ケープタウンのランドマークと言えばテーブルマウンテン!! 到着日2日目はケープタウンの風景に欠かせないテーブルマウンテンともう1つのシンボル ライオンズヘッドへ 市バス利用で出かけたケープタウン2大ランドマーク観光のお話デス
(2019.09.08現在)

 

公共バス MyCITI

 

MyCITIについて

MyCITI はワールドカップ開催に合わせ2010年に整備されたケープタウンの公共交通バスシステム 安全・快適を第一に整備された為、旅行者でも安心して利用できる市内運送サービスとなっています

空港、ウォーターフロント、テーブルマウンテン&ライオンズヘッド、近郊ビーチエリアと主要観光エリアをカバーするので市内観光はタクシーを使わずともMyCITIでほぼカバーできると思います 路線マップはこちら

 

MyCITIカード

利用するにはMyCITIと呼ばれるプリペイドカード式のICカード(1枚35ランド)が1人1枚必要でバスステーションかスーパーなどの提携ショップで購入します(販売店マップはこちら )

カードはデビッドカードとしても機能しますが旅行者は単純に交通系ICカードとして考えればOK バス料金は時間帯によって変動するので一概には言えませんがライオンズヘッドの登山口までは往復で20ランドあれば足ります

お鈴
お鈴
私たちはカード代含め70ランド×2枚購入しました

 

タッチ機械

バスの乗車口にカードリーダーが2つ設置されているので、乗車時にin端末、降車時にout端末にカードをタッチします (左がin=乗車時、右がout=降車時)

乗車距離や時間帯によって料金が変動し、乗降時の2回タッチが必要な為、1人1枚が必要となります

寅吉
寅吉
2021年現在 5kmまでの乗車でピーク時で9.9ランドオフピークで7.4ランド が最低料金です

※ピーク時間は06:45~08:00、16:15~17:30 それ以外がオフピーク時間です 正確な料金は公式サイト にて計算できます

 

ライオンズヘッドへ

 

行き方

市内からは106番107番のバスを利用 Kloof Nek 1というバス停が最寄バス停 2021現在 市内中心部からは片道9.9ランド(ピーク時料金)でアクセス可能

 

バス停位置

バス停降り場はこんな感じ 歩いてスグ先がテーブルマウンテンのロープウェイ行バス乗り場となります

 

バス停位置

ライオンズヘッドの登山口は道路を渡り、脇道を折り返す感じでアクセスします

 

バス停周辺の道路の様子はGoogleストリートビューで予習 このバス停付近の治安は全く問題ありません(観光客利用も多い)

 

コースマップ by Google map 時計回りに山をぐるりと回り込みながら登頂、 一周まわってからの最後のラストスパートが急な岩場コースになります

 

登山車口

バス停があるKloof Nek Rdからシグナル・ヒル・ロードに曲がって150m程進んだ所 車道を真っ直ぐ進み駐車場登山口まで行っても階段を登った歩行者道を歩いても大差はないのでどっちに進んでもOK

歩行者道を選択した場合、道路の少し上段の遊歩道を車道と平行に進み、駐車道登山口の少し手前で合流する程度

 

ハイキングマップ

09:00 駐車場登山口ではなく道路から階段を上った歩行者登り口から登山開始 案内板によると山頂までは片道2.5km 標高差は約450mの道のりとのコト

 

駐車場登山者口

駐車道登山口を選択した場合の登山口(下山時に撮影) シグナル・ヒル・ロードに入ってから約600mの距離 車で来た場合は登山口付近に駐車場が整備されていますが早い時間に来ない限り縦列駐車となってしまうほどの混雑ぶり

 

分岐

駐車場口から50m程進んだ所が歩行者用登山口の合流点なのでその差は50mのみ 駐車場口から真っ直ぐ伸びる道が山頂への道

 

ライオンズヘッドを見上げる

登り初めから見上げるライオンズヘッド この岩山の裏手をぐるっと回って岩場と緑地の境に到達、そして最後は岩登りという感じです

 

登山道 登山道

登り初めの登山道は綺麗に整備され道幅も広くとても歩きやすいですが回り込み始めると徐々に岩場が登場してきます

 

キャンプスベイ地区

回り込みながらキャンプス・ベイエリア~大西洋と視界が開けていきます

 

ライオンズヘッド

見上げる山容は形が全然違ーう

 

