プノンペンの負の二大遺産見学を終えた翌日は歩ける範囲でテキトーに市内ブラブラ 特に見たい場所があったわけではないのでふらりと見物した市内観光の様子と次の訪問地ホーチミンまでの道のりのお話デス
(2019.09.29&2019.09.30現在)
脱力ホーチミン市内観光(9/29)
ワットプノン
最初に出かけたトコロは市内唯一の丘(高さ27m)に建つワットプノン
ワットプノンはプノンペンという地名の元になった場所として知られる由緒あるお寺 商売繁盛、金運上昇のご利益があるとされ普段から参拝者が多い人気の開運スポット 外国人ツーリストのみ入場料が必要で1人1USD アクセス口は1ヶ所のみなので訪れるれる場合はお寺を囲む大きなラウンドアバウトを時計に見立て3時の場所から入場します(麓にチケット売り場あり)
チケット売り場と本堂への階段の位置関係はこんな感じ ラウンドアバウトは1周0.8kmほどあるので余計に歩かないようにしましょう
ナーガ像から始まる階段の上に建つワットプノンの本堂とクメール文明の最後の王であるポンティアヤット王の遺灰が収められているという仏塔
プノンペンの町の由来となったとされるお寺の名前は次の言い伝えから来ています
その昔(1373年) ペン夫人という裕福な未亡人が洪水後のトンレサップ川に出かけたところ流木が流れてきました 何気に拾い上げたところその流木の中に4つの仏像を見つけました 夫人は見つけた仏像を祀る為にこの丘に祠を建てたことから丘はペン夫人の丘(プノン)と呼ばれるようになりました
その後、この丘を中心として町が発展したことからプノンペンという名がつきましたとさ めでたしめでたし
靴を脱いで本堂の中へ 黄金に輝く巨大な仏像を中心にいくつもの仏像が並ぶ煌びやかな内観、壁や天井一面には様々な宗教画が描かれています(立像の1つにはペン夫人らしきものもありました)
寺院自体は何度も建て直されており現在の建造物は1926年築とのこと 訪れた際はナーガ像、シンハ像、本殿周りが綺麗にブラッシュアップされていましたがそれらは全て2000年以降の改修によるものだそうです
熱心にお祈りを捧げる現地の若い女性 日本のワカモノが手を合わせるのは初詣ぐらい?
本堂の北にある小さな寺院は本頭公廟という中華系の廟 吊るされた提灯が正に中華デスね ちょうどお盆休みだった為か非常にたくさんの人が訪れていました
大阪の派手なおばちゃんかと思いましたが本堂の裏手にいたのがペン夫人のようです 裕福な未亡人が建てたとされる寺院だけあって金運上昇にお詣りする人が後を絶ちません(丘の近くにも銅像があります)
で この豚は? 2019年の干支のイノシシなのかな???
EXCHANGE SQUARE
ワットプノン方面に出かけた理由がこちらのショッピングモールEXCHANGE SQUARE
2018年5月24日にオープンしたオフィスタワーにショッピングモールが融合した最新複合施設(場所はワットプノンの西に位置するアメリカ大使館のすぐ側)
香港の大手不動産会社が手掛ける26階建て117mのオフィスビルで1~4階に様々なテナント店が入居する近代モールとなっています モール内にはハードロックカフェ・スタバなど世界的チェーン店もありもどこの国のモールか分からない程
セントラルマーケット
スタバでの水分補給を終え、Exchenge Squareを南下してやって来たセントラルマーケット 1937年に建てられた市場でプノンペンで最大の規模を誇る市場となっています
外観は中央ドームを中心に十字に建物が配置 外から眺める巨大な建物はどこか共産主義っぽい感じです
マーケット内 食品・日用雑貨品から衣服・お土産・宝石と何でも揃う市場とのことでしたがお盆の連休のせいか半分も営業しておらず寂しい限り… 普段ならもっと賑わっていただろうにちょっと残念
敷地だけは広い市場 普段なら不規則に走るバイクやトゥクトゥクの姿もなく市内を歩くのは楽チンでした
ソリヤセンターポイント
セントラルマーケットのすぐ南にあるショッピングモール ソリアセンターポイント スーパーや飲食店、DIYショップなど様々な店舗がごちゃめぜに入居するデパート型のモール 2002年に建てられたカンボジア初となる複合大型商業施設 (一節によるとにカンボジアで初めてエスカレーターが設置された建物という話も)
独立記念塔
調子に乗って南に2km離れた独立記念塔へ フランスからの独立(1953)を記念して1958年に建てれた高さ20mの記念碑 5重の塔のようなデザインの各屋根の四隅に守り神ナーガ像をどっさり配置したデザインがアンコール風のモニュメントに仕上がっています♪
大きなラウンドアバウトの中に建ちますが敷地内には入れないのでフツーに眺めて瞬殺
独立記念塔の近くにあるノロドム・シアヌーク前国王像 もはや汗だくで近づく元気ナシ…
残る市内の主な観光スポットといえば王宮ぐらい(?) でしたが暑さに負けてココでギブアップ 帰りはトゥクトゥクで帰りましたとさ…
こちらが未見学の王宮 入場料は1人10USDで隣接するシルバーパゴダにも入場可 見学する場合はお昼休みがあるので訪れる時間には注意が必要
