今回は、アーチーズ国立公園を訪れる前にレンタカーのチェックをするため、急きょ立ち寄ることになったコロラド国定公園&グランドジャンクション滞在の様子をまとめてみました。
日本ではあまりメジャーな観光先として知られておらず、ネット情報が少ないので興味のある方の参考になれば幸いです。
(2019.05.15~2019.05.17現在)
コロラド国定公園へ(5/15)
キャニオンランズ国立公園を訪れた後にアーチーズを予定していましたが、予定を変更してコロラド国定公園に行くことにしました。
コロラド遠征の目的は国定公園ではなく、グランドジャンクション空港のHertzに行くこと。 実は、数日前からレンタカーのインパネに警告灯(点検灯)が点灯しはじめたので、一度チェックしてもらおうと思ったためです。(借り出しから1ヶ月 約5,000km走っており、残りまだ1ヶ月借りる予定)
空港に近く、なおかつ予約できたキャンプ場がコロラド国定公園のサドルホーン・キャンプ場だったため、こちらへ向かうことにしました。
アクセスマップ
デビルズ・キャニオン・キャンプ場からコロラド国定公園までは約280km。 時間にして3時間程のドライブとなり、アーチーズ国立公園がちょうど真ん中ぐらいになる距離。
向かう途中、モアブの北を流れるコロラド沿いのキャンプサイトに立ち寄り、その後のアーチーズの寝床確保の下見をした後、コロラド州入りします。(アーチーズ国立公園内のキャンプ場が取れなかったのでコロラド川沿いの先着順サイトで泊まる作戦)
ということでテントを撤収して9:00頃にデビルズキャニオン・キャンプ場を出発。
10:30 コロラド川沿いのキャンプ場チェック。 キャンプサイトは国立公園に近いほど人気が高く、入園ゲートに近い川沿いのキャンプ場は激戦地。 キャンプ場は川沿いに数か所点在しますが、かなり奥まで確認しましたが、どのサイトも空きがありません。 確保するには、チェックアウトのタイミングで入れ替わるように確保しないと難しいことが発覚。
10時半では遅く、9時過ぎには訪れるべきとシュミュレーションした後、モアブを後にしUS-191号線→I-70号線でコロラド州を目指します。
12:00 I-70号線をFruitaの町で降り、公園のシーニック道路となるリム・ロック・ドライブ(Rim Rock Drive)に突入。
コロラド川が流れる標高約1,350m地点から、約400mの標高差を一気に駆け上がり、コロラド高原の上に登ります。 ちなみに、この道路は国際的なサイクルレースの舞台にもなった道路で、ロードサイクリストにはとても有名な道路らしいです。
駆け上がる途中にデザート・ビッグホーン・シープの親子に遭遇。 鹿はよく見ましたが、この種の野生動物は初めて見ました。 いかにもロッキーマウンテンという感じ。
サドルホーン・キャンプ場
12:20 本日の野営地、サドルホーン・キャンプ場に到着。 サイト料金は1泊22ドル×2泊。 事前に予約をしていたのでBループのNo.27にチェックイン。 ※キャンプ場の写真は撮ってませんでした。 テントを設営して少し遅めの昼食を取り、一休みしてからビジターセンターへ。
キャンプ場は平日にも関わらず半分以上が予約されており、(茶色い紙は当日セルフチェックインOKのサイト)夕方には当日チェックイン組のキャンパーで全部埋まってしまいました。
それにしても、Reservation.govで予約できるサイトはどこも人気。 それだけ安心して利用できるということでしょうか?
