ビクトリアフォールズ滞在最終日はいよいよ この地に来た本来の目的であるビクトリアの滝へ イグアスの滝に行くならビクトリアの滝にも行って世界三大瀑布をコンプせねば と乾季シーズン承知の上で旅先に加えた場所 乾季シーズン真っ只中のビクトリアの滝の様子まとめデス
(2019.09.01現在)
ビクトリアの滝へ
アクセスと入園料
ジンバブエ側の入園口は街の中心地(OKスーパー)からA8リビングストンウェイをザンビア国境方向に約1.5kmの距離なので徒歩でアクセスが可能 バスは特に走ってないので徒歩以外はタクシーで2~3USドルになるかと思いますがスーパーインフレの国なのでアテにしないで下さい
ザンビア側の入園口はジンバブエ入園口から更に2.2km先ですが当然国境を超えることになります
ビクトリアの滝の入園口 言わずとしれた世界三大瀑布の1つでザンビアとジンバブエの国境に位置する世界遺産登録の大瀑布
スコットランドの宣教師・探検家のリビングストンが1855年にこの地に到達した際に滝の壮大さに感動 当時の英国女王の名を冠してビクトリア滝と命名しましたが固有名はMosi-oa-Tunya (「雷が鳴る煙」という意味)という名前が正解
入園料は1人30USDと強気のお値段(クレジットカード可) イグアスの滝$700ARS(約2,100円)よりも高いじゃないか!! 因みにザンビア側の入園料は20USDと若干安くなります
物価的には観光地価格のジンバブエ側の方が圧倒的に高く、ザンビア側の方が安く滞在することが可能
滝についての様々な説明展示 30USD支払った割にはビジターセンターも説明もショボイのはご愛嬌
見どころマップ 滝と並行してほぼ平坦に移動しながら見学が可能
滝幅は1,737m 国境的にはリビングストン島から東がザンビア側となりザンビア側の滝幅 約1,200mで全体の2/3を占めます
雨季と乾季の滝の比較説明 訪れたのは乾季の一番水量の少ないシーズン ビクトリアの滝のシーズンに合わせて日程を組んだワケではないので乾季に来てしまったことは承知の上
世界三大瀑布の1つなのでナイヤガラの滝、イグアスの滝との簡単な比較説明もありました
- 高さ ナイヤガラの滝=51m イグアスの滝=82m ビクトリアの滝=107m
- 滝幅 ナイヤガラの滝=1,203m イグアスの滝=2,700m ビクトリアの滝=1,737m
- 水量 ナイヤガラの滝=2,407m3/s イグアスの滝=1,746m3/s ビクトリアの滝=1,100m3/s
一番小ぶりなのにナイヤガラの滝が一番水量が多いのは以外な感じですが仲良くそれぞれにNo1部門があるのはケンカにならずにいいコト
ビジターセンター内お土産品ショップ アフリカと言えば木彫り!! 施設面がまだまだなのはアフリカらしい感じ
施設内にはカバやサイ、ゾウなど様々な動物の頭蓋骨標本も簡単に展示され、何だかひなびた地方動物園の雰囲気でした
ビクトリアの滝見学
リビングストン像
ビジターセンターにあった見学マップの番号順に見学 まずは1番のリビングストン像から デイヴィッド・リヴィングストンは西洋人としてビクトリアの滝を初めて発見したスコットランド出身の冒険家・宣教師(滝自体は現地の人がはるか昔に見つけているだろうに…)
僕はマルコポーロ♪
僕はリビングストン♪
僕はダニエルブーン♪
ビクトリアの滝の一番西端のエリア 分かっていたことだけど 水 ぐぅ少ない・・・
Devil’s Cataract
Devil’s Cataractポイントの上流方向 水量が少ないのでふつーの川のよう
Devil’s Cataractポイントから眺めるビクトリアの滝 水が少ないので滝壺が見えちゃってマス
手前の島がカタラクト島でここから東西約1.7kmに渡り大地がV字に裂け、川の水が裂け目に一気に流れ落ちます 水量の多いシーズンは轟々と立ち上る水煙でもっと真っ白なハズ
