テッサロニキから次に向かう目的地は断崖絶壁の岩山の上に建つ修道院群で知らる絶景地メテオラ 個人移動はモチロン可能ですが移動が面倒臭そうという理由から現地ツアーを利用しました 今回はテッサロニキ発メテオラ日帰りツアーによるメテオラ観光のお話デス
(2019.08.05現在)
テッサロニキからメテオラツアー
ツアーを選んだ理由
テッサロニキからメテオラまではモチロン長距離バスを利用して行くことが可能ですが下記の理由から今回は手っ取り早くツアー利用してしまいました
- マケドニアバスターミナルに行くのが面倒(中心地から距離がある)
- メテオラのベースとなるカランバカ方面に行くバスは運行本数が少ない
- バスは直行でなく乗り換える必要がある ※現在はKTELバスで直行バスあり
- メテオラまでは230kmだが何だかんだ時間が掛かる(到着が夕方になるかも)
申込み先・料金・内容
申込み先はAmmon Express というツアー会社でテッサロニキ発着のツアーの他、アテネ発着のツアーを主催するテッサロニキ拠点の旅行会社
申し込んだツアーはテッサロニキ発着のメテオラ日帰りツアーで参加料金は1人 55€(約6,500円)
ツアーに含まれるモノ
- メテオラの往復送迎 (ツアー時間は11時間 内6時間は移動時間)
- 英語を話すアテンダント
- 移動中の基本的な旅行保険
ツアーに含まれないモノ
- 修道院ごとの入場料 (3€は個人払い)
- 修道院内でのガイド
- 往復時休憩時の飲食、昼食タイムの食事代
スケジュール
- ピックアップ 08:00~8:30の間で市内5ヶ所からピックアップ(ホテルピックアップではない)
- 出発8:30 片道3時間 途中20分の休憩アリ
- 12:30頃にメテオラ着 曜日により見学可能な6つの修道院うちの2つの修道院を見学
- 見学後カランバカのレストランで昼食(食事代は自腹) ←ここで離脱
- 15:30頃現地発 途中20分の休憩を取りテッサロニキ着19:00頃
メテオラ ツアー見学の様子(8/5)
テッサロニキ~メテオラ
08:20 市内5つあるピックアップ場所の1つカプシスホテルにて乗車 最終ピックアップ場所は08:35に出発
バスは大型バスでほぼ満席でした 各ピックアップ場所の乗車はスムーズで予定時間に市内を出発したものの途中バスのトラブルで1時間ほどタイムロス 11:15~11:45にトイレ&コーヒー休憩 メテオラ到着は13:00頃となりました
13:00頃 ビューポイントの1つにてバスから降りてメテオラの景色を眺めます
本当に岩山の上に建物がある!! しかもそれぞれがかなり立派な建物
ギリシャ語の「メテオラ」は宙に浮いたという意味があるそうですが正に天空の修道院 写真に映る修道院は左から(一番手前)からルサヌ修道院、その後方 聖ニコラオス修道院、一番高い メガロ メテオロン修道院、右側 ヴァルラアム修道院
ルサヌ修道院
一番最初の見学先ルサヌ修道院へ 展望台のある上段の道路から山の中の小道を歩いて修道院を目指します
厳しい場所に建てられいるので到着するには上段の道路からこの山道を下るか、修道院の下300mにある下段の道路から階段を上がって到達します (見学後は下段の道路まで降りてバスに乗車)
道中から見たヴァルラアム修道院 複雑な地形からなるメテオラ 見る場所、角度によって見方が全く変わります 下から見上げるとどうやってあの崖上に建てたの? と本当に関心するばかり
13:30 10分も掛からず入口まで到着 門の先にある階段とその先の橋ができるまでは断崖絶壁で簡単にはアクセスできませんでした ツアーガイドはここまで 入場料は料金に含まれておらず個人払いとなります
入館料: 3€ 毎週水曜日休み 営業時間について詳しくはこちら
ルサヌ修道院は1527~1529年にかけてイオアニナの修道僧 イオアサフとマクシモスによって建てられ現在は女子修道院として運営されています
残念ながら礼拝堂内は撮影禁止
垂直な壁にはかつての重要なアクセス道具だったであろう縄梯子が残されていました
ルサヌ修道院から望むヴァルラアム修道院 最大の修道院 メガロ メテオロン修道院は左手岩山の奥手にありここからは見えず
ルサヌ修道院での自由時間は30分、次はヴァルラアム修道院へ行くようです
ヴァルラアム修道院
14:20 2番目の見学先 ヴァルラアム修道院 バスを降りて修道院の下に来て初めて分かるその立地 その昔は階段なんて無かっただろうに…
更に一段上に見えるはメガロ メテオロン修道院(未見学) やっぱり断崖の上だw
メガロ メテオロン修道院はメテオラの中で最も古くて最も大きい修道院 “救世主の変容”を意味する「メタモルフォシス」とも呼ばれています
セルビア皇帝シメオン・ウロシュがこの修道院に惜しみない寄付を与えた為、すべての修道院の中で最も豊かで最も強力になったそうです
入館料: 3€ 毎週火曜日休み 営業時間について詳しくはこちら
ツアー参加の見学は6つある修道院の内2つだけなのでコレが最後 写真や文章で伝えるのが難しいですがここも到達まで一癖ありました
どうやってアクセスするかは困った時のGoogleさんで!!
