いよいよアメリカ滞在も残り僅かとなり、引き続きダラス国際空港へ向けて東へ移動。 アリゾナからはニューメキシコへ進み、ホワイトサンズ国立公園を見学してエルパソ入りします。
今回はエルパソに至るまでの道中と2019年12月20日にアメリカで62番目の国立公園に格上げとなったホワイトサンズ国立公園を見学したオハナシ。
(2019.06.13現在)

2019年当時の情報になります。 料金・リンク先等は大幅に変更になっている為、参考情報としてご理解ください。

 

ホワイトサンズ経由エルパソへ

 

アクセスマップ

アメリカ大陸も残り数日となった6/13のアクセスマップはこんな感じ。 アルバカーキからI-25号線を南下し、San Antonio付近からUS-380号線を東へ進み、カリゾゾからUS-54号線 → US-70号線にてホワイトサンズ国立公園入り。

宿泊地のエルパソまでは距離にして約500km 5時間ほどの道のり。

 

08:55 ホテル近くのWalmartにて氷など7.63ドルのお買い物。 もう先が見えているので購入品は少なく、クーラーボックスもスカスカで寂しい限り。

駐車場の一角にあったガソリンスタンドで18ドル分給油、テキサスに近づいてくるとガソリンも安くなる。

1ガロン=2.36ドル(1ドル110円計算でリッターなんと68.6円)とこれまでで一番安く、お土産にしたいぐらい。

 

US-60号線を南へ

10:10 アルバカーキを出発して1時間、I-25号線を順調に南下。 もうアリゾナとは明らかに違う景色。

 

Googleカーと遭遇

10:25 ソコーロ(Socorro)の辺りでGoogleカーに遭遇。 ストリートビューに写っちゃうかも? と、しばらくほどよい距離で走っていました。

帰国後、遭遇した場所のマップを何度か確認しましたが使用されている画像は2019.05撮影のもので1ヶ月違い… 残念。

 

Carrizozoの町  Carrizozoの町

11:10 I-25号線からUS-380を東に進み、カリゾゾ(Carrizozo)という町を通過。 ひなびた町で町中を歩く人影はナシ。

街中の風景がシュールだったので記念撮影。 後で人口を調べたら2019年時点で760人ほどみたい。 どこの国も地方は廃れるばかりなのかな?

 

ホワイトサンズに到着間近

12:50 カリゾゾからUS-54を南下し70号線へ。 白い砂丘が見えてきたらホワイトサンズに到着♪

 

 

ホワイトサンズ国立公園

 

ホワイトサンズ国立公園はアルバカーキの南約250km、ニューメキシコ州南部に広がる純白の砂漠。 砂丘地帯全体は約712㎢(275平方マイル)に及び、世界最大の石膏砂丘地帯となっています。

フーバー政権末期の1933年より国定記念物として運営されてきましたが、2019年12月20日、トランプ大統領が国防権限法に署名したことで、ホワイトサンズ国定記念物は国立公園へと再指定され、アメリカで62番目の国立公園となりました。(国立公園制覇を目指す人は外せないスポットに)

 

ホワイトサンズ国立公園ビジターセンター

White Sands国立公園看板

ビジターセンターの駐車場にある国定公園の看板。(この時はまだ署名前なのでNational Monument)

 

Googleストリートビューで見ると看板の文字がNational Parkに変わっていました。 Googleさん、仕事が早い。

 

ビジターセンター

ホワイトサンズ国立公園ビジターセンター ニューメキシコ先住民の家を模した日干しレンガ造りの味わいある建物です。

営業時間:09:00~18:00

 

ビジターセンター内  ショップ

ビジターセンター内 案内カウンターは国立公園昇格となったのでバージョンUPされている可能性がありますね。

国立公園に格上げされると来場者数は5年で2割増しに増加するとかしないとか…

 

展示コーナー

展示コーナーでは石膏砂漠の環境に生息する動植物に関する展示などがありました。

 