2番目のポイント The Chainwalk 73段の階段を下り大地の割れ目を体感するポイント 水量の多いシーズンは足元がビショビショになり注意せよ との説明でしたがカラカラのカラでした
多少目線が下がるものの73段なのでそこまで下に降りませんがV字の裂け目具合は良く分かります それにしてもなぜこの場所がこんなに裂けちゃったのでしょう? たぶん入口の説明パネルに書いてありますね。。。
Devil’s Cataractポイントを正面から眺めたトコロ 近くには巨大なヘンテコツリーがありました 人が写真を撮っているとマネして撮りたくなってしまうのは同調性ですね
見どころ3~9番を順路に沿って進みます カタラクト島の部分は水が落ちないのでこの辺りは水煙は少な目
Devil’s Cataractの滝壺が見えました 雨季には川幅いっぱいの水が落ちてまさデビルと化すのでしょうがこの時はたぶんピーク時の1/3以下の水量
園内遊歩道の様子 アフリカ大陸内地の滝とあって世界三大瀑布と言えどナイヤガラの滝、イグアスの滝に比べたら圧倒的に観光客が居ません
来場者数的にはナイヤガラの滝 1,200万人/年 イグアスの滝 164万人/年 ビクトリアの滝 10万人/年 (ソース )と天と地の差 ※ナイヤガラの滝のみ世界遺産登録を受けていない
メイン滝(ジンバブエ側)
カタラクト島の正面エリアは水しぶきが飛ばず枯草ゾーン リビングストン島までは国境上ジンバブエ側で写真の滝がジンバブエ側のメイン滝となります
カタラクト島とリビングストン島の間の滝がビクトリアの滝全体で一番のメインとなる部分 乾季シーズンの一番水の少ない時期でもこれだけの水量と滝壺が見えない程の水煙 対岸の下草も一気に青々と輝きます
雨季・乾季問わず滝の水しぶきが飛んでくるのでこの辺りは青々としたジャングル状態 マイナスイオンも感じちゃいます♪ (濡れる程の水しぶきはありません)
見どころ10番のあたり ジャングルの緑フレームの奥に見えるいビクトリアの滝 やっぱり水には緑がないといけません
じめっとしていてヤスデさんもこんぬづは~ 日本のヤスデよりデカーい
デビルズプール前
見どころ11と12番のあたり 一応柵があるので崖際まではアクセスできませんが有名なデビルズ・プールのほぼ正面の場所
デビルズ・プール 水量の少ない乾季しかアクセスできない高さ100m以上の滝口にある天然のスリル満載プール
少人数グループごとガイドに連れられてアクセスし、プールに浸かり滝壺に流れ落ちる水をバックに自撮りするアクティビティが人気
こんな感じの場所で参加量は1人80USD~(入場料別) チャレンジしたい方はこちら から
リビングストン島でデビルズプールへ向かう準備中の人達 国境的にデビルズ・プールが位置するのはジンバブエ領内ですがツアー的はザンビア側のツアー 他人の土地で商売するにはみかじめ料的なものが発生するのでしょうか?
ザンビア側の滝
ザンビア側のビクトリアの滝
リビングストン島から東はザンビア側の滝となり、雨季ならばHorseshoe Falls、Rainbow Falls、Armchair Falls、Eastern Cataractという名の滝が連なる一連の滝なのですが数本の滝が落ちるただの崖でした
乾季ということは重々承知でしたがここまで水が無いとはちょっとショック…
13番のポイント 落流れ落ちる滝はRainbow Fallsでいいのかな? 雨季なら水の壁なのだろうけど…
14番のポイント近くはほぼジンバブエ側の東端 やっぱりカラカラのカラ
水量の多いシーズンは水しぶきでびしょ濡れ状態の模様…
ジンバブエ領の東端
15番のポイント Danger Point(Googleマップではcorner viewpoint) ザンビア側へまだ500m滝が連なるハズですが一番水量が少ない時期なのでご覧の通り
この時期はデビルズプールにでも行かない限りザンビア側はパスでいいのでは?
