世界遺産登録地にしてメキシコ国内唯一の要塞都市カンペチェ 海賊からの攻撃から守る為に造られた外周2.5kmの防壁に囲まれた旧市街地はパステルカラーの家並みが青空に映える素敵な(暑い)街でした!
暑かったこともあり実質半日程度の散策しかしていませんが街の様子をまとめてみました 内容が薄いのでテキトーに流して下さい…
(2019.03.17現在)
メキシコ唯一の要塞都市
カンペチェ観光
到着翌朝(3/17)は遅めの起床で9時半くらいから軽~く旧市街を見て回りました(暑いので近くのサンミゲル要塞やサンホセ要塞には行ってません…)
肝心の水は朝になっても断水状態だったので夜行バスに合わせた出発時間まで部屋を使わせてもらうことで少しだけ許してあげることにしました^^
サンファン砦 ホテルを出発してサンファン砦からスタート
海賊の襲撃に対する城塞都市カンペチェ その外周2.5kmの防壁のうち約1km程が現在でも残っています
防壁の外側と内側 周囲をぐるっと防壁で囲まれた街の出入り口として東西南北にそれぞれ4つの門が設けられていました 生活の殆どが城壁内で完結していたなんて今の生活からは考えられないですね
陸門 当時のオリジナル建築だそうです 城門は全部で4つあり、他は海門・グアダルーペ門・サンロマン門となり、残っているのは陸門、海門の2ヶ所
陸門内にはちょっとした展示コーナーがあります 地図を見ると防壁で囲まれていた当時のカンペチェの様子がよく分かります
八角形の形をした防壁のそれぞれの角に砦が置かれ、陸側・海側の一番長い防壁の中央部に大きな砦(ラソレダー砦、サンフランシスコ砦)が設けられていました
カンペチェ市場 陸門からサンフランシスコ砦を経て東に進み大きな道路を渡ったところにある巨大な市場 市場見学はお金が掛からないのでバックパッカーにとってお手軽・お約束の見学先デス
海に面しているの魚介類も豊富にありました チキンは鳴り物オモチャのような恰好で販売中 かなり広い市場で飯処も完備です(暑かったのでクーラーが効く近くのOXXOでフローズンドリンクをキメて頭をキンキンさせてました)
サンペドロ砦から再び要塞内に戻ってのサンファン教会 ちょっと暑すぎて記憶が薄いです…
北上し海まで出てマレコン(海岸通り)へ 海岸線に整備された遊歩道は海風が幾分気持ち良いものの信州人にはちょっと辛い暑さ・・・
立派な銅像はペドロ・サンツ・デ・バランダ・イ・ボレイロ像 元々はスペイン海軍の軍人でしたがその後、メキシコ独立戦争に参加、メキシコ海軍の創設者としてリスペクトされているそうな ユカタン州知事を務めたり、繊維工場を設立したりした英雄的人物だったと後から知りました
海岸通りにあるカンペチェ文字看板が設置された格好の記念撮影ポイント この手の看板はメキシコが発祥の地なのでしょうか? ないところがありません
マヤ天使塔 高さ20mの角柱状の塔の上に翼を広げた7mの天使像がカンペチェを見下ろすように置かれています 翼は文明の偉大さを意味し、腕に抱く子は異人種間混交、伝統の統合を表しているそうです
建物に描かれた巨大な壁画アート 一番良かったかもしれない・・・
海門 こちらはオリジナルではなくて修復されたもの その名の通り海からアクセスする際に用いられた入口で当時は門の外が直ぐ海でした 防壁内から見るとこの海門の先に天使塔の天使像が見えます
ラソレダー砦/マヤ建築博物館 ラソレダー砦を利用したマヤ考古学博物館 入場料1人45ペソ(約270円) 営業8:00~17:00(月曜休み) パレンケ遺跡で満足してしまっていたので立ち寄らず・・・
エルパラシオ博物館 ソカロの北にある白いアーチ柱が並ぶ黄色の建物内にある博物館(図書館も併設) こちらは入場無料 営業10:00~19:00(月曜休み)
スペイン植民地時代の衣料・生活調度品、船舶模型が展示されていました 当時の洋服は女子受け・船舶模型は男子受けデス
エルパラシオ博物館から眺めたソカロ カンペチェ要塞内の建物は殆どが平屋か2階立てなので空が広く感じます
ソサンロケ・サンフランシスキート教会 外周2.5kmの防壁に囲まれた要塞内にある教会の1つ 教会は5つぐらいありました
碁盤目状の道にパステルカラーの家が整然と並び、青空の下によく映えて素敵な街なのですが暑さでちょっとバテバテ シャワーを浴びれなかったこともあり汗で体はベタベタ 水が復旧したことを願いつつ早めにホテルへ帰還
そんなカンペチェ 要塞内は案外空き家が多かったです 道が細く駐車場も少ない、世界遺産ということで制約もあり人が暮らすには今となってはちょっと不便ということでしょうか? 空き家を見ちゃうと魔法が解けてしまうので対策が必要かと思いました
水道その後
カンペチェの街自体は悪く無かったのですが私たちにはちょっと暑すぎました… 前日シャワーを浴れなかったこともあり汗のベタベタ感は不快度MAXに お昼を食べ2時頃にはホテルへ戻りました
いい加減水道は直っているハズ…
ホテルに戻り宿六に訪ねたところ
やっと部品が揃って今直しているところ 夕方には大丈夫♪ とまたして悪気のない笑顔で言われました
汗のベタベタ感を何とかしたく、近くの売店で10リットルの巨大な水ボトルを35ペソ(約210円)を買ってきてちびちびと体を洗いました
カンペチェ 行水が精一杯でした・・・ (それでもサッパリしたー)
涼しくなる夕方を待って夕方にラストカンペチェ ソカロ方面へ夕食を取りに出かけました
この日は鉄人レースが行われていたらしく、海門近くに設けられたゴールを目指し、最後の走りを終えようとする選手たちが次から次へとソカロ脇を駆け抜けていました
しばし、鉄人達を応援した後、夕食を食べ21時頃ホテルへ戻りました
カリブ海めざしプラヤ・デル・カルメンへ
ホテルチェックアウト
ホテルに戻ると宿六は消えていて、代わりに宿六奥さんが登場して教えてくれました
ポンプが直ったので水道はもう大丈夫 と
マジで!? これからチェックアウトするんですが…
結局ここで水道が使えたのはホテルを発つ前のトイレ利用だけでした
夜行バスは23時でしたが年寄りの早め行動で21:30にチェックアウト
宿六奥さん:「ありがとうございました ところでお客さん ルームキーは?」
宿六奥さん: 「あらヤダ ホント ここにあるわ」
キョーレツな宿でしたが夫婦そろって憎めないキャラだったので不思議と怒る気にはなれませんでした・・・
プラヤデルカルメンへ
プラヤ・デル・カルメンへはADOバスの10:50発の夜行バスを利用 料金は1人562ペソ(約3260円)
タクシーを呼んでもらいバスターミナルへ タクシー代40ペソ(約340円)を支払いカンペチェ滞在終わり
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次はもっと上手に旅します
- 近隣遺跡観光に出かけなれば周辺の砦含め1泊2日で十分
- カンペチェ 世界遺産の街より変なホテルの思い出が強かった
- 10リットルの水があれば何とか2人分の汗を流すことは可能!!
- 半世紀も生きていれば多少のことは許せる
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- AOD メキシコ大手バス会社AOD公式サイト
- turismocampeche.com カンペチェ市公式観光サイト
- campeche.travel カンペチェツーリストガイド