セルフチェックインの方法は基本一緒ですが、写真のように自分で半券をボードに入れるタイプでした。(もう一つの半券はサイト前の杭にクリップで止める)
キャンプサイト情報
- キャンプサイト: 79サイト Aループのみ通年OPEN その他は冬季閉鎖
- サイト料:22ドル
- 予約:Recreation.gov にて(3月下旬~10月下旬) 空いていれば当日セルフチェックインも可能
- 設備:ピクニックテーブル、ファイヤーピット
- トイレ:水洗
- シャワー:無し (町の民間施設シャワーを利用)
- その他:Cループは予約不可、当日先着順
- 園内マップはこちら にて 予約サイト
このキャンプ場、特に特徴があるわけではありませんでしたが、キャンプ場全体のほのぼのとした雰囲気が妙に良かったです。
ビジターセンター
コロラド国定公園はコロラド州の北西 グランドジャンクション市から車で20分程でアクセスできる国定公園。
グランドサークルに点在する国立公園・国定公園と同じコロラド高原の地質によって生み出された、峡谷とメサのダイナミックな景観が楽しめる景勝地です。
公園入園料は車一台25ドル (7日間有効) 国が定めたエリアなので国立公園年間パスの利用も可。
キャンプ場のすぐ近くにあるビジターセンター。 営業時間: 09:00~16:30(季節に応じて延長あり) Fruitaからアクセスする際、麓の料金所が無人の場合はこちらで入園料を支払います。
ビジターセンター内の様子 インフォメーションデスク、ショップ、展示コーナーがあります。
キャンプ場周辺
キャンプ場(Cループの端)近くにあるBook Cliffs Viewの景色。 写真右側の山手の薄茶色の層となっている箇所がリムロック・ドライブ。
グランドジャンクション市方面を望みます キャンプ場からの標高差は350m程です。
Book Cliffs Viewの先っちょにあるWindow Rockと、緑の絨毯が広がるMonument Canyon。
15:30 キャンプ場周りをサラッと見た後は麓のFruitaの町へ降りてスーパーで氷など7.42ドル分の買い物をし、20ドル分給油して戻り、夕方以降はキャンプ場でゆっくりして初日はお終い。
コロラド国定公園ドライブ観光(5/16)
翌日5/16は公園内の断崖の際を走るおよそ37kmのリムロック・ドライブを見晴らしスポットに立ち寄り観光し、その後グランドジャンクションのHertzで車チェックという流れ。
リムロック・ドライブ
リムロック・ドライブは コロラド国定公園の標高1,750m前後の断崖の縁に沿って走る全長約37kmの観光ルート。 サドルホーン・キャンプ場から走る場合、Monument Canyon(モニュメント峡谷)、Ute Canyon(ユート峡谷)など、次々とダイナミックな景観が現れます。
見学の様子
Independence Monument View その名の通り、谷の中で独立(孤立?)してしまったIndependence Monumentを望むビュースポット。 左の崖上にはコロラド国定公園の設立の立役者となったJohn Otto(ジョン・オットー)の名を冠したOtto’s Trailがあります。 ちなみに、この峡谷はWedding Canyon(ウエディング峡谷)という名前がついています。 何故にウエディングなの?
続いてのビューポイントGrand View。 Grandが雄大な景色を意味するのか、グランドジャンクション方面を意味するのか、定かではありませんが、開けた眺望が楽しめます。
展望スポットから眺めるWindow Rock(キャンプ場 Cループの突端)とIndependence Monument
Independence Monumentは幅があるため、見る角度によっては違う物に見えます。 ロッククライミングの名コースらしいです。
別方向 Kissing Coupleとロマンチックな名前が付けられた岩。 キス文化がない日本人にはタダの岩にしか見えません。
その岩の右奥方向がMonument Canyonとなります。 公園内の谷は数百万年かけて削られた地形で、グランドサークルの他の峡谷同様に雄大な時間の流れを感じます。
地殻変動で押し上げられたコロラド高原の上部を走るリムロック・ドライブ。 一度上がり切ってしまえば、曲がりくねっているものの、アップダウンはなし。
道路の様子 この辺りで標高は1,770mほど。 公園内シーニック道路なので交通量は多くありませんが、サイクリストが走行しているので運転には注意が必要。
崖上を走るリムロック・ドライブとMonument Canyon。崖の際によくこれだけの道を作ったものです。
Coke Ovens Overlook。 横方向の谷がMonument Canyon。 もっと上空から俯瞰して見れるとよく分かるのでしょうが谷の迷路です。
こちらの岩々がCoke Ovens。 コークス・オーブンとは石炭をコークスにする際に使われるレンガで造られたオーブンのことで、岩がその形に似ていることから名付けられました。 Kissing Coupleの名付け方より納得。
捻じれん棒将軍? ねじり加減がイマイチ足りないようですが、かなりの年代モノ。
Fallen Rock Overlook Ute Canyon(ユート峡谷)の上流部にあるビュースポット。 崖面から崩れて落ちてしまった巨大な岩塊を望むポイント。
固い岩盤の下の層が侵食されることによって自重の重さでずり落ちてしまった とのコト。 右方向にUte Canyonが展開します。
Ute Canyon Viewから狭谷の上流部を望みます。 谷の底部の浸食は今なお続いているそうです。
Ute Canyon下流方向。 水が流れている様子は見られませんでしたが、雨が降った際には川になるであろう川沿いに新緑の緑が映えていました。