岩山にへばりつく道や橋ができるまで簡単に到達できない断崖絶壁の上に建つ様子が分かります 建設困難な場所に建てることが修行の一環だったのでしょうが実際に訪れてみるとその凄さが理解できます
敷地内に到着 敷地内に入ると別世界、とても断崖絶壁の上とは思えません
この修道院は14世紀頃、岩の上に最初の教会を建てた禁欲的な僧侶ヴァルラアムに因んで名付けらています ヴァルラアムの死後教会は200年間放棄されていましたが1517年にイオアニナの2人僧侶 セオファニスとネクタリオスによって再建されたものだそうです
入館料: 3€ 毎週金曜日休み(冬季は木・金休み) 営業時間について詳しくはこちら
初期の修道院は建設開始から僅か1ヶ月足らずで完成したそうですが ロープやかごを使って全ての材料を上に運ぶのに20年を費やしたそうです 生涯をかけての修行ですね・・・
礼拝堂内の様子 豪華春蘭とは行きませんが場所を考えたら立派 修道院内は撮影が可能な場所が限られているので注意
天空の修道院 メテオラの修道院の存在は随分前から認識していましたがこれほど立派な建物が孤立した岩山の上に建てられているとは思ってもみませんでした
実祭に建っている地形や場所の空気感は訪れてみて初めて分かるものですね
ツアーの感想
15:10 カランバカの街中のレストランElias Gardenで昼食 食事はツアー代に含まれていないので食事はパスしてここでツアー離脱 トランクからバックパックを出してもらい 歩いて宿泊先まで向かいました
昼食は1時間位掛かりそうなのでカランバカ発は16時頃、テッサロニキ着は20時近くになりそうでした
個人でテッサロニキ~メテオラの日帰りは現実的に難しいと思いますのでカランバカに滞在せずメテオラを楽しいたいという方にはお勧めのツアー
訪れる修道院は選べませんがメテオラは断崖絶壁の岩山の上に建つという特異なロケーションが一番の魅力なのでメテオラという独特な雰囲気は十分楽しめるかと思います
復路キャンセルで料金が安くなった訳ではないですが移動は楽チン快適でした
麓からの見上げるメテオラの奇岩 久しぶりに大自然系の風景で癒されました
メテオラの標高は500mホドですが夏の陽射しで暑かったのでクーラーが効いたバスで移動できたことは個人的にはとても助かりました (;^_^A アセアセ
カランバカの宿泊先
バス停近くのAirbnbにて
カランバカの宿泊先は街の中心部 ビジターセンターから歩いて直ぐのAirbnbに宿泊 アパート1戸を自由に使える投資型の物件で1泊3,599円×1泊 ギリシャ&有名観光地というコトで物件内容から考えればお値打ちで当たり物件だったと思います
キッチン・ダイニングはとても広くて清潔綺麗と最高でした(各部屋もモチロン綺麗) 難を言えればクーラーが無かったぐらい?(扇風機はアリ) 夜は窓を開けても暑くちょっと寝付きにくかったデス
カランバカのAirbnb 暑い時期でなければパーフェクトな良物件でした
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- テッサロニキからメテオラの日帰り観光するならツアー利用一択
- メテオラで見学できる修道院は6つ 休館日はそれぞれ異なるので注意
- 全ての修道院が見学できるのは週末の土曜・日曜 (週末なので混雑しますが…)
- 拝観料は各修道院 1人3€ (2019現在) 撮影禁止の所もあるので注意
- 夏のカランバカは山の上でも暑い!!
- 全ての修道院を見るならカランバカで最低1泊は必要
- テッサロニキ同様カランバカの地名も咄嗟に出てこない・・・
関連リンク集
- Visit Greece ギリシャ政府観光局公式サイト
- info Tourist カランバカ公式観光情報サイト(日本語)
- Visit Meteora 現地カランバカでメテオラツアーを扱う旅行会社のWebサイト
- Ammon Express テッサロニキからメテオラツアーを催行する会社のWebサイト
- ルサヌ修道院 ルサヌ修道院の公式サイト
- TrainOSE ギリシャ国鉄公式サイト
- Chicken Time カランバカにあるファーストフード店Chicken TimeのWebサイト
- omio.jp ヨーロッパ各地の鉄道・バス・航空券の最安値検索サイト