営業時間: 8:00~10:30、14:00~17:00(基本無休) 露出の高い服装NG、入口は東側(川側)よりアクセス
1年間の旅も終わりが近づきお疲れモード ローカル食にチャレンジすることなくスタバや日系レストランに甘えてしまいました
プノンペンからホーチミンへ(9/30)
Giant Ibisバスターミナル
9/30はプノンペン→ホーチミンへの国境越え移動でまたしてもGiant Ibisバスを利用 本来なら宿泊先からバスターミナルまでのピックアップサービスが付いているのだがアンコールワットからの利用時と同様 盂蘭盆(プチュン・バン)=お盆休み連休の最終日ということで送迎はナシ
なのでホテルからワットポートの北西に位置するGiant Ibisバスターミナルへトゥクトゥクにて移動 最初に利用した際より1USD安い4USDにて(相場はもっと安いんだろうけど…)
※Giant Ibisのバスターミナルは2ヶ所あるようですがホーチミン行もアンコールワットから到着した時と同じ場所でした 利用の際は念の為、チケットに書かれている発車住所を確認して下さい
今回の利用バスターミナル住所はChivapol (St. 90), Phnom Penh, カンボジア
ルートと料金
Giant Ibisバスのホーチミン行は8:00発か9:45発の午前2便のみ 私たちは08:00のバスを利用、料金はホーチミンまで1人18USD+ネット予約手数1USDでした
ホーチミンまでの距離は約240km、所要時間はおよそ6時間 国境までの1号線途中のガソリンスタンドでトイレ休憩、国境(カンボジア側)にてお昼休憩があります
10:55 08:00に出発して最初の休憩ポイントに到着 この日は連休最終日で1号線は民族大移動の大渋滞 70kmで所要3時間と時速30km以下というペースでやっとトイレにありつく
13:00~14:15 国境にて昼食休憩 カジノリゾートが立ち並ぶ国境付近の免税店 Prestige Duty Freeの併設フードコートで昼食休憩(9USD) 食堂も連休の為、激混み オーダーした1品は出発直前にやっと運ばれてくる始末でテイクアウトPlease
国境地点からホーチミンまでは残り約70km
16:15 国境から2時間 プノンペンから7時間以上かかってようやくホーチミンに到着 240kmにも関わらず7時間を越えバス乗車にぐったり…
到着場所はターミナル的な場所ではなく9月23日公園の脇を走るバックパッカー通り沿いが終点となります(Giant Ibisのチケットオフィス前となりますが現在オフィスは閉鎖されているようです)
ホーチミンでの宿泊先
Saigoneer Hotel
ホーチミンでの宿泊先はバスの降車場所から近く手頃な料金だったことから選んだ Saigoneer Hotelにて宿泊 毎度のBooking.comからの予約で朝食オプションを付けて1泊1800円!!×3泊 安~い♪
市内でも最も賑わう安宿激戦区にあるだけあって値段から考えたら全然問題ナシのホテル 大通りから外れたゴチャゴチャとした狭い通りにあり、見つけにくかったことを除けばお値段以上のホテルでした(朝食のクオリティがイマイチだったけど1,800円なので許します)
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ホーチミン観光 やっぱり筆頭はトゥールスレンとキリングフィールド 市内観光はお好みと余力どうぞ
- ワットプノンの入場口は1ヶ所のみ1USD 入口はラウンドアバウトを時計に見立てて3時の辺り
- 王宮を見学するなら昼休みに注意 10:30~14:00は見学不可 1人10USD
- 道路舗装も初等教育整備も2000年以降スタートのカンボジア 観光産業もまだまだこれから
- お盆休み期間中 Giant Ibisバスのピックアップサービスは休止されるので注意
- 結局プノンペンの乗り物相場は不明 アバウトな料金が嫌いな人は料金が明瞭な配車サービスがイイかも
- ホーチミンのバックパッカー街は安宿が軒を連ねる激戦区でホテルのコスパ高し
- ホーチミン市の新ミエンドン・バスターミナルは2020.10月から新たな場所で稼働
関連リンク集
- Tourism of Cambodia カンボジア観光局のカンボジア情報サイト
- Ministry of Tourism カンボジア観光省のカンボジア情報サイト
- プノンペン市 プノンペン市の公式サイト 観光情報は少な目
- スケッチ カンボジアの最新情報が分かり易い現地日系旅行代理店サイト
- Exchange Square アメリカ大使館近くにあるショッピングモールExchange Squareの公式サイト
- ソリヤ センター ポイント カンボジア初となる大型複合大型施設ソリヤセンターポイント公式サイト
- Vietnam Live Fully ベトナム政府観光局公式サイト
- 新ミエンドン・バスターミナル 2020.10より稼働 ホーチミンのメインバスターミナル公式サイト
- Giant Ibis 外国人旅行者が多く利用 カンボジアの長距離バスGiant Ibisの公式サイト