この場所では切り立った崖ギリギリまでアクセスでき真下を眺めるザンベジ川を覗きこむことができるのでなかなかスリリング ビクトリア橋はこの川下に架かり、川が大きく右に曲がった先にあります
ビクトリア橋
16番のポイント ザンビアとの国境を成すビクトリア橋を望むポイント 長さ250m、高さ128mを誇る美しいフォルムの鋼鉄製アーチ橋 時たまバンジージャンプをする人の絶叫が聞こえてきます(笑)
ユアン・マクレガーやウィル・スミスもここで飛んだというバンジージャンプは160USDとのコトで高ッ ニュージーランドのバンジーより高いじゃん…
帰り際、デビルズプールツアーを終えた人が手をつなぎ道中の川を渡っていました チャレンジする気もお金もありませんでしたが若ければ参加しても面白いかも プールは別にして道中の方が楽しそうでした
野生動物
イグアスの滝同様 園内の見学路で野生動物たちを見る事ができました♪
ベルベットモンキー オナガザルの一種ですが注目すべきは尾ではなく金タマ!! この種のサルの金タマは青い色なんだとか(気づかなかったなーー)
オスザルを見かけた際は是非視線を股間に集中させて金タマの色を確認して下さい!!
イボイノシシ チョベ国立公園では一頭も居なかったので見れてラッキー♪ アフリカのイノシシと言えばこいつです
と思ったらイノシシもサルも沢山いました!!
小鹿のバンビさんも♪
乾季のビクトリアの滝(ジンバブエ側)はゆっくり見学しても2時間で十分かな? 水量的に一番少ない時期に来てしまったのは残念でしたが世界三大瀑布をコンプできたのでマンゾク♪
機会があれば是非水量の多い時に訪れたいですね
例年5~10月が乾季で特に9~10月が年間を通じて水量が一番少なくなるそうです 水の枯れた滝はやはりさびしいのでビクトリアの滝見物は2~6月あたりが良いのではないでしょうか?
9/1に訪れ、この枯れ具合だったので8月も水は少ないような気がしました
ヘリコプターの遊覧観戦は150USD~(12~13分) バンジージャンプ160USDよりも安いデスよ 空から見ると滝付近の特異な地形がハッキリと分かりまた楽しみ方が違うはず
現場からは以上でした~
ナビミアルート確認
帰り道でナミビア行のルート手配をした代理店に立ち寄りバスの情報を訪ねる
リビングストン発のバスは何時なのか聞いたら結局 どのバス会社で何時のバスがあるか分からない 行ってみて次第だと言う そんなアバウトなの?
ウィントフット行のバスはちゃんとあるし、ザンビア側のタクシーの運転手にバスに乗せるまでを手配してあるから大丈夫との言われ、何かあったらいつでもWhatsAppで連絡してくれ と連絡先を教えてもらいました
連絡するのはイイけど現地SIM買ってないんだよね…
ということで次回はナミビア ウィンフットまでの道のりの様子です
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ビクトリアの滝に行くなら水量がある程度多いシーズンに行くべし
- デビルズプール狙いなら逆に水量の少ないシーズンで
- デビルズプールに用がないなら乾季シーズンはジンバブエ側だけでイイかも
- 滝の入場料はジンバブエ側30USD、ザンビア側20USD (イグアスの滝より高い)
- デビルズプール、バンジー、ヘリ遊覧と本格的に楽しむならそれなりの費用が必要
- ビクトリアフォールズのアクティビティ料金一覧はこちらでチェック
- 水量が少なくとも世界三大瀑布の1つ 裂けた大地に落ちる滝はその目でチェキラ
関連リンク集
- Zimbabwe ジンバブエ政府観光局公式サイト
- 外務省海外安全ページ 外務省提供 ジンバブエの安全情報について
- ジンバブエビザ情報 在ジンバブエ日本大使館 日本橋夢屋ビザ情報
- Zambia Tourism ザンビア政府観光局公式サイト
- Livingstone Tourism リビングストン観光局公式サイト
- 外務省海外安全ページ 外務省提供ザンビアの安全情報について
- Victoria Falls Travel Guide 民間運営のビクトリアの滝情報サイト
- Victoria Falls ザンビア観光局サイトのビクトリアの滝ページ
- アクティビティ料金一覧 ビクトリアの滝でのアトラクション料金一覧
- Shockwave Adventure ビクトリアの滝でのアクティビティを提供(宿も)
- Intercape 南アフリカを拠点に展開する大手長距離バス会社公式サイト