ビクトリアフォールズを後にして向かう先はナミビアの首都ウィントフック 当初はIntercapeバスで行くつもりが来てみてびっくりのルート撤退 今回は現地ツアー代理店、タクシー運ちゃんの力を借りてなんとかたどり着いた3カ国移動のオハナシ ビビッてカメラ・スマホを出していないので写真少な目です
(2019.09.02現在)
ビクトリアフォール~ウィントフック移動
手配内容おさらい
アフリカ到着前にネット下調べしていたビクトリアフォールズ~ウィントフック(by Intercape)のバスは1年以上前に撤退していたことからツアー代理店で下記の移動手配をしてもらいました 何度も登場するお世話になった彼の名はMr.OBERT
- 6:45 宿Pick Up → タクシーでザンビアの国境へ 5USD
- ザンビア側のタクシーでバスターミナルへ 20USD ※バス乗車サポート付
という内容 リビングストンからウィントフックまでのバス代は1人50USD位は現地バス会社で直接購入
ビクトリアフォールズ~リビングストンまでの移動費は25USD 料金は運転手へ直接払いなのでたぶん運転手からキックバックが行く感じ?
タクシー手配だけの仕事では申し訳ねぇ とこちらでチョベのサファリツアーに申し込みました
ビクトリアフォールズ~カティマ・ムリロ
越境
06:45 約束の時間にタクシーが現れザンビアの国境まで向かい5USD、 ザンビア入国のビザを持っていなかったので入国時にアライバルビザ1人50USD×2 合計100USDの出費(これはやむなし)
朝早い時間帯だった為、両国の出入国手続きは07:00~07:15でアッサリ終了
ザンビア入国手続きが終えたところで迎えに来ていたザンビア側のタクシーに乗り換え
キチンと指示がされていたようで説明することなくウィントフット行のバスを探しに街中へ、最初に立ち寄ったバス停(のような所)ではナミビア行のバスがないと言われ、更に街中のバスターミナルへ
07:35 到着したバスターミナルがこちら リビングストンの長距離バスの発着所と言えばここだそうです
バス会社のブースを当たってくれた結果11:30にウィントフック行のバスがあることが判明 但し、他の町から来るので1時間以上遅れるのはザラとのコト
バスターミナルと言っても舗装されていない空き地の周りにバス会社の掘っ建て小屋が立つだけのキビシイ環境… しかも時間はまだ8時前!! 早く来過ぎた?
周りの雰囲気に嫁サマがビビりだしてしまったので運転手さんに他にバスはないのか再度聞いてみると意外な返答
「カティマ・ムリロまで行けばウィントフックまでのバスはある タクシーでこのまま行くなら100ドルでOKだ」
カティマ・ムリロがどこなのかよく分からずオフラインマップでを確認 リビングストンから西へ200km移動したザンベジ川沿いの町のようだ なるほどそこはもうナミビアじゃあ~りませんか
「そこまで行けばバスはあるの?」
「時間は分からないがバスは確実にある 国境まで3時間位掛かるから行くなら早く決めてくれ」
国境までのタクシー代100USD… その遥か先のウィンフックまでのバス代は2人分で100USD
高くなってしまうのは確実だけど不確実な出発時間を待っている間に距離が縮められると思い国境まで100USDでお願いすることにする
リビングストンからカティマ・ムリロ
カティマ・ムリロまでのルートはこんな感じ リビングストンの街を出てM10号線をひたすら西に進むだけ♪ カティマ・ムリロまでの距離は約210km
08:00前にはバスターミナルを後にしてタクシーで西へ向かう
M10号線を走り出して間もなくキリンが登場 ワォ!!
キリンさん道路を横断!! サファリで見るキリンはお約束感がありますが思いもよらないエンカウンターは1頭だけにも関わらず興奮してしまいました
道中の様子 訪れた際はM10号線の2/3が未舗装の悪路状態(200kmで3時間以上かかるのはその為)
ザンビアで採石された銅などの鉱石をナミビアに運ぶトラックの輸送路となっておりトラックが多く走るルート スピードの遅いトラックに追いつくたびに強烈な砂煙に遭遇
この砂煙の中、その都度トラックを抜くのですが前がまるで見えず、対向車が少ないとはいえかなりヒヤヒヤ
道中の民家 こんな家にフツーに人が住んでいるのかと驚く… リビングストンから数十キロなのに
通学中(?)の子供達 どこへ行くの? どこから来たの???
