ヨーロッパのゴールとなるスペインを目指し西へ 物価の高いエリアに突入していきます 今回はザグレブからミラノ入りの様子と宿泊ホテルの目の前にあった名門サッカークラブの本拠地サンシーロスタジアム見学のオハナシです
(2019.08.14~2019.08.15現在)
ザグレブからミラノへ
ザグレブバスターミナル
21:30 ホステルから歩いてザグレブのバスターミナルに到着 ザグレブのバスターミナルは年代ものの建物ですが飲食店、売店、荷物預け所、両替所と一通りの設備あり トイレはもちろん有料で3Kn
ターミナルはかなり広く、バス乗り場へのアクセスは2階渡り廊下から階段でアクセスするタイプでちょっと分かりずらいかも バス待ちスペース(椅子)も機能的でない印象 ※夜の利用だったからそう感じただけかもしれません
利用バスは定番の大手バス会社Flix Busにて 料金は2人で145.96€(1人約8,700円)とナカナカの値段 Flix Busは人気路線ではオンデマンド制を採用しており需要とタイミングで料金変動を取っている場合があるので他社固定料金制より高くなる場合もあるので注意
ザグレブからミラノへのルートはこんな感じ スロベニアを抜けて南に約630kmの距離 スロバキアとの国境まで30km弱なのでザグレブを出発して直ぐに国境審査
国境審査はクロアチア~スロベニア間だけなのでその先はひたすら移動(明け方までぐっすりでした)
ミラノ ランプニャーノバスターミナル
08:45 ほとんど遅れること無くミラノのターミナルに到着 ザグレブはあまり天気が良くなかったがミラノは朝から良く晴れしかも暑い!! 昔はクーラー要らずのヨーロッパも最近では熱波で死者も出るニュースにナットク
ランプニャーノバスターミナルはミラノ市環状線の外側にありドゥオーモがある中心地までは距離がありますが地下鉄M1にすぐ乗り継げるのでアクセスはそこまで悪くありません
ミラノでの宿泊先
B&B Hotel Milano San Siro
ミラノでの宿泊先はACミランの本拠地サン・シーロスタジアムが目の前というB&B Hotel Milano San Siroに宿泊 ミラノは宿泊税なるものが設定され宿泊代が高く、なるべく良い場所でかつ安い という条件で最終的に選んだのがこのホテル ダブル(食事無し)で税込1泊 6,000円×2泊 Booking.comにて予約
ミラノではAirbnb、ホステルでさえ高かったのでこのホテルでこの料金はかなりのお買い得(なハズ) 但し、バスターミナルからのアクセスはあまり良いとはいえずホテルまで1.8km歩く羽目になりました…
ロビーはビジネスホテルライクだが明るく機能的 部屋はそこそこ広く、綺麗で清潔と6,000円以上の満足度(試合がなかったから安かったのかな?)
スタジアムへは道路を挟んで1分でアクセスできるのでサッカー観戦時はこれ以上ない立地ですが隣にレストランが1軒あるだけで周りに何もないのが欠点
サン・シーロ スタジアムツアー
料金
ホテル前がACミラン(インテルも)の本拠地サンシーロスタジアムだったのでせっかくなのでスタジアム見学へ 歩いて1分でアクセス可(笑) 中心部からアクセスする場合は地下鉄M5線 San Siro Studio駅が最寄駅
チケット売り場は8番ゲートの近くなのでゲートNoを見ながら8番ゲートを目指します
料金は博物館&スタジアムツアーで大人1人18€(約2,200円 ※現在は20€) 営業時間は試合やイベント時を除き 09:30~17:30
チケット購入した後セキュリティーチェックを受け会場内に入ります
先ずは博物館から スタジアムの正式名所はStadio Giuseppe Meazza サン・シーロ地区にあるのでサン・シーロスタジアムとも呼ばれ、言わずと知れた名門チームのACミランとインテルの本拠地 インテル側はサン・シーロとは呼ばずジュゼッペ・メアッツァと呼んでいます
サン・シーロ博物館
博物館内の様子 ACミランとインテルの本拠地なので、両チームの歴代有名選手のユニホームを中心とした展示内容となっています
歴代ユニホーム(かなり昔) このあたりはあまり記憶がない時代
史上最高の左サイドバックと称されたパオロ・マルディーニのユニフォーム 父親のチェーザレも名選手兼指導者、さらに現在は息子も台頭してきて三世代に渡るサッカー界の超エリート一家
ウクライナの矢 シェフチェンコに元ブラジル代表 カカのユニフォームも 豪華すぎ~
個人的に思い出深いのはバッジョ 1994年のアメリカW杯でのPK戦 バッジョは大事な場面でゴールを決めブラジルとの決勝戦にチームを導きます
攻めのブラジルvs.守りのイタリア 共に得点を挙げることなる勝敗はW杯史上初となる決勝PK戦へ、最後のキッカーバッジョの蹴ったボールはゴールを捉えることなく優勝を逃してしまい茫然自失…
その後、彼は「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気のある者だけだ」 と心に刺さる名言を残しました
2002年のイタリア代表ユニフォーム
アジアで開催された初のW杯 ドイツvs.ブラジルの決勝戦を横浜国立競技場でナマ観戦しました ドイツの守護神カーンがゴールポストに座り込んでしまった姿が忘れられません
それ以降は野球と一緒で最近の選手は今一つピンときません…
1990年のワールドカップ開催に合わせた拡張工事の様子 現在は隣に2024年完成に向けて新スタジアム建設中のこと!!
