(人)が少なーい
因みにドームの下にもセルディカ遺跡がありました
王宮裏手の公園にあったシュールなオブジェ 東ドイツの車トラバント(東ドイツで製造され、共産主義諸国すべての国に輸出された車)をオマージュしたモニュメントだそうです
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂手前の公園にあったシュールな石像 どんよりした天気か活気のない街の雰囲気のせいか分かりませんがソフィアは今ひとつテンションが上がりません
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂に到着 1877年の露土戦争で戦死したロシア兵を讃るため、1904~1912年にかけてネオ・ビザンティン建築様式で建てられたブルガリア正教会の大聖堂
威風堂々とした姿は圧巻で世界最大級の正教会の聖堂というのも頷けます 円形広場の中心に建ち、どの角度からも教会の美しい姿が楽します
正面ファザード部 見る角度によって全然印象が違います 鐘楼の高さは50m 備えられた鐘は全部で12個で総重量は23トン 一番重い鐘は12トンだそうです
入場は無料だったのですが写真撮影は有料で10BGN ということで写真は撮っていません…
なので聖堂内はGoogleさんでぐーるぐるして下さい
大理石やメノウを用いた重厚な内装で壁には沢山の聖人画がビッシリと見応えのある内観でした
夕食はこれだというお店が無かったのでMaria Luisa通りに面したマックで食べましたがベオグラードのマック以上に不味く、世界各地で食べたマックの中でもWorst 本当にマックなの?と思う程 バンズも肉もポテトもダメダメ ドリンクですら調合がダメでした… そのくせ料金は一丁前で25.5BGN(1,550円) 失敗しました(||-д-)
遺跡の先にあったバーニャバシ・ジャーミー モスクを外見だけチラ見 オスマン帝国支配時代の16世紀半ばに建てられたモスク オスマン帝国支配時には70ものモスクがあったそうですが現存するソフィアのモスクはここだけだそうです 有名なイスタンブールのスレイマニエ・モスク(ブルーモスク)を建設した同じ建築家によるもの
街角で見かけた壁画 壁画以前に街が汚かったという印象のソフィア 傷みや古さはしょうがないですがゴミや落書き(壁画は別)は何とかして下さい
街を流れるヴラダヤ川 小川だね…
その川上に架かるライオン橋 橋の四隅の欄干に4頭のライオンが鎮座する一応観光スポットらしい… この辺りの建物が一番雰囲気があったかな?
Hadjidraganov’s Houses 帰るる途中、メチャメチャ良さげな郷土料理店がありました ガッデム・・・
不味いマックを食べてきちゃったよ・・・
店内の様子 by Google レビューも高いので誰かリベンジに出かけてみて下さい 公式サイトはこちら
ソフィアからテッサロニキへ(8/4)
8/4はブルガリアからギリシャのテッサロニキへの移動日 08:30にチェックアウトしてバスターミナルへ向かいます
駅前の地下通路 日曜日のせいか駅前というのに人がおらず昨日に引き続き寂しい雰囲気
長らく動いていないだろうエスカレーターに溜まったゴミ 観光客を呼び寄せるにはもう少し綺麗にしないと・・・ 活気がないという印象に終わったのは週末に訪れたからでしょうか? あまり良い印象が残らない街となってしまいました
ソフィア中央駅 駅舎は比較的新しい雰囲気ですがやっぱり落書きが… そして地下道エリアは臭いデス 目につく浮浪者は居ませんでしたがだいぶ昔の新宿地下通路のような匂い
せっかくなので駅舎内も見学 駅舎内は綺麗でしたが週末の為かガランとしており駅も活気がない
中央バスターミナル
テッサロニキ行きのバスは到着したバスターミナルとは別の中央バスターミナルから出発 場所は道を挟んだ隣になるのでアクセスはセルディカバスターミナルと変わらず
目と鼻の先にあるのでバスターミナル間の移動も数分ですが乗り場を間違えていると乗り遅れてしまうので出発バスターミナルはしっかり確認のコト
2004年開業の中央バスターミナル チケット売り場、待合所、売店、飲食店が集約された総合バスターミナル
1Fにチケットブースが並び、コンビニもあります 2階はちょっとしたフードコートがあり飲食にも困りません バスターミナル内は駅よりも人が沢山いてソフィアで一番賑やかな場所でした(笑)
因みにセルディカバスターミナル近くにスーパー(Billa)がありパンやドリンクはスーパーで購入した方が安いです (朝食・昼分を購入しました)
バスターミナル内は24時間対応の荷物預け所あり 預け料は小が2BGN 大が3BGN
トイレは有料で1回0.5BGN 両替所もありますがバスターミナルの両替はレートが幾分悪いので注意
乗り場の様子 敷地が広いので勘違いしてセルディカバスターミナルで待っていたら確実に乗り遅れます…
