マカオ世界遺産の効率の良い回り方Part2 セナド広場から聖ポール天主堂跡方面について考察してみました。
マカオを代表する人気スポットの聖ポール天主堂跡までは世界遺産が密集しており、観光客で溢れかえるハイライト的なエリア。
お土産屋さんや飲食店も沢山立ち並ぶエリアなのでお昼や買い物を楽しみつつカーサ庭園まで歩いて巡り、最後はバスでギア要塞まで行くマカオ世界遺産巡りコース後半編です。
1日で全ての世界遺産制覇できる?
8時間滞在で30ヶ所回れるか?
私たちのマカオ滞在は6時間未満(9:30~15:00)の短い日程でしたが約半分のポイントを見ることが出来ました。
全ての世界遺産を日帰り(9:00~17:00)で回れるのか? と考えてみたコースが今回の攻略コースです。
時間的には十分可能だとは思いますが、ただ立ち寄って写真を撮るだけの記憶の薄いものになってしまう恐れもあるので30ヶ所全てに拘らず要点を絞って見学することも大切かと思います。
今回のコースのポイント
- フェリー乗り場から10(A)のバスで媽閣廟へ行き、カーサ庭園まで北上。
- カモンエス広場から17のバスでギア要塞へ行き見学終了。
- ギア要塞近くのホテルロイヤルマカオのシャトルバスでフェリー乗り場へ戻りFinish!!
交通費はバス乗車2回で12MOPです
回り方の理由は媽閣廟をスタートすることで聖ポール天主堂跡エリアでランチ・お茶・エッグタルトタイムを取れるから
また媽閣廟~聖ポール天主堂跡までがハイライトなので、疲れる前に主要スポットを楽しむことができるから(若くないので) デス!!
特に暑い時期はクールダウンも必要なので無理のないペースで楽しみましょう♪
カモンエス広場からギア要塞へはフェリー時間の2時間半前には移動する方が良いかと思います。
(時間がない場合、タクシーを捕まえれば済む話ですが…)
マカオ世界遺産見学ルート セナド広場~ギア要塞まで
11. 三街会館
もともと商工会議所として1972年に建てられた三街会館。 商工会議所としての役目を終えた後は三国志の関羽を祀る廟となりました。
セナド広場の賑わいとは対照的なこじんまりとした小さな廟ですが立派な世界遺産となっています。
関羽は商売の神様としても知られるので商売繁盛祈願に良いかもしれません。
12. 聖ドミニコ教会
セナド広場を進んだ突き当りにある黄色い壁と緑の窓が印象的な聖ドミニコ教会。
外観はコロニアル・バロック様式、内部はパシリカ様式となっており聖母マリアが称えられています。
教会前の聖ドミニコ広場も世界遺産登録となっています。
13. 大堂(カテドラル)
聖ドミニコ教会とは変わってシンプルで重厚な印象の大堂。マカオのカトリック教会の中心的役割を果たしています。
石畳の大堂広場も世界遺産なのでセットで見学。
14. 盧家屋敷
中国人商人 盧華紹が1889年に立てた建てた盧家屋敷。 日本でいう豪商の館といった感じで1910年まで住居として使われていたものを修復し公開しています。
細かなところまで独特な装飾が施されているので鄭家屋敷同様に見応えがありました。
日本ならいい拝観料が取れると思いますがこちらも無料♪
一番賑わっているエリアなのでポルトガル発祥のスイーツ エッグタルトを食べたり、ティーブレイク・ランチブレイクを取って後半戦に備えましょう♪
エッグタルトは1個10MOPでした。
[php_everywhere]
15. 聖ポール天主堂跡
そしてハイライトとなるこちらのポイント。 マカオの世界遺産と聞いて真っ先に浮かぶであろう世界遺産の聖ポール天主堂跡。
建物正面(ファサード)のみ1835年の大火より焼け残り、66段の石段の上に建っています。
教会のファザード部分だけ見ても他の教会とは一線を画す美しい教会だったことが見てとれます。
正面のイエズス会記念広場も世界遺産となっています。
16&17. ナーチャ廟と旧城壁
聖ポール天主堂跡の左奥に進んだところにある小さな中国寺院・ナーチャ廟には武道と疫病退治の神様と知れられる神童ナーチャが祀られています。
ナーチャ廟すぐ脇の茶色い土壁がポルトガル人が築いた旧城壁でこちらも世界遺産となっています。
旧城壁の出入り口を入るとナーチャ廟に関するちょっとした展示室があります。
18. モンテの砦
聖ポール天主堂跡からすぐ近く、小高いモンテの丘にある旧軍事要塞 モンテの砦。
1996年まで軍事施設として使われていたそうで砦のあちこちに砲台が残されています。
博物館が併設されており無料で見学できましたが、展示物内容は残念ながら記憶に薄いです…
19. 聖アントニオ教会
聖アントニオ教会は16世紀に建てられた教会でマカオ三大古堂のうちの1つ(他2つは聖ローレンス教会と聖ラザロ教会)。
聖アントニオは結婚を司る聖人ということで結婚式にうってつけの教会ということらしいです。
20. カーザ庭園
カーザ庭園はもともとはマカオの大富豪マヌエル・ペレイラの別荘として1770年代に建てられた洋館と庭園。
白とピンクのコロニアル様式の建物2Fはギャラリーとなっており見学が可能。
21 プロテスタント墓地
カーサ庭園に隣接するひっそりとしたプロテスタント墓地。 カトリック教中心のマカオで1821年に作られた初めてのプロテスタント墓地にはマカオに来た初めての宣教師ロバート・モリソンのお墓があります。
22. ギア要塞
最後の世界遺産スポットは17世紀に築かれたギア要塞。 マカオで一番高い場所にあり、海抜は91m
行っていませんので分かりませんがマカオ一の標高なので見晴らしはいいハズです。
カモンエス広場から17番のバス(6MOP)でアクセスするか頑張って1.7km程の距離を歩いてアクセスします。
17番バス利用の場合、松山ロープウェイ近くのバス停か、ギア教会近くのバス停どちからが降車場所となります。
ギア要塞からフェリー乗り場へ
ギア要塞を最後の見学スポットとしましたが、まだフェリー乗り場への道のりが残されています。
ギア要塞近くはフェリー乗り場にアクセスしやすい市バスのバス停が見当たらないのですぐ近くのホテルロイヤルマカオ で少しばかりカジノを楽しんで、ホテルの無料シャトルバスでフェリーに乗ってフェリー乗り場でフィニッシュという感じでどうでしょうか?
フェリーに乗ってマカオを後にして一日観光コース終了です。 お疲れ様でした。
※シャトルバスのホテルからの乗車についてはチケット等が必要な場合があるかもしれないので各自確認して下さい。
関連リンク集
- マカオ世界遺産 (英語) 各施設の営業時間の一覧はこちらのページ
- Hotel Royal Macau/transportation ホテルロイヤルマカオのシャトルバス案内
- マカオの世界遺産を徒歩とバスですべて制覇 macau naviサイト
- マカオ政府観光局 マカオ公式観光情報サイト
- センス・マカオ マカオ政府観光局発行観光情報誌