料金所 案内看板

13:30 ビジターセンター裏の東屋でランチを取った後、園内へ。 化石の森国立公園同様、ビジターセンターの先に料金所があります。 料金は車1台につき20ドル(当時) 現在は国立公園昇格となった為なのか現在では25ドルとなっています。 もちろん年間国立公園パスもOK。

園内は往復約25kmのデューンズドライブ(ドライブマップ )でアクセス。 園内には5つのトレイルが整備されています。

 

見学の様子

園内へ

ドライブ初めはこんな感じ。 まだまだ緑が見られ、道路もフツーですが・・・

 

更に奥へ

道路は次第に白い砂丘に挟まれ・・・

 

駐車場も真っ白

道路を含め、一面が純白の大地と様変わりします。 この場所はInterdune Boardwalkというショートトレッキングエリア。

 

砂丘の上に木道が整備されており、車椅子の人でもホワイトサンズにアクセスできるようになっています。

 

道路も真っ白

道路も真っ白。 これほどの白い砂の砂漠は見たことがなく、どうしても塩に見えてしまいます。 塩の道路なら車の下がエライことになりますが…

 

白すぎる世界

もう真っ白 純白です やっぱり砂には見えない。 雪か塩です。

白砂の正体は石膏(gypsum)。その一種である雪花石膏(アラバスター)に由来する石膏砂です。(骨折した時のギブスや石膏ボードに使われる石膏と同じ)

石膏は水溶性のため普通なら砂の形で留まらないのですが外へ流れ出る河川がない閉鎖盆地であるトゥラロサ盆地(盆地と言っても標高は1,100m以上)の地形のお陰でこの一帯に集まり、留まる事で広大な石膏砂丘を生み出しています。

 

ピクニックエリア

一番奥手のピクニックエリア 日影が無いと死んでしまいます~ ホワイトサンズ訪れるベストタイムは日の出か日の入りのマジックアワーがベストとされています。

夕陽に染まる砂丘と空の色の変化が素晴らしいようですが、またしても一番熱い時間帯に来てしまいました。

 

ピクニックエリア

せっかくなので砂丘に登ってみました。 サラサラの細かい砂は普通の砂漠同様、足元が取られて歩きづらいです。
ピクニックエリア右側は雨水が少し溜まっていました。 年間を通じて晴れの日が多く、雨が少ない場所のハズですがこの年はこの辺も異常気象だったのかな?

 

そり滑りをする若者 そり滑りをする若者2

真っ白の砂丘でそり遊びに興じる若者たち。 ホワイトサンズの楽しみ方の1つがソリ。 ソリなんて持ってないよ という人はビジターセンターのショップで新品・中古のソリを購入することができます。

 

砂紋

分かりにくいですが砂紋 塩だとベタベタ感がありますがサラサラ砂なので風で美しい砂紋が生まれます。

この石膏があればどれだけの石膏ボードが造れるのでしょう?

実際20世紀初めには複数の業者が採掘を試みましたが、石膏の市場価値が低いため本格稼働までには至らなかったそうです。 石膏ビジネスは成功には至りませんでしたが、この開発の動きを受けて地元住民らが保護運動に乗り出したことにより国定記念物の制定に繋がりました。

 

白と青しかない世界

青と白しかない世界。

これだけ真っ白な砂の世界は本当に奇跡的な風景ですが、北側の広大な砂漠はアメリカ軍のミサイル実験場として年に数回ミサイル実験が行われています。 実験時には公園が一時閉鎖されることがあるそうなので念のため、スケジュールは公式サイト で確認しておきましょう。

 

ばんざーい

マジックアワーには来られませんでしたがどこまでの続く真っ白な砂漠に感動。

真っ白な砂丘とは反対に嫁サマの腕は人生で一番日焼けしていました。 因みに石膏砂は普通の砂と違い太陽熱を吸収しにくい性質を持つため、夏でも素足で歩けてしまいます。

 