シーポイント

シグナル・ヒルの西側 シーポイントエリア キャンプス・ベイとシーポイントエリアはケープタウンでも安全と言われるエリア なぜなら白人が好きなビーチフロントエリアだから

 

ダウンタウン方面

そしてダウンタウン方向 こちらの治安は場所はよるので要確認

麓のシグナルヒルロードには端から端まで登山者の車でイッパイ 正規の駐車スペースは30台分ほどなので余程早い時間か昼過ぎに来ないと駐車場が大変です

 

途中に咲いていた花は南アフリカでも西ケープ州でしか分布していないという固有種 フィンボス(Fynbos) 南アフリカでは他の世界では見られない固有種の花が多いことで知られ、ケープタウンのシンボルともなっている花

春先だったのでフィンボス以外にも沢山の花を見ることができました

 

登山道 登山道

ぐるっと回って先ほど見上げた岩場と緑地の境辺りに到着 鉄梯子や鎖場が登場し始めます

 

分岐地点

暫くすると垂直的に登るハードコースか緩やかに登る遠回りコースの分岐があります どちらを選択しても合流地は一緒ですのでお好きな方でどうぞ♪ 短時間でグングン登るならもちろんハードコースです

 

分岐からの合流地

遠回りコースとハードコースの合流点で一休み ここからは最後の岩登りとなります

 

休憩場所はナカナカの絶景 山頂部以外をぐるっと見渡せます

 

急な岩場

テーブルマウンテンも同じ位の目線に見えてしまいます (テーブルマウンテンの方が高いですが…)

 

最後のアタック

ライオンズヘッド最後の登りは岩のブロック登り? 起伏のある岩場を全身を使って登ります 一気に高度を稼げるので個人的には好きな登り方

 

鉄梯子 あと少し

ここでも鉄梯子を使ったり天然の岩階段を腕も使いながら山頂を目指します 50歳の中高年夫婦でも問題なく登れたので若い人ならお茶の子さいさい屁のカッパ なハズ

 

山頂間近

もうすぐ山頂♪

 

山頂699m看板

10:20 海抜669mの山頂に無事到着(銀色の看板には消えかかった文字で669mと海抜が書かれています)

朝方はすっきりとした天気でしたが時間と共に風が強まり、登頂時はかなりの強風 汗もあっというまに引いてしまいます

 

ダウンタウン方面

一段と高い場所から見下ろすダウンタウン方面

 

シーポイントとシグナルヒル

シグナルヒルとシーポイントエリア 天気は良いのですが強風で霞空 本来ならもっと海が青く輝いていただろうにちょっと残念

 

テーブルマウンテン

そしてケープタウンのもう1つのシンボルテーブルマウンテン ロープウェイで登る他もちろん自分の足でも登ることができます

寅吉
寅吉
山頂からの360度の景色は正に絶景 自分の足で登れば尚更です
山頂で一休みした後に下山 11:40にはバス停に戻ることができました
お鈴
お鈴

 

 

テーブルマウンテン

 

行き方


テーブルマウンテンの山頂にはライオンズヘッド同様歩いて登るかケーブルカーで登るかの2択

思い出的には自力で登った方が良いのですがライオンズヘッドで既にトレッキングはご馳走様だったのでケーブルカーを選択 ライオンズヘッドの最寄バス停から数十m離れた山麓駅行の無料シャトルバスに乗り、山麓駅からロープエイにて山頂を目指します

歩いて登る場合は山麓駅から更に車道を1.5kmほど進みPlatteklip登山口 からスタートするのが一般的 ロープウェイ駅付近からのコースもありますが結局Pkatteklip登山口からの登山道に合流する形になるので車道を歩いた方が楽
 

ロープウェイ駅バス停

ケーブルカー山麓駅を結ぶ無料のシャトルバス乗り場 バスは20分間隔で運行されています

 

ロープウェイ行きバス停から見たライオンズヘッド

バス乗り場側から見たライオンズヘッドのバス停付近 Kloof Nekバス停付近は迷う場面はないので全く問題ナシ

 

ロープウェイ駅 チケット売り場

出発後ものの数分で山麓駅に到着 降り場の直ぐ近くにチケット売り場があるのでチケットを購入して乗車となります

ライオンズヘッド登頂後は更に風が強くなり日本では運休レベルのコンディションでしたが運休されることなく営業中で逆に不安になるほど(それでも乗りますが…)