スタジアムツアー
お次はスタジアムツアー ツアーといっても順路に従って各自に自由に見学するセルフツアー 質問がある場合は係員に質問という感じで特に解説等はナシ
試合後選手たちがインタビューを受ける通路 スポンサー名をバックに自由に記念撮影可!!
ヨーロッパサッカー界にも中国資本が絶賛進出中です
まずはロッソ・ネロカラーのACミランのロッカールームから
Rosso Nero, イタリア語で「赤と黒」 diavolo, イタリア語で「悪魔」の愛称通りのロッカールーム くぅ~ 堪りませんね
選手が居るハズもないのに妙にテンションが上がります 革張りの椅子もカッコいい
続いて Nero Azzurro イタリア語で「黒と青」のチームカラーのインテルのロッカールーム
ACミランと対照的なスッキリとした内装のインテルロッカールーム 元オーナーのモレッティの「サッカーはチームプレー」という理念からこのようなロッカーとなっています
ロッカールームから続く地下通路の出口はもちろん夢の舞台
ドーンと視界が開けてピッチに降臨♪ 何て眩しい芝生だ~
監督・選手たちが座るベンチと同じ視線から見るスタジアム風景はなかなか味わえません
クララが立った~!! 流石にピッチに走り込むことはできませんがスタジアムの一端に立つことはことは可能
サッカー選手でなくても夢の舞台に立てます お気に入り選手のユニホームを持参して記念撮影したりと皆さんテンションがMAXになる場所 ストレートに感情を表現し、大興奮する欧米人の姿を見るのも楽しかったりします
8万人収容のイタリアのみならずヨーロッパでも最大級のスタジアム もともとは1926年の建設で1990年のワールドカップ開催時に3階部分が拡張されました
現在は隣に新スタジアムが建設中とのことなのそちらの完成も楽しみです
最後はお約束の公式ショップで更にお金を落としていけタイム
なんと両チームの公式グッズが公式価格で買えてしまいます ツアー代以上のお金は出せませんがな・・・
正直サッカー熱は2002年の日韓ワールドカップ辺りまででそこまでのファンではありませんでしたがロッカールームやピッチ場からの景色には興奮しました
18€で憧れのピッチにも立てるなんてサッカーファンなら大満足間違いなしデス!!
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次はもっと上手に旅します
超まとめ
- クロアチア→スロベニア間はEU圏内だけどパスポートコントロールあり
- ミラノのバスターミナルは中心地から距離はあるが地下鉄にすぐ接続とアクセスは悪くない
- 問題なのは宿泊税も加算される高い宿泊代 ミラノの宿はクソ高い!!
- サン・シーロスタジアムの最寄駅は地下鉄5番線 San Siro Studio駅
- サッカーファンなら20€出してもスタジアム見学は価値アリ
- 試合が観戦できるようなら試合を観戦した方が断然良い(キッパリ)
- 歳を取るごとに最近の物事に疎くなる罠
関連リンク集
- ザグレブバスターミナル ザグレブバスターミナル公式サイト
- ZET ザグレブ交通局の公式サイト トラム・バス・ケーブルカー
- イタリア政府観光局(日本語) イタリア政府観光局公式サイト
- Italia.it イタリア政府観光局国式サイト
- アーモイタリア 現地発信のイタリア観光情報サイト(日本語)
- Yes Milano ミラノ観光局公式サイト
- ミランフォ 現地発信のミラノ観光情報サイト(日本語)
- Lampugnano BUS ランプニャノバスターミナルの公式サイト
- ATM.it ミラノ交通公式サイト メトロ・バス・トラム
- San Siro Tour スタジアム内博物館・ツアーの紹介ページ
- B&B ホテル ミラノ サン シーロ サン・シーロスタジアムすぐのホテル