プラヤ・デル・カルメン滞在時はククルカンの降臨(チチェン・イッツァ)が見れる春分の日が含まれていたのでレンタカーを借りて1泊2日のユカタン半島ドライブ観光に出かけてみました
今回はユカタン半島ドライブの前編 トゥルムにある2大カンクン近郊観光スポット 奇跡の泉グラン・セノーテとビーチもある遺跡トゥルム遺跡観光のオハナシです
(2019.03.21~2019.03.22現在)
プラヤ・デル・カルメン レンタカー
Hertzレンタカー
レンタカーは宿の近くのHertzレンタカーにて借りました 借りる前日に予約なしでオフィスを訪ねたら小型車が既に全滅、他を探すのも面倒だったのでフルサイズクラスにて2日間レンタル
保険も含めたレンタルカー代はトータル2日間で2100.45ペソ(約12500円)とちょっと高め
Hertzのクセにフランチャイズ店のようで本家Hertzなら獲得できるあろうマイルは獲得できず…
レンタカーに掛かった費用
1泊2日でドライブに要した費用は以下の通り
- レンタカー代2日間 2100.45ペソ(基本的な保険含む)
- ガソリン代 905ペソ ガソリンの単価は忘れました
- 高速代 574ペソ
- 走行距離 約860km
(街中以外の運転は楽勝)
車種がフルサイズだったのでコンパクトサイズならもっと安かったハズ(事前予約は大切です)
ルートマップ
初日3月21日の移動はこんな感じ
プラヤ・デル・カルメン → グラン・セノーテ → トゥルム遺跡 → チチェン・イッツァ 途中高速利用は1回 78ペソ
7:30過ぎに事務所へ行きピックアップ 諸手続きを終えて08:00頃にプラヤ・デル・カルメンを出発しました
ユカタン半島ドライブPart1
グラン・セノーテ
まず最初に向かったのはグラン・セノーテ セノーテとは石灰質の岩盤地層が陥没した穴に地下水脈が露呈した天然の泉でユカタン半島に数多く点在
なかでもグラン・セノーテは規模が大きくカンクンからも近いということもありここ数年で人気急上昇のスポットとなっています(シェル・ハ海洋公園近くのセノーテ・ドスオホスも人気の模様)

08:45 307号線を南下し、トゥルムの中心街に入る手前で109号線へ 右折した後は両側に木々が生い茂る以外何もない1本道となり3.5kmほど進みで到着 右手に広い駐車場があるので通り過ぎてしまうコトはないと思います
トゥルム遺跡より遠かったのですが早い時間帯の方が空いているということからセノーテを先に見ることにしました
グラン・セノーテ入口 入場料は大人1人180ペソ(約1050円)とさらさら泳ぐ気のない私たちにはナカナカのお値段
入場は一度のみで再入場は不可 忘れモノを取に行くのもNG No Refund と念を押されて入場
分かりにくいですがシャワー セノーテに入る前に必ず浴びるコト セノーテには入らないので私たちはスルー (更衣室はちゃんとあります)
シャワーの左手方向にお目当てのセノーテが見えてきました!!
グラン・セノーテ 水の透明度が高くクリスタルブルーの泉がナカナカ綺麗♪ ただ、既に沢山の人が泳いでいたので神秘感はナシ
人が居ない早い時間がお勧めとありましたがオープン時間に合わせてのツアーもあるので静かなセノーテを楽しむのは至難の業のようです
水の中に入ったら更に水の綺麗さが分かるのでしょうが水の上からセノーテを楽しむ人を鑑賞
セノーテの水はアジア人にとっては低め? 白人の人は平気みたいですがアジア人はハーフウエットスーツ着てる人が多かったです(実際冷たいと感じました)
洞窟内を泳ぐことも可 以前はダイビングも出来たみたいですが今は訪れる人が多くなったせいか不可となってます

レンタル用具も完備 シュノーケル80ペソ ロッカー代30ペソ ライフベスト50ペソ ロッカー代は入場料とセットでもいいんでない?
園内はちょっとした遊歩道、ピクニック広場、売店あり 半日ぐらいは楽しめそうですがセノーテをチラ見して通り過ぎてきたトゥルム遺跡へ向かいます