到着は12時を回ったところ、13時からチケットが安くなるという理由で到着時の窓口は空いていましたが13時以降のチケット待機組は結構な列が出来ていました チケットは駅舎で買える他、事前にインターネット購入 も可能となっているので混雑を避けたいなら事前購入も手です

 

チケット

13時以降の午後チケットで往復1人290ランド(約2,080円) ※2021.11現在は往復券で午前が390ランド 午後が330ランド 片道券は午前午後共210ランド

 

ロープウウェイ ロープウェイ

12時半前には到着していましたが午後券待ちの人が沢山居たので13:30頃の乗車となりました 13時直後はちょっとしたラッシュアワーです

50人は乗れる円形のケーブルカーは運行中ぐるりと360度回転して山頂へ向かうので窓際にさえいれば道中で全ての方向が望める仕様となっています

 

乗車中

標高約300mの山麓駅から標高1,067mの山頂駅までを約5分で結びます 乗車中はケーブルカーが一回転するので山麓を眺めながら出発しても…

 

山頂駅

乗車中に回転して山頂部も眺められちゃいます♪ 360度の景色を眺めながらあっという間に到着

お鈴
お鈴
写真には風が映りませんが風がとても強く別の意味でスリルがありました

 

山頂カフェ

山頂駅舎にはちょっとしたカフェ、ショップ、トイレがある他ガイドツアーアクティビティもあります 風が強かったのでT-シャツ+ウィンドブレーカーではちょっと肌寒く感じました

 

山頂の様子

山頂の様子 テーブルマウンテンだけ山頂部は大きな岩の凹凸があるもののほとんど平坦 山頂部の遊歩道を歩く分にはアップダウンがないので楽ですが際に行かないと景色が望めないので平坦部ウロウロはそこまで楽しくないかも

 

方位距離案内 立体ブロンズ模型

山頂にあるジオラマ模型 ケープタウン一帯とテーブルマウンテンエリアの2タイプ 広域ジオラマではケープタウンからの世界各都市までの方位・距離が示されています

 

キャンプスベイ地区

ライオンズヘッドより高い位置からの絶景 キャンプス・ベイエリア 高くなった分、霞が増した?

 

喜望峰方面

南の希望峰方面 中学生の地理の授業で習った時は遥か彼方の遠い世界の話 目と鼻の先の場所にいることにちょっと感動

 

ダウンタウン方面

そしてダウンタウン方向 靄のせいで海が辛うじて見える程度 おまけに強風すぎて肌寒い…

 

ウッドストック・ケーブ方面

更に東方向には標高1,000mデビルズピークの峰 レデビルズピークもトッキングコースが整備されて登頂可能ですがトレッキング口まではタクシー(Uber)か車が必要、、、

 

ライオンズヘッド

最後は午前中に登ったライオンズヘッド

霞んだ空気と強風のせいでテーブルマウンテンの満足度はライオンズヘッドより低め… 風が強すぎて山頂は1時間も居られませんでした 午後になるとケーブルカー代が安くなるのは風が強くなるせい?

寅吉
寅吉
自分の足で登っていたら印象が違っていたかも 山は足で登った方が満足度が高いですね

 

エンジンルーム

14:10 強風に負けて早々下山 2人で往復約4,000円 支払った額を考えると微妙なテーブルマウンテン見学でした

時間的に連続トレッキングは可能そうでしたが年齢がそれを許しませんでした…

 

市バス 時刻表

14:20 無料シャトルに乗りKloof Nekバス停に戻ります シャトルバスの時刻表はこんな感じで1時間に3本ペース

お鈴
お鈴
市内に戻り遅いお昼を取った後は部屋でゆっくりしてこの日はお終い

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次はもっと上手に旅します

 

超まとめ

    • 市バス利用の際にはMiCITIカードを購入 その際利用するであろう料金をプラスして購入
    • バス料金は距離・利用時間により異なる 市内5km以内ならピーク時で9.9ランド
    • ライオンズヘッド・テーブルマウンテンへは106番107番のバス Kloof Nek バス停下車
    • ライオンズヘッドは登り1.5h、下り1h 休憩も含め約3時間~3時間半が往復目安
    • ケーブルカー駅舎まではKloof Nekバス停近くから無料シャトルで (20分おきに運行)
  • ケーブルカーは午前と午後で料金が異なり13時以降若干安くなる
  • 料金が安くなる13時前はチケット売り場が長蛇の列になるので注意
  • テーブルマウンテンもできれば歩いて登りたい