Cold Shivers Point Overlook。 最後となるColumbus Canyon(コロンバス峡谷)を望むポイント 、Cold Shivers(震え上がらせる)というスポット名の通り、断崖の際までアクセスできます。
道路沿いにはトレッキングコースが整備されていますが、これにてコロラド国定公園のドライブ見物は終了。
全くノーマークの場所、シンプルなドライブコースでしたが期待以上の絶景地(晴れていればもっと良かった)
メインディッシュとはいきませんが、近くに訪れた際は立ち寄って損はないと思います。
グランドジャンクションにて(5/16)
リムロック・ドライブでの公園見物を終えた後はコロラド州までやって来た本来の目的を果たすべくグランドジャンクション空港のHertzレンタカー窓口へ。
Hertzレンタカー
グランドジャンクション空港 モアブの町にもHertzレンタカーはあったかもしれませんが、名前を借りただけの代理店の可能性もあったので、正規であろう空港の窓口を訪れることにしました。
借り出してからの走行距離が5,000kmを超え、メンテナンス系アラート(オイル交換?)なので無視しても良かったのですがまだ残り1ヶ月あるのでチェックがてら見てもらった方が安心というコトでコロラドくんだりまでやって来たというワケ。
カウンターで警告ランプが点いたので見て欲しいとお願いしたところ、メンテ系の人が現れ対応してくれました。
対応してくれた内容は、 コマンドモードで警告灯ランプを消して ハイ 終了~
やはり警告はエンジンオイル交換タイミングのお知らせでしたが、このまま乗り続けてもヘーキとのコトでした。
結果、無駄足になりましたが警告灯は消えたし、一度見てもらったので気は済みました。
久しぶりのシャワータイム♪
グランドジャンクションに来たもう一つの目的はシャワー。 なんとページを出発してから4日間シャワーを浴びていなかったので5日ぶり。 嬉しくないハズがありません。
やって来たのはビジターセンターで教えてもらったキャンパーでも利用できるFruita Community Center。
センター内には図書館、運動場、ジム、プールと何でもゴザレ。 まさに市民のための施設。
受付でシャワーを使いたい旨を伝え、シャワー料金 1人4ドル 計8ドルお支払。
更衣室ロッカー なかなか綺麗。 何だか学園モノのドラマのワンシーンみたい♪ フツーの観光では絶対訪れないだろう場所に訪れることは面白い体験。
トイレ& シャワー室 運よく誰も利用者が居らず、時間も気にすることく、存分に浴びることができました!!
他にもガソリンスタンドで長距離ドライバー用のシャワー室が利用できるところも紹介されましたが、そちらは1人12ドルと高額で却下。(プライオリティラウンジにあるシャワー室みたいな感じ) 日本ならちょっとしたスーパー銭湯に入れてしまう額です。
次はもっと上手に旅します
超まとめ
- コロラド国定公園は37kmの観光ドライブで気軽に絶景が楽しめる公園
- ドライブは2時間もあれば回れるので移動途中の立ち寄り先としてお勧め
- 国立公園年間パスが無ければ25ドルの入園料はちょっと高いかも
- サドルホーンキャンプ場宿泊時のシャワーはFruita Community Centerで決まり
- コミュニティセンターのシャワー体験は旅行者には新鮮な体験かも(案外使える)
- アメリカンドライブ 2日間の走行距離:約385km 累計走行距離:約5,827km
関連リンク集
- Go USA.jp アメリカの公式トラベルサイト
- Colorado.com コロラド州政府公式観光サイト
- コロラド国定公園 コロラド国定公園公式サイト
- サドルホーンキャンプ場 Recreation.gov内キャンプ場予約サイト
- Fruita Community Center Fruita市のコミュニティ施設 シャワー利用可能
- Love’s Travel Stop シャワーが使えるガソリンスタンド(12ドルと高い)
ここが変わったよ 2026年考察
アメリカ西部で長期キャンプ旅をしていると、日本人旅行者が意外と知らない「シャワー難民救済施設」がいくつかあります。
1. レクリエーションセンター(コミュニティセンター)
ブログに登場するFruita Community Centerのような市営施設。
- シャワーが清潔
- 更衣室あり
- Wi-Fiあり
- 電源あり
- 冬でも暖かい
- 地元住民の生活が見られる
有名どころは、Fruita Community Center、Moab Recreation and Aquatic Center、Page Recreation Center などで、料金は 5~15USD 程度。
2.トラックストップ
長距離ドライブ勢の定番。
特徴は24時間営業、シャワー個室、タオル付きが多い、ランドリー併設 料金は15~20USD前後。 大型トラック運転手向けなので、設備は意外と大型で立派。
3. RVパークの日帰り利用
キャンプ宿泊しなくても「Shower Only」を認めているRVパークがあります。
例としてWahweap Campground、Watchman Campground、周辺民営RVパークなど。 料金5~15USD程度
4. 市営プール(穴場で上級者向け)
特にユタ州、コロラド州、ワイオミング州あたりは小さな町にも市営プールがあり、プールを利用せずシャワーだけ使用して帰る人もいます。 利用料は3~8USD程度
5. 西部旅で覚えておくと便利な町
シャワー補給基地として優秀なのは
- Moab
- Page
- Kanab
- St. George
- Flagstaff
- Grand Junction
この辺りはアウトドア客向けの施設が多く、シャワーを確保しやすい町として知られています。
※営業時間や料金、シャワーのみの利用条件は変わることがあるので、現地到着前に確認してください








