トゥルム遺跡
遺跡とカリブ海がダブルで楽しめる珍しい遺跡 遺跡はあまり得意ではないのですがビーチで泳ぐ人の姿と遺跡がミスマッチ&カンクン近郊の人気観スポットということで立ち寄りました
因みにこのトゥルム遺跡 数多くあるメキシコ遺跡の中でテオティワカン、チチェン・イッツァに次ぐ来場者数第3位という遺跡!! なので行かないワケにいきませんね(せっかく車を借りた事だし)
レンタカーなので駐車場が必要 大きなオフィシャル(?)駐車場ではなく近くの民営駐車場を利用 料金は100ペソ(約570円)
遺跡までは1kmと少し距離がありましたが駐車場から遺跡まで歩いていきました 土産店が集まるエリアからトロッコシャトル(約0.5km) 1人20ペソもありましたがトロッコはパス
10:00 トゥルム遺跡に到着 カンクン旅行者の多くが訪れるだけあって10時の到着時点でこの行列
チケットを買うまでにグダグダ並びましたが行列の原因は1つの窓口でしか対応していなかった為 こんなに人がいるのに何てオペレーションだ
入場料は1人75ペソ(約440円) ※現在は80ペソ パレンケ遺跡もそうですが結構良心的
チケット売り場から遺跡までは城壁に沿ってしばらく進みます この辺りはジャングルの中の遺跡? って雰囲気
トゥルムはユカテコ語で城壁という意味 城壁で囲まれた遺跡内に入るとジャングル感は消え南国ムード
城壁内の敷地に入ると一気に視界が開けて遺跡とご対面 最初の遺跡は北西の家という遺跡 (うーん 正直よく分からない・・・)
海以外の三方を城壁で囲んだマヤ文明の城塞都市 トゥルム マヤ文明末期の都市で栄えた時代は1200~1500年位とのコト
セノーテの家 北東角にある遺跡 セノーテという名が付くとおり泉があった所に建てられたみたい
鬱蒼としたパレンケ遺跡とは対照的な南国ムード満点のトゥルム遺跡 ゴルフ場にしたらイイ感じ それにしても人がイーパイ
祭壇と風の神の神殿 祭壇は高さ1mにも満たない祠のようなモノ 中に石像を置いたり、香を焚いたりしたそうです
風の神の神殿の南にある小さなビーチはウミガメ専用ビーチ ウミガメの産卵用に人間は立ち入り禁止になっていますがもう少し広さをあげたいところ
ハラル・ウィニックの家 トゥルムで一番の権力者の居所らしいです これが個人の家なら確かに豪邸です
降臨する神の神殿(写真一番左の神殿)と主主神殿 降臨する神の神殿は小ぶりの神殿ですが入口上部に逆立ちをしたような姿の漆喰レリーフがありトゥルムで最も崇められていた神様とされています(近くでは見れませんが人類学博物館に展示があります)
城砦都市の中心に位置するトゥルムの主神殿 以前は大階段の近くまでアクセスできたようですが現在は石垣の外からしか見ることができません
主神殿の崖下にはビーチがあります トゥルム遺跡の紹介写真でよく使われるアングルの場所
遺跡の南に大きなサンタフェビーチがあるのでカメ専用にしてあげればいいのに・・・
遺跡とカリビアンブルーのビーチ 何とも珍しい組合せですが更衣室やシャワーはないので泳いだ後が大変そう(カメビーチにすべき!!)
柱の家(右奥)とフレスコ画の神殿(左手前)
フレスコ画の神殿はトゥルム遺跡内でも重要な遺跡の1つ 2階建ての神殿は太陽の動きを観察する天文観測所として使われていたそうです
外壁には降臨する神や仮面などの装飾が施されていて(ちょっと痛みが激しい・・・)、内部には複雑な図柄の壁画があります(中が暗くて良く見えませんでした・・・)
それにしてもトゥルム遺跡 人大杉 カンクンから近い×比較的狭い×南国的雰囲気と 妙にワイワイガヤガヤ明るい雰囲気の遺跡でした!!
そんな中でもタモリさん(イグアナ)はマイペースでした イグアナと出会える遺跡でもあります
最後は南の防壁にある小さな出口から遺跡を後にします トゥルム遺跡見学は1時間程でFinsh このアーチもマヤアーチで正解?
TULUM Magico♪ お土産や民芸店、飲食店が集まるエリア スターバックスもありました
Tulum Tower 今はこんなアトラクションもあるみたい!! 35mの高さへ 1人500ペソ すげーな
メキシコ遺跡国内来場者数No.3のトゥルム遺跡 ショッピングエリアも賑わっていました~ 広場にはチャックモールの姿も

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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- 駐車場からトゥルム遺跡までは700mほど トラム利用は1人20ペソ
- トゥルム遺跡 遺跡内施設にはトイレがないので注意
- ビーチで泳ぐ場合、更衣室・トイレ・シャワーは遺跡内にないので注意
- セノーテは朝から人がいっぱい 静かなセノーテを楽しみむのは至難のワザ
- グラン・セノーテも綺麗だったけど忍野八海も綺麗だよ
- トゥルム遺跡、グラン・セノーテはカルメンから1時間ほど レンタカーで迷わず行けます
関連リンク集
- visitmexico.com メキシコ政府公式観光サイト
- AOD メキシコ大手バス会社AOD公式サイト
- playadelcarmen.com プラヤ・デル・カルメンの公式観光サイト
- everythingplayadelcarmen.com プラヤ・デル・カルメン情報サイト
- https://www.mexicancaribbean.travel/ カンクンオフィシャル観光サイト
- トゥルム遺跡 inah.gob.mx内のトゥルム遺跡紹介ページ
- トゥルムタワー トゥルム遺跡近くのNewアトラクション オンライン予約可