砂漠の植物

ホワイトサンズを代表する植物、ユッカ

 

砂漠の花

薄ピンクのSand Verbena flower(サンド・バーベナ)

 

砂漠の植物

何と言う植物か分かりませんが厳しい環境下で一生懸命根を張っていました。 見習いたいものです。

 

何もねー

特に何をしたわけではありませんでしたが、想像以上に真っ白で広大でした。 日中は暑いので夕方のマジックアワーに合わせてまた訪れてみたいものです。

気候がいい時期にここでキャンプするのも面白そうですね。

 

公園を後にする

ということでホワイトサンズは15時に見学終了。(園内トレッキングや砂丘そり滑りを楽しむ場合はもう少し時間が必要)

のちに国定記念物から国立公園に昇格されたので、訪れて得した気分になりました。

 

エルパソの宿

 

Desert Inn

16:15 ホワイトサンズを出発し、US-70号線 → I-10号線にてエルパソのモーテルに到着。 エルパソでの宿はBooking.comにて予約したDesert Innにて宿泊。 料金は1泊49.95ドル。

州はニューメキシコからテキサス州に。 約2ヶ月ぶりのテキサスはアメリカドライブ旅の終わりを示唆し、ちょっと名残惜しい気分になりました。(予算は厳しく、キャンプも十二分にしたのでアメリカ滞在はもう少し短くても良かったかもしれません)

 

部屋の様子 いわゆるフツーのモーテル。 1泊50ドル以下なので御の字でしょう。

寅吉
寅吉
アメリカ滞在は残りあと2泊 2ヶ月間利用したキャンプ道具を整理してこの日は終了

 

 

次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

  • Googleカーの後を走ってもストリートビューに反映されるわけではない
  • ホワイトサンズは2019年末にアメリカの62番目の国立公園になりました!!
  • ホワイトサンズの砂丘はどの砂丘より白かった サングラス・日焼け止めは必須
  • 来園は日の出か日の入りのマジックアワーに合わせると映えるかも
  • 夏はかなり暑くなりそうなので暑さ対策の上水分もしっかり携帯
  • 見学する範囲が狭いので見学時間は2時間もあれば十分
  • 目的地として行くというより道すがら立ち寄る程度でよい場所
  • アメリカンドライブ この日の走行距離:約534km 累計走行距離:約13,515km

 

 

ここが変わったよ 2026年考察

 

1. 国立公園に格上げ

2019年12月20日にホワイトサンズ国立公園に格上げとなり 現在の入場料は25USD/車 となっています。

合わせて、ビジターセンター内の展示も更新されており

  • 石膏砂丘の成り立ち
  • ミサイル実験場との関係
  • 古代人の足跡

の解説が強化されました。

国立公園化後も来園者は多く、2023年には729,096人を記録。過去最高は2021年の782,469人でした。

 

2. 公園内でのキャンプは禁止に

2019年当時は1マイルほど内地の指定エリアにて先着順パーミット制のBackcountry Camping Sites(砂丘内キャンプ)がありましたが、現在は休止中。 (再開時期は今のところ未定)

現在は夜間滞在ができず、閉園時間までに退出する必要があります。

 

3.  古代人の足跡

2021年に発表された「北米最古級の人類の足跡」のニュース。

足跡は推定2万年以上前のものとされ、2024年1月にはビジターセンターに足跡の新展示が設置され、レプリカを見ることができます。
※発見された足跡群は非常にデリケートなため、場所についてなどは非公開となっています。

 

4. 2019年以降に誕生したもう一つの国立公園

2020年にウエスト・バージニア州の New River Gorge National Park and Preserve が国立公園に昇格し、アメリカの国立公園数はこれにより63となりました。

 

寅吉
寅吉
化石の森と同じく泊まれない国立公園 最寄りの宿泊地は車で約15分 アラモゴード です