国境近くの町 なんかアフリカだなぁ~
ザンビア出国
11:30 リビングストンから約3時間半でザンビアの国境審査に到着
最初の話だとナミビア側のカティマ・ムリロのバス停まで行くと言う話だったが国境から先へは行くことができずその先は自分達で行ってくれと言われてしまう
「バスが出る街はもうすぐ近くだ 入国したらタクシーがすぐ捕まるからタクシーで行けばいい」 と町までのタクシー代を渡されてここでお別れ
と思いましたが100USD支払った中からタクシー代(いくらかは不明)を出してくれ、国境の説明もしてくれたので親切な運ちゃんでした(帰りも3時間半かかるし)
余談ですがザンビア側の出国は誰一人並ばず窓口に一斉に群がるもみくちゃ状態のカオス的な出国審査でした
パスポートを手に群がる人たちを押しのけないと受け付けてもらえない勢いのキョーレツな出国体験は生まれて初めてでした(審査的には簡単ですが押し合いの際の貴重品には十分注意)
ナミビア入国
11:45 出国手続きの後、数百m離れたナミビア側のイミグレで入国審査 日本人は観光入国ならビザが不要なので書類記入が終われば後は楽勝(こちらはキチンと列ができフツーのイミグレ風景 国の成熟度のせい?)
ただ、審査後に荷物チェックがありバックパックの中身を出してチェックするという割とガチな検査があり入国手続き全体で30分程かかりました
無事入国を済ませた先に待機するタクシーに渡されたお金をそのまま渡してウィンドフック行きのバスに乗りたいと伝えたらアッサリOK
お昼にはナミビア入国完了 あとはウィントフック行のバスに乗るだけ!!
カティマ・ムリロ~ウィントフック
Oasisバス乗り場
12:30 国境管理から約4.5km離れたPick n Payスーパー近くでタクシーを降ろされバスはここから出ると言われる バスターミナルという訳ではなく道路脇の広場と言った感じの場所
運行バスはナミビアのバス会社Oasisバスというバス 広場に設けられたチケット販売ブースでウィントフック行のバスを訪ねたところ15時にバスが出ると言う 丁度よいではあ~りませんか ラッキー♪
※写真は乗車時に撮影した画像でバスはこの段階では配車されていません
料金を訪ねたところ2人で700ND(約5,100円)との事だがカード支払いNGで現金支払いのみ
到着したばかりでナミビアドル所持金ナシ!! (レートが悪くても国境で両替すれば良かった?)
現地通貨をゲットせよ
近くのATMを教えてもらい現金を引出しに行く 幸いなことに銀行はチケット売り場から僅か数十m♪
が、到着してビックリATMにはこれまで見たこともない長蛇の列 軽く50人以上いる!! Σ(・∀・;)ゲェー
頑張って30分ほど列に並んだものの進んだ人数は6、7人… Why???
これではチケットを買い損ねてしまう と警備員にどこか両替所があるか尋ねると通りの少し先にある事が判明 ATMは諦めて両替にてキャッシュを調達することに…
教えて貰った両替所はチケット売り場から170m先(ケンタの先の黄色い建物)にあり絶賛営業中♪
パスポートとUSD100ドルを渡し両替をお願いしたところ
パスポートにビザがないので両替できない と拒否られる
何度も説明するができないの一点張り 何でダメなんだよ このバカチンが!!
諦めてATMに戻ると列は短くなるどころか更に伸びてる 支払いできずにバスが乗れないなんて絶対 嫌ーッ!!
チケット売り場に戻り、両替できなかったことを涙目で訴え、USDでおねしゃす×おねしゃすコール
最後は売り子さんがボスに電話してくれUSDでの支払いOKに♪ (o´・∀・`o)★ヤッタァ。+゚
55USDを渡してお釣り41ND(約300円) 両替レートが高めなのは痛いが無事ウィントフック行決定♪ 嫁サマに安堵が戻りました (´▽`) ホッ
カティマ・ムリロ発
15:35 発車予定より30分遅れてカティマ・ムリロを出発しナミビアの首都ウィンドフックを目指します
乗客は全員現地の人でしたがブリテッシュイングリッシュ&ブリテッシュマナーでとても礼儀正しいことに驚く
ナミビアは治安が良くアフリカであってアフリカでないと聞いていましたがこれまでの国々とは明らかに雰囲気が違うと肌で感じられました
カティマ・ムリロからウィントフックまでは約1200km 南米以来の超ロングライドですがバスにはトイレが付いておらず途中4回のトイレ休憩を取りながらウィントフックへ向かいました ※トイレ休憩の他に警察によるパスポートチェック(1回)あり
ザンビアの悪路を経験したばかりだったので道路コンディションを心配しましたが今回のルートは全て綺麗に舗装されており道中の走行は快適 国力の差がそのまま道路の差に!!
道中の様子(トイレ休憩)
17:30 走り出して115km地点で最初のトイレ休憩
でもここトイレがなーい!!
男性陣は手前の駐車周りの木々に向けて、女性陣は道路を渡りガードレール超えた茂みの中で用を済ませます
特に案内がある訳でもなく皆同じ行動をとりますがトイレットペーパーは必需品!! (トイレがないトイレ休憩はここだけでした)
嫁サマもアフリカの大地で用を足してきましたが「私のお尻だけが白かった」とワケの分からないコトを言いながら戻ってきました
22:05 2回目のトイレ休憩以降は国道沿いのガソリンスタンドにて 先進国にあるフツーのガソリンスタンドとなんら変わらずコンビニ併設でATMも使えます 現地通貨が11NDしかなかったので1000ND(約7,200円)をここで引き出し
01:10 3回目のトイレ休憩 SIMカードを買って残っていた11NDでコーラ1本購入8.8ND(約65円) ビクトリアフォールズの物価高に改めて驚く
03:35 最後のトイレ休憩はウィントフックまで残り約250kmのオチワロンゴのガソリンスタンドにて ナミビアのガソリンスタンドは何処も綺麗♪
夜はそこまで暑くないのですが冷房が効いているのでバス内は逆に寒いぐらい 南米同様バス移動には寝袋や羽織るものがあるとGoodデス
ウィントフックバスターミナル
06:40 予想より早くウィンとフックのバスターミナルに無事到着♪ 1200kmを15時間で完走とはなかなか優秀でした
ウィントフックの到着バスは街のほぼ中心に位置するMain Bus Stationという場所に到着(ターミナルらしい建物を利用していないような…) 因みに外国人旅行客に人気の南アフリカ大手Intercapeバスのバス発着はまた別の場所となるので注意が必要(到着場所より北に500m位)
移動費用
ビクトリアフォールズ~ウィントフットまでの移動金額は5USD+100USD+52USD=157USD(ビザ代100USD除く)でした
後日で別の方のリビングストン~ウィントフックまでの移動記事 を読んだところ 11:30発のOasisバスでウィントフックまで520クワチャ(≒5,680円)で移動したとのコト ※2018.05現在
リビングストンでバスを待てば同じように移動できたと思いましたがひ弱な私達にとってリビングストンのバスターミナルはバスを長時間待てる雰囲気ではありませんでした
国境までの悪路をバス利用した場合、乗り物酔いしやすい嫁サマは確実に死んでいたことを考えると50USD程高く付きましたが結果オーライでした
とにかく無事にウィントフックまで辿り着けてめでたし めでたしでした♪
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- ザンビア入国ビザはシングル50USD マルチで150USD 古いドルは拒否られるので注意!!
- アフリカの交通事情は変わりやすいので過去の情報を鵜呑みにしない
- リビングストン~ウィントフックのバス料金は2018年時で520クワチャ
- トイレがないバスがあり、トイレがないトイレ休憩がある 野グソの経験があると良いよ
- アフリカの旅行にはやっぱり米ドルが必需品 それも新札で!!
- アフリカは移動自体がアドベンチャー 人の流れがある限り、移動は何とかなるもの
- ナミビアの治安は概ね良さげ(肌で感じます) だけど油断は厳禁
関連リンク集
- Zimbabwe ジンバブエ政府観光局公式サイト
- 外務省海外安全ページ 外務省提供 ジンバブエの安全情報について
- ジンバブエビザ情報 在ジンバブエ日本大使館 日本橋夢屋ビザ情報
- Zambia Tourism ザンビア政府観光局公式サイト
- Livingstone Tourism リビングストン観光局公式サイト
- 外務省海外安全ページ 外務省提供ザンビアの安全情報について
- Travel Nambia ナミビア政府観光局公式サイト
- City of Windhoek ウィントフック市公式サイト 観光情報案内ページ
- 外務省海外安全ページ 外務省提供ナミビアの安全情報について
- ザンビアビザ情報 在日ザンビア大使館 日本橋夢屋ビザ情報
- Oasis Bus ナミビアの長距離バス会社
- Intercape 南アフリカを拠点に展開する大手長距離バス会社公式サイト