10:00 ARDA TURバスにてソフィアを後にしてギリシャ東部の港町、テッサロニスへ向けて出発
13:00~13:15 ブルガリア~ギリシャ国境通過 ルーマニア~ブルガリア間の国境と違いこちらは15分ほどで全て完了 (国境手前で15分程の昼休憩あり12:05~12:20)
テッサロニキ
到着場所
14:45 ソフィアからのバスが到着した場所はテッサロニキ駅前のStation Monastiriouと言う場所 テッサロニキには街の西にマケドニアバスターミナルという大きな総合バスターミナルがありますがARDA TURバスはこちらに到着しました
利用バス会社によって到着場所が異なるかも知れないので事前に確認して下さい
Station Monastiriou バスが停まってる辺りが一応バスターミナル 大通りを挟んだ反対側がテッサロニキ駅です
ギリシャに到着し標高も海抜レベルとなり爽やかだったソフィアの気候から一転、ギラギラした太陽が暑い真夏の陽気になっていました
マケドニアバスターミナル
国際線を含め多くのバスが発着する総合バスターミナルは街の西にあるマケドニアバスターミナル テッサロニキのバスターミナルと言えば普通はこちらを指します
市内からアクセスする場合は空港行のバス、02番、12番を利用すればOK
テッサロニキの宿 Argo Hotel
テッサロニキの宿は駅前の大通りを街中へ900mホド進んだArgo Hotelという宿に宿泊
バスターミナル、駅のアクセスが良く、料金が安かったという理由だけで選んだ宿 Booking.comで予約し1泊30.5€×1泊
ルーマニアやブルガリアに比べると物価が上がったので宿代は高く感じられましたが内容は値段相応かな? 暑かったので冷房がガンガン効くだけでありがたかったです
駅でチケット購入
ホテルチェックイン後、身軽になった所で再び駅へ戻り列車チケットの手配
手配した切符は8/6分のカランバカ~アテテ間の切符 カランバカは世界遺産のメテオラ修道院が有名な観光地のベースタウン
個人移動が面倒だったのでカランバカへのアクセスはテッサロニキ発着のメテオラ日帰り現地ツアーを利用 テッサロニキに戻る1日ツアーですがツアー終了後テッサロニキで解散という手で移動します
テッサロニキの街中風景 日曜日だったので車も人も少な目 観光気分ではなかったのでウロウロせずに静養デーにしました なのでテッサロニキの観光はナシ アチコチ工事中(地下鉄?)であまり印象が良くなかったのも原因
夕食は大通り沿いのVARDARISというお店で食べました ケバブ屋さんのようなお肉メインの店で12€ぐらい 暑さのせいか記憶があまりありません…
大通り沿いは地下鉄の工事中だったので開通すればバスターミナルや空港へのアクセスが良くなるハズ
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ブカレスト~ソフィア移動のバスは鉄板のFLIX BUSでイイと思います
- ソフィアのバスターミナルは駅前に2ヶ所あるので注意(隣同士だけどね)
- ソフィアの観光目玉はアレクサンドル・ネフスキー大聖堂 あとはドングリの背比べ
- アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 見学は無料だがカメラ撮影は有料 10BGN
- セルディカ駅近くのマックは激マズ 食事はHadjidraganov’s Houses がお勧め
- テッサロニキのバスターミナルはマケドニアバスターミナル ソフィアからのバスは駅前に到着するカモ
- ソフィアもテッサロニキも観光地としてはまだまだこれから ソフィアはもっと頑張りが必要かな?
- テッサロニキの地名は咄嗟に出てこない テスタロッサはスーパーカー
関連リンク集
- Metrorex.ro ブカレスト地下鉄の公式サイト
- STB ブカレストバス・トラムの公式サイト 料金
- Flix Bus ヨーロッパ大手の長距離バス会社FlixBus公式サイト
- ソフィア中央バスターミナル 2004年に開業した中央バスターミナル公式サイト
- Bulgaria Travel ブルガリア政府観光局公式サイト
- Visit Sofia ソフィア市公式観光サイト
- ARDA TURバス ソフィア~テッサロニキで利用したバス会社の公式サイト
- Hadjidraganov’s Houses 人気ブルガリア料理店Hadjidraganov’s Housesサイト
- Visit Greece ギリシャ政府観光局公式サイト
- Thessaloniki Travel テッサロニキ市公式観光サイト
- テッサロニキ交通局 テッサロニキの路線バス情報等
- マケドニアバスターミナル テッサロニキの総合バスターミナル公式サイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト